JPH0560397A - 給湯機 - Google Patents

給湯機

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Publication number
JPH0560397A
JPH0560397A JP22034291A JP22034291A JPH0560397A JP H0560397 A JPH0560397 A JP H0560397A JP 22034291 A JP22034291 A JP 22034291A JP 22034291 A JP22034291 A JP 22034291A JP H0560397 A JPH0560397 A JP H0560397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
expansion
chamber
silencer
noise
combustion chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP22034291A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Ito
英樹 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP22034291A priority Critical patent/JPH0560397A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 騒音を効率良く抑制しつつ、機器のコンパク
ト化を図る。 【構成】 この給湯機では、水室4を有する缶体2と、
この缶体2内に設けられた燃焼室3と、缶体2の上部に
結合され、水室4を貫通する煙管8,9を介して燃焼室
3に連通された第1の膨張型消音器22と、煙管8,9
の途中に設けられた第2の膨張型消音器30とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石油給湯機、ガス給湯
機等の給湯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の給湯機は、例えば、実公
平2−12438号公報に開示されているように、水室
と燃焼室を有する缶体の上方に消音装置を備えていた。
そして、この消音装置は多数の小孔を穿った内壁内に、
バーナからの燃焼排ガスが通る蛇行状の排気通路を形成
するとともに、内壁と無孔とした外壁との間にグラスウ
ール等の吸音材を充填し、排ガスが排気通路を流れる際
に吸音材に吸音させることによって燃焼音等の騒音が外
部に漏れるのを抑制していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した消
音装置では、排気通路を蛇行状として長く形成するとと
もにグラスウール等の吸音材を使用した関係上、高周波
数域の騒音を効率良く吸音できるが、低周波数域の騒音
漏れが問題となるばかりでなく、消音装置自体をコンパ
クトにできない欠点があり、機器の小型化が困難であっ
た。
【0004】本発明は上述の実情に鑑みてなされたもの
であり、騒音を効率良く抑制しつつ、機器のコンパクト
化を図ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、水室を有する
缶体と、この缶体内に設けられた燃焼室と、缶体の上部
に結合され、水室を貫通する煙管を介して前記燃焼室に
連通された第1の膨張型消音器と、前記煙管の途中に設
けられた第2の膨張型消音器とを備えた構成である。
【0006】
【作用】このように構成すると、燃焼室内で発生した燃
焼騒音を、複数の膨張型消音器の膨張消音作用によって
効率良く抑制できるばかりでなく、煙管の途中に設けた
第2の膨張型消音器の働きにより、缶体の上部に結合し
た第1の膨張型消音器は、高さの低いものであっても、
十分な消音効果が得られるので、機器の高さ寸法を抑え
ることができるなど、コンパクト化が図れる。
【0007】また、水室を貫通する煙管の途中に第2の
膨張型消音器を設けたことにより、熱交換面積を著しく
増加させることができ、熱交換効率が高められる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図1ないし図4の図面に示す
実施例について説明する。図1において、1は天板1
A、周壁板1B及び架台1Cから成る外装ケース、2は
外装ケース1内に収容された缶体であり、この缶体2内
には燃焼室3が形成されるとともに、燃焼室3の周側部
及び上部には水室4が形成されている。前記水室4は連
続波状のビード加工が施された内胴5、外胴6、上板7
及び水室4を貫通する複数本の筒状の煙管8,9等から
構成されている。前記燃焼室3は内胴5の内側に形成さ
れるとともに、この燃焼室3の底部にはセラミックスフ
ァイバーを主成分として作られた耐火性断熱材10が配
されており、この耐火性断熱材10は内胴5の下端部と
底板11との間に挟み持たれた状態で底板11上に付設
されている。
【0009】12は缶体2の側部に設けたガンタイプバ
ーナであり、このバーナ12は前記燃焼室3に電磁ポン
プ(図示せず)によって加圧された液体燃料を噴出ノズ
ル13によって末広がり状に噴出するとともに、送風機
14からの燃焼空気を噴出燃料の周囲から噴出し、点火
プラグ15の火花で着火燃焼させるものである。前記送
風機14は、ファン14Aとケーシング14Bとファン
14Aを回転するモータ14Cとから構成され、図1に
示すように、モータ14Cは外装ケース1の周壁板1B
寄りの一側部に保持され、また、ケーシング14Bの缶
体2側の他側面には空気吸込口16が設けられている。
【0010】17は空気吸込口16に接続した吸気ダク
トであり、この吸気ダクト17の上部に設けられた上向
きの入口18には、この入口18の開度を調節する吸気
量調節ダンパー部19を設けている。ここで、ケーシン
グ14Bの空気吸込口16を缶体2側の側面に形成した
のは、空気の吸込音が外装ケース1の周壁板1Bを透過
して外部に漏れるのを抑制するためであり、また、上部
に上向きの入口18を設けた吸気ダクト17を空気吸込
口16に接続したのは、吸気量調節ダンパー19の調整
を容易に行えるようにするためである。
【0011】また、前記外装ケース1の周壁板1Bに
は、例えば、バーナ12や送風機14のモータ14Cに
