JPH0562251A - 偏芯調整装置 - Google Patents
偏芯調整装置Info
- Publication number
- JPH0562251A JPH0562251A JP25482991A JP25482991A JPH0562251A JP H0562251 A JPH0562251 A JP H0562251A JP 25482991 A JP25482991 A JP 25482991A JP 25482991 A JP25482991 A JP 25482991A JP H0562251 A JPH0562251 A JP H0562251A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- shaped object
- rotary table
- center
- adjusting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ディスク原盤用測定装置で被測定物の偏芯
を補正することにより、プリフォーマット信号変調度の
測定精度の向上を図る。 【構成】 測定時、光ディスク原盤のような円盤状物体
1を保持回転する回転テーブル2に装着し回転したと
き、回転テーブル2に固定され円盤状物体1の外周に接
するように配置された2個の位置決めストッパ3,4
と、2個の位置決めストッパ3,4の中心線5方向に移
動する移動調整機構6との円柱状リングとが均一に回転
するように、円盤状物体1の回転時の外周移動量を検出
するモニタ部7でモニタして移動調整機構6を移動させ
偏芯調整を行う。これにより、光ディスク原盤のプリフ
ォーマット信号変調度の測定が正確にできる。
を補正することにより、プリフォーマット信号変調度の
測定精度の向上を図る。 【構成】 測定時、光ディスク原盤のような円盤状物体
1を保持回転する回転テーブル2に装着し回転したと
き、回転テーブル2に固定され円盤状物体1の外周に接
するように配置された2個の位置決めストッパ3,4
と、2個の位置決めストッパ3,4の中心線5方向に移
動する移動調整機構6との円柱状リングとが均一に回転
するように、円盤状物体1の回転時の外周移動量を検出
するモニタ部7でモニタして移動調整機構6を移動させ
偏芯調整を行う。これにより、光ディスク原盤のプリフ
ォーマット信号変調度の測定が正確にできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、偏芯調整装置、特に同
心円状あるいはスパイラル状にパターンが形成された円
盤状物体を保持回転する回転テーブルの回転中心と、前
記円盤状物体の外周中心との差が小さくなるように調整
する偏芯調整装置に関する。
心円状あるいはスパイラル状にパターンが形成された円
盤状物体を保持回転する回転テーブルの回転中心と、前
記円盤状物体の外周中心との差が小さくなるように調整
する偏芯調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の偏芯調整装置は図5に示すよう
に、円盤状物体1を保持回転する回転テーブル2と、回
転テーブル2上に固定された円盤状物体1の位置決めピ
ン10とで構成される。
に、円盤状物体1を保持回転する回転テーブル2と、回
転テーブル2上に固定された円盤状物体1の位置決めピ
ン10とで構成される。
【0003】例えば、円盤状物体1を光ディスク原盤と
すると、光ディスク原盤用のガラス基板外径精度は±
0.1mm程度であるため、位置決めピン10は最大径
が入るように固定される。従って、ガラス基板を位置決
めピン10により位置決めしたときのズレは最大で20
0μmとなってしまうことになる。
すると、光ディスク原盤用のガラス基板外径精度は±
0.1mm程度であるため、位置決めピン10は最大径
が入るように固定される。従って、ガラス基板を位置決
めピン10により位置決めしたときのズレは最大で20
0μmとなってしまうことになる。
【0004】図6は、従来の偏芯調整装置を使用した光
ディスク原盤信号検査装置の一例を示すものである。こ
のものは、光ディスク原盤1を位置決めピン10により
装着し回転する回転テーブル2と、光ディスク原盤1上
にレーザビーム33を照射する光ヘッド30と、レーザ
ビーム33を光ディスク原盤1上に合焦集光するフォー
カスサーボ手段34と、光ヘッド30を光ディスク原盤
1のパターン領域にモータ32の駆動により移動させる
スライダ31と、光ヘッド30からのセンサ信号aを増
幅して再生信号cを出力するアンプ回路36とで構成さ
れる。
ディスク原盤信号検査装置の一例を示すものである。こ
のものは、光ディスク原盤1を位置決めピン10により
装着し回転する回転テーブル2と、光ディスク原盤1上
にレーザビーム33を照射する光ヘッド30と、レーザ
ビーム33を光ディスク原盤1上に合焦集光するフォー
カスサーボ手段34と、光ヘッド30を光ディスク原盤
1のパターン領域にモータ32の駆動により移動させる
スライダ31と、光ヘッド30からのセンサ信号aを増
幅して再生信号cを出力するアンプ回路36とで構成さ
れる。
【0005】光ヘッド30は光源として半導体レーザを
使用し、光ディスク原盤1にレーザビーム33を照射し
て得られる反射ビームを検出する2分割あるいは4分割
センサにより構成する。従って、光ヘッド30から得ら
れるセンサ信号aは公知のフォーカスサーボ手段34に
より駆動信号bを出力し光ヘッド30の集光レンズを駆
動するアクチュエータ35に印加されレーザビーム33
を光ディスク原盤1上に合焦集光する。
使用し、光ディスク原盤1にレーザビーム33を照射し
て得られる反射ビームを検出する2分割あるいは4分割
センサにより構成する。従って、光ヘッド30から得ら
れるセンサ信号aは公知のフォーカスサーボ手段34に
