JPH0562672U - ドアハンドルの取付け装置 - Google Patents
ドアハンドルの取付け装置Info
- Publication number
- JPH0562672U JPH0562672U JP1102292U JP1102292U JPH0562672U JP H0562672 U JPH0562672 U JP H0562672U JP 1102292 U JP1102292 U JP 1102292U JP 1102292 U JP1102292 U JP 1102292U JP H0562672 U JPH0562672 U JP H0562672U
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- Japan
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- bush
- door
- screw
- door handle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドアハンドルを固定するためのねじ孔が所定
位置に施工されていない場合に、ねじ孔の位置の調整操
作が容易にできる。 【構成】 ドアを貫通するボルト7と、中心にボルトの
挿通孔6を具えて一端にフランジ部4を形成し、同軸上
に円筒部5を連設したブッシュ3と、ブッシュ3の円筒
部5に嵌合してボルト7とフランジ部4との間に回動可
能に支持されて、周面にねじ孔10を設けた調節リング
9と、ねじ孔10と螺合してドアハンドル2を固定する
止めねじ11とからなり、ブッシュ3を緊締した後に調
節リング9を回動してねじ孔10をドアハンドル2のね
じ挿入孔11の位置に合致させる。
位置に施工されていない場合に、ねじ孔の位置の調整操
作が容易にできる。 【構成】 ドアを貫通するボルト7と、中心にボルトの
挿通孔6を具えて一端にフランジ部4を形成し、同軸上
に円筒部5を連設したブッシュ3と、ブッシュ3の円筒
部5に嵌合してボルト7とフランジ部4との間に回動可
能に支持されて、周面にねじ孔10を設けた調節リング
9と、ねじ孔10と螺合してドアハンドル2を固定する
止めねじ11とからなり、ブッシュ3を緊締した後に調
節リング9を回動してねじ孔10をドアハンドル2のね
じ挿入孔11の位置に合致させる。
Description
【0001】
この考案は、主としてドアの表裏で向かい合わせにドアハンドルを取り付ける 場合に用いられるようにしたドアハンドルの取付け装置に関する。
【0002】
従来のドアハンドルは、ドアに設けた貫通孔の一端に、内端部にナットを一体 形成した一方のドアハンドルを添わせ、貫通孔の他端に、ボルトの挿通孔を中心 に設けてドアハンドルの内径と径を等しく形成するとともに外周面にねじ孔を設 けたブッシュを添わせ、このブッシュとドアを貫通してドアハンドルの締結用の ボルトを挿通し、該ボルトの内端を上記ナットに螺締することにより、ドアを挟 んで一方のドアハンドルとブッシュとを互いに緊締し、次いで、上記ブッシュに 他方のドアハンドルの基部を嵌合し、該基部の側面に設けられているねじ挿入孔 に挿通した止めねじを上記ブッシュのねじ孔にねじ込むことによって、他方のド アハンドルを所定位置に固定するようにしていた。
【0003】
上記のように、ねじ孔を設けたブッシュを緊締したのちに、該ブッシュにハン ドルを固定する止めねじをねじ込む場合に、ブッシュ側のねじ孔が所定の位置に あれば直ちにハンドルの取付け作業に移れるが、ねじ孔がブッシュの円周面上で 前後にずれている場合には、一旦緊締したボルトを弛め、ねじ孔がドアハンドル のねじ挿入孔の位置にくるようにブッシュを回転し、再びボルトを緊締し直すと いう調整操作が必要になる。さらに、この2度目の緊締に際しても、ボルトの締 め止まり位置でブッシュがボルトとともにとも回りし、ねじ孔の開口位置がずれ ることがあり、繰り返してねじ孔の固定位置を調整しなおさなければならない場 合を屡生ずる。また、このようなボルトの緊締時に生ずるねじ孔の固定位置のず れをおそれてブッシュの緊締が不十分のままドアハンドルが取り付けられる場合 も多い。
【0004】 個々のドアハンドルについて上記のようなねじ孔の位置の調整操作が必要であ るが、ドアに対するブッシュの緊締が不十分のままハンドルを取り付けて、施工 後にがたつきを生じたり、傾いた状態で取り付けられたりするという不具合も多 くあった。 そのために、この種のドアハンドルの取付け装置において、ハンドルを固定す るねじ孔を所定位置に容易に調整操作できるようにすることが、解決すべき課題 となっていた。
【0005】
そこで本考案は、ドアを貫通して、表裏で向かい合わせにドアハンドルを取り 付ける締結用のボルトと、ドアの取付け面に密着するフランジ部と円筒部を同軸 上に一体に形成し、中心に締結用のボルトの挿通孔を設けたブッシュと、このブ ッシュの円筒部に嵌合してボルトとフランジ部との間に回転可能に支持され、周 面にねじ孔を設けた調節リングと、ドアハンドルの基部側面に設けたねじ挿入孔 を挿通して調節リングのねじ孔にねじ込まれる止めねじとからなるドアハンドル の取付け装置を提供するものである。
【0006】
本考案取付け装置は、ボルトの緊締によってドアの表面に固定されるブッシュ に対して、止めねじのねじ孔を具えた調整リングが回転自在に装着されているの で、ボルトによるブッシュの緊締後に、ねじ孔を具えた調節リングを回転するこ とによって、ドアハンドルの固定用のねじ孔をきわめて容易に所定の位置に合致 させることができる。
【0007】
以下に本考案の実施例をその使用状態とともに示す図面について説明する。 図1,2において、Dはドア、dはドアハンドルの取付け面、1は両端を取付 け面dに開口してドアDを表裏に貫通する貫通孔、2はドアDの一方の取付け面 dに取り付けられるドアハンドル、3は他方の取付け面dに沿うフランジ部4と 小径の円筒部5とを同軸上に一体に形成して、中心に設けた挿通孔6を上記貫通 孔1に重ね合わされるブッシュ、7はブッシュ3の挿通孔6とドアDの貫通孔1 を挿通して、内端を一方のドアハンドル2の内端部に一体形成したナット8に螺 合し、ドアDを挟んで該ハンドル2とブッシュ3とを互いに緊締する締結用のボ ルト、9はブッシュ3の円筒部5に嵌合して、ボルト7とフランジ部4との間で 回転可能に支持された調節リング、10は調節リング9の周面に直径方向に対設 したねじ孔、11は他方のドアハンドル2の基部側面に開口して直径方向で対向 する一対のねじ挿入孔、12は上記ねじ挿入孔11にそれぞれ挿通され、調節リ ング9のねじ孔10と螺合して調節リング9にハンドル2を固定する2本1組の 止めねじである。
