JPH0833192B2 - 消音装置 - Google Patents

消音装置

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JPH0833192B2
JPH0833192B2 JP1264435A JP26443589A JPH0833192B2 JP H0833192 B2 JPH0833192 B2 JP H0833192B2 JP 1264435 A JP1264435 A JP 1264435A JP 26443589 A JP26443589 A JP 26443589A JP H0833192 B2 JPH0833192 B2 JP H0833192B2
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JP
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exhaust gas
gas passage
silencer
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soundproof material
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JP1264435A
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JPH03125811A (ja
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英樹 伊藤
博巳 藤生
賢一 春山
憲史 門間
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は給湯機、温水ボイラー等の燃焼機に使用さ
れる消音装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種の消音装置は例えば特公昭62−46991号
公報に開示されているように、断熱体の周囲に排気ガス
通路を存して防音材を設け、排気ガスが排気ガス通路を
流れる際に防音材に吸音させることによって燃焼音等が
外部へ漏れるのを抑制している。
一方、実開昭50−106042号公報にはファンケーシング
の外面に内側に遮音性のある断熱材料を有する多孔質吸
音材料を被せた排ガスファンが開示され、燃焼ガスの排
出に伴うケーシング表面温度の上昇とケーシングからの
輻射熱とによる雰囲気温度の上昇を防ぎ、吸気温度の上
昇防止並びに羽根車の風切り音やケーシングの振動音を
吸収している。
(ハ)発明が解決しようとする課題 特公昭62−46991号公報に開示された消音装置では、
断熱体の周囲に略均一に排気ガス通路が設けられている
ため、防音材によって吸音しきれなかった音が四方に漏
れることから、この消音装置を外装ケース内に収納した
場合には四方に漏れる音の内、特に外装ケースの前面側
への音漏れが問題になっていた。
また実開昭50−106042号公報に開示された排ガスファ
ンでは、吸音材料のケーシング側に設けた断熱材料が断
熱性を発揮し、且つ、ケーシングの温度上昇に伴う雰囲
気空気への輻射熱の影響を抑制しているが、排気ガスの
流れを抑制したりガスの流れを変えたりして一面側への
音漏れを抑制(低下)するものではなく、そのまま消音
装置に適用できるものではない。
そこで本発明は、排気ガス通路を確保すると共に、こ
の排気ガス通路を流れる排気ガスの流れを抑制して消音
装置ひいては外装ケースの前面側の音漏れを抑制するこ
とのできる消音装置を提供することを目的とするもので
ある。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明の消音装置は、断熱体と、この断熱体の周囲に
排気ガス通路を存して設けられた防音材とを備え、外装
ケース内に収納された消音装置であって、さらに、前記
防音材の内側には柱状に加工され複数の孔を有する内装
板が設けられて前記排気ガス通路が形成され、前記外装
ケースの前面側に位置する排気ガス通路が前記断熱体の
一部で塞がれているものである。
(ホ)作 用 このように構成すると、外装ケースの前面側への排気
ガスの流れが遮られるため、外装ケースの前面側におけ
る消音装置からの音漏れが少なくなる。
(ヘ)実施例 以下、この発明を図面に示す実施例について説明す
る。
第1図はこの発明を適用した給湯機を示すものであ
る。第1図において、(1)は前板(図示せず)が外さ
れた外装ケースであり、この外装ケース(1)には送風
機(2)、この送風機(2)によって燃焼用空気が供給
されるバーナ(3)、内側を燃焼室(4)とし、かつ外
側を水室(5)とした2重缶構成の缶体(6)、燃焼室
(4)の上部に臨ませたバーナ(3)が組み込まれた消
音装置(8)、バーナ(3)に燃料を供給するポンプ
(P)及び制御箱(9)等が収納されている。
燃焼室(4)は燃焼室下方の燃焼ガス反転室(10)
と、水室(5)を上下に貫通した複数本の煙管(11)と
を介して消音装置(8)と連絡している。また、缶体
(6)の側部に設けられた給水口(12)には減圧逆止弁
(13)を有する給水管(14)が接続され、缶体(6)の
上部には給湯管(15)が接続されている。また、外装ケ
ース(1)の上部にはバーナ点検蓋(16)と、消音装置
(8)の内部と連通した煙突接続装置(17)とが設けら
れている。
消音装置(8)は第2図及び第3図に示すように、角
柱状に板金加工されたパンチング板よりなる内装板(1
8)と、箱状に板金加工された外装板(19)とを備え、
内装板(18)と外装板(19)との間には内装板(18)側
に吸音性の第1の防音材(20)、外装板(19)側に第1
の防音材(20)よりも遮音性に優れた第2の防音材(2
1)がそれぞれ設けられている。例えば、第1の防音材
(20)には密度の小さなセラミックスファイバーが用い
られ、第2の防音材(21)には密度の大きなセラミック
スファイバーが用いられている。また、装置内の中央部
には成形性及び吸音性の良い岩綿(ロックウール)等の
断熱材で作られた円筒状の断熱体(22)が設けられ、こ
