JPH0560756U - ワーク軸端の面取り検査装置 - Google Patents

ワーク軸端の面取り検査装置

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JPH0560756U
JPH0560756U JP725392U JP725392U JPH0560756U JP H0560756 U JPH0560756 U JP H0560756U JP 725392 U JP725392 U JP 725392U JP 725392 U JP725392 U JP 725392U JP H0560756 U JPH0560756 U JP H0560756U
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JP
Japan
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work
chamfering
shaft end
piston rod
proximity sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP725392U
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English (en)
Inventor
繁男 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Oozx Inc
Original Assignee
Fuji Oozx Inc
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Publication date
Application filed by Fuji Oozx Inc filed Critical Fuji Oozx Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワーク軸端の面取り工程において、面取り加
工と同時に面取り加工の有無を検査し、不良品の流出を
防止する。 【構成】 エヤーシリンダ(6)のピストンロッド(7)の
先端の押込みヘッド(8)の先端面に形成したテーパー孔
(9)を、面取り前と面取り後においてワーク(エンジン
バルブ)(1)の軸端(1c)に外嵌し、そのとき、エヤーシ
リンダ本体(10)の外周に設けた近接センサ(13)(14)がピ
ストン(11)の前後の変位差を検知することにより、面取
りが正しく行なわれたか否かを確認することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえばエンジンバルブの軸端の面取り工程において、ワークの面 取り加工が正しく行われたか否かを検査する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
エンジンバルブは、各種の機械加工工程を経て製品化され、そのなかには軸端 の面取り工程がある。従来、面取り加工が規定通り行われたか否か、あるいは加 工洩れの有無のチェックは、加工後独立した検査工程において、抜き取り検査に より行なっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように、加工後の抜き取り検査では、不具合品が発見され、その対策が 講じられるまでに大量の不良品が生産される恐れがあり、また不良品を良品とし て出荷してしまうこともある。
【0004】 本考案は、上記問題点を解決するためになされたもので、面取り工程において 、同時にワークの面取り加工の有無を検査することにより、不良品の流出を防止 しうるようにしたワーク軸端の面取り検査装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本考案は、棒状ワークの一端を、回転するチャッ クにより把持して、他端の軸端縁を面取りする装置に設けられる面取り検査装置 であって、ワークの一端側をチャックに押し込む押込み手段のピストンロッドの 先端に設けた押込みヘッドの先端面に、ワークの軸端が嵌入しうるテーパー孔を 設けるとともに、前記ピストンロッドの移動軌跡上に、面取り前と面取り後にお いて、前記テーパー孔をワークの軸端に外嵌した際のピストンロッドの前後の変 位差を検知するセンサを設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】
本考案の装置によると、エヤーシリンダのピストンロッド先端の押込みヘッド の先端面に形成したテーパー孔を、面取り前と面取り後においてワークの軸端に 外嵌し、そのとき、エヤーシリンダの外周に設けた近接センサが、ピストンロッ ドの変位差を検知することにより、面取りが正しく行なわれたか否かを確認する ことができる。
【0007】
【実施例】
図面は、本考案の一実施例を示すもので、図1において、(1)は、加工途中に あるワーク、すなわちエンジンバルブの中間品である。 ワーク(1)の傘部(1a)は、面取り装置に設けられたモータ(図示省略)により回 転させられるチャック(2)に把持され、かつワーク(1)の軸部(1b)は、チャック (2)の前方(図1の左方)において矢印方向に進退する1対の支持アーム(3)(3) に枢設したローラ(4)(4)により、回転自在に支持されている。
【0008】 軸部(1b)の軸端(1c)側方に設けた刃物台(図示略)には、矢印方向に進退する面 取り用のバイト(5)が設けられている。 ワーク(1)の前方には、チャック(2)と同軸をなすエヤーシリンダ(6)が図示 しない不動の支持体により支持され、そのピストンロッド(7)の先端には、ワー ク(1)の軸部(1b)より大径の押込みヘッド(8)が設けられ、押込みヘッド(8)の 端面には、軸端(1c)が嵌入しうるほぼ45゜のテーパー孔(9)が形成されている。
【0009】 エヤーシリンダ(6)の本体(10)の外周面には、後述するように、本体(10)内を 摺動するピストン(11)の位置を検知する3個のセンサ、すなわちピストン(11)の 最後限位置を検出する第1近接センサ(12)と、ワーク(1)の全長を検出する第2 近接センサ(13)と、第2近接センサ(13)よりも若干異なる位置に設けた、面取り 加工後のワーク(1)の全長を検出する第3近接センサ(14)とが装着されている。
