JPH056217U - パネル取付け装置 - Google Patents

パネル取付け装置

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Publication number
JPH056217U
JPH056217U JP5242691U JP5242691U JPH056217U JP H056217 U JPH056217 U JP H056217U JP 5242691 U JP5242691 U JP 5242691U JP 5242691 U JP5242691 U JP 5242691U JP H056217 U JPH056217 U JP H056217U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
screw
tubular member
wall surface
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP5242691U
Other languages
English (en)
Inventor
俊男 安保
恵三 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH056217U publication Critical patent/JPH056217U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筐体にパネルをねじ止めする際の作業効率を
向上させる。 【構成】パネル12に形成された、貫通穴13に管状部
材14が挿通され、この管状部材14の外周壁面端部に
形成された鍔部15が前記パネル12の外壁面に当接さ
れる。また前記鍔部15の基部から前記管状部材の外周
壁面長手方向に形成された径小部16には、Oリング2
1が前記パネル12の内壁面側から圧入して配設され
る。そのため、前記鍔部15は前記パネル12の外壁面
に圧接され、前記管状部材14はパネル面に対して略垂
直方向に保持される。一方、前記管状部材14の内周壁
面には、内周ねじ部19が形成され、首付きねじ18が
係合される。更に前記首付きねじ18を締め付けること
により、ねじ山18Aが筐体10に形成されたねじ係止
穴11に係止され、前記パネル12は前記筐体10にね
じ止めされ取付けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パネルをねじ止めする際の作業性を向上させるためのパネル取付け 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来電子機器装置等の筐体に被着部材、例えばパネルを取付ける際には、着脱 可能とするため通常ねじ止めによって行われる。 なお前記ねじを緩めた際、パネルから脱落しないことが好ましく首付きねじが 用いられる。
【0003】 以下図3および図4を参照して従来の一例を説明する。すなわち、1は筐体で ありねじ係止穴2が形成されている。3は前記筐体1にねじ止めにて取付けられ るパネルであり、前記ねじ係止穴2と対向する位置にねじ挿入穴4が形成されて いる。5は前記パネル3を前記筐体1にねじ止めするための首付きねじであり、 ワッシャ6を介して前記ねじ挿入穴4に挿入される。
【0004】 なお前記筐体1に前記パネル3をねじ止めする際、前記首付きねじ5は前記ね じ挿入穴4の加工誤差等により、前記ねじ係止穴2と位置が合わないことがある 。
【0005】 そこで前記ねじ挿入穴4は、前記首付ねじ5が前記パネル3の面方向で移動し 前記ねじ係止穴2に位置合せできるように大きく形成されている。7は前記ねじ 挿入穴4から前記首付きねじ5の脱落を防止するために、前記筐体1と前記パネ ル3との間に配設された管状部材である。この管状部材7の内周壁面一端には、 前記首付きねじ5の脱落防止用として内周ねじ部8が形成され、他端には前記首 付きねじ5のねじ山5Aより大きい直径の丸穴部9(図4参照)が形成されてい る。
【0006】 一方、図4は前記首付きねじ5で前記パネル3を前記筐体1にねじ止めする際 の断面図を示したものであり、前記首付きねじ5は前記ワッシャ6を介して前記 ねじ挿入穴4に挿入される。
【0007】 そして前記内周ねじ部8に前記首付きねじ5が係合され、前記ねじ山5Aは前 記内周ねじ部8を介して前記丸穴部9に突出される。このような構成によれば、 前記ねじ山5Aと前記内周ねじ部8とが当接しあい、前記首付きねじ5の脱落防 止処置が施される。ところで、前記首付きねじ5が前記ねじ係止穴2に係止され ていない状態の際、前記首付きねじ5は前記ねじ挿入穴4が大きく形成されてい るため、前記管状部材7の自重によって、図4に示す如くパネル面に対して垂れ 下り、傾斜している。従って前記ねじ係止穴2と前記首付きねじ5とが一直線上 にないため、前記パネル3を前記筐体1にねじ止めする際、前記パネル3に前記 首付きねじ5を押しつけ、パネル面に対して略垂直状態にする。
【0008】 更に、前記パネル3の外壁面に前記ワッシャ6を介して前記首付きねじ5を摺 動させながらパネル面方向で位置を移動させ、前記ねじ係止穴2に対し前記首付 きねじ5の位置合せが行われる。そして前記ねじ係止穴2に前記ねじ山5Aが係 止されることにより、前記パネル3は前記筐体1にねじ止めされ取付けられてい た。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
上述の如く上記パネル取付け装置では、首付きねじが筐体に係止されていない 場合、前記管状部材の自重でパネル面に対して垂れ下り、傾斜している。
【0010】 従って前記筐体に前記パネルをねじ止めする際、首付きねじをパネルに押しつ け摺動させながらパネル面方向で位置を移動させ、前記ねじ係止穴との位置合せ をしねじ止めの作業が行われていた。
【0011】 しかし、前記首付きねじの位置を移動させて前記ねじ係止穴に係止させる際、 位置合わせがしにくく、ねじ止めの作業に必要以上の時間を要し、作業効率が低 下するという問題点を生じていた。
