JPH0560204B2 - - Google Patents

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JPH0560204B2
JPH0560204B2 JP59275929A JP27592984A JPH0560204B2 JP H0560204 B2 JPH0560204 B2 JP H0560204B2 JP 59275929 A JP59275929 A JP 59275929A JP 27592984 A JP27592984 A JP 27592984A JP H0560204 B2 JPH0560204 B2 JP H0560204B2
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JP59275929A
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Yoichi Yokoyama
Hiroaki Hamaguchi
Masatoshi Yamamoto
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、負荷のリモートコントロールを行
うのに用いられるリレーの組立方法に関する。
〔背景技術〕
リモコンスイツチを備え、トランスによつて降
圧された電圧で電流が流れるようになつた操作回
路が接続され、リモコンスイツチからのON、
OFF信号を受けて負荷の電源回路の開閉を行う
リレーが負荷のリモートコントロールを行うのに
用いられている。このようなリレーを用いるよう
にすると、複数個のリモコンスイツチをリレーに
接続して複数箇所で負荷の電源回路の開閉を行え
るようにしたり、複数の負荷の各リレーを1箇所
に集めて、負荷の集中監視を行えるようにしたり
するというようなこと等ができるようになるので
非常に便利である。また、操作回路には、低い電
圧の電流が流れるので、操作回路の取扱いが簡単
となり、感電等の事故もなくなる。
しかしながら、部品数が多いため、組立が困難
であるという問題や、主要な部品の位置が互いに
ずれて特性が安定しないという問題があつた。
〔発明の目的〕
この発明は、このような事情に鑑みてなされた
ものであつて、操作が簡単で、しかも、特性が安
定したものを得ることのできるリモートコントロ
ール用リレーの組立方法を提供することを目的と
している。
〔発明の開示〕
前記のような目的を達成するため、この発明
は、負荷回路制御用の主接点機構、軸止されて正
逆揺動可能となつた揺動体、揺動体に枢止された
可動体、可動体を正逆方向に駆動させる電磁石装
置、電磁石装置に流す電流の向きを正逆切換える
補助接点機構をそれぞれ持ち、前記揺動体が揺動
によりその一端で主接点機構の開閉を行うととも
に他端で補助接点機構の切換えを行うようになつ
たリモートコントロール用リレーを組み立てるに
あたり、補助接点機構を、間隔をあけて配置さ
れ、それぞれの外面側に固定接点が設けられた一
対の接点板と、概略U字形をなし、弾力的に変形
可能であり、前記接点板を間に挟んで配置され、
各接点板の固定接点と向かい合う位置に可動接点
が設けられ、U字形の内側空間に前記揺動体の一
部が挿入配置される接点バネ部と、各接点に接続
された電気回路とで構成し、これらの機械的部品
および電気部品を、あらかじめ支持体に取りつけ
てブロツク化しておいたものを、電磁石装置に取
りつけるようにするリモートコントロール用リレ
ーの組立方法をその要旨としている。以下、図面
にもとづき、この発明を詳しく説明する。
第1図ないし第5図は、この発明にかかる組立
方法の1実施例に基づいて組立てられたリレーを
あらわす。図にみるように、このリレーは、熱硬
化性樹脂等からなるボデイ1、および、同じく熱
硬化性樹脂等からなるカバー2を持ち、両者はか
しめピン3等で互いに固定されるようになつてい
る。ボデイ1の中央には、電磁石装置4および電
磁石装置4により駆動されるようになつた可動体
(プランジヤ)5が配置されている。電磁石装置
4は絶縁材料からなるコイル枠6、永久磁石7を
