JPH0562502B2 - - Google Patents

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JPH0562502B2
JPH0562502B2 JP59199280A JP19928084A JPH0562502B2 JP H0562502 B2 JPH0562502 B2 JP H0562502B2 JP 59199280 A JP59199280 A JP 59199280A JP 19928084 A JP19928084 A JP 19928084A JP H0562502 B2 JPH0562502 B2 JP H0562502B2
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JP
Japan
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image signal
output
image
line sensor
reading
Prior art date
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JP59199280A
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JPS6177472A (ja
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Masahide Kodera
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Canon Inc
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Canon Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は画像を光学的に読取る画像読取装置に
関する。
画像を電気的に取扱うべく、CCD等のライン
センサにて画像を光電的に読取る装置が知られて
いる。この様な装置において、読取りの解像度を
向上せしめるために、多数の受光素子からなるラ
インセンサが用いられる。また、画像を高速に読
取るためにはこの多数の受光素子からなるライン
センサを高速のクロツクにて駆動すると、後段の
処理回路も高速動作可能としなければならず、そ
の高速化には限界があつた。
そこで、ラインセンサからの出力を2系統に分
け、これを別々に処理することにより約半分の速
度で動作する処理回路で充分となり、これにより
高速化が達成できる。しかしながら、2系統別々
に処理するために回路構成が2倍となつたり、2
系統の回路間の特性の不均一等の問題が生じる。
本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、簡
易な回路構成により、正確で且つ高速な2値化処
理可能な画像読取装置を提供することを目的とす
る。
以下に本発明を図面を参照しながら詳細に説明
する。
第1図は本発明を適用したマイクロフイルムリ
ーダの一構成例を示す図である。図中、10はマ
イクロフイルムで、このマイクロフイルム10は
ロール状に巻かれ、フイルムケース11に収納さ
れている。フイルムケース11から引き出された
マイクロフイルム10はガイドローラ13〜15
を介してフイルムローラ12によつて巻き取られ
る。これにより、マイクロフイルム10の所望の
コマを読取位置16に位置せしめることができ
る。
17はマイクロフイルム露光用のハロゲンラン
プで、ハロゲンランプ17の発した光はレンズ1
8及びミラー19を介して、読取位置16に位置
しているマイクロフイルムに照射される。マイク
ロフイルム10を透過した光は拡大レンズ20に
より所定倍率で拡大された後、ミラー21によ
り、ラインセンサ22上に導びかれる。
ラインセンサ22は約5000個の受光素子を有す
るラインセンサで、入射した光強度に応じた画像
信号を画素毎にシリアルに出力する。ラインセン
サ22はキヤリツジ23上に固定されており、こ
のキヤリツジ23はガイド軸24,25に沿つ
て、ラインセンサ22の主走査方向に対しほぼ垂
直方向に移動可能である。尚、このキヤリツジ2
3の移動方向を副走査方向と言う。26はキヤリ
ツジ23を移動させるための駆動力を得る駆動モ
ータであり、駆動モータ26の回転軸に固定され
た駆動プーリ27と、固定プーリ29にはワイヤ
28がかけまわされており、またこのワイヤ28
