JPH0562613U - 天吊金物 - Google Patents
天吊金物Info
- Publication number
- JPH0562613U JPH0562613U JP1053092U JP1053092U JPH0562613U JP H0562613 U JPH0562613 U JP H0562613U JP 1053092 U JP1053092 U JP 1053092U JP 1053092 U JP1053092 U JP 1053092U JP H0562613 U JPH0562613 U JP H0562613U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling
- hole
- bolt
- shaped steel
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 天吊金物のH形鋼梁への取付作業を能率的に
行う。 【構成】 下端部に桟木11を取り付ける受け材12を
有する長尺ボルト13と、その長尺ボルト13の挿入さ
れる貫通孔14とその貫通孔14に直交する方向に付け
られたH形鋼梁15のフランジ16を打ち込む切込溝1
7を有する天吊母材18と、天吊母材18の貫通孔14
に挿入されるボルト13の上下に螺着されるナット19
・20とによって天吊金物21を構成する。
行う。 【構成】 下端部に桟木11を取り付ける受け材12を
有する長尺ボルト13と、その長尺ボルト13の挿入さ
れる貫通孔14とその貫通孔14に直交する方向に付け
られたH形鋼梁15のフランジ16を打ち込む切込溝1
7を有する天吊母材18と、天吊母材18の貫通孔14
に挿入されるボルト13の上下に螺着されるナット19
・20とによって天吊金物21を構成する。
Description
【0001】
本考案は、天井パネルを取り付ける桟木11をH形鋼梁15に吊すために使用 される天吊金物21に関するものである。
【0002】
この種の天吊金物21は、下端部に桟木11を取り付ける受け材12を有する 長尺ボルト13と、U字形に折り曲げられていてH形鋼梁15のフランジ16に 係合するU字形鉤22を先端に形成した長尺ボルト23と、それらのボルトを挿 入するための互いに直交する方向に開けられ二つの貫通孔14・24とH形鋼梁 15のフランジ16に嵌込する切込溝25を有する天吊母材18と、それらのボ ルト13・23に螺着されるナット19・20・26によって構成されている。
【0003】 切込溝25は、貫通孔24に挿入した一方のボルト23のU字形鉤22に向き 合う位置に設けられている。
【0004】 この天吊金物21は、U字形鉤を有するボルト23を、切込溝25にU字形鉤 22を向き合わせて、天吊母材の貫通孔24に挿入し、その向き合う切込溝25 とU字形鉤22の間でH形鋼梁のフランジ16を挟み込み、ナット26を締めて フランジ16を挟持し、次いで、受け材12を下側に向けて残りのボルト13を 天吊母材の貫通孔14に挿入し、その上下からナット19・20を締めてH形鋼 梁15に取り付けられる。
【0005】
上記の如く従来の天吊金物21は、二つのボルト13・23を有し、それを施 工するには二度にわたる螺締を行わなければならないので、取付作業に手間取り 、能率的に施工することが出来ない。
【0006】
そこで本考案では、(a) 下端部に桟木11を取り付ける受け材12を有す る長尺ボルト13と、 (b) その長尺ボルト13の挿入される貫通孔14と、その貫通孔14に直交 する方向に付けられたH形鋼梁15のフランジ16に打ち込む切込溝17を有す る天吊母材18と、 (c) 天吊母材18の貫通孔14に挿入されるボルト13の上下に螺着される ナット19・20とによって天吊金物21を構成することとした。
【0007】 この天吊金物21は、切込溝17をH形鋼梁のフランジ16に向けて天吊母材 18を打ち込み、次いで、受け材12を下側に向けてボルト13を貫通孔14に 挿入し、その上下からナット19・20を締め付けてH形鋼梁15に取り付けら れる。
【0008】 切込溝17は、打ち込まれた際にフランジ16を上下から挟持するに十分な長 さaになっており、その溝幅bはフランジの厚みtよりも狭くなっている。
【0009】 切込溝17のフランジ16に圧接する面には凹凸27が付けられており、打ち 込んだ際にフランジの厚みに応じて溝幅が広がるように、切込溝17の奥部には フランジの厚みよりも大きいホール28が付けられている。
【0010】 ボルトの上側に螺着するナット19には蝶螺子を用いるとよい。
【0011】
本考案に係る天吊金物21は、フランジ16に天吊母材18を打ち込んで取り 付けられ、その打込作業は螺締作業に比して極く短く瞬時に行われ、而も、従来 行われていた螺締作業の工数が一回分だけ減ることになる。
【0012】 このため天吊金物21を能率的に施工することが出来ると共に、部材としての 長尺ボルト(23)が1本減って天吊金物21が安価になるので、本考案は頗る 実用的である。
【図1】H形鋼梁に施工された本考案に係る天吊金物の
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本考案に係る天吊金物の側面図である。
【図3】H形鋼梁に施工された従来の天吊金物の側面図
である。
である。
11 桟木 12 受け材 13 ボルト 14 貫通孔 15 H形鋼梁 16 フランジ 17 切込溝 18 天吊母材 19 ナット(蝶螺子) 20 ナット 21 天吊金物 22 U字形鉤 23 ボルト 24 貫通孔 25 切込溝 26 ナット 27 凹凸 28 ホール
Claims (1)
- 【請求項1】 (a) 下端部に桟木11を取り付ける
受け材12を有する長尺ボルト13と、 (b) その長尺ボルト13の挿入される貫通孔14
と、その貫通孔14に直交する方向に付けられたH形鋼
梁15のフランジ16に打ち込む切込溝17を有する天
吊母材18と、 (c) 天吊母材18の貫通孔14に挿入されるボルト
13の上下に螺着されるナット19・20とによって構
成されることを特徴とする天吊金物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1053092U JPH0562613U (ja) | 1992-02-01 | 1992-02-01 | 天吊金物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1053092U JPH0562613U (ja) | 1992-02-01 | 1992-02-01 | 天吊金物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0562613U true JPH0562613U (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11752812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1053092U Pending JPH0562613U (ja) | 1992-02-01 | 1992-02-01 | 天吊金物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0562613U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020079516A (ja) * | 2018-11-13 | 2020-05-28 | 笹本 茂郎 | 建築用部材の固定構造 |
-
1992
- 1992-02-01 JP JP1053092U patent/JPH0562613U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020079516A (ja) * | 2018-11-13 | 2020-05-28 | 笹本 茂郎 | 建築用部材の固定構造 |
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