【0012】 そこで本考案では、この問題点を除去し前記筐体に前記パネルをねじ止めする 際、作業を効率よく行え得ることが可能なパネル取付け装置を提供することを目 的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案は、貫通穴が形成され、筐体に取付けられるパネルと、このパネルに対 し略垂直方向で前記貫通穴に挿通される管状部材と、この管状部材の外周壁面端 部に形成され、前記パネルの外壁面に当接される鍔部と、この鍔部の基部から前 記管状部材の外周壁面長手方向に、前記貫通穴の直径よりも小径に形成された径 小部と、この径小部に前記パネルの内壁面側から圧入して配設されるOリングと 、前記管状部材の内周壁面に形成された内周ねじ部を介して突出し、前記筐体に 係止される首付きねじとを具備したことを特徴とするパネル取付け装置である。
【0014】
【作用】
本考案によればパネルに形成された貫通穴に管状部材が挿通され、この管状部 材の外周壁面端部に形成された鍔部は前記パネルの外壁面に当接される。そして 前記鍔部の基部に形成された径小部には、Oリングが前記パネルの内壁面側から 圧入して配設される。そのため前記鍔部が前記パネルの外壁面に圧接され、前記 管状部材は前記パネルに対して略垂直方向に保持される。 一方前記管状部材の内周壁面には、内周ねじ部が形成され首付きねじが係合さ れる。 このような構成によると前記首付きねじは前記管状部材により、パネル面に対 し略垂直方向に案内される。
【0015】 従って筐体に形成されたねじ係止穴と前記首付きねじとの位置合せが容易に行 え、前記パネルを前記筐体にねじ止めする作業を効率よく行うことが可能である 。
【0016】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図1および図2を参照し詳細な説明をする。
【0017】 図1において10は筐体であり、ねじ係止穴11が形成されている。12は前 記筐体10に取付けられる被着部材、例えばパネルであり、このパネル12には 前記ねじ係止穴11に対向する位置に貫通穴13が形成されている。なお前記貫 通穴13には前記パネル12に対し略垂直方向に管状部材14が挿通される。こ の管状部材14の外周壁面一端には、鍔部15が形成され、前記鍔部15の基部 には前記管状部材14の外周壁面長手方向に、前記貫通穴13の直径よりも小径 の径小部16が形成されている。また前記管状部材14の外周壁面他端には、前 記貫通穴13の直径よりも小さく前記径小部16の直径よりも大きい径大部17 が形成されている。
【0018】 一方、前記管状部材14の内周壁面一端には、首付きねじ18の脱落防止用と して内周ねじ部19が形成され、内周壁面他端には、前記首付きねじ18のねじ 山18Aより大きい直径の丸穴部20(図2参照)が形成されている。また21 はOリングであり、このOリング21は前記パネル12の内壁面側から前記径小 部16に圧入して配設される。
【0019】 次に図2を参照し、前記筐体10に前記パネル12をねじ止めし取付ける際に ついて説明する。前記管状部材14は前記貫通穴13に挿通され、前記鍔部15 が前記パネル12の外壁面に当接される。
【0020】 一方、前記管状部材14の径小部16には、前記Oリング21が前記パネル1 2の内壁面側から圧入して配設される。このように前記径小部14に前記Oリン グ21が圧入して配設されることにより、前記鍔部15は前記パネル12の外壁 面に圧接され、前記管状部材14はパネル面に対し略垂直方向に保持される。
【0021】 なお前記パネル12を前記筐体10にねじ止めする際、前記首付きねじ18は 前記内周ねじ部19に係合され、この内周ねじ部19を介して前記ねじ山18A が前記丸穴部20に突出される。そして、前記管状部材14によって前記首付き ねじ18は、パネル面に対して略垂直方向に案内され、更に前記首付きねじ18 を締め付けることにより、前記ねじ山18Aは前記ねじ係止穴11に係止され、 前記筐体10に前記パネル12がねじ止めされ取付けられる。 また前記パネル12を前記筐体10からはずす際、前記首付きねじ18をゆる め前記ねじ山18Aが前記ねじ係止穴11からはずされる。
【0022】 このような構成によれば、前記管状部材14の内周ねじ部19と前記ねじ山1 8Aとが当接しあうため、前記首付きねじ18の脱落防止が施される。また、前 記ねじ係止穴11に前記首付きねじ18の位置が合わない場合、前記管状部材1 4の位置を前記貫通穴13内で移動させ、前記ねじ係止穴11に前記首付きねじ 18が係止できるように調整する。すなわち前記管状部材14の外周壁面に形成 された前記径小部16により、この径小部16と前記貫通穴13との間に間隙が 生じる。そのため前記管状部材14は、前記鍔部15を前記パネル12の外壁面 に摺動させながらパネル面方向で移動させることが可能である。そして前記管状 部材14を前記貫通穴13内で移動させ、前記首付きねじ18の位置を前記ねじ 係止穴11に係止できる位置に調整する。
【0023】 このように前記管状部材14の位置調整をしたならば、前記首付きねじ18を 締め付けることにより、前記ねじ山18Aが前記ねじ係止穴11に係止され、前 記パネル12は前記筐体10にねじ止めされ取付けられる。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように本考案では、管状部材の鍔部がパネルの外壁面に当接され 、前記管状部材の径小部には、Oリングが前記パネルの内壁面側から圧入して配 設される。 上記構成によると前記管状部材は前記鍔部が前記パネルの外壁面に圧接され、 パネル面に対して略垂直方向に保持される。
【0025】 従って、首付きねじは多少傾くものの、前記管状部材によりパネル面に対して 略垂直方向に案内されるため、前記パネルを筐体にねじ止めする作業の効率を向 上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係わり、パネルを筐体にね
じ止めする際の分解斜視図である。
【図2】本考案の一実施例に係わり、パネルを筐体にね
じ止めする際の断面図である。
【図3】従来の一例に係わり、パネルを筐体にねじ止め
する際の分解斜視図である。
【図4】従来の一例に係わり、パネルを筐体にねじ止め
する際の断面図である。
【符号の説明】
10…筐体、12…パネル、13…貫通穴、14…管状
部材、15…鍔部、16…径小部、18…首付きねじ、
19…内周ねじ部、21…Oリング。
フロントページの続き (72)考案者 高橋 恵三 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 東 芝通信システムエンジニアリング株式会社 内

