JP2000255771A - 液処理ワークのマグネット吸着式ディッピング装置 - Google Patents

液処理ワークのマグネット吸着式ディッピング装置

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JP2000255771A
JP2000255771A JP11060672A JP6067299A JP2000255771A JP 2000255771 A JP2000255771 A JP 2000255771A JP 11060672 A JP11060672 A JP 11060672A JP 6067299 A JP6067299 A JP 6067299A JP 2000255771 A JP2000255771 A JP 2000255771A
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bracket
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liquid
magnet
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Sadao Banba
貞夫 番場
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液処理の対象となるワークを揺れないよう安
定に搬送して一連の液処理を確実に行うことができる液
処理ワークのマグネット吸着式ディッピング装置を提供
すること。 【解決手段】 所要の処理液が収容された複数の処理槽
1 ・T2 ・・・・から成る液処理ラインLと;この液処理
ラインLに沿って前記処理槽へ順々にワークWを浸漬・
引上して搬送せしめるキャリアーCとを具備しており、
かつ、このキャリアーCは、液処理ラインLに沿って前
進・後退運動を可能にする進退運動機構1と;前記処理
槽の上方へ持出されたブラケット2と;このブラケット
2を支持した状態でアップダウン動作可能な昇降支柱3
と;前記ブラケット2の持出部21に配設され、当該処理
槽内に浸漬せるワークWの吊下ハンガーHを面状に吸着
して吊上げ可能にするマグネット5とを包含して構成す
るという手段を採用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークを処理槽の
液体中に浸漬させて洗浄やコーティングなどの液処理を
行うディッピング(dipping )装置の改良に関し、更に
詳しくは、液処理の対象となるワークを揺れないよう安
定に搬送して一連の液処理を確実に行うことができ、し
かも、その液処理工程におけるワーク搬送時間も短縮可
能な液処理ワークのマグネット吸着式ディッピング装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワークの洗浄処理やコーティング処理な
どの分野においては、処理槽の液体中にワークを浸漬さ
せることによってワーク表面に洗浄やコーティングなど
の液処理を施すことが多い。そして、かゝる液処理を行
うためのディッピング装置は、通常、一定の順序に配列
された複数の処理槽と、これら処理槽から成る液処理ラ
インに沿ってワークを順々に移送せしめる搬送機構とか
ら構成されている。
【0003】ところで、このような液処理を行う際に
は、搬送機構を用いて処理対象となるワークを前段階の
処理槽から次段階の処理槽へ移送させるのであるが、こ
のワーク移送方式としては、図14及び図15に示すよう
に、板状ワークW・W・・・・が所要ピッチをもって各々取
り付けられた枠状の吊下ハンガーH・H・・・・の各上部バ
ーにブラケット2′の棒状持出部21′・21′下端のフッ
クK・K・・・・を引っ掛け、この引掛状態で当該吊下ハン
ガーH・H・・・・を処理槽から上昇させて次段階の処理槽
へ水平移動させ当該処理槽の所定位置まで下降させてか
ら、ブラケット2′のフックK・K・・・・を外すというフ
ック掛脱方式が採用されている。
【0004】ところが、上記の如きワーク移送方式にあ
っては、処理槽間のワーク移送中、特に水平移動中に各
吊下ハンガーHがブラケット2′のフックK・Kが支点
となって揺動し易い不安定な状態になるため、隣接する
吊下ハンガーH・HのワークW・W同士がぶつかってワ
ーク表面に傷がついたり、最悪の場合にはフックが上部
バーから外れて吊下ハンガーHが落下してしまう虞れも
あり、その結果、複数の処理槽の処理液中に順次浸漬さ