2本、L字形のマグネツトヨーク8を2本および
コ字形のヨーク9を2本それぞれ持つ。コイル枠
6は、筒状のコイル取付部6aと取付部6aの両
端両側に設けられた四つの支持部6bを持つ。各
支持部6bの上端には取付片6cが上方向に突出
しており、取付部6aの前端両側に設けられた二
つの支持部6b,6bには、穴6d付きのピン固
定片6eが前方に突出している。取付部6aには
導線が巻かれてコイル10となつている。コイル
10の両側には鉤部が後方になるようにしてマグ
ネツトヨーク8,8が配置され、両マグネツトヨ
ーク8,8の外側には永久磁石7,7が配置され
ている。そして、両永久磁石7,7の外側には、
開口部を内側に向け、間にコイル10、マグネツ
トヨーク8,8、永久磁石7,7をはさむように
して両ヨーク9,9が支持部6b…に固定されて
いる。ヨーク9は、鋳鉄等の磁性材料からなる芯
部が樹脂によりモールドされる等している。
可動体5は、両側に接極子11a,11bが固
定され、前部に軸穴5aが設けられている。この
可動体5は、中間部がコイル枠の取付部6aに挿
入され、両接極子11a,11bが取付部6aの
前後端と両ヨーク9,9の前後端とがつくる空間
に挿入されるよう配置されており、正逆移動する
ことができるようになつている。図中、46は残
留空隙を設けるのに用いられるレシジユアルプレ
ートである。
電磁石装置4の上には、支持板(支持体)12
が配置されている。この支持板12は、両側に二
つずつ設けられた切欠12a…にコイル枠の取付
片6c…が挿入され、必要に応じて取付片6cと
切欠12aが接着、溶着、あるいは、超音波溶接
される等して電磁石装置4に一体化固定されてい
る。支持板12の前部および後部には、壁部12
bおよび12cがそれぞれ設けられており、壁部
12cの裏側にはプリント基板13、壁部12c
の両側には端子板14,15がそれぞれ固定され
ている。プリント基板13には、ダイオード16
a,16b、抵抗17a,17bおよびコンデン
サ18が固定されている。そして、圧入やかしめ
等により支持板12に固定された2枚の接点板1
9a,19bや接点バネ部20の支持板20aの
各基部が支持板12の壁部12bを貫通してハン
ダ付等によりプリント基板13に接続されてい
る。両接点板19a,19bは互いに間をあける
ようにして配置され、両者の外側面に固定接点2
1,21が設けられている。接点バネ部の支持板
20aの先端には、接点板19a,19bを間に
はさむ2枚の接点バネ20b,20cが固定さて
おり、両接点バネ20b,20cの内側面には、
可動接点22が設けられている。接点バネ20
b,20cは各々の接点22…を互いに向かい合
う接点板19a,19bの固定接点21,21に
押しつけるよう付勢している。端子板14,15
には、いずれも押締ねじ23により押え板24が
固定されている。
第6図および第7図に示されているように、コ
イル10の一端が端子板14に電気的に接続さ
れ、他端は接点バネ部20に接続されている。接
点板19aはダイオード16aを介し、接点板1
9bはダイオード16bを介し端子板15に接続
されており、両接点板19a,19bは、コンデ
ンサ18、抵抗17aを介して互いに接続されて
いる。そして、コンデンサ18と並列に抵抗17
bが接続されている。接点板19a,19b、接
点バネ部20、ダイオード16a,16b、コン
デンサ18、抵抗17a,17bおよびプリント
基板13は補助接点機構を構成しており、コンデ
ンサ18、抵抗17a,17bは、コイル10の
サージ電圧を吸収し、リレーの誤動作を防止する
保護回路を構成している。端子板14,15に
は、リモコンスイツチ61を備え、トランス62
によつて、普通、24Vに降圧された電圧で電流が
流されるようになつた操作回路63が接続され
る。電磁石装置4の側部には揺動体25が配置さ
れている。揺動体25は、上端に手動操作部2
6、その少し下の内側に向けられる面に内側方向
に突出するアクチユエータ部27をそれぞれ備え
ており、中間部に軸穴28、外側に向けられる面
に下向きの開口29aを持つ凹所29をそれぞれ
