JPH0562574U - 表面処理装置における被処理物品の搬送用治具および搬送装置 - Google Patents

表面処理装置における被処理物品の搬送用治具および搬送装置

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JPH0562574U JP658492U JP658492U JPH0562574U JP H0562574 U JPH0562574 U JP H0562574U JP 658492 U JP658492 U JP 658492U JP 658492 U JP658492 U JP 658492U JP H0562574 U JPH0562574 U JP H0562574U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 被処理物品の着脱を容易にし、寸法が一定し
ない物品に対しても治具の調整、交換を要することなく
対応できるもの。 【構成】 搬送用ハンガー1に支点部材2,3を回動自
在に垂下し、各支点部材2,3の上部に外方に重心が位
置するように重り4,5を連結すると共に、支点部材
2,3に枠6,7を対向させて複数組垂下、固定し、重
り4,5の重力により枠6,7の下端部が互いに交差
し、表面処理終了後はアンロード位置で重り4,5間を
挟みつけることによって枠6,7の交差下端部が開くも
の。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気めっき、無電解めっき、化学研磨等の表面処理において、特に リードフレームその他の板状の被処理物品の着脱を容易にした搬送用治具および 搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、リードフレームなどの板状物品の表面処理、例えば電気めっきなどにお いては、板状物品は搬送用の治具に装着されて搬送され、電気めっき浴中に一定 時間浸漬されて通電めっきされるが、板状物品の搬送治具への装着方式としては 、引っ掛け方式、挟み込み方式、ボルト締め方式等によるものが大部分であった 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、搬送用治具は、物品の着脱が容易であることが望ましいにもかかわ らず、めっき工程中に物品が脱落する心配がないように、治具に工夫を凝らして あるために、かえって物品の着脱に時間がかかり、さらに物品の品種が変わり寸 法が一定しない場合には、治具自体及び着脱機構の変更、調整が必要となり、作 業性が悪く、生産性向上の障害となっていた。 本考案は、このような従来の問題点を解消し、物品の着脱を極めて容易にかつ 確実にし、しかも寸法が一定しない物品でもそのまま着脱可能であり、構造簡単 で生産性の向上に寄与することができる表面処理装置における被処理物品の搬送 用治具および搬送装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、搬送用ハンガー1に支点部材2,3をほぼ水平で回動自在に垂下し 、各支点部材2,3の上部にそれぞれ外方に重心が位置するように重り4,5を 連結すると共に、各支点部材2,3に枠6,7を対向させて複数組垂下、固定し 、重り4,5の重力により枠6,7の下端部が互いに交差し、重り4,5間を挟 みつけることによって枠6,7の下端部が開放するように構成したことを特徴と する表面処理装置における被処理物品の搬送用治具であり、またこのような搬送 用治具の搬送用ハンガー1を、搬送路に沿って昇降し水平移動する搬送フレーム 21で支持し、該搬送路のアンロード位置に前記搬送用治具の重り4,5の挟み つけ機構を配備したことを特徴とする表面処理装置における搬送装置である。
【0005】
【作用】
本考案の搬送用治具は、常時は重り4,5の重力による支点部材2,3の回動 により枠6,7の下端部が交差した状態となり(図2参照)、ロード位置におい て処理すべき物品は上方から落とし込みあるいは横から差し込むことによって保 持され、処理工程中の搬送が行なわれる。また、処理済の物品は、アンロード位 置に移送されたのち、重り4,5を挟みつければ支点部材2,3が逆に回動して 枠6,7の交差下端部が開かれる(図3参照)から、自重で落下し搬出される。 このように、搬送用治具への物品の着脱は極めて容易であり、たとえ物品の寸法 が一定しない場合でも着脱に支障を来すことがない。
【0006】
【実施例】
本考案の一実施例を図面を参照して以下に説明する。 図1において、昇降、前進後退する搬送フレーム21に支持され、搬送される ハンガー1には、棒状の支点部材2,3がほぼ水平に互いに平行に対向して回動 自在に垂下され、各支点部材2,3の上部にはそれぞれ外方に重心が位置するよ うに棒状の重り4,5が連結されている。また、各支点部材2,3には、枠6, 7が対向して複数組が垂下されて各上端が固定されており、常時、図2に示すよ うに、重り4,5の重力による支点部材2,3の回動によって、枠6,7の下端 部が互いに交差した状態に保たれ、被処理物品、例えばリードフレーム10を保 持することになるが、適当な交差状態になるように枠6,7の下端部付近のそれ ぞれ、または何れか一方にストッパー8を設けることが好ましい。このような状 態において、リードフレーム10は枠6,7の間に上方から落とし込みあるいは 横から差し込むことによって、図1のように保持される。また、リードフレーム 10を枠6,7から取り外すには、図3に示すように、重り4,5を挟みつける ことによって支点部材2,3が逆に回動し、枠6,7の交差下端部が開放される から、リードフレーム10は自重により落下する。
【0007】 なお、このような治具を電気めっき用にする場合には、支点部材2,3及び枠 6,7を導電材料とし、枠6,7の下端部付近にリードフレーム10が接触する 電気接点部を残し、他の浸液部を樹脂コーティングし、ハンガー1から支点部材 2,3を経て通電されるが、めっき槽上において搬送フレーム21が下降し、図 4に示すように、ハンガー1が搬送フレーム21の両側に設けられている通電バ ー22上に移載されて通電される。
【0008】 さらに、本考案の搬送装置について説明すると、図5は単独搬送の例を示し、 搬送フレーム21の搬送路のアンロード位置には搬送用治具の重り4,5の挟み つけ機構としてアンロードシリンダ23,23が配備されており、表面処理終了 後の搬送用治具はハンガー1と共に持ち上げられてアンロード位置に至り、アン ロードシリンダ23,23の間に下降し、アンロードシリンダ23,23を作動 させて重り4,5を挟みつけ、図3のように枠6,7の下端部を開くと、リード フレーム10は自重により落下し、図示しない搬出コンベアで搬出される。
【0009】 また、図6はさらに好ましい複列搬送の例を示し、支点部材2,3をハンガー 1に対して直角方向に垂下させたものを複数列とし、同時に複数のリードフレー ム10を処理できるようにしたもので、アンロード位置に搬送される各治具は、 先端が開いたアンロードガイド24内にそれぞれ案内されつつ重り4,5が挟み つけられ、枠6,7の下端部が開いてリードフレーム10が自重で落下する。
【0010】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、常時枠体は下端が交差しているために、 ロード位置で物品を単に落とし込みあるいは横から差し込むのみで、物品が保持 され、アンロード位置では簡単に枠体下端を開放して処理済の物品を自重で落下 させるもので、物品の着脱が極めて容易であり、寸法が一定しない物品に対して もほとんど調整あるいは交換を要することなく、作業性、生産性が向上し、さら に構造も至って簡単である等の有用なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体斜視図である。
【図2】本考案の作動説明図である。
【図3】本考案の作動説明図である。
【図4】本考案の作動説明図である。
【図5】本考案の搬送例を示す平面図である。
【図6】本考案の搬送例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ハンガー 2 支点部材 3 支点部材 4 重り 5 重り 6 枠 7 枠 8 ストッパー 10 リードフレーム 21 搬送フレーム 22 通電バー 23 アンロードシリンダ 24 アンロードガイド

