JPH0560920A - 面光源装置用導光板の製造方法 - Google Patents
面光源装置用導光板の製造方法Info
- Publication number
- JPH0560920A JPH0560920A JP3244930A JP24493091A JPH0560920A JP H0560920 A JPH0560920 A JP H0560920A JP 3244930 A JP3244930 A JP 3244930A JP 24493091 A JP24493091 A JP 24493091A JP H0560920 A JPH0560920 A JP H0560920A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- light source
- source device
- light guide
- plastic plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光拡散部の設計変更が容易にできる面光源装
置用導光板の製造方法を得る。 【構成】 ステンレス板の片面にフォトエッチング法で
ドット面積が小さいものからしだいに大きなものになる
ようなレジストパターン部を形成し、次いでエッチング
してレジストパターン部が凸部になるような金属板2を
作成した。次に、この金属板をアクリルのプラスチック
板1に重ね、金型3・4で挟み込んで真空引きするとと
もに加熱して真空プレスを行ない、金属板1の凸部に対
応する凹部をプラスチック板1に形成した。
置用導光板の製造方法を得る。 【構成】 ステンレス板の片面にフォトエッチング法で
ドット面積が小さいものからしだいに大きなものになる
ようなレジストパターン部を形成し、次いでエッチング
してレジストパターン部が凸部になるような金属板2を
作成した。次に、この金属板をアクリルのプラスチック
板1に重ね、金型3・4で挟み込んで真空引きするとと
もに加熱して真空プレスを行ない、金属板1の凸部に対
応する凹部をプラスチック板1に形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、面光源装置に用いる
導光板の製造方法に関する。
導光板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶パネルのバックライトなどに
用いられる薄型の面光源装置として、導光板の一側面に
線光源を配置し、導光板の裏面に光拡散部を設けたもの
がある(図2参照)。光拡散部として微細な多数の凹部
を形成し、各凹部の大きさを、線光源から離れるにした
がって次第に大きくするようにしたものがある。このよ
うな導光板は、裏面の凹部を形成するために射出成形法
で製造している。
用いられる薄型の面光源装置として、導光板の一側面に
線光源を配置し、導光板の裏面に光拡散部を設けたもの
がある(図2参照)。光拡散部として微細な多数の凹部
を形成し、各凹部の大きさを、線光源から離れるにした
がって次第に大きくするようにしたものがある。このよ
うな導光板は、裏面の凹部を形成するために射出成形法
で製造している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した導光
板は、線光源の種類を変えたときなど輝度の変化に応じ
て凹部の大小などを変更する必要があるが、射出成形法
で製造するので金型を作り直すことになり、大変な手間
と費用がかかる。したがって、この発明は上記のような
欠点を解消し、容易に光拡散部の設計を変更することの
できる面光源装置用導光板の製造方法を提供することを
目的とする。
板は、線光源の種類を変えたときなど輝度の変化に応じ
て凹部の大小などを変更する必要があるが、射出成形法
で製造するので金型を作り直すことになり、大変な手間
と費用がかかる。したがって、この発明は上記のような
欠点を解消し、容易に光拡散部の設計を変更することの
できる面光源装置用導光板の製造方法を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上の目的
を達成するために、面光源装置用導光板の製造方法を、
真空プレス用金型の上に、微細な多数の凹凸を有する金
属板と、透明なプラスチック板とを重ね、加熱しながら
真空プレスを行うことによって、プラスチック板の裏面
に多数の凹部を形成するように構成したものである。
を達成するために、面光源装置用導光板の製造方法を、
真空プレス用金型の上に、微細な多数の凹凸を有する金
属板と、透明なプラスチック板とを重ね、加熱しながら
真空プレスを行うことによって、プラスチック板の裏面
に多数の凹部を形成するように構成したものである。
【0005】図面を参照しながらこの発明をさらに詳し
く説明する。図1はこの発明の面光源装置用導光板の製
造方法の一実施例を示す断面図である。図2は面光源装
置の一実施例を示す断面図である。1はプラスチック
板、2は金属板、3は金型、4はシート、10は導光
板、11は光拡散部、12は線光源をそれぞれ示す。
く説明する。図1はこの発明の面光源装置用導光板の製
造方法の一実施例を示す断面図である。図2は面光源装
置の一実施例を示す断面図である。1はプラスチック
板、2は金属板、3は金型、4はシート、10は導光
板、11は光拡散部、12は線光源をそれぞれ示す。
【0006】この実施例における面光源装置用導光板
は、図1に示すように、真空プレス用の金型3の上に、