【0008】 以上の説明から明らかなように、本考案取付け装置は、ドアDを貫通して、表 裏で向かい合うドアハンドル2を取り付ける締結用のボルト7と、同軸上にフラ ンジ部4と円筒部5とを一体形成したブッシュ3と、周面にねじ孔10を具えて 上記ブッシュ3の円筒部5に嵌合し、ボルト7とフランジ部4との間に回転可能 に支持される調節リング9と、他方のドアハンドル2の基部側面のねじ挿入孔1 1を挿通して調節リング9に螺締される止めねじ12とからなる。
【0009】 上記のように構成したこの取付け装置は、ボルト7の螺締によって、ドアDを 挟んで一方のドアハンドル2とブッシュ3とを緊締した後、ブッシュ3の外周で 調節リング9を回転することによって、止めねじ12と螺合するねじ孔10の位 置を任意に回動させることができる。したがって、ボルト7によるブッシュ3の 緊締と、ねじ孔10の位置の調整操作とが互いに干渉されることなく分離してで きるので、ブシッシュ3をドアDの取付け面dに十分緊締した状態のもとで、ね じ孔10を所定位置に回動する調整操作を行い他方のハンドル2をねじ止めする ことができる。
【0010】
【考案の効果】 前記のように本考案取付け装置は、ドアを貫通して、表裏で向かい合わせにド アハンドルを取り付ける締結用のボルトと、ドアの取付け面に密着するフランジ 部と円筒部とを同軸上に一体に形成して、中心に締結用のボルトの挿通孔を設け たブッシュと、このブッシュの円筒部に嵌合してボルトとフランジ部との間に回 転可能に支持され、周面にねじ孔を設けた調節リングと、ドアハンドルの基部側 面に設けたねじ挿入孔を挿通して調節リングのねじ孔にねじ込まれる止めねじと からなり、ドアを貫通する締結用のボルトによってブッシュのフランジ部をドア の取付け面に緊締した後に、該ブッシュの円筒部に嵌合している調節リングを所 定位置に回動して、ドアハンドルを固定する止めねじのねじ込み位置にねじ孔を 合致させるようにしたので、ねじ孔の調整操作が極めて簡単にでき、ドアハンド ルの取り付けの作業性が著しく向上するとともに、取付け精度も向上する。 本考案には、以上のように優れた実用的効果がある。
【図1】図1は本考案の実施例を使用状態とともに示す
一部切欠断面図
一部切欠断面図
【図2】図2は同上の一部を分解した一部切欠断面図
D ドア d 取付け面 1 貫通孔 2 ドアハンドル 3 ブッシュ 4 フランジ部 5 円筒部 6 挿通孔 7 ボルト 8 ナット 9 調節リング 10 ねじ孔 11 ねじ挿入孔 12 止めねじ
Claims (1)
- 【請求項1】 ドアDを貫通して、表裏で向かい合わせ
にドアハンドル2を取り付ける締結用のボルト7と、ド
アDの取付け面dに密着するフランジ部4と円筒部5を
同軸上に一体に形成して、中心に締結用のボルト7の挿
通孔6を設けたブッシュ3と、このブッシュ3の円筒部
5に嵌合してボルト7とフランジ部4との間に回転可能
に支持され、周面にねじ孔10を設けた調節リング9
と、ドアハンドル2の基部側面に設けたねじ挿入孔11
を挿通して調節リング9のねじ孔10にねじ込まれる止
めねじ12とからなるドアハンドルの取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1102292U JP2531324Y2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | ドアハンドルの取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1102292U JP2531324Y2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | ドアハンドルの取付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0562672U true JPH0562672U (ja) | 1993-08-20 |
JP2531324Y2 JP2531324Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=11766483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1102292U Expired - Lifetime JP2531324Y2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | ドアハンドルの取付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2531324Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115298405A (zh) * | 2020-03-09 | 2022-11-04 | 株式会社丸喜金属本社 | 门把手组 |
-
1992
- 1992-02-03 JP JP1102292U patent/JP2531324Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115298405A (zh) * | 2020-03-09 | 2022-11-04 | 株式会社丸喜金属本社 | 门把手组 |
CN115298405B (zh) * | 2020-03-09 | 2024-01-02 | 株式会社丸喜金属本社 | 门把手组 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2531324Y2 (ja) | 1997-04-02 |
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Legal Events
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