JPH0562047A - 現金自動取引装置 - Google Patents

現金自動取引装置

Info

Publication number
JPH0562047A
JPH0562047A JP22202391A JP22202391A JPH0562047A JP H0562047 A JPH0562047 A JP H0562047A JP 22202391 A JP22202391 A JP 22202391A JP 22202391 A JP22202391 A JP 22202391A JP H0562047 A JPH0562047 A JP H0562047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
teller machine
automatic teller
user
wheelchair
cash transaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22202391A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuji Unrinin
達治 雲林院
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP22202391A priority Critical patent/JPH0562047A/ja
Publication of JPH0562047A publication Critical patent/JPH0562047A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】車椅子利用者も立位利用者も共に使い易い現金
自動取引装置を提供すること。 【構成】現金自動取引装置1はモータ4とベルト6とワ
イヤ3によって、上下動可能に構成されている。車椅子
利用者12はレバー9によって下スイッチ10と上スイ
ッチ11をオン・オフし、現金自動取引装置を自在に上
下動することができる。したがって、現金自動取引装置
利用者が車椅子利用者であるか立位利用者であるかにか
かわらず、常に操作部が使いやすい位置にある現金自動
取引装置を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金融機関で利用される現
金自動取引装置にかかり、特に健常者のみならず、車椅
子を利用する身体障害者が利用するときの操作性を考慮
した現金自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車椅子利用者の操作性を考慮した現金自
動取引装置としては、特開平1−180094号公報に
開示されているように、現金自動取引装置の下部に車椅
子利用者の足が入る空間を設けたものが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、単に
車椅子利用者の操作性だけを考慮したものであり、健常
者が立って使用する場合には、操作部が低いために操作
性が良くないという問題点があった。すなわち、車椅子
利用者と立位利用者が同じ高さの操作部を利用するた
め、車椅子利用者には使いやすい位置でも、立位利用者
には低い位置の操作を強いるため使いづらかったのであ
る。
【0004】本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑
み成されたもので、車椅子利用者も立位利用者も共に使
い易い現金自動取引装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の現金自動取引装
置は、利用者が操作可能に設置された現金自動取引装置
を上下動可能させる機構と、現金自動取引装置が床まで
下がり切らないように現金自動取引装置の下降をあらか
じめ定められた位置で停止させるストッパを設けたこと
を特徴としている。
【0006】
【作用】本発明によれば、利用者が現金自動取引装置を
上下動して、使い易い位置に配置することが可能になる
ため、車椅子利用者も立位利用者も共に使い易い現金自
動取引装置を提供することができる。
【0007】また、現金自動取引装置の下降が一定位置
以下にならないように、ストッパを設けているため、車
椅子利用者の足部が現金自動取引装置の下に入り、車椅
子利用者が操作部に近ずくことが可能となる。また、現
金自動取引装置を下降しつづけても、現金自動取引装置
が床まで下がり切らないため、車椅子利用者の安全を図
ることができる。
【0008】
【実施例】以下添付の図面を用いて、さらに詳細に本発
明について説明する。図1は、本発明の第1の実施例を
示す図であり、車椅子利用者を考慮した上下動可能な現
金自動取引装置を示している。この現金自動取引装置
は、モータおよびワイヤを利用して吊上げることによ
り、上下動可能にしたものである。すなわち、図1に示
すように、現金自動取引装置1は脚部2とワイヤ3によ
って床8から浮かせてあり、脚部2にはスプリング21
が入っている。天井7にはモータ4と巻取部5とモータ
4と巻取部5の間にベルト6がある。また、現金自動取
引装置1にはレバー9と下スイッチ10と上スイッチ1
1がある。脚部2に入っているスプリング21は現金自
動取引装置1の重量よりも少し小さい重量を持上げる反
発力を持っている。また、図中、12は車椅子利用者を
示している。
【0009】図2は、本発明の車椅子利用者を考慮した
上下動現金自動取引装置の外観図である。現金自動取引
装置1の前面下部には、左からレバー9と入出金口10
1と液晶ディスプレイ102とタッチパネル103と通
帳入口104とカード入口105が設けられている。以
後、入出金口101と液晶ディスプレイ102とタッチ
パネル103と通帳入口104とカード入口105をま
とめて操作部と呼称する。
【0010】図1において、車椅子利用者12は、現金
自動取引装置1の位置が高いとき、レバー9を下に下げ
る。レバー9を下げることにより、下スイッチ10がオ
ンする。下スイッチ10はモータ4に持続されており、
下スイッチ10をオンするとモータ4が定まった方向に
回転する。モータ4が回転すると、回転力はベルト6に
よって巻取部5に伝達される。巻取部5にはワイヤ3が
巻取られており、前記モータ4からベルト6を通して伝
達された回転力により、ワイヤ3をほどいていく。ワイ
ヤ3は現金自動取引装置1を吊り上げているが、巻取部
5からほどかれるため吊り上げる力を失なう。現金自動
取引装置1を支えている脚部2の中にはスプリング21
が入っているが、現金自動取引装置1の重量よりも少し
小さい重量しか持上げられないため、ワイヤ3による吊
り上げる力を失なったことから現金自動取引装置1は下
降する。車椅子利用者12は現金自動取引装置1の前面
にある操作部(図2参照)が車椅子利用者12の胸の高
さ程の使いやすい位置になったところでレバー9を水平
にする。これによって、下スイッチ10はオフする。下
スイッチ10がオフすると、モータ4が停止し、これに
よってベルト6が停止して、巻取部5がワイヤ3をほど
くことを止める。したがって、ワイヤ3で吊り上げてい
る現金自動取引装置1の下降が停止する。これによって
操作部が車椅子利用者12の胸の高さ程の使いやすい位
置となる。
【0011】図2に示すように、操作部が現金自動取引
装置1の下部にまとめてあるため、現金自動取引装置1
の下には空間が有り、車椅子利用者12は車椅子の前部