微細な多数の凹凸を有する金属板2と、透明なプラスチ
ック板1とを重ねておき、加熱しながら真空プレスを行
うことによって、プラスチック板1の裏面に多数の凹部
を形成するようにして製造する。
は、図1に示すように、真空プレス用の金型3の上に、
微細な多数の凹凸を有する金属板2と、透明なプラスチ
ック板1とを重ねておき、加熱しながら真空プレスを行
うことによって、プラスチック板1の裏面に多数の凹部
を形成するようにして製造する。
【0007】プラスチック板1としては、厚さ1〜30mm
程度の透明な長方形板材が好ましい。プラスチック板1
の材料としては、アクリル・ポリカーボネート・ポリ塩
化ビニルなどを用いるとよい。
程度の透明な長方形板材が好ましい。プラスチック板1
の材料としては、アクリル・ポリカーボネート・ポリ塩
化ビニルなどを用いるとよい。
【0008】金属板2は、その表面に微細な多数の凹凸
を有するものである。金属板2の凹凸が型取られて導光
板10の裏面に光拡散部11となる凹部を形成すること
になる。金属板2に凹凸を形成するには、エッチング法
や電鋳法などを採用するとよい。
を有するものである。金属板2の凹凸が型取られて導光
板10の裏面に光拡散部11となる凹部を形成すること
になる。金属板2に凹凸を形成するには、エッチング法
や電鋳法などを採用するとよい。
【0009】真空プレス用の金型3の上に金属板2を固
定し、その上にプラスチック板1を固定する。次いで、
プラスチック板1および金属板2を金型3・4で押しつ
けるとともに、プラスチック板1を加熱し金型3・4内
を真空引きして真空プレスを行なう。以上のようにし
て、導光板10の裏面に光拡散部11となる多数の凹部
を形成することができる。
定し、その上にプラスチック板1を固定する。次いで、
プラスチック板1および金属板2を金型3・4で押しつ
けるとともに、プラスチック板1を加熱し金型3・4内
を真空引きして真空プレスを行なう。以上のようにし
て、導光板10の裏面に光拡散部11となる多数の凹部
を形成することができる。
【0010】
【実施例】厚さ2mmのステンレス板の片面に、フォトエ
ッチング法でドット面積が小さいものからしだいに大き
なものになるようなレジストパターン部を形成し、次い
でレジストパターン部以外の部分を塩化第二鉄液でエッ
チングし、レジストパターン部が凸部になるような金属
板2を作成した。
ッチング法でドット面積が小さいものからしだいに大き
なものになるようなレジストパターン部を形成し、次い
でレジストパターン部以外の部分を塩化第二鉄液でエッ
チングし、レジストパターン部が凸部になるような金属
板2を作成した。
【0011】次に、この金属板を厚さ3mmのアクリルの
プラスチック板1に重ね、真空プレスを行ない、金属板
1の凸部に対応する凹部をプラスチック板1に形成し
た。凹部の深さは50μmになるようにした。このように
してグラデーション状の光拡散部11を有する導光板1
0を得た。
プラスチック板1に重ね、真空プレスを行ない、金属板
1の凸部に対応する凹部をプラスチック板1に形成し
た。凹部の深さは50μmになるようにした。このように
してグラデーション状の光拡散部11を有する導光板1
0を得た。
【0012】このようにして得た導光板10の端面に冷
陰極線管を線光源12として配置し、導光板10の裏面
に反射板を配置して面光源装置を構成したところ、輝度
の高い面光源装置を得ることができた。
陰極線管を線光源12として配置し、導光板10の裏面
に反射板を配置して面光源装置を構成したところ、輝度
の高い面光源装置を得ることができた。
【0013】
【発明の効果】この発明の面光源装置は、真空プレス用
金型の上に、微細な多数の凹凸を有する金属板と、透明
なプラスチック板とを重ね、加熱しながら真空プレスを
行うことによって、プラスチック板の裏面に多数の凹部
を形成するように構成されている。
金型の上に、微細な多数の凹凸を有する金属板と、透明
なプラスチック板とを重ね、加熱しながら真空プレスを
行うことによって、プラスチック板の裏面に多数の凹部
を形成するように構成されている。
【0014】したがって、この発明の面光源装置用導光
板の製造方法は、金属板を交換するだけで凹部の形状を
変更することができるので、容易に光拡散部の設計変更
をすることができる。
板の製造方法は、金属板を交換するだけで凹部の形状を
変更することができるので、容易に光拡散部の設計変更
をすることができる。
【図1】この発明の面光源装置用導光板の製造方法の一
実施例を示す断面図である。
実施例を示す断面図である。
【図2】面光源装置の一実施例を示す断面図である。
1 プラスチック板 2 金属板 3 金型 4 シート 10 導光板 11 光拡散部 12 線光源
Claims (1)
- 【請求項1】 真空プレス用金型の上に、微細な多数の
凹凸を有する金属板と、透明なプラスチック板とを重
ね、加熱しながら真空プレスを行うことによって、プラ
スチック板の裏面に多数の凹部を形成することを特徴と