より駆動信号bを出力し光ヘッド30の集光レンズを駆
動するアクチュエータ35に印加されレーザビーム33
を光ディスク原盤1上に合焦集光する。
【0006】ここで、レーザビーム33をフォーカスサ
ーボ手段34により光ディスク原盤1上に合焦集光し、
スライダ31により光ヘッド30を光ディスク原盤1の
グルーブ領域に移動することにより、光ヘッド30から
センサ信号aが出力されアンプ回路36により処理され
て再生信号cとして端子101に出力される。
ーボ手段34により光ディスク原盤1上に合焦集光し、
スライダ31により光ヘッド30を光ディスク原盤1の
グルーブ領域に移動することにより、光ヘッド30から
センサ信号aが出力されアンプ回路36により処理され
て再生信号cとして端子101に出力される。
【0007】従って、光ヘッド30がグルーブ上にあれ
ば再生信号cは溝横断信号を取り出すことができる。ま
た、例えば、光ディスク原盤1のパターンがISOフォ
ーマットのパターンであれば、ランド部に公知のトラッ
キング手段でトラッキングすることにより再生信号cか
らプリフォーマット信号を取り出すことができる。
ば再生信号cは溝横断信号を取り出すことができる。ま
た、例えば、光ディスク原盤1のパターンがISOフォ
ーマットのパターンであれば、ランド部に公知のトラッ
キング手段でトラッキングすることにより再生信号cか
らプリフォーマット信号を取り出すことができる。
【0008】プリフォーマット信号は光ディスク原盤1
のパターンに偏芯がある場合、スピンドルの回転中心と
パターンとがずれることになり、偏芯量の大きい所でト
ラッキングの状態が悪くなるため、再生信号の信号変動
を起こすことになる。
のパターンに偏芯がある場合、スピンドルの回転中心と
パターンとがずれることになり、偏芯量の大きい所でト
ラッキングの状態が悪くなるため、再生信号の信号変動
を起こすことになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の偏芯調
整装置は、光ディスク原盤の検査装置に使用した場合
に、回転テーブルの回転軸と光ディスク原盤の外径との
ズレが最大で200μmとなるため、パターン中心がズ
レ偏芯量が大きくなり、トラッキング状態が悪くなって
も偏芯調整ができず、プリフォーマット信号の信号変調
度の正確な測定ができないという欠点があった。
整装置は、光ディスク原盤の検査装置に使用した場合
に、回転テーブルの回転軸と光ディスク原盤の外径との
ズレが最大で200μmとなるため、パターン中心がズ
レ偏芯量が大きくなり、トラッキング状態が悪くなって
も偏芯調整ができず、プリフォーマット信号の信号変調
度の正確な測定ができないという欠点があった。
【0010】本発明の目的は前記課題を解決した偏芯調
整装置を提供することにある。
整装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る偏芯調整装置においては、同心円状あ
るいはスパイラル状にパターンが形成された円盤状物体
を保持回転する回転テーブルと、該回転テーブルに固定
され、前記円盤状物体の外周に接するように配置された
2個の位置決めストッパと、前記円盤状物体を前記2個
の位置決めストッパの中心線方向に移動させる移動調整
機構と、前記円盤状物体の回転時の外周移動量を検出す
るモニタ部とを有するものである。
め、本発明に係る偏芯調整装置においては、同心円状あ
るいはスパイラル状にパターンが形成された円盤状物体
を保持回転する回転テーブルと、該回転テーブルに固定
され、前記円盤状物体の外周に接するように配置された
2個の位置決めストッパと、前記円盤状物体を前記2個
の位置決めストッパの中心線方向に移動させる移動調整
機構と、前記円盤状物体の回転時の外周移動量を検出す
るモニタ部とを有するものである。
【0012】また、前記位置決めストッパと移動調整機
構とは、前記円盤状物体の周縁に接触し、動摩擦により
回転する円柱状リングを有するものである。
構とは、前記円盤状物体の周縁に接触し、動摩擦により
回転する円柱状リングを有するものである。
【0013】
【作用】本発明では、回転テーブルに装着した円盤状物
体の外径中心と、回転テーブルの回転中心とのズレを移
動調整機構により補正するようにしたものである。
体の外径中心と、回転テーブルの回転中心とのズレを移
動調整機構により補正するようにしたものである。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例を示す平面図で
ある。
ある。
【0016】図1に示す偏芯調整機構は、同心円状ある
いはスパイラル状にパターン形成された円盤状物体1を
保持回転する回転テーブル2と、回転テーブル2に固定
され円盤状物体1の外周に接するように配置された2個
の位置決めストッパ3,4と、2個の位置決めストッパ
3,4の中心線5方向に移動する移動調整機構6と、円
盤状物体1の回転時の外周移動量を検出するモニタ部7
とで構成する。
いはスパイラル状にパターン形成された円盤状物体1を
保持回転する回転テーブル2と、回転テーブル2に固定
され円盤状物体1の外周に接するように配置された2個
の位置決めストッパ3,4と、2個の位置決めストッパ
3,4の中心線5方向に移動する移動調整機構6と、円
盤状物体1の回転時の外周移動量を検出するモニタ部7
とで構成する。
【0017】位置決めストッパ3,4は図2に示すよう
に、円盤状物体1の側面に当たる円柱状リング20と、
円柱状リング20を回転させる中心軸21とから構成さ
れ、円盤状物体1が回転方向22に回転することによる
動摩擦により、円柱状リング20は回転方向23に回転
する。
に、円盤状物体1の側面に当たる円柱状リング20と、
円柱状リング20を回転させる中心軸21とから構成さ