備えている。そして、下端内側面には軸穴を持つ
コ字形の溝30、外側面に突部31をそれぞれ備
えている。凹所29の内側壁の内壁面上部には丸
く突出する突部からなる支持部32、突部31の
両側には低い突条からなる支持部33がそれぞれ
設けられている。また、凹所29の開口29aの
外側端には押圧部(強制開離部)25aが設けら
れている。
揺動体25は、軸穴28をコイル枠6の両軸穴
6d,6dではさむようにして、これらにピン3
4が通されることにより、正逆揺動可能にコイル
枠6に固定されている。可動体5の先端が溝30
に挿入され、可動体5の軸穴5aと溝30の軸穴
にピン35が通されることにより、可動体5が揺
動体25に枢止されている。そして、可動体5を
正逆動かすことにより、揺動体25を正逆揺動さ
せることができるようになつている。凹所29の
外側壁内壁面の高さ位置が支持部32,33の間
になるような位置には接圧バネ36が配置されて
おり、この接圧バネ36は、開口29aより挿入
された板状の可動接触子37の基部を内方向に押
している。可動接触子37は中央に穴37a、下
端に可動接点38と可動電磁鉄片39をそれぞれ
持ち、穴37aに揺動体25の突部31が挿入さ
れ、揺動体25に保持されている。そして、可動
接触子37の先端部は、内側に押し込まれと、ボ
デイ1の内側に設けられたストツパ1bに当たる
ようになつている。揺動体の手動操作部26はボ
デイ1の壁に設けられた切欠1aより外に覗いて
いる。
揺動体25の外側には、隔壁40を間にはさむ
ようにして端子41,42が固定され、両端子4
1,42の上端面には、いずれも、押締ねじ23
により押え板24が固定されている。端子41
は、下端がU字形部41aとなつており、このU
字形部41aの先端外側面には固定接点43が固
定されている。U字形部4aの基部にはコ字形部
を有する固定電磁鉄片44が、そのコ字形部にU
字形部41aが挿入されるようにして固定されて
いる。端子42と可動接触子37の基部とは編組
銅線45により電気的に接続されている。端子4
1,42および可動接触子37は負荷回路制御用
の主接点機構を構成している。
図中、47は緩衝ばね、48は盲板であつて、
緩衝ばね47は、ボデイ1に収納された電磁石装
置4を押圧固定するために用いられ、盲板48
は、ボデイ1の付加部品収納室1cの開口1dを
覆うのに用いられる。
このリレーはつぎのように動作する。
第2図、第4図および第6図に示されている状
態は主接点機構がOFFになつた状態を示す。こ
の状態においては、接極子11a,11bはいず
れも励磁されておらず、可動片5が後退して、接
極子11aの両端が、永久磁石7によりN極に励
磁されたマグネツトヨーク8,8の前端に引きつ
けられ、接極子11bの両端が、永久磁石7によ
りS極に励磁されたヨーク9の後端に引き付けら
れている。永久磁石7による吸引力は、可動片5
がONの位置に近づくほどON方向に大きくなり、
OFFの位置に近づくほどOFF方向に大きくなる。
揺動体25は、下端が可動体5に引かれて後退
し、上端が前進した状態となる。そして、支持部
32が支持部33よりも前に突出し、接圧バネ3
6で後方向に付勢された可動接触子37は上端が
支持部32に圧接し、下端がストツパ1bに圧接
する。このため、接圧バネ36は、ストツパ1b
を支点として可動接触子37を回動させ、支持部
32を押して可動片5を前進させるよう付勢して
いる。OFFの位置においては、永久磁石による
吸引力が接圧バネ36による荷重よりも大きいの
で、可動体5はOFFの位置にとどまる。アクチ
ユエータ部27は接点バネ20bの先端を押し上
げ接点バネ20bの接点22,22と接点板19
aの接点21とを離すようにしている。他方、接
点バネ20cの接点22,22と接点板19bの
接点21は接触したままとなる。
前記のような状態において、操作回路よりリレ
ー回路に、第6図に示されているような矢印C方
向のON信号電流を流すと、この電流は、端子板
15、ダイオード16b、接点板19b、接点バ
ネ部20、コイル10、端子板14と流れる。そ
うすると、コイル10は第4図に示されているよ