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】貫通穴が形成され、筐体に取付けられるパ
    ネルと、このパネルに対し略垂直方向で前記貫通穴に挿
    通される管状部材と、この管状部材の外周壁面端部に形
    成され、前記パネルの外壁面に当接される鍔部と、この
    鍔部の基部から前記管状部材の外周壁面長手方向に、前
    記貫通穴の直径よりも小径に形成された径小部と、この
    径小部に前記パネルの内壁面側から圧入して配設される
    Oリングと、前記管状部材の内周壁面に形成された内周
    ねじ部を介して突出し、前記筐体に係止される首付きね
    じとを具備したことを特徴とするパネル取付け装置。
JP5242691U 1991-07-08 1991-07-08 パネル取付け装置 Pending JPH056217U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5242691U JPH056217U (ja) 1991-07-08 1991-07-08 パネル取付け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5242691U JPH056217U (ja) 1991-07-08 1991-07-08 パネル取付け装置

Publications (1)

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JPH056217U true JPH056217U (ja) 1993-01-29

Family

ID=12914454

Family Applications (1)

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JP5242691U Pending JPH056217U (ja) 1991-07-08 1991-07-08 パネル取付け装置

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JP (1) JPH056217U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010266035A (ja) * 2009-05-18 2010-11-25 Oki Electric Ind Co Ltd 部品の固定構造
JP2015224722A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 日本電気株式会社 スペーサ取り付け構造
JP2016148412A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 株式会社青山製作所 樹脂板へのボルトの締結構造
JP2020085206A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 固定部材及び画像形成装置

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