JPH056216U - バルコニ−等の取付ボルト用キヤツプ - Google Patents
バルコニ−等の取付ボルト用キヤツプInfo
- Publication number
- JPH056216U JPH056216U JP5198791U JP5198791U JPH056216U JP H056216 U JPH056216 U JP H056216U JP 5198791 U JP5198791 U JP 5198791U JP 5198791 U JP5198791 U JP 5198791U JP H056216 U JPH056216 U JP H056216U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- mounting bolt
- screw
- outside
- threaded portion
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- Pending
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- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 建築躯体外側に連結する突起物取付用の取付
ボルトの外部露出のネジ部、ナット等を覆い、錆の発
生、躯体内への水の浸入等を防止する。 【構成】 建築躯体1外側面に連結するフラワーボック
ス3位置に対応させて、建築躯体1の内側から支持枠材
5にまで取付ボルト2を貫挿させ、支持枠材5外側に突
出した取付ボルト2のネジ部をナット6止めする。この
外部露出のネジ部、ナット等を覆うキャップ10は、ネ
ジ部を収納するネジ部収納部12、ナット6を収納する
ナット収納部13を有し、また、ネジ部収納部12内周
面には、ネジ部のオネジに噛み合わせる凹凸面11を形
成する。
ボルトの外部露出のネジ部、ナット等を覆い、錆の発
生、躯体内への水の浸入等を防止する。 【構成】 建築躯体1外側面に連結するフラワーボック
ス3位置に対応させて、建築躯体1の内側から支持枠材
5にまで取付ボルト2を貫挿させ、支持枠材5外側に突
出した取付ボルト2のネジ部をナット6止めする。この
外部露出のネジ部、ナット等を覆うキャップ10は、ネ
ジ部を収納するネジ部収納部12、ナット6を収納する
ナット収納部13を有し、また、ネジ部収納部12内周
面には、ネジ部のオネジに噛み合わせる凹凸面11を形
成する。
Description
【0001】
この考案は、例えば一般家屋におけるフラワーボックス、バルコニー等の建築 躯体外側に突設配置される突起物を取付支持する取付ボルトの外部露出のネジ部 先端等を覆い、錆の発生、躯体内への水の浸入等を防止するバルコニー等の取付 ボルト用キャップに関する。
【0002】
一般家屋の建築躯体外側に突設配置されるフラワーボックス、バルコニー等の 突起物は、これらの突起物の背部及び建築躯体夫々に貫挿した取付ボルト等によ って取付支持され、例えば建築躯体内側から突起物の背部外側に至るように取付 ボルトを貫挿し、突起物の背部外側で取付ボルトをナット止めしている。
【0003】 このとき、建築躯体内側においての取付ボルト頭部は、建築躯体内側面に凹設 形成された凹部内に収納され、突起物の背部外側の取付ボルトのネジ部先端は、 外方に大きく出張らないように適当に切断されることもある。
【0004】
ところが、上述した従来の取付構造によると、取付ボルトを建築躯体自体に貫 挿させるから、このための貫挿孔内に外部における雨水等が浸入しやすく、建築 躯体自体を損傷させたり、取付ボルト、ナット自体に錆が発生して突起物の支持 に支障を来したりすることがあった。特に、その突起物が例えばフラワーボック ス等であると、このフラワーボックス内で栽培される花物、植物等に水等を与え るとき、その水等が周囲に散乱することがある場合等には顕著である。
【0005】 そこで、この考案は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので 、建築躯体外側に露出する取付ボルト先端のネジ部更にはナット等を覆うことで 、これらを雨水その他から十分に保護し、錆の発生を防止し、また、建築躯体自 体に取付ボルトを貫挿させたときの貫挿孔への雨水その他の浸入を阻止し、建築 躯体の損傷等を防止できるようにしたバルコニーの取付ボルト用キャップを提供 することを目的とする。
【0006】
上述した目的を達成するため、この考案にあっては、建築躯体外側面に配置し たバルコニー等の突起物位置に対応させて建築躯体の内側から貫挿させてこれら の突起物をネジ止めし、これらを連結支持する取付ボルトの外部に露出したネジ 部及びこの取付ボルトにネジ止めするナットを一体的に被装するキャップであっ て、取付ボルトのネジ部におけるオネジ面に対応する凹凸面が内周面に形成され ていて、取付ボルトのネジ部を収納するネジ部収納部と、ナットを収納するナッ ト収納部とを有していることを特徴とする。
【0007】
この考案に係るバルコニーの取付ボルト用キャップにあっては、建築躯体外側 面に取り付けるフラワーボックス、バルコニーその他の突起物位置に対応させて 建築躯体の内側から貫挿された取付ボルトにおいて、外側に突出された取付ボル トのネジ部をナット止めする。