うに、接極子11aをN極に、接極子11bをS
極にそれぞれ励磁する。その結果、接極子11a
とヨーク9,9の前端間および接極子11bとマ
グネツトヨーク8,8の後端間の磁束が増加し、
接極子11aとマグネツトヨーク8,8の前端間
および接極子11bとヨーク9,9の後端の磁束
が減少する。その結果、可動体5を前進させる力
が増大し、磁力による吸引力とバネ駆動力との合
計の力により、可動体5が前進する。
可動体5が前進すると、第1図に示されている
ように、揺動体25は上端が後退し、下端が前進
するよう回動する。そして、支持部33が可動接
触子37の中間部を押し、可動接触子37の接点
38を端子41の接点43に押しつけ、主接点機
構を閉じる。これに少し遅れて、可動体25の回
動により下降したアクチユエータ部27が接点バ
ネ20cの先端を押し下げ、接点板19bの接点
21と接点バネ20cの接点22,22とを離
す。この間、アクチユエータ部27により押し上
げられていた接点バネ20bの先端が下がり、接
点バネ20bの接点22,22と接点板19aの
接点21が再び接触するようになり、電磁石装置
に流しうる電流の向きが切換えられる。したがつ
て、主接点機構を閉じたあと、少し遅れてON信
号電流が切断されることになる。あとで説明する
ように、このリレーではOFF信号電流を流して
主接点機構を開いたあとも、少し遅れてOFF信
号電流が切断される。このように、補助接点機構
を用いて、コイル10を瞬時励磁することとする
と、消費する電力が少なくてすむようになり、コ
イル10が瞬時定格のものでよいので小型のもの
ですむようになりリレー全体を小型にすることが
できるようになる。しかも、コイル10の焼損事
故も少なくなる。
ON時において可動体5に加えられる磁力によ
るON方向への吸引力は接圧バネ36による反対
方向の荷重よりも大きい。したがつて、可動体5
は接圧バネ36の荷重に打ち勝つてONの位置ま
で前進する。また、ON信号電流が切断されて
も、永久磁石によるON方向への吸引力が接圧バ
ネ36による荷重よりも大きいので、可動体5は
ONの位置で保持される。
第1図、第5図、第7図に示されているよう
に、主接点機構が閉になつた状態において、第7
図に示されているようにON信号電流とは逆向き
のOFF信号電流を流すと、この電流は端子板1
4、コイル10、接点バネ部20、接点板19
a、ダイオード16a、端子板15と流れる。そ
うすると、第5図に示されているように接極子1
1aがS極、接極子11bがN極にそれぞれ励磁
される。その結果、可動体5を後退させる力が増
大し、この磁力による吸引力とバネ駆動力との合
計の力により可動体5が後退する。
可動体5が後退すると、第2図に示されている
ように、揺動体25は上端が前進し、下端が後退
するよう回動する。そして、接圧バネ36が可動
接触子37の下端を後退させるので、可動接触子
37の接点と端子41の接点43とが離れ、主接
点機構が開かれる。これに少し遅れて、可動体2
5の可動により上昇したアクチユエータ部27が
接点バネ20bの先端を押し上げ、接点板19b
の接点21と接点バネ20bの接点22,22と
を離す。この間、アクチユエータ部27により押
し下げられていた接点バネ20cの先端が上が
り、接点バネ20cの接点22,22と接点板1
9bの接点21とが再び接触するようになり、電
磁石装置に流しうる電流の向きが切換えられる。
したがつて、主接点機構を閉じたあと、すこし遅
れてOFF信号電流が切断されることになる。こ
のリレーは、HID(水銀ハロゲン)ランプ等の高
容量負荷にも対応できるものとなつている。
前記組立方法の実施例では、あらかじめ、支持
板(支持体)12にプリント基板13、接点板1
9a,19bおよび接点バネ部20等からなる補
助接点機構を固定するようにしてブロツク化して
おき、このブロツクを電磁石装置に取り付けて一
体化させるようにしている。このようにすると、
補助接点機構の各部品をばらばらにした状態にし
て組み立てるようにする場合に比べてリレーの組
立が簡単に伝えるようになるとともに、電磁石装
置により補助接点機構の各部品の位置が正確に決