の断熱体(22)と内装板(18)との間に排気ガス通路
(23)が形成されている。また、断熱体(22)の中間部
より高い位置には排気ガス通路(23)を狭めるためのフ
ランジ(24)が一体に設けられ、このフランジ(24)は
外装ケース(1)の前面側の部分(24A)が他部より突
出され、内装板(18)と接触している。尚、断熱体(2
4)はバーナ(3)を挿入するためのものであり、送風
機(2)からの燃焼用空気を通す空気通路(25)が設け
られている。
上述した給湯機では送風機(2)の運転によって燃焼
用空気が空気吸込口(図示せず)から外装ケース(1)
内に流れ、送風機(2)及び空気通路(25)を経てバー
ナ(3)に供給される。また、ポンプ(8)の運転によ
って燃料がバーナ(3)に供給される。バーナ(3)で
燃焼が行われると、燃焼ガスは燃焼室(4)から燃焼ガ
ス反転室(10)に入る。そして、ここで反転した燃焼ガ
スは煙管(11)を通り、煙管(11)内で熱交換を終えた
排気ガスは消音装置(8)の排気ガス通路(23)に入
る。排気ガスは排気ガス通路(23)を上昇する際に第1
の防音材(20)や断熱体(22)によって吸音される。ま
た、第1の防音材(20)によって吸収しきれなかった音
は第2の防音材(21)によって内方へはねかえされ、再
度吸収されるため、外部への漏れが少ない。このように
して、排気ガスは吸音されながら排気ガス通路(23)を
上昇し、フランジ(24)によって流速が高められた後、
排気ガス通路(23)の上部でさらに吸音される。外装ケ
ース(1)の前面側の排気ガス通路(23)はフランジ
(24)の前面部(24A)によって塞がれているため、排
気ガスの外装ケース(1)の前面側への流れが遮られ、
特に、外装ケースの前面側からの音漏れが小さくなる。
排気ガス通路(23)の上部に集められた排気ガスは消音
装置(8)の連絡通路(図示せず)を通って煙突接続装
置(17)へ導かれ、煙突(図示せず)から大気へ放散さ
れる。また、燃焼ガスによって加熱された水室(5)の
温水は給湯管(15)を通って利用部へ送られる。
本実施例によれば、従来の防音材が1種類で、かつ、
全面側の排気ガス通路が塞がれていないものに比べて騒
音値(外装ケースの前面側で測定)が2dB以上減少し
た。また、防音材が1種類で、前面側の排気ガス通路が
塞がれているものでも騒音値が1〜2dB減少した。
(ト)発明の効果 本発明によれば、防音材の内側に柱状に加工され複数
の孔を有する内装板を設けたので、この内装板により防
音材の内側への広がりを抑制すると共に防音材の固定機
能を持たせることができ、しかも防音材と断熱材との距
離を均一にして確実に排気ガス通路を形成することがで
きる。また、外装ケースの前面側に位置する排気ガス通
路が断熱体の一部で塞がれているので、前面側の排気ガ
ス通路を通過しようとする排気ガスが断熱材の一部で遮
られて左右、背面側の排気ガス通路に迂回するため、排
気ガスの通過に伴う消音装置ひいては外装ケースの前面
側からの音漏れを抑制でき結果的に音を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用した給湯機の前板を外した状態
における正面図、第2図は消音装置の横断面図、第3図
は第2図のA−A′線に沿う部分の消音装置の断面図で
ある。 (8)……消音装置、(20)(21)……防音材、(22)
……断熱体、(23)……排気ガス通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 門間 憲史 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭50−106042(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱体と、この断熱体の周囲に排気ガス通
    路を存して設けられた防音材とを備え、外装ケース内に
    収納された消音装置において、前記防音材の内側には柱
    状に加工され複数の孔を有する内装板が設けられて前記
    排気ガス通路が形成され、前記外装ケースの前面側に位
    置する排気ガス通路が前記断熱体の一部で塞がれている
    ことを特徴とする消音装置。
JP1264435A 1989-10-11 1989-10-11 消音装置 Expired - Lifetime JPH0833192B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1264435A JPH0833192B2 (ja) 1989-10-11 1989-10-11 消音装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1264435A JPH0833192B2 (ja) 1989-10-11 1989-10-11 消音装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03125811A JPH03125811A (ja) 1991-05-29
JPH0833192B2 true JPH0833192B2 (ja) 1996-03-29

Family

ID=17403149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1264435A Expired - Lifetime JPH0833192B2 (ja) 1989-10-11 1989-10-11 消音装置

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JP (1) JPH0833192B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50106042U (ja) * 1974-02-06 1975-09-01

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JPH03125811A (ja) 1991-05-29

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