は前述のキヤリツジ23に固定されている。従つ
て、駆動モータ26の駆動により、キヤリツジ2
3がガイド軸24,25上を往復動する。
以上の構成により、読取位置26に位置された
マイクロフイルム10の所望コマの画像全域をラ
インセンサ22により読取走査することが出来、
画像情報を電気信号に変換して出力可能となる。
そして、この画像信号はプリンタ、デイスプレ
イ、電子フアイル等の装置に出力され、画像の記
録、表示、記憶等の処理がなされる。
第2図は第1図示のラインセンサ22の構成を
示す、ここでPDはライン状に並べられたn個の
受光素子である。CCD1およびCCD2は夫々奇
数番目及び偶数番目の受光素子PDに対応した
CCD部であり、夫々蓄積した電荷を出力段OUT
1及びOUT2に互いに180度位相のずれた転送ク
ロツクに従つて転送する。出力段OUT1、OUT
2は転送されてきた電荷を電圧に変換して、それ
ぞれアナログ画像信号OS及びESを発生する。
このように、ライン状に並べられた複数の受光
素子の奇数番目の出力OSと偶数番目の出力ESと
の間には夫々のCCDや出力段OUTの特性の不均
一性等により、レベル差が生じることがあり、こ
のレベル差の補正が必要である。また、n個の受
光素子のうち、前端の約30個及び後端の約5個は
ダミービツトであり、画像の読取には直接使用さ
れない。
第3図は前述のラインセンサからの画像信号
OE,ESを処理し、3値のデジタル画像信号を得
るための回路構成の一例を示す。また、第4図に
は第3図の回路による画像信号OSの3値化動作
を示す。
第3図において、31は第1図及び第2図にお
いて説明したラインセンサであり、水晶発振器、
分周回路等を構成要素とするタイミングクロツク
発生器50からの転送クロツクに従つて、奇数番
目の受光素子に対応した画像信号OS及び偶数番
目の受光素子に対応した画像信号ESを夫々独立
に出力する。32,33はラインセンサ31から
出力されたアナログ画像信号OS及びESを夫々増
巾するためのアンプで、34,35は前述の転送
クロツクに同期したクロツクCAD1,2に従つ
てアンプ32,33のアナログ出力を夫々6ビツ
トのデジタル画像信号OS′,ES′に変換するアナ
ログ・デジタル(A/D)変換器である。
A/D変換器34からのデジタル画像信号
OS′は比較器37に入力され、アツプ・ダウンカ
ウンタ38のカウント値CVと比較される。比較
器37は、画像信号OS′がカウント値より大のと
きに高レベル、小のとき小レベルの出力を行な
う。アツプダウンカウンタ38はタイミングクロ
ツク発生器50からのサンプルクロツクCSPをカ
ウント動作し、そのカウント値を6ビツトのデジ
タル値として出力する。尚、このサンプルクロツ
クCSPの周波数fSPと前述のA/D変換用クロツ
クCADの周波数fADとはfSP≪fADなる関係とする。
また、アツプダウンカウンタ38は比較器37の
出力が高レベルのときに加算動作し、また低レベ
ルのときに減算動作する。従つて、アツプダウン
カウンタのカウント値CVはA/D変換器34の
出力OS′に応じて第4図の如く加算、減算動作さ
れる。従つて、アツプダウンカウンタ38のカウ
ント値CVを読取るべきフイルムのベース濃度と
することができる。尚、第4図では説明を簡単と
するために、A/D変換器34のデジタル出力を
アナログ表現してある。
アツプダウンカウンタ38の6ビツトのカウン
ト値CVはまた、1対の加減算回路40,41に
並列に入力される。この加減算回路40,41に
はスライスレベル設定回路49の設定値がネガポ
ジ(N/P)切換器48を介して印加される。ス
ライスレベル設定回路49は読取画像の濃度を調
整するためのもので、操作者或いはサービスマン
により動作されるスライドレバーやデイツプスイ
ツチ等からなり、前述のフイルムのベース濃度に
対応したアツプダウンカウンタ38のカウンタ値
CVに所定値を加算或いは減算して、画像信号の
2値化のための閾値レベルを決定する。尚、N/
P切換器48は本実施例ではネガテイブな画像を
有したマイクロフイルム(ネガフイルム)とポジ
テイブな画像を有したマイクロフイルム(ポジフ
イルム)との両方を読取可能とするために設けら
れ、外部からのN/P切換信号に従つて動作しこ
れにより、2値化出力の反転及び閾値の極性反転
等を行なう。
スライスレベル設定回路49の6ビツト出力は
ネガフイルムの読取時には加算モードとなつてい
る加減算回路40にそのまま印加され、アツプダ
ウンカウンタ38のカウント値CVに加算され、