せてワークWに施す一連の液処理を確実に行うことがで
きないという難点があった。
【0005】また、前記ブラケット2′のフックK・K
・・・・を吊下ハンガーHの上部バーに引っ掛ける際に、そ
のフックK・K・・・・を上部バーよりも下に一旦下降させ
てから引掛可能な位置まで横移動させて再度上昇させる
ことになるため、下降・横移動・上昇の3動作が引掛け
操作に必要となってその操作時間が長くなるうえに、フ
ックK・K・・・・の引掛けミスも発生し易くて引掛け操作
の確実性に欠けるという難点もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の液処
理ワークのディッピング装置に上記の如き難点があった
ことに鑑みて為されたものであり、液処理の対象となる
ワークを揺れないよう安定に搬送して一連の液処理を確
実に行うことができ、しかも、その液処理工程における
ワーク搬送時間も短縮可能な液処理ワークのマグネット
吸着式ディッピング装置を提供することを技術的課題と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者が上記技術的課
題を解決するために採用した手段を、添附図面を参照し
て説明すれば、次のとおりである。
【0008】即ち、本発明は、所要の処理液が収容され
一定の順序に配列された複数の処理槽T1 ・T2 ・・・・か
ら成る液処理ラインLと;この液処理ラインLに沿って
前進・後退を反復しながら処理槽T1 ・T2 ・・・・に対し
アップダウン運動することによって前記処理槽へ順々に
ワークWを浸漬・引上して搬送せしめるキャリアーCと
を具備しており、かつ、このキャリアーCは、液処理ラ
インLに沿って前進・後退運動を可能にする進退運動機
構1と;処理槽T1 ・T2 ・・・・の上方へオーバーハング
状態に持出されたブラケット2と;このブラケット2を
支持した状態でアップダウン動作可能であって、前記進
退運動機構1の動作により進退運動する昇降支柱3と;
前記ブラケット2の持出部21に配設され、当該ブラケッ
ト2が処理槽T1 ・T2 ・・・・の処理液面に近接したとき
当該処理槽内に浸漬せるワークWの吊下ハンガーHを面
状に吸着して吊上げ可能にするマグネット5とを包含し
て構成するという手段を採用することによって、上記課
題を解決した点に特徴がある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添附図面に示す実
施形態に基いて更に詳しく説明する。なお、図1は本発
明の実施形態であるディッピング装置の正面説明図、図
2は本実施形態装置の側面説明図、図3は図2の本実施
形態装置のキャリアーにおける昇降支柱の下降状態を示
した側面説明図、図4は本実施形態装置のキャリアーの
マグネットによる吊下ハンガーの吸着機構を拡大して示
した部分斜視説明図、図5〜図13は本実施形態装置によ
る一連の液処理工程を簡略化して示した使用説明図、図
14は従来装置のキャリアーのフックによる吊下ハンガー
の引掛機構を拡大して示した部分斜視説明図、図15は従
来装置の正面説明図である。
【0010】まず、本発明の実施形態であるマグネット
吸着式ディッピング装置の構造を図1〜図4に基いて説
明する。本実施形態のディッピング装置は、一定の順序
に配列された3基の処理槽T1 ・T2 ・T3 から成る液
処理ラインLと、この液処理ラインLに沿って前記処理
槽へ順々にワークWを浸漬・引上して搬送せしめるキャ
リアーCとを具備している。そして、前記処理槽T1
2 ・T3 には、ワークWに洗浄処理を施すための処理
液(本実施形態では、純水を使用)が収容されており、
この処理液中に超音波振動子Us・Us・Usが各々設
置されている。これら各超音波振動子Usを作動させる
ための超音波発振器Uhが装置本体フレームFの上部に
設置されており、この超音波発振器Uhにて超音波振動
子Usを所要タイミングで作動させることにより、処理
槽T1 では脱脂処理、処理槽T2ではリンス処理、処理
槽T3 では液切処理を行っている。
【0011】本実施形態装置の上記キャリアーCは、液
処理ラインLに沿って前進・後退運動を可能にする進退
運動機構1と、処理槽T1 ・T2 ・T3 の上方へオーバ
ーハング状態に持出されたブラケット2・2・・・・と、こ
れら各ブラケット2を支持した状態でアップダウン動作
可能であって、前記進退運動機構1の動作により進退運
動する昇降支柱3と、前記ブラケット2の持出部21・21
下端に配設されたマグネット5・5・・・・と、装置本体フ