れ、円盤状物体1が回転方向22に回転することによる
動摩擦により、円柱状リング20は回転方向23に回転
する。
【0018】移動調整機構6は図3に示すように、円柱
状リング20と、円柱状リング20を回転させる中心軸
21と、中心軸21を円盤状物体1の側面に対してd方
向又はe方向に移動させるマイクロメータ等の移動機構
24で構成される。
状リング20と、円柱状リング20を回転させる中心軸
21と、中心軸21を円盤状物体1の側面に対してd方
向又はe方向に移動させるマイクロメータ等の移動機構
24で構成される。
【0019】また、モニター部7は円盤状物体1の側面
に押し当てたダイヤルゲージ等で構成し、円盤状物体1
の回転時の外周移動量をモニタする。
に押し当てたダイヤルゲージ等で構成し、円盤状物体1
の回転時の外周移動量をモニタする。
【0020】図4は、偏芯調整装置の動作を説明するた
めの図である。位置決めストッパ3,4に円盤状物体1
の側面を押し当て円盤状物体1を回転テーブル2により
回転する。
めの図である。位置決めストッパ3,4に円盤状物体1
の側面を押し当て円盤状物体1を回転テーブル2により
回転する。
【0021】このとき、円盤状物体1の外径の違いによ
って円盤状物体1の外径中心8と回転テーブル2の回転
中心軸9のズレが生じる。
って円盤状物体1の外径中心8と回転テーブル2の回転
中心軸9のズレが生じる。
【0022】移動調整機構6をd又はeの方向に移動す
ることにより、移動調整機構6の円柱状リングと位置決
めストッパ3,4の円柱状リングとが均一に回転するよ
うにモニタ部7を見ながら調整する。
ることにより、移動調整機構6の円柱状リングと位置決
めストッパ3,4の円柱状リングとが均一に回転するよ
うにモニタ部7を見ながら調整する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、回転テー
ブルに装着した円盤状物体の外径中心と、回転テーブル
の回転中心とのズレを移動調整機構により補正できるた
め、例えば、光ディスク原盤検査装置等に使用すること
によりトラッキングを安定にでき、プリフォーマット信
号変調度の正確な測定ができるという効果がある。
ブルに装着した円盤状物体の外径中心と、回転テーブル
の回転中心とのズレを移動調整機構により補正できるた
め、例えば、光ディスク原盤検査装置等に使用すること
によりトラッキングを安定にでき、プリフォーマット信
号変調度の正確な測定ができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】円柱状リングの説明図である。
【図3】移動調整機構の説明図である。
【図4】図1を左から見た側面図である。
【図5】従来の技術を示す平面図である。
【図6】従来の偏芯調整装置を使用した光ディスク原盤
検査装置を示す図である。
検査装置を示す図である。
1 円盤状物体 2 回転テーブル 3 位置決めストッパ 4 位置決めストッパ 5 中心線 6 移動調整機構 7 モニタ部 8 円盤状物体の外径中心 9 回転テーブルの回転中心 10 位置決めピン 20 円柱状リング 21 中心軸 22 円盤状物体1の回転方向 23 円柱状リング20の回転方向 30 光ヘッド 31 スライダ 32 モータ 33 レーザビーム 34 フォーカスサーボ手段 35 アクチュエータ 36 アンプ回路 101 出力端子 a センサ信号 b 駆動信号 c 再生信号 d 移動機構の移動方向 e 移動機構の移動方向
Claims (2)
- 【請求項1】 同心円状あるいはスパイラル状にパター
ンが形成された円盤状物体を保持回転する回転テーブル
と、 該回転テーブルに固定され、前記円盤状物体の外周に接
するように配置された2個の位置決めストッパと、 前記円盤状物体を前記2個の位置決めストッパの中心線
方向に移動させる移動調整機構と、 前記円盤状物体の回転時の外周移動量を検出するモニタ
部とを有することを特徴とする偏芯調整装置。 - 【請求項2】 前記位置決めストッパと移動調整機構と
は、前記円盤状物体の周縁に接触し、動摩擦により回転
する円柱状リングを有することを特徴とする請求項1に
記載の偏芯調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25482991A JPH0562251A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 偏芯調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25482991A JPH0562251A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 偏芯調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0562251A true JPH0562251A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=17270441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25482991A Pending JPH0562251A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 偏芯調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0562251A (ja) |
-
1991
- 1991-09-05 JP JP25482991A patent/JPH0562251A/ja active Pending
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