JPH056257A - 画像表示方法及び装置 - Google Patents

画像表示方法及び装置

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JPH056257A
JPH056257A JP3156499A JP15649991A JPH056257A JP H056257 A JPH056257 A JP H056257A JP 3156499 A JP3156499 A JP 3156499A JP 15649991 A JP15649991 A JP 15649991A JP H056257 A JPH056257 A JP H056257A
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cursor
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JP3156499A
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Inventor
Keiji Obara
啓二 小原
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エディタ・ワードプロセサ等による編集作業
中、オペレータが操作している箇所のみならず、その周
辺も常に表示する。 【構成】 表示可能な画面601に対して表示しなけれ
ばならない画面は画面501の大きさである。この場
合、画面601には画面501の一部分だけを表示する
事になる。このとき、現在処理対象である事を示すカー
ソルは必ず画面601の中央付近に位置する様、表示す
る領域を選ぶ。即ち、画面501の上を、カーソルの動
きと共に画面601が移動する様にして表示を行う。た
だし、画面601は決して画面501からはみ出さない
よう、中心となる点は適宜ずらして画面を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンピユータや
ワードプロセサなどのように出力装置としてデイスプレ
イを備えた機器に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、コンピユータやワードプロセサに
おいては性能の向上に伴って表示すべき情報量が増大し
てきたため、それらの機器に備えられたディスプレイの
画面(実画面)の大きさでは表示したい画像すべてを表
示しきれない場合がある。そのため、表示しようとする
画像を論理的な画面として想定し(論理画面)、実画面
ではその一部分を表示し、表示する範囲を論理画面上に
任意に設定できるようにして、論理画面全体を表示でき
るようにした手法が常識となつてきた。
【0003】例えばワードプロセサの場合、A4用紙1
ページ分を1画面に表示できれば問題ないが、低価格の
小型デイスプレイではそれだけの表示容量がない。図3
を参照して説明すると、A4用紙1ページ分を表示する
ためには図3(a)内の画面201の大きさが要求され
るとすれば、実際のディスプレイ画面では図3(b)の
画面202程度の大きさしか表示できない。
【0004】そこで、図3(a)の画面201をA4用
紙1ページを1度に表示できる論理的な画面(論理画
面)として想定し、そのうち画面202の表示容量分だ
け実際の画面(実画面)として表示する。図3(c)で
いえば論理画面201に対し、点線枠で囲まれた実画面
202が実際に表示される部分である。こうすれば、論
理画面上の実画面で表示されている部分については、現
在の操作位置(カーソル)を移動することで処理を施す
ことができる。
【0005】問題は、実画面に表示されていない論理画
面上の点のデータ処理である。このためにいろいろな手
法が実用化されているが、一般的な手法として次のよう
なものがある。
【0006】ワードプロセサで文章入力を行なう場合、
最初は、論理画面201と実画面202が前述の図3
(c)のような状態であり、カーソルが同図の位置30
1にあるとする(以後、301〜307は論理画面上で
の位置を示す)。1文字入力するごとにカーソルは右方
向に1文字分ずつ移動する。こうして実画面の右端にあ
たる位置302までカーソルが移動してくると、次の1
文字の入力で図3(d)のように論理画面201上で実