定されるようになるのでリレーの特性が安定した
ものとなる。また、必要に応じ、揺動体25に接
圧バネ36および可動接触子37を配置するよう
にしてあらかじめブロツク化しておき、揺動体2
5を電磁石装置4に軸止するようにすると、いつ
そう、リレーの組立が簡単に行え、特性も安定す
る。さらに、必要に応じ、操作回路を接続する端
子14,15も支持板12に固定するようにする
と、別に端子部を設けなくてもよいようになるか
ら、部品点数を減らすことができるようになる。
なお、あらかじめ、補助接点機構を取り付ける
支持体は、実施例で用いられているような支持板
12に限定されるものではない。
〔発明の効果〕
この発明にかかるリモートコントロール用リレ
ーの組立方法は、負荷回路制御用の主接点機構、
軸止されて正逆揺動可能となつた揺動体、揺動体
に枢止された可動体、可動体を正逆方向に駆動さ
せる電磁石装置、電磁石装置に流す電流の向きを
正逆切換える補助接点機構をそれぞれ持ち、前記
揺動体が揺動によりその一端で主接点機構の開閉
を行うとともに他端で補助接点機構の切換えを行
うようになつたリモートコントロール用リレーを
組み立てるにあたり、補助接点機構を、間隔をあ
けて配置され、それぞれの外面側に固定接点が設
けられた一対の接点板と、概略U字形をなし、弾
力的に変形可能であり、前記接点板を間に挟んで
配置され、各接点板の固定接点と向かい合う位置
に可動接点が設けられ、U字形の内側空間に前記
揺動体の一端が挿入配置される接点バネ部と、各
接点に接続された電気回路とで構成し、これらの
機械的部品および電気的部品を、あらかじめ支持
体に取りつけてブロツク化しておいたものを、電
磁石装置に取り付けるようにするので、操作が簡
単で、しかも特性が安定したものを得ることがで
きる。
特に、補助接点機構が、前記のような、一対の
接点板と、概略U字形の接点バネ部と、電気回路
とで構成され、これらの機械的部品および電気的
部品を、あらかじめ支持体に取り付けてブロツク
化しておくので、補助接点機構の構造が簡単にな
るとともに、補助接点機構をリレーに組み込む作
業が非常に行い易くなる。
すなわち、この発明では、補助接点機構を、上
記3つの部品で構成しており、きわめて簡単な構
造になつている。また、揺動体で接点バネ部を直
接駆動して、接点の切り換えを行つており、この
点でも、補助接点機構の構造が簡単で、全体の小
型化が図られている。
しかし、このように、一対の接点板と接点バネ
部が、露出状態のままで別個にリレーに組み込ま
れる場合、一対の接点板と接点バネ部を、互いに
正確な位置関係および姿勢で組み込まなければ、
接点機構の動作不良を起こし、リレー全体の性能
をも損なつてしまう。
また、接点板および接点バネ部を組み込んでか
ら、各接点と電気回路との結線を行うと、この結
線作業の際に、接点板や接点バネ部を動かしたり
変形させたりして、動作不良が生じることもあ
る。
しかし、この発明では、上記接点板および接点
バネ部からなる機械的部品、および、電気的部品
を、あらかじめ支持板の上で、位置合わせした
り、その作動を確かめたりしながら、正確に取り
付けておくことができるので、この補助接点機構
を構成するブロツク部分を、リレーに組み込む際
には、個々の構成部品の位置や姿勢に気をつかう
必要がない。補助接点機構のリレーへの組み込み
作業が、簡単かつ迅速に行える。補助接点機構の
組み込み作業に伴う、品質性能のバラツキも解消
できる。
以上の結果、この発明では、補助接点機構の構
造を簡単にして小型化できると同時に、組み立て
作業の簡易化、および、補助接点機構の性能安定
化をも図ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図のaはこの発明にかかるリモートコント
ロール用リレーの組立方法の1実施例を用いて組
み立てたリレーの一部切欠平面図、同bは同リレ
ーの一部切欠正面図、同cは同リレーの左側面
図、同dは同リレーの右側面図、第2図のaは同
リレーの平面図、同bは同リレーの一部切欠正面
図、第3図は同リレーの分解斜視図、第4図およ