対応する箇所等、最も振動し易い部分に、外向きに膨出
する座押し20が設けられ(図1及び図4を参照)、こ
の座押し20の内側にはゴム板等の防振材21を充填し
ており、周壁板1Bの強度アップと機器の振動を極力防
止できるようにしている。
【0012】22は前記缶体2の上部に結合した第1の
膨張型消音器であり、この第1の膨張型消音器22は、
前記燃焼室3に煙管8,9を介して連通され、図2に示
すように、椀状に深絞り成形された円筒状のケース23
と、略中央部に通気筒24を貫通保持し、前記ケース2
3内の中間部に配した平板状の仕切り板25と、この仕
切り板25に保持されるとともに通気筒24と間隔を存
し、かつ、通気筒24と対向してその上下にそれぞれ配
置された複数の邪魔板26,27と、ケース23の上面
部略中央部分に貫通状態で固定された排気筒28と、セ
ラミックスファイバー等にてなる複数の防音材29,2
9とから構成されている。
【0013】30は前記煙管8,9の途中に設けた第2
の膨張型消音器であり、この第2の膨張型消音器30の
上壁30Aには、上端部を上板7に接続した煙管8の下
端部が、また、底壁30Bには、下端部を内胴5に接続
した煙管9の上端部がそれぞれ接続されており、そし
て、上側の煙管8の接続位置と下側の煙管9の接続位置
は、下側の煙管9が外寄りとなるように異ならせてあ
る。
【0014】なお、図1において、31は内胴5の周壁
と対向するように水室4の中間高さ位置に接続した給水
管、32は水室4の上部に接続した給湯管、33は前記
排気筒28に接続した排気装置である。
【0015】上記構成において、バーナ12が燃焼を開
始すると、図1に示すように燃焼室3の内底部付近に火
炎Fが形成され、その燃焼ガスは燃焼室3を上昇しなが
ら内胴5を加熱した後、煙管9、第2の膨張型消音器3
0、煙管8を通り、水室4に貯溜された水と熱交換して
その水を加熱する。そして、煙管8から流出した燃焼排
ガスは、第1の膨張型消音器22内を流れ、排気筒28
を通って排気装置33から排出されるが、燃焼室3内で
発生した燃焼振動音等の騒音は、煙管8,9の途中に設
けられた第2の膨張型消音器30と缶体2の上部に結合
された第1の膨張型消音器22を通過する際に減衰され
る。即ち、低周波数域の騒音は両膨張型消音器22,3
0の膨張消音作用で低減され、また、高周波数域の騒音
は第1の膨張型消音器22内に収容された防音材29,
30によって吸音及び遮音されるため、低周波数域から
高周波数域までの広い周波数域の燃焼騒音を、効率良く
低減できるものである。
【0016】また、煙管8,9の途中に第2の膨張型消
音器30を設けたことにより、缶体2の上部に結合され
る第1の膨張型消音器22は、高さ寸法の低い小型形状
のものであっても、十分な消音効果が得られるので、機
器の高さ寸法を極力抑えることができ、給湯機をコンパ
クトなものとすることができるとともに、第2の膨張型
消音器30によって、水室4内の水と加熱面との接触面
積を大幅に増加でき、熱交換効率を高めることもでき
る。
【0017】さらに、上述の実施例では、第2の膨張型
消音器30に接続した上側の煙管8の接続位置と下側の
煙管9の接続位置を、下側の煙管9が外寄りとなるよう
異ならせているので、第2の膨張型消音器30内を通過
する排気ガスの流れの位相がずれ、騒音が水室4の水に
吸収され易くなり、騒音を一層低減できる。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上のように、缶体の上部に結
合された第1の膨張型消音器と、煙管の途中に設けられ
た第2の膨張型消音器とを備えているので、これら複数
の膨張型消音器の膨張消音作用により、騒音を効率良く
抑制できるのはもちろん、缶体の上部に結合した消音器
が小型形状のものであっても、十分な消音効果を得るこ
とが出来、音が静かで、コンパクトな給湯機となせる。
また、煙管の途中に設けた膨張型消音器によって熱交換
面積を著しく増加でき、熱交換効率を大幅に高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示す一部切欠側
面図である。
【図2】同じく第1の膨張型消音器を示す要部断面図で
ある。
【図3】同じく送風機を示す要部断面図である。
【図4】同じく給湯機の外観斜視図である。
【符号の説明】
2 缶体 3 燃焼室 4 水室 8 煙管 9 煙管 22 第1の膨張型消音器 30 第2の膨張型消音器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水室を有する缶体と、この缶体内に設け
    られた燃焼室と、缶体の上部に結合され、水室を貫通す
    る煙管を介して前記燃焼室に連通された第1の膨張型消
    音器と、前記煙管の途中に設けられた第2の膨張型消音
    器とを備えたことを特徴とする給湯機。
JP22034291A 1991-08-30 1991-08-30 給湯機 Pending JPH0560397A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22034291A JPH0560397A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 給湯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22034291A JPH0560397A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 給湯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0560397A true JPH0560397A (ja) 1993-03-09

Family

ID=16749647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22034291A Pending JPH0560397A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 給湯機

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JP (1) JPH0560397A (ja)

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