閾値TV1となる。また、同様に加算モードとな
つている加減算回路41にはスライスレベル設定
回路49の6ビツト出力を1/2とした値が印加さ
れ、アツプダウンカウンタ38のカウント値CV
に加算され、閾値TV2となる。アツプダウンカ
ウンタ38のカウント値CVと閾値TV1,TV2
の関係は第4図の如くなる。
加減算回路40,41の閾値TV1,TV2は
夫々比較器42,43に印加される。この比較器
42,43はA/D変換器34の6ビツトのデジ
タル画像信号OS′を3値化するために夫々異なる
閾値によつて2値化するものであり、画像信号
OS′が並列に印加される。この様に閾値TV1,
TV2と画像信号OS′とを比較して得た2値出力
V1,V2は第4図の如くなる。
ところで、アツプダウンカウンタ38のカウン
ト動作を常に比較器37の出力により制御するだ
けでは、大振幅の画像信号OS′が比較器37に入
力した場合、これに追従してカウント値CVが増
大してしまい、カウント値CVがフイルムのベー
ス濃度に対応しなくなることが考えられる。そこ
で、大振幅の画像信号OS′の入力時にはアツプダ
ウンカウンタ38のカウント動作を禁止する。即
ち、ネガフイルムの場合に値の大なる閾値TV1
にて比較して比較器42より1出力を得た画像信
号、OS′を大振幅の画像信号とみなし、この比較
器42の1出力をネガフイルム読取モードとなつ
ているN/P切換スイツチ51を介してアツプダ
ウンカウンタ38のカウント動作を禁止する禁止
回路39に導びく。そして、この信号出力期間中
のアツプダウンカウンタ38の加算或いは減算動
作を禁止する。また、前述の様にラインセンサ3
1にはダミービツトがあり、このダミービツトの
出力にてアツプダウンカウンタ38が動作しない
様に、タイミングクロツク発生器50の出力によ
つてもアツプダウンカウンタ38のカウント動作
は禁止される。
以上の様にして、ラインセンサ31の奇数番目
の受光素子に対応したデジタル画像信号OS′に対
する3値化処理がなされ、比較器42,43の
夫々の2値化出力V1,V2は選択回路46に印
加される。
次に、ラインセンサ31の偶数番目の受光素子
に対応したデジタル画像信号ES′の3値化処理を
説明する。前述の様に、ラインセンサ31より別
系統で引き出される奇数番目の受光素子に対応し
た出力OSと偶数番目の受光素子に対応した出力
ESとの間にはレベル差が生じることがある。こ
のレベル差の補正を次の様に実行する。36はサ
ンプルデータ保持回路で、タイミングクロツク発
生器50からのラツチクロツクCLTの入力時に、
A/D変換器34,35の出力OS′,ES′を同時
にラツチする。このラツチクロツクCLTはライ
ンセンサ31がダミービツトに対応する出力を行
なつている期間内に発生される。サンプルデータ
保持回路36に保持された出力OS′,ES′は減算
回路52にてその差が求められる。従つて、マイ
クロフイルムの画像の影響のないダミービツトに
対応した2系統の出力のレベル差が求められる。
減算回路52の出力は加算器53に印加され、
A/D変換器35の出力する画像信号ES′に加算
される。これにより、奇数番目と偶数番目の画像
信号のレベル差を奇数番目の出力OS′を基準とし
て補正された偶数番目の受光素子に対応した画像
信号ES″を得ることができる。
加算器53からの補正済の画像信号ES″は1対
の比較器44,45に並列に印加される。この比
較器44,45には前述の加減算回路40,41
の出力である閾値TV1,TV2が夫々印加され
ている。そして、画像信号ES″を閾値TV1,TV
2と夫々比較することにより2値出力V3,V4
を得る。即ち、画像信号ES″はレベル差の補正済
なので奇数番目の受光素子に対応した画像信号
OS′を2値化(3値化)するために用いた閾値
TV1,TV2により、偶数番目の受光素子に対
応した画像信号ES″を2値化(3値化)される。
比較器44,45の出力V3,V4は前述の出
力V1,V2とともに選択回路46に印加され
る。選択器46はタイミングクロツク発生器50
のクロツクCSLに従つて別々に2値化(3値化)
処理されて入力された奇数番目の受光素子に対応
した2値出力の組V1,V2と偶数番目の受光素
子に対応した2値出力の組V3,V3とを交互に
選択し、1ラインの連続した画像信号を形成す
る。
選択器46により1ラインに整えられた出力は
N/P切換器47に印加される。N/P切換器4
7はN/P切換信号に従つて動作するもので、ネ
ガフイルムモードの場合はそのまま、ポジフイル
