JPH0562031A - Icカード - Google Patents
IcカードInfo
- Publication number
- JPH0562031A JPH0562031A JP3246985A JP24698591A JPH0562031A JP H0562031 A JPH0562031 A JP H0562031A JP 3246985 A JP3246985 A JP 3246985A JP 24698591 A JP24698591 A JP 24698591A JP H0562031 A JPH0562031 A JP H0562031A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- module
- substrate
- card base
- carbon fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ICカードの機械的強度を向上し、ICチッ
プに生じる応力を低減する。 【構成】 ICカードの大部分の容積を占めるカード基
体を炭素繊維強化アルミニウム合金で成形した。またI
Cチップが搭載されているIC基板とカード基体とを一
体化して炭素繊維強化アルミニウム合金で成形した。
プに生じる応力を低減する。 【構成】 ICカードの大部分の容積を占めるカード基
体を炭素繊維強化アルミニウム合金で成形した。またI
Cチップが搭載されているIC基板とカード基体とを一
体化して炭素繊維強化アルミニウム合金で成形した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ICカードにおける
その機械的強度の向上に関するものである。
その機械的強度の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のICカードを示す断面図で
あり、図において、1はCPU及びメモリからなるIC
チップ、2はこのICチップ1が搭載されているIC基
板、3は上記ICチップ1を封止するプリコート樹脂で
あり、上記ICチップ1、IC基板2及びプリコート樹
脂3によりICモジュール4が構成されている。5はこ
のICモジュール4を埋設状態にする、塩化ビニール樹
脂からなるカード基体、6、7はこのICカード基体5
の上面、下面に夫々粘着テープにより貼着され、該カー
ド基体5の両面を被覆する化粧用カバーフィルムであ
る。
あり、図において、1はCPU及びメモリからなるIC
チップ、2はこのICチップ1が搭載されているIC基
板、3は上記ICチップ1を封止するプリコート樹脂で
あり、上記ICチップ1、IC基板2及びプリコート樹
脂3によりICモジュール4が構成されている。5はこ
のICモジュール4を埋設状態にする、塩化ビニール樹
脂からなるカード基体、6、7はこのICカード基体5
の上面、下面に夫々粘着テープにより貼着され、該カー
ド基体5の両面を被覆する化粧用カバーフィルムであ
る。
【0003】従来のICカードは上記のように構成さ
れ、大容量の記憶能力と各種の演算処理機能を有するも
のである。
れ、大容量の記憶能力と各種の演算処理機能を有するも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のICカードは以
上のように構成されているが、この場合、外力による変
形量が大きく、そのためICモジュール4内のICチッ
プ1に生じる応力も大きい。またICカードの大部分の
容積を占めるカード基体5が塩化ビニールのような剛性
の低い材料を用いているのに対し、ICモジュール4が
比較的硬度の高いものであることから、ICモジュール
4とカード基体5との境界部分が強度的に弱く、そのた
め、ICモジュール4がカード基体5からはずれてしま
い易いという問題点があった。
上のように構成されているが、この場合、外力による変
形量が大きく、そのためICモジュール4内のICチッ
プ1に生じる応力も大きい。またICカードの大部分の
容積を占めるカード基体5が塩化ビニールのような剛性
の低い材料を用いているのに対し、ICモジュール4が
比較的硬度の高いものであることから、ICモジュール
4とカード基体5との境界部分が強度的に弱く、そのた
め、ICモジュール4がカード基体5からはずれてしま
い易いという問題点があった。
【0005】この発明はかかる問題点を解決するために
なされたもので、カード基体の機械的強度を向上するこ
とを目的としている。
なされたもので、カード基体の機械的強度を向上するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るICカー
ドは、カード基体として炭素繊維強化アルミニウム合金
を用いたものである。
ドは、カード基体として炭素繊維強化アルミニウム合金
を用いたものである。
【0007】また、カード基体とIC基板とを一体化し
てIC基板を形成し、ICモジュールを構成したもので
ある。
てIC基板を形成し、ICモジュールを構成したもので
ある。
【0008】
【作用】上記のように構成されたICカードにおいて
は、カード基体の剛性がICモジュールに比して充分高
いため、カード基体が変形せず、ICチップに大きな応
力を生じず、またICモジュールがカード基体からはず
れるということは回避できる。
は、カード基体の剛性がICモジュールに比して充分高
いため、カード基体が変形せず、ICチップに大きな応
力を生じず、またICモジュールがカード基体からはず
れるということは回避できる。
【0009】また、カード基体とIC基板を一体化した
ことにより、ICモジュールがカード基体からはずれや
すいという問題は消滅する。
ことにより、ICモジュールがカード基体からはずれや
すいという問題は消滅する。
【0010】
実施例1.図1は本発明の一実施例を示す断面図であ
り、図において、1〜4及び6、7は上記従来例に示し
たものと全く同一であり、15は炭素繊維強化アルミニ
ウム合金を用いたカード基体である。なお、この実施例
においては従来のICカードと同じ形状を有する。
り、図において、1〜4及び6、7は上記従来例に示し
たものと全く同一であり、15は炭素繊維強化アルミニ
ウム合金を用いたカード基体である。なお、この実施例
においては従来のICカードと同じ形状を有する。
【0011】以上のように、カード基体15として炭素
繊維強化アルミニウム合金を用いたため、ICカード全
体の剛性を高くでき、外力による変形を大きく低減し得
る。またICチップに生じる応力を低減することがで
き、かつ外力による変形が微少なため、ICモジュール
がカード基体からはずれるという問題も回避し得るもの
である。
繊維強化アルミニウム合金を用いたため、ICカード全
体の剛性を高くでき、外力による変形を大きく低減し得
る。またICチップに生じる応力を低減することがで
き、かつ外力による変形が微少なため、ICモジュール
がカード基体からはずれるという問題も回避し得るもの
である。
【0012】実施例2.なお上記実施例では、カード基
体として炭素繊維強化アルミニウム合金を用いて強度を
向上させているが、さらにカード基体とIC基板とを一
体化して形成してもよい。即ち図2はカード基体とIC
基板とを一体化して形成した場合の他の実施例を示す断
面図である。図において、22は従来のICカードにお
けるカード基体も兼ねたIC基板であり、炭素繊維強化
アルミニウム合金を用いて成形したものである。このI
C基板22とICチップ1及びプリコート樹脂3により
従来のICモジュール4に相当するICモジュール24
を構成する。すなわち、ICモジュール24をもってカ