レームFに付設された脱磁器7とを包含して構成されて
おり、かゝる構成により、液処理ラインLに沿って前進
・後退を反復しながら各処理槽T1 ・T2 ・T3 に対し
アップダウン運動可能となっている。以下、キャリアー
Cの各構成要素を詳しく説明する。
【0012】図2および図3に示すように、前記進退運
動機構1は、液処理ラインLに沿って敷設されたレール
(図示せず)上を進退移動するスライドベース11と、こ
のスライドベース11の下部に配設された車軸12と、この
車軸12の両端に装着されてレール上を転動する車輪13・
13とから構成されており、前記車軸12を図示しない駆動
モーターで正逆回転させて、スライドベース11の前進・
後退運動を可能にしている。
【0013】また、前記ブラケット2・2・・・・は、各処
理槽T1 ・T2 ・T3 の上方へオーバーハング状態に持
出されており、各ブラケット2には、マグネット5・5
・・・・を配設するための2本の棒状持出部21・21が所要間
隔をもって装着されている。そして、図2および図3に
示すように、前記ブラケット2・2・・・・を支持する昇降
支柱3が、進退運動機構1のスライドベース11上に立設
された昇降ロッド41と昇降支柱3に先端部が固定された
流体圧シリンダー42とから成るアップダウン機構4によ
り、前記昇降ロッド41に沿ってアップダウン動作可能と
なっている。
【0014】図4に示すように、各ブラケット2の棒状
持出部21・21下端には、前記マグネット5・5・・・・を配
設する支持バー51・51・・・・が5本並設されている。本実
施形態においては、これら各支持バー51にそれぞれ3個
のマグネット5・5・5、縦横計15個のマグネット5・
5・・・・が配設されており、マグネット5としては円柱形
の永久磁石に導線を巻回して成る電磁石を使用してい
る。そして、これら電磁石により構成される電磁チャッ
クのオン・オフ操作は、電磁石の導線に通す電流の方向
をチャック制御部6にて変えることにより行っており、
更に詳しくは、オン操作のときは永久磁石の磁力を強め
る方向に電流を通し、オフ操作のときは永久磁石の磁力
を打ち消す方向に電流を通す。かゝる電磁チャックを用
いて、電磁石をオン状態にしてブラケット2を下降させ
ることにより、ワークWが取り付けられた吊下ハンガー
H上端の被着部Hsを面状に吸着してワークW付きハン
ガーHを吊上げることができる。なお、本実施形態にお
いては、マグネット5・5・・・・が面着可能な鉄板等によ
り作製された矩形プレートが枠状吊下ハンガーHの上部
バーに付設されたものを使用し、かつ、ワークWとして
TVディスプレー用ガラス板を使用しており、この板状
ワークWを4個のクリップHc・Hc・・・・で挟んで吊下
ハンガーHに取り付けてある。また、チャック制御部6
により、電磁石の導線を流れる電流の方向や大きさを適
宜調節して、吊下ハンガーHの着脱操作やマグネット5
・5・・・・の磁着力を制御することができる。
【0015】また、図1に示す前記脱磁器7は、必要に
応じて使用されるものであり、マグネット5・5・・・・に
て吸着される吊下ハンガーH上端の被着部Hsを脱磁器
7の脱磁面に接触させて滑らすことにより、その被着部
Hsの残留磁気を除去することができる。
【0016】上記の如く構成された本実施形態装置を用
いて、一連の液処理をワークWに施す工程を図5〜図13
に基いて以下に説明する。なお、図5〜図13において
は、ワークWの前進・後退運動およびアップダウン運動
を分かり易くするために、本実施形態装置を簡略化し、
かつ、新たに供給される未処理のワークW1 のみを斜線
で表わしてある。
【0017】まず、図5では、前端の処理槽T1 の上流
側に配置された未処理ワークの供給部Iにおいて、ワー
クW1 を新たに供給する状態を示してある。このワーク
供給作業を行う際には、前記供給部Iの位置までブラケ
ット2・2・・・・を後退・下降させた状態で、左端のブラ
ケット2のマグネット5により未処理ワークW1 付きの
吊下ハンガーHを吸着する。そして、この未処理ワーク
1 を供給した後、図6に示すように前記ブラケット2
・2・・・・を上昇させてから、各処理槽間の距離だけ前進
させると、ワークW1 が処理槽T1 の上方に搬送されて
図7の状態になる。
【0018】次に、図8では、前記ブラケット2・2・・
・・を下降させて、ワークW1 ・W2・W3 を各処理槽の
処理液中に浸漬させると同時に、処理済のワークW4
取り出す状態を示してある。この下降状態において、マ
グネット5・5・・・・による電磁チャックをオフ操作して