ムモードの場合は選択器46の出力を入れ換えて
出力する。
N/P切換器46からは3値出力を形成する2
値化出力B1,B2が出力され、この信号はプリ
ンタ、電子フアイル等の後段の処理装置に出力さ
れる。
尚、以上の説明ではネガフイルムを読取る場合
を主に説明したが、ポジフイルムを読取る場合に
は、外部からのN/P切換信号に従つて、N/P
切換器47,48及び加減算器40,41をポジ
テイブモードに設定することにより、前述のネガ
フイルムと同様に3値出力を得ることができる。
尚、本実施例ではマイクロフイルムの読取り装
置に本発明を適用したが、本や書類等からの反射
光による原稿読取装置にも本発明は適用可能であ
る。また、ラインセンサの数は約5000ビツトに限
るものではなく、必要に応じて増減されるもので
ある。また、3値出力を必要とせず、2値出力の
みが必要な場合は、1対の比較器を1つとするこ
とにより達成できる。
以上説明した様に本発明によると、画像を光電
的に読取つて得た画像信号を、入力する画像信号
に適した閾値により2値化可能となり、画像の欠
落やつぶれのない正確な2値化出力を得ることが
できる。
また、読取手段から出力される複数系統の画像
信号の一方により求めた閾値により他方の画像信
号の2値化も可能となり、回路構成を簡単にでき
るとともに、高速処理が可能となり更には、複数
系統の画像信号の規格化が達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したマイクロフイルムリ
ーダの構成図、第2図はラインセンサの構成図、
第3図はラインセンサからの画像信号の処理回路
のブロツク図、第4図は画像信号の3値化動作を
示すタイミングチヤート図であり、31はライン
センサ、34,35はA/D変換器、37,4
2,43,44及び45は比較器、36はサンプ
ルデータ保持器、38はアツプダウンカウンタ、
50はタイミングクロツク発生器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 画像を光電的に読取り第1、第2の画像信号
    を出力する読取手段と、上記読取手段からの上記
    第1の画像信号に従つて画像信号の2値化用の閾
    値を形成する手段と、上記読取手段からの上記第
    2の画像信号を上記第1の画像信号に基づいて補
    正する手段とを有し、上記形成手段で形成された
    閾値によつて上記第1の画像信号と補正された上
    記第2の画像信号を2値化することを特徴とする
    画像読取装置。
JP59199280A 1984-09-22 1984-09-22 画像読取装置 Granted JPS6177472A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59199280A JPS6177472A (ja) 1984-09-22 1984-09-22 画像読取装置

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JP59199280A JPS6177472A (ja) 1984-09-22 1984-09-22 画像読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6177472A JPS6177472A (ja) 1986-04-21
JPH0562502B2 true JPH0562502B2 (ja) 1993-09-08

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JP59199280A Granted JPS6177472A (ja) 1984-09-22 1984-09-22 画像読取装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6339274A (ja) * 1986-08-04 1988-02-19 Mitsubishi Electric Corp 画像読取装置
GB9224952D0 (en) * 1992-11-28 1993-01-20 Ibm Improvements in image processing

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JPS6177472A (ja) 1986-04-21

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