画面202が1文字分右側に移動して、カーソルも論理
画面201上の位置303に1文字分移動する。以後1
文字入力するたびに、実画面及びカーソルは論理画面に
対して右側に1文字分づつ移動し、その行の最終まで移
動して、図3(e)の様に論理画面201の右辺と実画
面202の右辺とが重なった状態となる。このとき、カ
ーソルは位置304にある。
【0007】以上で第1行目の入力が終る。次の1文字
から第2行目に移るのであるが、その時は図3(c)の
状態に戻り、カーソルは位置305に移動する。
【0008】このように次々と文字の入力を繰り返し、
図3(e)の状態でカーソルが位置306に来ると、次
の1文字の入力で実画面202は図3(f)に示すよう
に論理画面201の左端にくると同時に、1行分下に移
動する。このときカーソル配置307に移動する。
【0009】以上のように、カーソルの動きに合わせ
て、実画面が論理画面上を移動することにより、論理画
面上の任意の位置を表示してデータ処理が行えるのであ
る。
【0010】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上記
例のような従来方式だと、カーソルが実画面のふちま
で、あるいはその近くまで行ってしまうことが多い。そ
のような場合、カーソル付近の情報が部分的にしか表示
されなくなつてしまう。ワードプロセサやパーソナルコ
ンピュータ等のエデイタで文書の入力作業や編集作業を
する場合、カーソル付近の情報を参照しながら入力や編
集を行うため、それらの情報が隠れてしまうと作業がや
りにくくなつてしまう。
【0011】また、上記問題点を解決するために、オペ
レータが注目している部分を中心にしてその周辺を表示
する様にすれば、図4(a)〜図4(h)の様に、カー
ソル401を中心に論理画面201を実画面202で表
示できるが、図4(a)〜(d)などの様にカーソルが
論理画面の隅にある場合には、表示画面を効率よく使っ
ていない。
【0012】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、操作者が注目している部分とその周辺画像を常に表
示することで作業の効率を上げ、しかも表示画面の使用
効率を下げる事の無い画像表示方法を提供する事を目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像表示方法及びその装置は次のような構成
からなる。
【0014】画像データ領域中の所望の点を中心にして
表示するデータ領域を決定する決定行程と、前記決定行
程で決定された領域のうち画像データ領域からはみ出し
ている領域を判定する判定行程と、前記判定行程ではみ
出していると判定された領域を前記表示するデータ領域
からはずすよう、前記表示の中心となる所望の点をオフ
セットさせるオフセット行程とを備える。また、画像デ
ータ領域中の所望の点を中心にして表示するデータ領域
を決定する決定手段と、前記決定手段で決定された領域
のうち画像データ領域からはみ出している領域を判定す
る判定手段と、前記判定手段ではみ出していると判定さ
れた領域を前記表示するデータ領域からはずすよう、前
記表示の中心となる所望の点をオフセットさせるオフセ
ット手段とを備える。
【0015】
【作用】上記構成により、画像データから所望の点を中
心にして表示画像を構成し、表示画像中に画像データの
外側の部分が入ると、前記中心をオフセットして画像デ
ータの外側は表示しない。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例で
あるワードプロセサの説明をする。
【0017】<構成>第1図は本実施例のワードプロセ
サ装置の構成を表す図である。102は装置の本体であ
り、キーボード101から入力されたデータをメモリ1
05に格納し、それを処理して再びメモリ105に格納
する。メモリ105にはデータの格納のみならず、デー
タを処理するための、あるいは装置を制御するためのプ
ログラムが格納される。CPU104はメモリ105内
のプログラムに従って装置の制御やデータの加工などを
行い、キーボード101からの入力やディスプレイ10
3・プリンタ106への出力等をつかさどる。
【0018】このような構成のワードプロセサ装置にお
いて、ディスプレイ103では編集中の文書1ページ分