を現金自動取引装置1の下に入れることが可能となり、
より操作しやすくなる。この様子を図3に示す。
【0012】また、図4に示すように立位利用者13が
現金自動取引装置1を利用する場合には、操作部が低い
位置にあるため、レバー9を上に上げる。図1におい
て、レバー9を上に上げることにより、上スイッチ11
がオンする。上スイッチ11はモータ4に接続されてお
り、上スイッチ11がオンすると、モータ4は下スイッ
チがオンしたときと反対方向に回転する。モータ4が反
対に回転するとベルト6が反対に回転し、巻取部5はワ
イヤ3を巻取り始める。ワイヤ3は現金取引装置1を吊
り上げているため、現金自動取引装置1は上昇する。立
位利用者13は操作部が立位利用者13の胸の高さ程の
使いやすい位置になったところでレバー9を水平にす
る。これによって、上スイッチ11はオフする。上スイ
ッチ11がオフすると、モータ4が停止し、ベルト6が
停止して、巻取部5がワイヤ3を巻取ることを停止す
る。したがって、ワイヤ3で吊り上げている現金自動取
引装置1の上昇が止める。これによって、操作部が立位
利用者13の胸の高さ程の使いやすい位置となる。
【0013】以上のようにして現金自動取引装置利用者
が車椅子利用者であるか立位利用者であるかにかかわら
ず、常に操作部が使いやすい位置にある現金自動取引装
置を実現することができる。
【0014】また、図1において現金自動取引装置1を
下降しつづけた場合は、現金自動取引装置1の底部と脚
部2の項部が接触したところで現金自動取引装置1の下
降が停止すめる。したがって、車椅子利用者が現金自動
取引装置1に押潰されることはない。
【0015】図5及び図6は、車椅子利用者を考慮した
現金自動取引装置を係員が保守している様子を示す図で
ある。図1におけるレバー9と同様の機能を有するもの
を係員用レバー15として現金自動取引装置1に設け
る。図5では、係員14は係員レバー15を上げること
によって、現金自動取引装置1を上昇させる。これによ
って、図6のように現金自動取引装置1は適当な高さ位
置する。したがって、係員は、例えば現金カセット16
等の重い物を腰をかがめることなく取出し、適当な高さ
のキャスタ付トレイ17に載せて運ぶことが簡単にでき
て、係員14の身体的負担を軽減することができる。
【0016】図7は、本発明の車椅子利用者を考慮した
上下動現金自動取引装置の第2の実施例を示す図であ
り、現金自動取引装置1を油圧を利用して持上げように
したものである。図1において、油圧ダンパ31は現金
自動取引装置1につながっており、パイプ33により油
圧ポンプ32から油圧を送られる。油圧ポンプ32には
下スイッチ10と上スイッチ11が接続されている。油
圧ポンプ32は下スイッチ10がオンの間は油圧を下げ
るため、油圧ダンパ31は持上げる力を減少して現金自
動取引装置1を下降させ、上スイッチ11がオンの間は
油圧を上げるため、油圧ダンパ31は持上げる力を増加
して現金自動取引装置1を上昇させる。これによって、
図7に示す油圧を利用した持上げ方式の現金自動取引装
置1は、図1のモータを利用した吊上げ方式の現金自動
取引装置1と同じ目的を達成することができる。
【0017】以上の説明から明らかなように、上記実施
例によれば、現金自動取引装置を上昇もしくは下降させ
るスイッチを入れることにより、前記現金自動取引装置
を上昇もしくは下降させる動力を稼動させ、この動力に
よって前記現金自動取引装置を上昇または下降させる。
そして、適当な高さで前記スイッチを切ることにより、
操作部を使いやすい位置にすることができる。
【0018】また、現金自動取引装置を支える脚部によ
って現金自動取引装置の下に車椅子前部を入れる空間を
設けることができ、これによって車椅子利用者が操作部
に近ずくことが可能になる。また、現金自動取引装置前
面下部に操作部を配置することによって、車椅子利用者
は手をのばすことなく操作可能となり、車椅子利用者の
操作性を向上させることができる。また、現金自動取引
装置を下降させるスイッチをオンして、現金自動取引装
置を下降しつづけた場合においても、現金自動取引装置
を支える脚部よりも下がることはなく、安全性を確保す
ることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、現金自動取引装置の下
に脚部を設けたことと操作部を現金自動取引装置下部に
まとめたことを利用して車椅子前部を現金自動取引装置
の下に入れてなおかつ操作部を車椅子利用者の胸の高さ
という使いやすい位置に持ってくることが可能となり、
車椅子利用者の操作性を良好にしたまま、前記現金自動
取引装置本体を上下動させることにより車椅子利用者に
も立位利用者にも操作性を良好にすることができて、な
おかつ身長の高・低にかかわらず操作性を良好にするこ
とができる。
【0020】また、前記上下動現金自動取引装置に脚部
を設けていることを利用して前記現金自動取引装置を下
げつづけても床まで下がりきらず人がはさまれる危険を
取除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車椅子利用者を考慮した上下動可能な
現金自動取引装置の第1の実施例を示す側面説明図。
【図2】図1に示す現金自動取引装置の外観斜視図。
【図3】図1に示す現金自動取引装置を車椅子利用者が
利用している様子を示す側面図。
【図4】図1に示す現金自動取引装置を立位利用者が利
用している様子を示す側面図。
【図5】図1に示す現金自動取引装置を係員が保守して
いる様子を示す側面図。
【図6】図1に示す現金自動取引装置を係員が保守して
いる様子を示す側面図。
【図7】本発明の車椅子利用者を考慮した上下動可能な
現金自動取引装置の第2の実施例を示す側面説明図。
【符号の説明】
1…現金自動取引装置、2…脚部、3…ワイヤ、4…モ
ータ、5…巻取部、6…ベルト、7…天井、8…床、9
…レバー、10…下スイッチ、11…上スイッチ、12
…車椅子利用者、13…立位利用者、14…係員、15
…係員レバー、16…現金カセット、17…キャスタ付
トレイ、21…スプリング、31…油圧ダンパ、32…
油圧ポンプ、33…パイプ、101…入出金口、102
…液晶ディスクプレイ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者が操作可能に設置された現金自動取
    引装置を上下動可能させる機構と、現金自動取引装置が
    床まで下がり切らないように現金自動取引装置の下降を
    あらかじめ定められた位置で停止させるストッパを設け
    たことを特徴とする現金自動取引装置。
JP22202391A 1991-09-03 1991-09-03 現金自動取引装置 Pending JPH0562047A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22202391A JPH0562047A (ja) 1991-09-03 1991-09-03 現金自動取引装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22202391A JPH0562047A (ja) 1991-09-03 1991-09-03 現金自動取引装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0562047A true JPH0562047A (ja) 1993-03-12

