JPH0560217A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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Publication number
JPH0560217A
JPH0560217A JP3245081A JP24508191A JPH0560217A JP H0560217 A JPH0560217 A JP H0560217A JP 3245081 A JP3245081 A JP 3245081A JP 24508191 A JP24508191 A JP 24508191A JP H0560217 A JPH0560217 A JP H0560217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
range
automatic transmission
motor
control unit
switching valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3245081A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Furukawa
俊治 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP3245081A priority Critical patent/JPH0560217A/ja
Publication of JPH0560217A publication Critical patent/JPH0560217A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンジ切換弁30を駆動する直流モータ34
の起動時などに生じる過電流を原因としたレンジ制御部
20の作動不良あるいは作動不能を避ける。 【構成】 自動変速機のレンジ切換弁30を駆動する直
流モータ34がレンジ制御部20から出力されるレンジ
切換信号に基づいて電気的に制御される自動変速機の制
御装置において、前記直流モータ34の電源B2と前記
レンジ制御部20の電源B1とがそれぞれ個別に設けら
れているとともに、両電源の回路に過電流遮断素子6
1,60がそれぞれ組込まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の走行レンジの
選択を電気的な制御によって実現する自動変速機の制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機において、前進レンジや後退
レンジあるいはニュートラルレンジなどの走行レンジの
切換えは、レンジ切換弁(マニュアルバルブ)の切換え
によって行われる。そしてこのレンジ切換弁は一般に手
動操作によって切換えられていたが、これを電気的な制
御で行う構成の自動変速機もすでに提案されている。
【0003】例えば実開昭63−53049号公報に
は、レンジ選択スイッチの操作に応じてレンジ制御部
(マイクロコンピュータ)から自動変速機のレンジ切換
用のモータに電気信号を出力し、このモータの駆動によ
って走行レンジを切換える構成の変速制御装置が開示さ
れている。そして前記制御部とモータとの電源回路は、
一つの電源(バッテリー)を共用した単一の回路構成と
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記公報の変速制御装
置において、モータに過電流が流れるなどして電源回路
の過電流遮断素子(ヒューズ)が切れると前記レンジ制
御部そのものが機能しなくなる。またヒューズが切れな
いにしても、モータ起動時などの過電流がレンジ制御部
に流れると、この制御部の作動不良が発生しやすくな
る。この結果、レンジ制御部に対して停止あるいはリセ
ットがかかることがある。
【0005】本発明の技術的課題は、自動変速機のレン
ジ切換弁を駆動する直流モータの電源とレンジ制御部の
電源とを個別に設けることにより、モータ起動時などに
生じる過電流を原因とするレンジ制御部の作動不良ある
いは作動不能を避けることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明における自動変速機の制御装置は次のよう
に構成されている。すなわち自動変速機のレンジ切換弁
を駆動する直流モータがレンジ制御部から出力されるレ
ンジ切換信号に基づいて電気的に制御される自動変速機
の制御装置において、前記直流モータの電源と前記レン
ジ制御部の電源とがそれぞれ個別に設けられているとと
もに、両電源の回路に過電流遮断素子がそれぞれ組込ま
れている。
【0007】
【作用】前記構成によれば、直流モータの起動時などに
おいてその電源回路に過電流が流れても、この回路とは
別に設けられた前記レンジ制御部の電源回路に過電流が
流れることはない。したがってレンジ制御部に作動不良
が生じることが防止される。また直流モータの電源回路
に流れる過電流により、その回路中の前記過電流遮断素
子が仮に電流遮断状態になったとしても、レンジ制御部
の電源回路は正常な状態に維持され、レンジ制御部が作
動不能に陥ることも避けられる。
【0008】
【実施例】次に本発明の一実施例を図面にしたがって説
明する。
【0009】図2に自動変速機の走行レンジを切換える
ためのレンジ切換弁30及びその駆動機構の概要が斜視
図で示されている。このレンジ切換弁30はスプールバ
ルブ形式であって、自動変速機の制御のための基本油圧
となるライン油圧が供給されている。そしてこのレンジ
切換弁30のスプールを軸方向に操作することで、その
排出ポートが切換えられて各走行レンジを設定するため
の摩擦係合装置(図示しない)の係合及び解放が制御さ
れる。
【0010】前記レンジ切換弁30に駆動力を伝えるコ
ントロール軸40の軸上にはウォームホイール42が固
定されている。またこのコントロール軸40には直流モ
ータ34の回転が、その駆動軸36のウォーム38と前
記ウォームホイール42との噛合いにより減速されて伝
達されるようになっている。そしてコントロール軸40
の回転は、その軸上に固定されているレバー44を介し
て前記レンジ切換弁30のスプールをその軸線方向に移
動させるようになっている。
【0011】図1に電気制御の系統図が示されている。
この図面においてレンジ選択スイッチ10は、自動変速
機の走行レンジを選択するために運転者によるセレクト
レバーの操作に対応して切換られるポジションスイッ
チ、あるいは運転者が直接操作する操作スイッチなどで
ある。
【0012】図1に示されているレンジ制御部20は、
自動変速機の走行レンジを切換えるためのソフトウェア
処理に必要なプログラムを実行するマイクロコンピュー
タ(CPU)22及び各メモリー類(ROM、RAM)
などの他に、モータリレー接点24、回転方向切換回路
26を備えている。
【0013】前記マイクロコンピュータ22は、前記レ