び第5図は同リレーの電磁石装置および可動体の
構造説明図、第6図および第7図は同リレーの回
路とこの回路に接続された操作回路の説明図であ
る。 4……電磁石装置、5……可動体、12……支
持板(支持体)、13……プリント基板、16a,
16b……ダイオード、17a,17b……抵
抗、18……コンデンサ、19a,19b……接
点板、20……接点バネ部、25……揺動体、3
7……可動接触子、41,42……端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 負荷回路制御用の主接点機構、軸止されて正
    逆揺動可能となつた揺動体、揺動体に枢止された
    可動体、可動体を正逆方向に駆動させる電磁石装
    置、電磁石装置に流す電流の向きを正逆切換える
    補助接点機構をそれぞれ持ち、前記揺動体が揺動
    によりその一端で主接点機構の開閉を行うととも
    に他端で補助接点機構の切換えを行うようになつ
    たリモートコントロール用リレーを組み立てるに
    あたり、補助接点機構を、間隔をあけて配置さ
    れ、それぞれの外面側に固定接点が設けられた一
    対の接点板と、概略U字形をなし、弾力的に変形
    可能であり、前記接点板を間に挟んで配置され、
    各接点板の固定接点と向かい合う位置に可動接点
    が設けられ、U字形の内側空間に前記揺動体の一
    部が挿入配置される接点バネ部と、各接点に接続
    された電気回路とで構成し、これらの機械的部品
    および電気的部品を、あらかじめ支持体に取りつ
    けてブロツク化しておいたものを、電磁石装置に
    取りつけるようにするリモートコントロール用リ
    レーの組立方法。 2 揺動体が、電磁石装置に軸止される特許請求
    の範囲第1項記載のリモートコントロール用リレ
    ーの組立方法。
JP27592984A 1984-12-25 1984-12-25 リモ−トコントロ−ル用リレ−の組立方法 Granted JPS61151929A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27592984A JPS61151929A (ja) 1984-12-25 1984-12-25 リモ−トコントロ−ル用リレ−の組立方法

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JP27592984A JPS61151929A (ja) 1984-12-25 1984-12-25 リモ−トコントロ−ル用リレ−の組立方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61151929A JPS61151929A (ja) 1986-07-10
JPH0560204B2 true JPH0560204B2 (ja) 1993-09-01

Family

ID=17562393

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JP27592984A Granted JPS61151929A (ja) 1984-12-25 1984-12-25 リモ−トコントロ−ル用リレ−の組立方法

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JPS5946445B2 (ja) * 1977-05-23 1984-11-13 株式会社日立製作所 差動増幅器

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JPS5946445U (ja) * 1982-09-20 1984-03-28 三菱電機株式会社 リモコンリレ−

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JPS61151929A (ja) 1986-07-10

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