が表示し切れない場合の処理を説明する。
【0019】<処理の説明>図2は実施例のワードプロ
セサによる実画面と論理画面の関係の例を示している。
図において、201は論理画面で、202は実画面であ
る。
【0020】この例では、論理画面201の枠を表示す
るため、実画面202のはみ出し距離を1文字分とす
る。まず、図2(a)の位置203、つまり論理画面2
01の左上隅にカーソルがある場合、実画面202は同
図のように論理画面201の上側に1行分、左側に1列
分だけ論理画面201からはみ出したところに位置す
る。つまり、実画面202では論理画面201の上側と
左側の境界線を表示している状態となり、カーソルが論
理画面201の左上隅に位置することが一目瞭然であ
る。
【0021】この状態から、一文字入力されるびにカー
ソルは右側方向に1文字分ずつ移動し、同図204の位
置(実画面の左右方向の中心)までくると、次の1文字
入力では図2(b)のように実画面202が論理画面2
01上で1文字分移動する。カーソルは同図の位置20
5のように実画面202の左右方向の中心に維持され
る。この後、続いて図2(c)のように、1文字入力さ
れるたびにカーソル位置206が左右の中心になる様に
実画面202は右側に移動する。
【0022】図2(d)の様になるまで実画面202が
移動したら(実画面202が論理画面201の右側から
1列分はみだすまで移動したら)また、実画面202は
固定され、カーソルのみが右側に移動する。即ち、カー
ソル位置が207から208までは図2(d)の状態と
なる。
【0023】そして、図2(d)の位置208(1行目
の最後の文字の位置)までカーソルがくると、その次の
入力で改行し、実画面202は再び図2(a)ところに
移動し、カーソルは同図209のところにくる。
【0024】こうして、入力毎にカーソルと実画面とが
移動し図2(d)の位置210のカーソルが来ると、即
ち、実画面202の上下方向の中心の行の最後の文字の
ところまで移動してくると、その次の入力で実画面20
2とカーソルは図2(e)の202と211のような位
置関係となる。
【0025】さらに入力を続けて改行すると、図2
(f)のように実画面202が1行分下に移動し、カー
ソルは上下方向の中心の行の先頭(同図212)にく
る。同様にして、改行するたびに実画面202は1行分
ずつ下に移動し、図2(g)のように論理画面201の
下側から1行分はみ出したところまでくると、改行して
も実画面202はそれ以上は下方向に移動しなくなり、
そのかわりにカーソルが実画面202の上下の中心行か
らはずれて、下方向に移動するようになる。そして、論
理画面201の最終行に改行した時は、同図213のと
ころにカーソルがくる。そして、1文字入力のたびに右
側に移動し、図2(h)の位置214までカーソルが移
動してきたら、この次の入力でこのページは終る。次の
ページでは、図2(a)の論理画面201・実画面20
2・カーソル位置203の状態に戻り、まったく同じ要
領で繰り返される。
【0026】詳しい説明のために、本実施例のワードプ
ロセサは1ページあたり30(文字)×40(行)の文
書を編集するものとし、その1ページに対応した論理画
面上の任意の位置をXY座標で表現することにする。即
ち、図5の一つ一つの升目502の位置を、X軸503
とY軸504とにふった目盛りで表すと、 となるような[X,Y]で定義する。この時、論理画面
501内の座標は[X,Y;1≦X≦30,1≦Y≦4
0]であり、座標[X,Y;X<0またはX>30,Y
<0またはY>40]は論理画面外を表わすことにな
る。
【0027】同様にして図6の様に、このワードプロセ
サの実画面(表示画面)601を20×20の大きさと
し、画面上の文字の位置602をx軸603とy軸60
4とによる座標(x,y)で表す。但し、実画面では画
面の枠外は考えない。すなわち、x,yは必ず(x,
y;1≦x≦20,1≦y≦20)という値を取る。
【0028】以上の構成において、従来例だと実画面上
のカーソル位置はその時の状態において変化するため、
論理画面上の特定の位置にカーソルが固定されていて
も、実画面上でのカーソル位置は特定されない。よつ
て、実画面上にカーソル表示するために、多くの状態を
判別する必要があつた。
【0029】本実施例によると、実画面601のカーソ
