JPH0562244U - 携帯用指圧器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポケットやバッグに入れて持ち歩き、必要な
時に何時でもどこでも使用できる携帯用指圧器を提供す
ることを目的とする。 【構成】 柄１の下部に、軸５を介して表面に複数個の
突起６を設けた回転ローラ３を設け、柄１の上部に丸味
を帯びた押圧部２を設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は柄の下部に軸を介して回転ローラを設けて指圧器を構成し、この指圧 器を前後に摺動させて手足のツボを刺激し、血行をよくする携帯用指圧器に関す るものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、指圧器は竹を利用した足踏式のものから球体を利用した指圧器等各種提 供されており、近年は形が大型で電気を利用した指圧器が提供されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、これらの指圧器には次のような欠点があった。 ａ．電気をエネルギーとしているため、乾電池・電気等を利用しなければならな かった。 ｂ．大型・小型の指圧器を問わず、嵩ばっているため、持運びに不便であり携帯 用として利用できない欠点があった。 本考案は上記欠点を解消し、ポケットやバッグに入れて持ち歩き、必要なとき に何時でも使用できる携帯用指圧器を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため本考案は柄１の下部に、軸５を介して表面に複数個の 突起６を設けた回転ローラ３を設け、柄１の上部に丸味を帯びた押圧部２を設け たものである。

【０００５】

【作用】

上記のように構成した本考案を実際に使用する場合は、柄１を片手で握り、回 転ローラ３を体のツボに当て適度に押圧した状態で前後に移動させる。 又別の指圧方法として押圧部２を下方にして柄１を片手に握り、押圧部２の先 端部を体のツボに当て押圧する。 不要の場合はポケット又はバッグの中に収納する。

【０００６】

【実施例】

以下本考案に係る携帯用指圧器の実施例を図面に基づいて説明する。 図１は本考案の斜視図、図２、図３は本考案の使用状態を示した図で、図中の符 号１は本考案の携帯用指圧器の柄で、この柄１は歯ブラシ程度の長さでその上部 を丸味のある形にして押圧部２を形成し、下部を分岐させてローラカバー４を設 け、このローラカバー４に軸５を介して自由に回転する回転ローラ３を設け、ロ ーラ３の表面に複数個の突起６を設ける。 又、柄１全体は、握った場合指圧しやすいように、ゆるやかに湾曲させる。 本考案は以上のような構成になっているので、これを使用する場合は、柄１を片 手で握り、回転ローラ３を手足や体の患部に押当てた状態で前後に移動させる。 回転ローラ３を磁石にすることも可能で、磁石にすると磁気と指圧の相乗作用 で高い指圧効果が得られる。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は上記のように構成したので、ポケットやバッグに入れて簡単に持運び でき、必要なとき、例えば乗物の座席に座った時等に取出して指圧をすることが できる。 又、構造が簡単であるので安価に提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案のローラを使った指圧状態を示した図で
ある。

【図３】本考案の押圧部を使った指圧状態を示した図で
ある。

【符号の説明】

１ 柄 ２ 押圧部 ３ 回転ローラ ４ ローラカバー ５ 軸 ６ 突起

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 柄の下部に、軸を介して表面に突起を設
   けた回転ローラを設け、柄の上部に丸味を帯びた押圧部
   を設けたことを特徴とする携帯用指圧器。
2. 【請求項２】 回転ローラが磁石であることを特徴とす
   る請求項１記載の携帯用指圧器。