各ワークの吊下ハンガーH・H・・・・の吸着状態を解除す
ると、後端の処理槽T3 の下流側に配置された処理済ワ
ークの取出部Oにおいて、処理済ワークW4 付きの吊下
ハンガーHを右端のブラケット2のマグネット5から外
して処理済ワークW4 を取り出すことができる。一方、
この吸着解除状態でブラケット2・2・・・・を上昇させる
と、ワークW1 ・W2 ・W3 が各処理槽T1 ・T2 ・T
3 の処理液中に浸漬されている図9の如き状態になる。
次いで、この上昇状態で図10に示す如くブラケット2・
2・・・・を各処理槽間の距離だけ後退させてから、当該ブ
ラケット2・2・・・・を下降させると、図11の状態にな
る。この下降状態において、前記電磁チャックをオン操
作すると、ワークW1 ・W2・W3 の各吊下ハンガーH
・H・・・・を面状に吸着することができると同時に、次の
未処理ワークも供給できる。
【0019】そして、各処理槽におけるワークW1 ・W
2 ・W3 の液処理が完了したことを確認してから、各ワ
ークの吊下ハンガーH・H・・・・を吸着した状態のブラケ
ット2・2・・・・を上昇させてワークW1 ・W2 ・W3
引上げると、図12の状態になる。引き続いて、この引上
げ状態からブラケット2・2・・・・を各処理槽間の距離だ
け前進させると、ワークW1 が処理槽T2 の上方に搬送
されて図13の状態になる。このワーク搬送においては、
マグネット5・5・・・・により各ワークの吊下ハンガーH
・H・・・・が面着されて揺動し難い安定な状態になるた
め、隣接する吊下ハンガーH・Hのワーク同士がぶつか
ってワーク表面に傷がついたりするといった不都合が生
じない。以下、上記の如く前進・後退を反復しながら昇
降運動することにより、各処理槽T1 ・T2 ・T3 へ順
々にワークW1 ・W2 ・・・・を浸漬・引上して搬送せしめ
ることが可能となる。
【0020】このように本実施形態装置を用いて一連の
液処理をワークW1 ・W2 ・・・・に施した場合には、各ワ
ークを取り付けた吊下ハンガーH・H・・・・をブラケット
2・2・・・・のマグネット5・5・・・・により面状に吸着し
てワーク搬送を行っているので、液処理の対象となるワ
ークW1 ・W2 ・・・・を揺れないよう安定に搬送すること
ができ、その結果、隣接するワーク同士が搬送中にぶつ
かる虞れはなく、一連の液処理を確実に行うことが可能
となる。しかも、かゝるワークの安定搬送により、ワー
クの搬送速度、特に各処理槽間の前進・後退速度をアッ
プさせることができ、液処理工程におけるワーク搬送時
間の短縮も可能となる。
【0021】本発明の実施形態は概ね上記のとおりであ
るが、本発明は前述の実施形態に限定されるものでは決
してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の
変更が可能であって、例えば、本実施形態においては、
マグネット5として電磁石を使用して電磁チャックを構
成しているが、この電磁チャックを永久磁石のみの組合
せにより構成することも可能であり、このような変更態
様も本発明の技術的範囲に属することは言うまでもな
い。
【0022】
【発明の効果】以上実施形態を挙げて説明したとおり、
本発明装置によれば、一定の順序に配列された複数の処
理槽へ順々に液処理ワークを揺れないよう安定に浸漬・
引上して搬送することができ、その結果、隣接するワー
ク同士が搬送中にぶつかることなく、一連の液処理を確
実に行うことが可能となる。しかも、かゝるワークの安
定搬送により、ワークの搬送速度、特に各処理槽間の前
進・後退速度をアップさせることができ、液処理工程に
おけるワーク搬送時間の短縮も可能となる。よって、液
処理分野における産業上の利用価値は頗る大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるディッピング装置の正
面説明図である。
【図2】本実施形態装置の側面説明図である。
【図3】図2の本実施形態装置のキャリアーにおける昇
降支柱の下降状態を示した側面説明図である。
【図4】本実施形態装置のキャリアーのマグネットによ
る吊下ハンガーの吸着機構を拡大して示した部分斜視説
明図である。
【図5】本実施形態装置のブラケットのマグネットに未
処理ワークを供給する状態を示した使用説明図である。
【図6】本実施形態装置のブラケットの上昇運動を示し
た使用説明図である。
【図7】本実施形態装置のブラケットの前進運動を示し
た使用説明図である。
【図8】本実施形態装置のブラケットを下降させてワー