ル位置を中心部605(この例の場合、(10,10)
とする)に固定することにより、カーソルまわりの情報
が常に参照できると同時に、上記のような多くの状態を
判別する必要もなくなる。
【0030】例えば、図7のように論理画面501の座
標[15,15]にカーソルがある場合、そのカーソル
は実画面601で座標(10,10)に存在し、実画面
601に表示される論理画面501のエリアは、 [15−(10−1),15−(10−1)]=[6,6] *( )内は実画面上でのカーソル位置と、左上隅[1,1]との差分 [15+(20−10),15−(10−1)]=[25,6] *( )内は実画面上でのカーソル位置と、右上隅[20,1]との差分 [15−(10−1),15+(20−10)]=[6,25] *( )内は実画面上でのカーソル位置と、左下隅[1,20]との差分 [15+(20−10),15+(20−10)]=[25,25] *( )内は実画面上でのカーソル位置と、右下隅[20,20]との差分 の4点(同図の黒塗り部)で囲まれたところ、即ち、 [x,y;6≦x≦25,6≦y≦25]である。この
時のデイスプレイ画面の様子は、図12のようになる。
図12において、121はディスプレイ103の表示枠
であり、実画面601はこの制約から大きさが決定され
る。122はカーソルであり、実画面601の中央に位
置している。この状態は図4(e)に当たり、実画面6
01内に論理画面外の部分を表示しないかぎり変わらな
い。
【0031】次に、例えば図2(a)の様に論理画面5
01の左上隅[1,1]にカーソルがある場合を説明す
る。この場合には前述の例と異なり、図8の様に実画面
601上でのカーソルが座標(10,10)に存在する
事はない。図8でいえば、実画面601に表示される論
理画面501のエリアは、 [1−(10−1),1−(10−1)]=[−8,−8] [1+(20−10),1−(10−1)]=[11,−8] [1−(10−1),1+(20−10)]=[−8,11] [1+(20−10),1+(20−10)]=[11,11] の4点(図7の黒塗り部)で囲まれたところ、即ち、 [X,Y;−8≦X≦11,−8≦Y≦11] である。ところがこうすると実画面の使用効率が著しく
低下してしまうため、論理画面外が含まれないよう図9
の様に実画面に表示する領域を決定する。 図9の様に
するためには、論理画面及びその枠となる部分以外を排
除する。即ち、[X,Y;0≦X≦31,0≦Y≦4
1]を条件に加え、これを満たしなおかつ実画面の大き
さを変えない様に論理画面501上に領域を取る。つま
り、X<0であるため、X=0を8に補正するため(0
−(−8))をX座標の値に加え、同様に、Y<0であ
るため(0−(−8))をY座標の値に加算する。する
と、 [X,Y]=[0,0] [X,Y]=[19,0] [X,Y]=[0,19] [X,Y]=[19,19] なる4点を隅の点(図9の黒塗り)とする方形の領域
が、実画面601に対応する領域となり、実画面601
にはこのエリアが表示される。一方、カーソルには画面
に対するのと逆の変換が施される。この場合、カーソル
は座標[10,10]であったから実画面601の座標
(2,2)の位置に存在することになる。また、論理画
面501上の座標[0,Y;1≦Y≦20]と座標
[X,0;0≦X≦20]には枠線を示す線が描かれ
る。この時のデイスプレイ画面の様子を図13に示す。
論理画面の外側132はわずかな部分でしか無い。
【0032】なお、図9の論理画面501上の斜線部、
即ち[X,Y;1≦X≦10,1≦Y≦10]にカーソ
ルがある場合は、いつも実画面は同図の位置にある。ま
とめてみれば、(1)座標[0,Y;0≦Y≦40]及
び座標[X,0;0≦X≦30]の部分には枠線(編集
中の用紙の縁に対応している)を表示する。実画面60
1上では(1,y;1≦y≦20)及び(x,1;1≦
x≦20)に枠線を描く。カーソルは座標(a,b;2
≦a≦10,2≦b≦10)となる。
【0033】(2)論理画面の内側は、記録されている
文字情報(空白も含む)を表示する。
【0034】また、論理画面501の左下隅[1,4
0]にカーソルがある場合(図4(c)の状態)でも、
実画面上601は図10の様にはせず、図11の様に論
理画面の内側を大きく表示する。図10では、実画面6
