JPH0561510B2 - - Google Patents

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JPH0561510B2
JPH0561510B2 JP61172791A JP17279186A JPH0561510B2 JP H0561510 B2 JPH0561510 B2 JP H0561510B2 JP 61172791 A JP61172791 A JP 61172791A JP 17279186 A JP17279186 A JP 17279186A JP H0561510 B2 JPH0561510 B2 JP H0561510B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stainless steel
bulge
thin
pipe
steel pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61172791A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6330685A (ja
Inventor
Seitaro Takahashi
Isamu Hatsutori
Koji Izumi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ENU KEI ESU KK
Original Assignee
ENU KEI ESU KK
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Publication date
Application filed by ENU KEI ESU KK filed Critical ENU KEI ESU KK
Priority to JP17279186A priority Critical patent/JPS6330685A/ja
Publication of JPS6330685A publication Critical patent/JPS6330685A/ja
Publication of JPH0561510B2 publication Critical patent/JPH0561510B2/ja
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  • Joints With Pressure Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、一般の水道水又は給湯用の温水を
通水するための薄肉ステンレス製管路に適用され
る管継手に関するものであつて、接続されるステ
ンレス管として市販の薄肉ステンレス管を用いて
現場において成形加工切断して調製できると共に
継手の連結強度又は締付力を自動的に一定にでき
るようにしたものである。
(従来技術) 管の先端側に断面円弧状の環状膨出部を形成
し、該膨出部を締付ナツトによつて押圧すると共
に該膨出部より先端側円周面にO−リングを接触
させてシール性を維持するようにした流体用継手
構造は米国特許第2599389号に開示されている。
然しながらこの継手構造の膨出部は締付ナツト
を予め挿通した状態で管の製造過程において形成
されるものである上、管自体が厚肉であるから製
造が極めて困難である。更に膨出部の形状が断面
円弧状に成形されているので締付ナツトの対応湾
曲面が押圧されたときナツト対応湾曲面が半径方
向の拡張力を受けるという本質的な欠点がある。
また、管端側直管部外周面に圧接するシール部
材がO−リングであるからO−リング対応部面は
高精度に表面加工されていることが必要であつて
安価な継手構造を提供することは不可能である。
(発明が解決すべき問題点) 本発明は、市販の薄肉ステンレス管を現場にお
いて成形加工して得られる管を用いて各継手毎に
一定の連結強度が簡単に保償され、しかも比較的
小型な管継手を提供するものである。
本発明継手が対象とする薄肉ステンレス管は、
直径偏差が1%以下で許容されているものであ
り、しかもこれに比較的精度の低い現場工具によ
つて膨出部を形成したものである。
更に、実際の管路は、継手及び接続管が使用期
間中種々な方向の外力及び振動等を受けているば
かりでなく、温度変化により特に軸方向に大きく
伸長され又は収縮することを繰り返している。
本発明者はこのような実際使用の情況を考慮し
且つ直径精度の低い薄肉ステンレス管の膨出部を
抜出防止手段として機能させるために膨出部を断
面V状に形成すると共に半径方向に何らの外力も
加わらないように固定して抜出防止を図り、更に
締付ナツトによる緊締力を調節手段を要せずに一
定の連結強度に維持できる継手構造を種々研究し
本発明に至つたものである。
(解決手段) 本発明継手は、金属製継手本体内に接続用薄肉
ステンレス管挿入用開口が設けられ、該開口内壁
に埋設された内外圧対抗用パツキンと、該パツキ
ンに隣接する環状段部隔壁を介して設けられた接
続管膨出部収容凹部と前記開口端内面雌ネジが設
けられると共に前記接続用薄肉ステンレス管の管
径と同一の直径を有する中心貫通孔を有し前記雌
ネジに螺合する雄ネジと該雄ネジ先端に平坦面が
形成されると共に他端に前記継手本体の開口端に
当接するフランジを備えた締付ナツトを備えて構
成され、前記薄肉ステンレス管の先端部近傍に形
成された断面V状の膨出部が前記収容凹部に位置
されて該V状膨出部の外側面が前記締付ナツトの
先端平坦部によつて押圧され、前記パツキンは前
記膨出部より先端側の直管部外周面に圧接される
ことを特徴とするものである。
本発明において、段部隔壁の収容凹部側内周縁
には、管が軸方向に伸長した場合、V状膨出部の
先端側テーパ面の滑りを許容するテーパ部が設け
られることが好ましい。
また本発明に使用するパツキンは内外圧対抗用
パツキンであつて、その内周面は、内外圧に対し
て作用する少なくとも2つのシールリムを有して
いる。
(実施例) 本発明に適用するステンレス管は第1図のよう
であつて、11は厚さ約1mmのステンレス薄肉
管、12は管端、13は管端から所定長A(管が
膨張したとき他物に接触しない長さ)の位置に形
成した断面V状の環状膨出部、14は押圧外側
面、15は先端側テーパ面、16は先端側直管部
の外周面、17は管端外周に形成される弧面であ
る。
この管構造は、現場において成形されるもので
あつて、図示しない可搬式装置によつてチヤツク
されて回転されるステンレス管11の外側を固定
受けローラ18によつて第1図の如く受け、加圧
ローラ19を矢印の方向に圧接することによつて
成形できる。なお、この場合、必要であれば管に
予め締付ナツトを挿通した状態で膨出部成形加工
を行なう。
第2図に示す如く継手を形成する継手本体20
は管を挿入する開口を有し、仕切部21を中心と
して左右対称に形成され、開口端内周面に雌ネジ
22が設けられている。なお、仕切部は設けなく
てもよい。
40は、雌ネジ22と環状段部隔壁23との間
に形成された膨出部収容凹部、23aは該凹部側