する面光源装置用導光板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3244930A JPH0560920A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 面光源装置用導光板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3244930A JPH0560920A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 面光源装置用導光板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0560920A true JPH0560920A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=17126085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3244930A Pending JPH0560920A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 面光源装置用導光板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0560920A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996030184A1 (de) * | 1995-03-31 | 1996-10-03 | Forschungszentrum Karlsruhe Gmbh | Verfahren und vorrichtung zur herstellung von zweischichtigen, lichtleitenden mikrostrukturen durch abformtechnik |
JP2003048237A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-18 | Jsr Corp | 導光板の成形方法および環状オレフィン系樹脂の成形方法 |
JP2004050685A (ja) * | 2002-07-22 | 2004-02-19 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 導光板製造用金属板、それを用いた導光板の製造方法及び導光板 |
JP2007230241A (ja) * | 2002-06-18 | 2007-09-13 | Meiki Co Ltd | プレス成形方法 |
JP2007276417A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-10-25 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 導光板の製造方法 |
JP2008175996A (ja) * | 2007-01-18 | 2008-07-31 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 導光板の製造方法 |
JP2011161867A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Planet:Kk | ワークのプラスチック部分における光拡散構造の形成方法、転写金型及び同方法で形成した製品 |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP3244930A patent/JPH0560920A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996030184A1 (de) * | 1995-03-31 | 1996-10-03 | Forschungszentrum Karlsruhe Gmbh | Verfahren und vorrichtung zur herstellung von zweischichtigen, lichtleitenden mikrostrukturen durch abformtechnik |
JP2003048237A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-18 | Jsr Corp | 導光板の成形方法および環状オレフィン系樹脂の成形方法 |
JP2007230241A (ja) * | 2002-06-18 | 2007-09-13 | Meiki Co Ltd | プレス成形方法 |
JP4679546B2 (ja) * | 2002-06-18 | 2011-04-27 | 株式会社名機製作所 | プレス成形方法 |
JP2004050685A (ja) * | 2002-07-22 | 2004-02-19 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 導光板製造用金属板、それを用いた導光板の製造方法及び導光板 |
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JP2008175996A (ja) * | 2007-01-18 | 2008-07-31 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 導光板の製造方法 |
JP2011161867A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Planet:Kk | ワークのプラスチック部分における光拡散構造の形成方法、転写金型及び同方法で形成した製品 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000215 |