クを浸漬させる状態、および処理済ワークを取り出す状
態を示した使用説明図である。
【図9】ワークの浸漬状態、および本実施形態装置のブ
ラケットの上昇運動を示した使用説明図である。
【図10】本実施形態装置のブラケットの後退運動を示し
た使用説明図である。
【図11】本実施形態装置のブラケットを下降させてワー
クの吊下ハンガーを吸着する状態、および未処理ワーク
を供給する状態を示した使用説明図である。
【図12】本実施形態装置のブラケットを上昇させてワー
クを引上げる状態を示した使用説明図である。
【図13】本実施形態装置のブラケットの前進運動を示し
た使用説明図である。
【図14】従来装置のキャリアーのフックによる吊下ハン
ガーの引掛機構を拡大して示した部分斜視説明図であ
る。
【図15】従来装置の正面説明図である。
【符号の説明】
C キャリアー F 装置本体フレーム H 吊下ハンガー Hc クリップ Hs 被着部 I 供給部 K フック L 液処理ライン O 取出部 T1 ・T2 ・T3 処理槽 Uh 超音波発振器 Us 超音波振動子 W ワーク 1 進退運動機構 11 スライドベース 12 車軸 13 車輪 2 ブラケット 2′ (従来装置の)ブラケット 21 持出部 21′ (従来装置の)持出部 3 昇降支柱 4 アップダウン機構 41 昇降ロッド 42 流体圧シリンダー 5 マグネット 51 支持バー 6 チャック制御部 7 脱磁器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要の処理液が収容され一定の順序に配
    列された複数の処理槽T1 ・T2 ・・・・から成る液処理ラ
    インLと;この液処理ラインLに沿って前進・後退を反
    復しながら処理槽T1 ・T2 ・・・・に対しアップダウン運
    動することによって前記処理槽へ順々にワークWを浸漬
    ・引上して搬送せしめるキャリアーCとを具備してお
    り、かつ、このキャリアーCは、液処理ラインLに沿っ
    て前進・後退運動を可能にする進退運動機構1と;処理
    槽T1 ・T2 ・・・・の上方へオーバーハング状態に持出さ
    れたブラケット2と;このブラケット2を支持した状態
    でアップダウン動作可能であって、前記進退運動機構1
    の動作により進退運動する昇降支柱3と;前記ブラケッ
    ト2の持出部21に配設され、当該ブラケット2が処理槽
    1 ・T2 ・・・・の処理液面に近接したとき当該処理槽内
    に浸漬せるワークWの吊下ハンガーHを面状に吸着して
    吊上げ可能にするマグネット5とを包含して構成されて
    いることを特徴とした液処理ワークのマグネット吸着式
    ディッピング装置。
  2. 【請求項2】 マグネット5・5・・・・を配設した支持バ
    ー51・51・・・・がブラケット2の持出部21・21下端に複数
    本並設されており、これら各支持バー51・51・・・・のマグ
    ネット5・5・・・・によって複数本の吊下ハンガーH・H
    ・・・・を同時に吊上げ可能である請求項1記載の、液処理
    ワークのマグネット吸着式ディッピング装置。
  3. 【請求項3】 ブラケット2を支持した昇降支柱3が、
    進退運動機構1のスライドベース11上に立設された昇降
    ロッド41に沿って流体圧シリンダー42によりアップダウ
    ン動作する請求項1または2記載の、液処理ワークのマ
    グネット吸着式ディッピング装置。
  4. 【請求項4】 脱磁器7が装置本体フレームFに付設さ
    れており、マグネット5にて吸着される吊下ハンガーH
    の被着部Hsを脱磁可能である請求項1〜3の何れか一
    つに記載の、液処理ワークのマグネット吸着式ディッピ
    ング装置。
  5. 【請求項5】 未処理ワークWの供給部Iが前端の処理
    槽の上流側に配置されており、この供給部Iの位置まで
    ブラケット2を後退させることにより未処理ワークWを
    供給可能である一方、処理済ワークWの取出部Oが後端
    の処理槽の下流側に配置されており、この取出部Oの位
    置までブラケット2を前進させることにより処理済ワー
    クWを取出可能である請求項1〜4の何れか一つに記載
    の、液処理ワークのマグネット吸着式ディッピング装
    置。
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