01に表示される論理画面501上のエリアは、 [1−(10−1),40−(10−1)]=[−8,31] [1+(20−10),40−(10−1)]=[11,31] [1−(10−1),40+(20−10)]=[−8,50] [1+(20−10),40+(20−10)]=[11,50] の4点(同図の黒塗り部)で囲まれたところ、即ち、 座標[X,Y;−8≦X≦11,31≦Y≦50] である。ところが、[X,Y;0≦X≦31,0≦Y≦
41]を条件に付加すると、Xに(0−(−8))=
8、Yには(41−50)=−9を加算する事になる。
即ち図11の様に [X,Y]=[0,22] [X,Y]=[19,22] [X,Y]=[0,41] [X,Y]=[19,41] なる4点を隅の点(図11の黒塗り)とする方形の領域
が、実画面601に対応する領域となり、実画面601
にはこのエリアが表示される。カーソルには画面に対す
るのと逆の変換が施される。この場合、カーソルは図1
0では座標[10,10]であったから、実画面601
の座標(2,19)の位置に存在することになる。こう
して実画面601をデイスプレイ103に表示した様子
は図14のようになる。132が論理画面外の部分であ
る。
【0035】図2(b)・(d)の様にカーソルが右上
端または右下端の場合でも、条件(1)・条件(2)の
数値を変えて同様に表示する。
【0036】11≦a≦20,11≦b≦30(条件
1)であれば、論理画面の座標[a,b]で表されるカ
ーソル位置は実画面の座標(10,10)となり、これ
は平行移動変換とみなせる。このことから論理画面の座
標[x,y]を実画面の座標に変換すると、(x+(1
0−a),y+(10−b))となる。条件1を満たし
ていない場合には、カーソルの位置はいくつかのケース
で異なった値が与えられる。
【0037】これらをまとめて図15のフローチャート
で説明する。
【0038】まず、座標[a,b]にあるカーソルを実
画面ではその中央(10,10)とした場合(カーソル
座標(x,y)=(10,10))に、論理画面501
上で実画面601が表示するエリアを決定する(S15
1)。この領域は方形であるので、X軸・Y軸に平行な
4本の直線で各辺(外側の升の連なり)を表現すること
ができる。その4隅の点の座標[X1 ,Y1 ][X2 ,
Y1 ][X1 ,Y2 ][X2 ,Y2 ]は、[a,b]の
値から(X1 =a−9)、(X2 =a+10)、(Y1
=b−9)、(Y2 =b+10)となる。
【0039】次に、ステップS151で決定した領域
が、論理画面の外側にまたがっていないか判定する。こ
の判定はカーソル位置のX座標aとY座標bについて大
小の判定をする事で行われる。この判定に基づいて実画
面に表示する論理画面の領域を決定する。
【0040】まず、論理画面の左右へのはみ出しをテス
トする(S152・S154)。左へはみ出している
(S152−YES)ならばX1 =0,X2 =19であ
り、カーソルのX座標はx=10−(0−a)となる
(S153)。右へはみ出していれば(S153−YE
S)X1 =12,X2 =31であり、カーソルのX座標
はx=10+(a−31)となる(S155)。
【0041】次に、論理画面の上下へのはみ出しをテス
トする(S156・S158)。上へはみ出しているな
らば(S156−YES)Y1 =0,Y2 =19であ
り、カーソルのY座標はy=10−(0−b)となる
(S157)。下へはみ出していれば(S158−YE
S)Y1 =12,Y2 =31であり、カーソルのY座標
はy=10+(b−41)となる(S159)。
【0042】こうして決めた4隅点から実画面として表
示すべき領域を切り出して画面を構成し、表示する(S
160)。引き続きその画面の上に、新たに決定された
位置のとおりにカーソルを表示する(S161)。
【0043】以上の様にして、カーソルの移動がなされ
る度に表示し直す。このようにする事で、画面上で操作
中のデータとその周辺にあるデータとを常に表示するこ
とができ、文書編集がしやすい文書処理装置が実現でき
る。しかも、表示画面には無駄な表示をする事が無い。
【0044】実施例のワードプロセサ装置には、実施例
で述べた以外にマウスなどの座標入力装置がつけられて
いても良いし、表示装置もCRTやLCD、プラズマな
ど多様な方式が考えられる。また、中央にするのはカー