【0010】 上記構成の本考案装置においては、図示を省略したが、常時は両支持アーム( 3)(3)及びバイト(5)は側方に後退し、かつエヤーシリンダ(6)のピストンロ ッド(7)は、第1近接センサ(12)がピストンロッド(7)の最後限位置(原点位置) を検知するまで縮退している。
【0011】 この状態の装置に、ワーク(1)を、その軸部(1b)をフィンガー(図示省略)によ り把持して、チャック(2)の直前まで運び、図1に示すように、ピストンロッド (7)を伸長させることにより、押込みヘッド(8)によりワーク(1)を押圧して、 その傘部(1a)をチャック(2)に押し込んで把持する。かつ同時に両支持アーム( 3)(3)を前進させて、ローラ(4)(4)により軸部(1b)を回転自在に支持する。
【0012】 この時、図2に示すように、ワーク(1)の軸端(1c)は若干押込みヘッド(8)の テーパー孔(9)内に嵌入し、前工程より送られてきたワーク(1)の全長が規格内 であれば、ピストン(11)が所定の位置まで前進し、これを第2近接センサ(13)が 検知することにより、全長の確認を行ない、万一規格外のワークを把持した際に は、第2近接センサ(13)より発せられる信号に基づいて直ちに装置を停止してア ラームを発する。
【0013】 ワーク(1)が規格品であれば、ピストンロッド(7)を短縮させるとともに、チ ャック(2)を回転させ、バイト(4)を前進させて面取り加工を行なう。 面取り加工が終了すると、バイト(4)を後退させるとともにチャック(2)を停 止させて、再度ピストンロッド(7)を、その押込みヘッド(8)がワーク(1)に当 接するまで伸長させる。
【0014】 この際、図3に示すように、ワーク(1)の軸端(1c)は面取りされてほぼ45゜の 傾斜部(1d)が形成されているので、軸部(1b)はテーパー孔(9)に、面取り加工前 より深く嵌入し、ピストンロッド(7)の突出長が若干増加する。
【0015】 この若干の変位量を第3近接センサ(14)が検出することにより、面取り加工が 正規に行なわれたことが確認される。 万一傾斜部(1d)の大きさに加工誤差が生じたり、加工洩れが発生した際には、 第3近接センサ(14)が非作動となるか、第2近接センサ(13)が再度作動して、こ れらから発せられる信号に基づいて直ちに装置を停止させるので、大量の不良品 が次工程等に流出することはない。
【0016】 なお、上記実施例では、各センサをエヤーシリンダ(6)の本体(10)に設けて、 本体(10)内を摺動するピストン(11)の変位を検出するようにしているが、ピスト ンロッド(7)の移動軌跡上に、近接又は接触センサ等を設けて、ピストンロッド (7)の変位を直接検知するようにしてもよい。
【0017】
【考案の効果】
本考案の装置によれば、ワークの面取り加工と同時に、ワーク軸端に正規の面 取りが施されたか否かを確認しうるので、不良品の発見が迅速となり、かつ不良 品が次工程等に流出するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の一実施例を示す平面図である。
【図2】面取り加工前の図1のA部の中央横断拡大平面
図である。
【図3】同じく面取り加工後の図1のA部の中央横断拡
大平面図である。
【符号の説明】
(1)ワーク (1a)傘部 (1b)軸部 (1c)軸端 (1d)傾斜部 (2)チャック (3)支持アーム (4)ローラ (5)バイト (6)エヤーシリンダ
(押込み手段) (7)ピストンロッド (8)押込みヘッド (9)テーパー孔 (10)本体 (11)ピストン (12)第1近接センサ (13)第2近接センサ (14)第3近接センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状ワークの一端を、回転するチャック
    により把持して、他端の軸端縁を面取りする装置に設け
    られる面取り検査装置であって、ワークの一端側をチャ
    ックに押し込む押込み手段のピストンロッドの先端に設
    けた押込みヘッドの先端面に、ワークの軸端が嵌入しう
    るテーパー孔を設けるとともに、前記ピストンロッドの
    移動軌跡上に、面取り前と面取り後において、前記テー
    パー孔をワークの軸端に外嵌した際のピストンロッドの
    前後の変位差を検知するセンサを設けたことを特徴とす
    るワーク軸端の面取り検査装置。
JP725392U 1992-01-27 1992-01-27 ワーク軸端の面取り検査装置 Pending JPH0560756U (ja)

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JP725392U JPH0560756U (ja) 1992-01-27 1992-01-27 ワーク軸端の面取り検査装置

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JP725392U JPH0560756U (ja) 1992-01-27 1992-01-27 ワーク軸端の面取り検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0560756U true JPH0560756U (ja) 1993-08-10

Family

ID=11660868

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP725392U Pending JPH0560756U (ja) 1992-01-27 1992-01-27 ワーク軸端の面取り検査装置

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JP (1) JPH0560756U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101481053B1 (ko) * 2014-02-19 2015-01-12 니탄 밸브 가부시키가이샤 가공 장치 및 버 제거 장치

Cited By (4)

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