ード基体を構成する。この実施例においても上記実施例
1と同様の効果が得られ、従来例におけるICモジュー
ル4がカード基体5からはずれやすいという問題は消滅
する。
体として炭素繊維強化アルミニウム合金を用いて強度を
向上させているが、さらにカード基体とIC基板とを一
体化して形成してもよい。即ち図2はカード基体とIC
基板とを一体化して形成した場合の他の実施例を示す断
面図である。図において、22は従来のICカードにお
けるカード基体も兼ねたIC基板であり、炭素繊維強化
アルミニウム合金を用いて成形したものである。このI
C基板22とICチップ1及びプリコート樹脂3により
従来のICモジュール4に相当するICモジュール24
を構成する。すなわち、ICモジュール24をもってカ
ード基体を構成する。この実施例においても上記実施例
1と同様の効果が得られ、従来例におけるICモジュー
ル4がカード基体5からはずれやすいという問題は消滅
する。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、カー
ド基体として炭素繊維強化アルミニウム合金を用いたこ
とにより、ICカードの機械的強度が向上するという効
果がある。
ド基体として炭素繊維強化アルミニウム合金を用いたこ
とにより、ICカードの機械的強度が向上するという効
果がある。
【0014】また、IC基板とカード基体とを一体化し
て構成したので、ICモジュールがカード基体からはず
れるという問題が生じることはない。
て構成したので、ICモジュールがカード基体からはず
れるという問題が生じることはない。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図3】従来のICカードを示す断面図である。
1 ICチップ 2 IC基板 3 プリコート樹脂 4 ICモジュール 15 カード基体 22 IC基板 24 ICモジュール
Claims (2)
- 【請求項1】 メモリ及びCPUからなるICチップが
IC基板に搭載されているICモジュールと、このIC
モジュールを埋設状態に収容するカード基体と、このカ
ード基体の上下両面に貼着されたカバーフイルムとから
なるICカードにおいて、上記カード基体として炭素繊
維強化アルミニウム合金を用いたことを特徴とするIC
カード。 - 【請求項2】 カード基体とIC基板とが一体化してI
Cモジュールを構成していることを特徴とする請求項1
記載のICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3246985A JPH0562031A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | Icカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3246985A JPH0562031A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | Icカード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0562031A true JPH0562031A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=17156657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3246985A Pending JPH0562031A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | Icカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0562031A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996032696A1 (fr) * | 1995-04-13 | 1996-10-17 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Carte et module de circuit integre |
US6077355A (en) * | 1996-06-20 | 2000-06-20 | Nec Corporation | Apparatus and method for depositing a film on a substrate by chemical vapor deposition |
WO2013013810A1 (de) | 2011-07-26 | 2013-01-31 | Giesecke & Devrient Gmbh | Verfahren zur herstellung eines kartenkörpers |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP3246985A patent/JPH0562031A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996032696A1 (fr) * | 1995-04-13 | 1996-10-17 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Carte et module de circuit integre |
US5975420A (en) * | 1995-04-13 | 1999-11-02 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Apparatus and method of manufacturing an integrated circuit (IC) card with a protective IC module |
US6076737A (en) * | 1995-04-13 | 2000-06-20 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Apparatus and method of manufacturing an integrated circuit (IC) card with a protective IC module |
US6077355A (en) * | 1996-06-20 | 2000-06-20 | Nec Corporation | Apparatus and method for depositing a film on a substrate by chemical vapor deposition |
WO2013013810A1 (de) | 2011-07-26 | 2013-01-31 | Giesecke & Devrient Gmbh | Verfahren zur herstellung eines kartenkörpers |
DE102011108531A1 (de) | 2011-07-26 | 2013-01-31 | Giesecke & Devrient Gmbh | Verfahren zur Herstellung eines Kartenkörpers |
US9278510B2 (en) | 2011-07-26 | 2016-03-08 | Giesecke & Devrient Gmbh | Method for producing a card body |
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