の段部隔壁内周縁に形成されたテーパ部である。
24は後述する締付ナツトの雄ネジが雌ネジに
螺合された際、ナツト先端平坦面45aと段部隔
壁との間に形成される膨出部収容室、24aは段
部隔壁のネジ側端面、25は段部隔壁に隣接され
たパツキン埋設用収容凹部である。
26は弾性体製パツキンであつて、その内周面
中央に環状空隙溝27が形成され、その両側に負
圧(外圧)用シールリム28と内圧用シールリム
29が設けられている。
シールリム29の外側面は、パツキンが装入さ
れた状態でパツキン収容凹部壁面との間に漏液通
路30が形成され、該通路はパツキンの側面に凹
設した受圧拡張環状凹部31に連通するように構
成されている。
45は中心貫通孔を有する締付ナツトであり、
雄ネジ46の先端に平坦面45aと他端に回動停
止用フランジ47を備えている。
フランジの内面47aが継手本体開口端縁22
aに当接した状態では、ナツト先端面45aが膨
出部の押圧外側面14を一定の締付力で押圧し、
膨出部の先端テーパ面15は段部隔壁のテーパ部
23aと当接する。
これによつて接続管は継手内に強固に支持され
る。
使用中において管が熱膨張によつて伸長される
と膨出部13は拡張され先端側テーパ面15はテ
ーパ部23aを滑るように移動する。反対に収縮
する場合はテーパ部から離間する(第2図鎖線)
が、押圧外側面14はナツト先端面45aに押圧
されているからシール効果及び連結強度には全く
影響しない。
48はネジの回動時において二又レンチの突起
を挿入する孔である。通常のスパナでなく二又レ
ンチを使用することによつて天井その他狭い場所
での作業を容易にする。なお50は継手本体補強
用リブであつて継手本体の回り止めにも兼用でき
る。
(効果) 本発明管継手は被接続管の管端側にV状膨出部
を形成する場合、高い加工精度を要求しないから
現場用成形工具によつて容易に加工調製すること
ができる上、継手本体へ挿入した後のナツト締付
力が自動的に一定になるから従来品のように締付
圧力の調節は全く不要になる。即ち、管の両端に
形成された膨出部はその押圧側面のみが配管系の
全ての継手本体において一定の押圧力で押圧され
て連結される。
更に、これによつて従業員の熟練度に関係なく
一定の連結強度が得られるから配管作業時間は大
幅に短縮される。
また、使用中において管が管軸方向に伸長又は
収縮してもシール面に無理な力が作用しないから
パツキンのシール性能を損なわない利点がある。
従つて温度変化の激しい配管系に適用して効果
が発揮される。
なお、本発明に適用された管の直管部外周面は
取付時及び使用中において捩り力等の変形力を受
けていないから管の再使用も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明管継手に適用されるステンレス
管の管端成型手段の一例を示す部分断面図、第2
図は管接続状態の継手の半断面図である。 符号説明、11は薄肉ステンレス管、13は断
面V状環状膨出部、14は押圧側面、20は継手
本体、22は雌ネジ部、23は環状段部隔壁、2
4は膨出部収容室、25はパツキン埋設用収容凹
部、26はパツキン、45は締付ナツト、46は
雄ネジ、47はフランジ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 金属製継手本体内に接続用薄肉ステンレス管
    挿入用開口が設けられ、該開口内壁に埋設された
    内外圧対抗用パツキンと、該パツキンに隣接する
    環状段部隔壁を介して設けられた接続管膨出部収
    容凹部と前記開口端内面雌ネジが設けられると共
    に前記接続用薄肉ステンレス管の管径と同一の直
    径を有する中心貫通孔を有し前記雌ネジに螺合す
    る雄ネジと該雄ネジ先端に平坦面が形成されると
    共に他端に前記継手本体の開口端に当接するフラ
    ンジを備えた締付ナツトを備えて構成され、前記
    薄肉ステンレス管の先端部近傍に形成された断面
    V状の膨出部が前記収容凹部に位置されて該V状
    膨出部の外側面が前記締付ナツトの先端平坦部に
    よつて押圧され、前記パツキンは前記膨出部より
    先端側の直管部外周面に圧接されることを特徴と
    する薄肉ステンレス管用継手。
JP17279186A 1986-07-24 1986-07-24 薄肉管用管継手 Granted JPS6330685A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17279186A JPS6330685A (ja) 1986-07-24 1986-07-24 薄肉管用管継手

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JP17279186A JPS6330685A (ja) 1986-07-24 1986-07-24 薄肉管用管継手

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Publication Number Publication Date
JPS6330685A JPS6330685A (ja) 1988-02-09
JPH0561510B2 true JPH0561510B2 (ja) 1993-09-06

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ID=15948421

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JP17279186A Granted JPS6330685A (ja) 1986-07-24 1986-07-24 薄肉管用管継手

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JP (1) JPS6330685A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5953410B1 (ja) * 2015-08-20 2016-07-20 井上スダレ株式会社 管継手構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2599389A (en) * 1949-10-17 1952-06-03 Douglas Aircraft Co Inc Hydraulic fitting

Patent Citations (1)

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JP5953410B1 (ja) * 2015-08-20 2016-07-20 井上スダレ株式会社 管継手構造

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JPS6330685A (ja) 1988-02-09

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