Family

ID=16775892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22202391A Pending JPH0562047A (ja) 1991-09-03 1991-09-03 現金自動取引装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0562047A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004087632A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Nec Engineering Ltd 電子装置の筐体構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004087632A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Nec Engineering Ltd 電子装置の筐体構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3123400A (en) Invalid s chair
KR102124694B1 (ko) 높이 조절 및 이동이 용이한 키오스크
KR100274287B1 (ko) 병상 기부내에 들어갈수 있는 가동 벤틸레이터
US4807875A (en) Exercise bench with safety apparatus
US20120066831A1 (en) Patient transfer apparatus
JP4630119B2 (ja) 移乗支援装置
US20140121838A1 (en) Kiosk having an automatic height adjustment function
US4724554A (en) Tilting patient treatment table having safety switch mat mechanism
JP6490517B2 (ja) 移乗支援システム
US2680855A (en) Attachment for lifting invalids in and out of bathtubs
WO2017128025A1 (zh) 一种采用自动控制技术的多功能医疗床
US5619762A (en) Apparatus for assisting a person in standing from a seated position
JPH0562047A (ja) 現金自動取引装置
KR20220165020A (ko) 바벨의 추락을 방지하기 위한 벤치프레스
CN210843868U (zh) 一种医护床
US3438067A (en) Hospital beds
JP4903000B2 (ja) 立ち上がり支援装置
KR20230078850A (ko) 높낮이 조절이 가능한 안전 키오스크
JP2015134116A (ja) 配膳用ストック棚つき車椅子
US5313961A (en) Movable medical examination chair
JP2003126179A (ja) 筋力補助装置
JP7510578B1 (ja) 昇降装置
CN215459906U (zh) 台式助行架
CN213097970U (zh) 一种床旁触摸式超声设备
JP4605678B2 (ja) チルトテーブル