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送用ハンガー1に支点部材2,3をほ
    ぼ水平で回動自在に対向垂下し、各支点部材2,3の上
    部にそれぞれ外方に重心が位置するように重り4,5を
    連結すると共に、各支点部材2,3に枠6,7を対向さ
    せて複数組垂下、固定し、重り4,5の重力により枠
    6,7の下端部が互いに交差し、重り4,5間を挟みつ
    けることによって枠6,7の交差下端部が開放するよう
    に構成したことを特徴とする表面処理装置における被処
    理物品の搬送用治具。
  2. 【請求項2】 前記枠6,7の少なくとも一方の下端部
    に交差位置を規制するストッパ8を設けた請求項1記載
    の表面処理装置における被処理物品の搬送用治具。
  3. 【請求項3】 搬送用ハンガー1に支点部材2,3をほ
    ぼ水平で回動自在に対向垂下し、各支点部材2,3の上
    部にそれぞれ外方に重心が位置するように重り4,5を
    連結すると共に、各支点部材2,3に枠6,7を対向さ
    せて複数組垂下、固定し、重り4,5の重力により枠
    6,7の下端部が互いに交差し、重り4,5間を挟みつ
    けることによって枠6,7の交差下端部が開放するよう
    に構成した被処理物品の搬送用治具の搬送用ハンガー1
    を、搬送路に沿って昇降し水平移動する搬送フレーム2
    1で支持し、該搬送路のアンロード位置に前記搬送用治
    具の重り4,5の挟みつけ機構を配備したことを特徴と
    する表面処理装置における搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記挟みつけ機構を、前記重り4,5を
    内部に案内するアンロードガイド24とした請求項3記
    載の表面処理装置における搬送装置。
JP658492U 1992-01-23 1992-01-23 表面処理装置における被処理物品の搬送用治具および搬送装置 Expired - Fee Related JP2507494Y2 (ja)

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