ンジ選択スイッチ10の操作によって出力される電気信
号を受け、この信号に対応した信号を前記回転方向切換
回路26に出力するようになっている。またこのマイク
ロコンピュータ22には、イグニッションスイッチ64
のオン・オフ及びACC接点のオン・オフに基づく各電
気信号が入力されるようになっている。
【0014】なお自動変速機側には、前記レンジ切換弁
30のレンジ位置を検出するための位置センサー50が
設けられている。この位置センサー50は、図2で示す
ように例えば前記ウォームホイール42の回転角を検出
することでレンジ切換弁30の切換え位置を検出する。
そしてこの位置センサー50からの検出信号は前記マイ
クロコンピュータ22に入力される。
【0015】さて前記レンジ制御部20におけるマイク
ロコンピュータ22の電源B1と、前記直流モータ34
を駆動させる回転方向切換回路26の電源B2とはそれ
ぞれ個別に設けられている。この電源B2と回転方向切
換回路26との間に前記モータリレー接点24が設けら
れている。このモータリレー接点24は、後述する条件
によってオン・オフされ、所定の条件が満たされない限
り直流モータ34に電流を流さないようになっている。
【0016】さらに前記マイクロコンピュータ22とそ
の電源B1との間には過電流遮断素子としてのヒューズ
60が組込まれており、またモータ用の電源B2と回転
方向切換回路26との間には別の過電流遮断素子として
のヒューズ61が組込まれている。
【0017】前記モータリレー接点24のオン・オフ制
御について説明すると、前記イグニッションスイッチ6
4がオンであれば、それに伴うマイクロコンピュータ2
2からの信号によってモータリレー接点24はオンにな
る。
【0018】そして前記レンジ選択スイッチ10のパー
キングレンジ(Pレンジ)がオンに操作され、前記位置
センサー50からの検出信号がPレンジで、かつイグニ
ッションスイッチ64のACC接点がオフであるといっ
た三条件が満たされたとき、これに基づくマイクロコン
ピュータ22からの信号によってモータリレー接点24
はオフになる。したがって、このような条件下では直流
モータ34への電流リークの発生が防止される。前記の
条件以外でのモータリレー接点24のオン・オフは行わ
れない。
【0019】なお前記位置センサー50からの検出信号
は、前記レンジ切換弁30に設けられているパーキング
ポジションスイッチ(図示しない)からの信号に代える
ことも可能である。
【0020】前記構成の制御装置において、イグニッシ
ョンスイッチ64がオンのとき、すなわちエンジン作動
時には前記モータリレー接点24はオン状態に維持され
ている。そこで前記レンジ選択スイッチ10の操作に対
応した電気信号が前記マイクロコンピュータ22から回
転方向切換回路26に出力されると、この回転方向切換
回路26から前記直流モータ34にその駆動信号が出力
され、前記レンジ切換弁30のスプールが移動操作され
る。
【0021】前記直流モータ34の起動時などにおい
て、その電源B2の回路に過電流が流れたとしても、前
記マイクロコンピュータ22の電源B1の回路には何ら
の影響も及ぼさない。またこの過電流によってモータ用
のヒューズ61が切れた場合でも、マイクロコンピュー
タ22の電源回路は正常なまま維持される。したがって
このマイクロコンピュータ22によるその他の制御、例
えばエンジン制御ユニット(EFI−ECU)あるいは
自動変速制御ユニット(ECT−ECU)に対する制御
信号は正常に発信される。
【0022】
【発明の効果】このように本発明は、自動変速機のレン
ジ切換弁を駆動する直流モータの起動時などに生じる過
電流がレンジ制御部に悪影響を及ぼすことがなく、この
制御部の作動不良あるいは作動不能が避けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動変速機の制御装置を示す電気系統図であ
る。
【図2】自動変速機の走行レンジを切換えるためのレン
ジ切換弁とその駆動機構との概要を表した斜視図であ
る。
【符号の説明】
20 レンジ制御部 30 レンジ切換弁 34 直流モータ 60 レンジ制御部の過電流遮断素子 61 直流モータの過電流遮断素子 B1 レンジ制御部の電源 B2 直流モータの電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機のレンジ切換弁を駆動する直
    流モータがレンジ制御部から出力されるレンジ切換信号
    に基づいて電気的に制御される自動変速機の制御装置に
    おいて、 前記直流モータの電源と前記レンジ制御部の電源とがそ
    れぞれ個別に設けられているとともに、両電源の回路に
    過電流遮断素子がそれぞれ組込まれている自動変速機の
    制御装置。
JP3245081A 1991-08-29 1991-08-29 自動変速機の制御装置 Pending JPH0560217A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3245081A JPH0560217A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 自動変速機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3245081A JPH0560217A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 自動変速機の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0560217A true JPH0560217A (ja) 1993-03-09

Family

ID=17128321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3245081A Pending JPH0560217A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 自動変速機の制御装置

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JP (1) JPH0560217A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6857981B2 (en) 2002-07-22 2005-02-22 Nippon Soken, Inc. Rotary actuator

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6857981B2 (en) 2002-07-22 2005-02-22 Nippon Soken, Inc. Rotary actuator

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