ソル位置に限らず、オペレータの注目している領域を特
に指定できる様にしてあっても良い。
【0045】このように、カーソルがいつも実画面60
1の中心部に存在するように実画面を構成することによ
り、画面上での情報処理がカーソルのまわりの情報を参
照しながら行いやすくなり、マン・マシン・インターフ
エースが向上する。
【0046】特にグラフイツクスエデイタのような場合
には、まわりの情報との位置関係等や、論理画面501
の枠からの距離等を考慮しながら編集することが多いた
め、効果が大きい。
【0047】
【他の実施例】前述の例では、ワードプロセサについて
述べたが、文書処理に限らずコンピユータの各種エデイ
タ(グラフイツクスエデイタ等も含む)等も同様に適用
できることは言うまでもない。前の実施例の様に文字を
処理対象としていると、画面の座標などは文字を基準に
定めるが、ビットマップ表示ではビットを基準に座標は
定められる。
【0048】また、表示容量の大きなディスプレイを使
用して、編集中の論理画面1ページ分を表示できても、
最近多用されているマルチウインドウ機能をサポートす
る場合、表示されるウインドウの数が多くなると、どう
しても1つのウインドウの表示容量は小さくなつてしま
う。そのため、1つのウインドウの表示エリアを実画面
と考えた場合にも同様に適用することができる。
【0049】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによつて達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明した様に本発明に係る画像表示
方法は、操作者が注目している部分とその周辺画像を常
に表示でき、作業の効率を上げる事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のワードプロセサ装置の構成である。
【図2】実施例の論理画面と実画面との関係を示したも
のである。
【図3】従来の論理画面と実画面との関係を示したもの
である。
【図4】実施例の論理画面と実画面との関係を示したも
のである。
【図5】論理画面の座標系を示したものである。
【図6】実画面の座標系を示したものである。
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】実施例の論理画面501と実画面601との
関係を示したものである。
【図12】
【図13】
【図14】実施例の実画面601への表示例である。
【図15】実施例の画面表示処理ルーチンのフローチヤ
ートである。
【符号の説明】
101…キーボード 102…ワードプロセサ本体 103…ディスプレイ 201・501…論理画面 202・601…実画面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データ領域中の所望の点を中心にし
    て表示するデータ領域を決定する決定行程と、前記決定
    行程で決定された領域のうち画像データ領域からはみ出
    している領域を判定する判定行程と、前記判定行程では
    み出していると判定された領域を前記表示するデータ領
    域からはずすよう、前記表示の中心となる所望の点をオ
    フセットさせるオフセット行程と、を備える画像表示方
    法。
  2. 【請求項2】 前記決定行程で決定される領域は基の画
    像データ領域よりも小さい事を特徴とする請求項1の画
    像表示方法。
  3. 【請求項3】 画像データ領域中の所望の点を中心にし
    て表示するデータ領域を決定する決定手段と、前記決定
    手段で決定された領域のうち画像データ領域からはみ出
    している領域を判定する判定手段と、前記判定行程では
    み出していると判定された領域を前記表示するデータ領
    域からはずすよう、前記表示の中心となる所望の点をオ
    フセットさせるオフセット行程と、を備える画像表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記決定手段で決定される領域は基の画
    像データ領域よりも小さい事を特徴とする請求項3の画
    像表示装置。
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