【0008】 このナット止めされたネジ部先端に被装するキャップは、そのネジ部収納部が ネジ部を、ナット収納部がナットを夫々収納してこれらを覆い、また、凹凸面は 、ネジ部におけるオネジに噛み合うように当接して被装状態を維持する。 被装状態のキャップは、外部露出の取付ボルトのネジ部、ナット等を外気から 遮断し、また、外部の雨水等を取付ボルトの貫挿孔内に浸入させない。
【0009】
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。 図において示される符号1は所定の家屋を構築する建築躯体であり、この建築 躯体1の外側には、取付ボルト2を介してフラワーボックス3、図示を省略した バルコニー等の突起物が取付支持されている。
【0010】 取付ボルト2は、図示のように、建築躯体1の内側面に凹設形成された凹部4 内に、その頭部が収納されるようにして、建築躯体1自体に開穿された貫挿孔に 建築躯体1内側から建築躯体1の外部に貫挿される。また、フラワーボックス3 の背部の支持枠材5に貫挿された状態で、この支持枠材5外側から突出したネジ 部がナット6止めされることで、フラワーボックス3を建築躯体1に連結支持す る。
【0011】 なお、図1において、7は胴縁、8はサイディング、9は建築躯体1と支持枠 材5との間に介在される調整材である。 しかして、このナット6止めされたネジ部には、ゴムの如き軟弾性材製のキャ ップ10が被装されるもので、このキャップ10は、図1、図2に示すように、 取付ボルト2のネジ部におけるオネジ面に対応するメネジの如き凹凸面11が内 周面に形成されていて、取付ボルト2のネジ部を収納するネジ部収納部12と、 ナット6を収納するナット収納部13とを有して、側面から見た外郭形態がほぼ ハット形状を呈するように形成されている。
【0012】 ネジ部収納部12は、図2に示すように、これの内周面全域に凹凸面11が形 成されている必要はなく、また、これの奥部は、前記支持枠材5から突出するネ ジ部長さに対応するよう若干の長さを備えた余裕部分となっている。 ナット収納部13は、望ましくは、その内周面がナット6の外形状に対応する よう、例えば断面でほぼ六角形状を呈し、ナット6外面にしっくりと当接するよ うに配慮されている。更には、後述する平座金23にしっくりと当接するよう、 開口部に段部14を形成することもある。なお、このナット収納部13の内形は 、断面で円形状に形成されることもあり、いずれにしても、ネジ部、ナット6を 被装したときはこれらと外気とをほぼ遮断し、特に、外部から内部に雨水等を浸 入させないようにしている。
【0013】 また、このキャップ10における開口縁は、ブチルゴムの如き軟性がある素材 によって形成し、突出したネジ部周囲の支持枠材5面にしっくりと密着し、内外 部相互間の遮断性を向上させるようにする。 図3には、取付ボルト2におけるネジ止め構造の一例の詳細が示されており、 図示のように、その頭部には、取付安定性の向上のための円盤状のプレート21 が配装され、ナット6止め部分には、オイルシール22、平座金23、バネ座金 24が介装されるようになっている。
【0014】 次に、これが使用の一例を説明すると、図1に示すように、建築躯体1外側面 に取り付けるフラワーボックス3位置に対応させて、建築躯体1の内側から支持 枠材5にまで取付ボルト2を貫挿させ、支持枠材5外側に突出した取付ボルト2 のネジ部に、オイルシール22、平座金23、バネ座金24を介装させてナット 6止めし、フラワーボックス3を建築躯体1に連結支持する。
【0015】 次いで、キャップ10を被装し、ネジ部収納部12にネジ部を、ナット収納部 13にナット6を夫々収納させ、また、凹凸面11をネジ部におけるオネジに噛 み合わせるよう当接させる。このとき、キャップ10は、これの形成素材の軟弾 性を利用して、捩じ込むように回転させながら、あるいは回転させずに直接に押 し込むものであり、ネジ部のオネジに凹凸面11が噛み合わせられることで被装 状態はしっかりと維持される。
【0016】
この考案は以上のように構成されており、これがため、各種の突起物を連結支 持するために建築躯体外側に露出する取付ボルト先端のネジ部更にはナット等を しっかりと覆い、これらを外気、外部の雨水その他から遮断できるのであり、そ の結果、これらのネジ部更にはナット等十分に保護し、錆の発生を防止すること ができる。また、建築躯体自体に取付ボルトを貫挿させたときの貫挿孔への雨水 その他の浸入をも確実に阻止し、建築躯体の損傷等を防止でき、更に、取付ボル トにおける錆の発生を阻止するから、例えばフラワーボックス、バルコニーその 他の突起物を長期間にわたって確実に連結支持する。
【0017】 すなわち、これは、この考案が、取付ボルトのネジ部におけるオネジ面に対応 する凹凸面が内周面に形成されていて、取付ボルトのネジ部を収納するネジ部収 納部と、ナットを収納するナット収納部とを有しているからであり、特に、凹凸 面は、取付ボルトのネジ部のオネジに噛み合うように当接することで、これとの 結合状態を堅固にし、外部からの衝撃その他に対して、簡単には離脱させないも のとしている。
【図1】使用状態の側面図である。
【図2】要部断面図である。
【図3】バルコニーの取付ボルトとの組合せ使用を表わ
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
1 建築躯体 2 取付ボル
ト 3 フラワーボックス 4 凹部 5 支持枠材 6 ナット 7 胴縁 8 サイディ
ング 9 調整材 10 キャップ 11 凹凸面 12 ネジ部
収納部 13 ナット収納部 14 段部 21 プレート 22 オイル
シール 23 平座金 24 バネ座
金
ト 3 フラワーボックス 4 凹部 5 支持枠材 6 ナット 7 胴縁 8 サイディ
ング 9 調整材 10 キャップ 11 凹凸面 12 ネジ部
収納部 13 ナット収納部 14 段部 21 プレート 22 オイル
シール 23 平座金 24 バネ座
金
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 建築躯体外側面に配置したバルコニー等
の突起物位置に対応させて建築躯体の内側から貫挿させ
てこれらの突起物をネジ止めし、これらを連結支持する
取付ボルトの外部に露出したネジ部及びこの取付ボルト
にネジ止めするナットを一体的に被装するキャップであ
って、取付ボルトのネジ部におけるオネジ面に対応する
凹凸面が内周面に形成されていて、取付ボルトのネジ部
を収納するネジ部収納部と、ナットを収納するナット収
納部とを有していることを特徴とするバルコニ−等の取
付ボルト用キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5198791U JPH056216U (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | バルコニ−等の取付ボルト用キヤツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5198791U JPH056216U (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | バルコニ−等の取付ボルト用キヤツプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056216U true JPH056216U (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=12902209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5198791U Pending JPH056216U (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | バルコニ−等の取付ボルト用キヤツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH056216U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5378213U (ja) * | 1976-11-22 | 1978-06-29 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4949654A (ja) * | 1972-05-08 | 1974-05-14 | ||
JPS57174714A (en) * | 1981-04-01 | 1982-10-27 | Mitsuboshi Denshi Kogyo Kk | Non-changeover continuous variable power supply circuit |
JPS6022551A (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-05 | Nippon Denso Co Ltd | アンチスキツド制御装置 |
JPS60133680A (ja) * | 1983-12-21 | 1985-07-16 | 日本黒鉛工業株式会社 | 導電異方性ヒ−トシ−ルコネクタ部材の製造法 |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP5198791U patent/JPH056216U/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4949654A (ja) * | 1972-05-08 | 1974-05-14 | ||
JPS57174714A (en) * | 1981-04-01 | 1982-10-27 | Mitsuboshi Denshi Kogyo Kk | Non-changeover continuous variable power supply circuit |
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Cited By (1)
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JPS5378213U (ja) * | 1976-11-22 | 1978-06-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970619 |