JPH0559359B2 - - Google Patents
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- JPH0559359B2 JPH0559359B2 JP60073622A JP7362285A JPH0559359B2 JP H0559359 B2 JPH0559359 B2 JP H0559359B2 JP 60073622 A JP60073622 A JP 60073622A JP 7362285 A JP7362285 A JP 7362285A JP H0559359 B2 JPH0559359 B2 JP H0559359B2
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- Japan
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- piston
- liquid propellant
- breech
- cylinder
- injection
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F41—WEAPONS
- F41A—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS COMMON TO BOTH SMALLARMS AND ORDNANCE, e.g. CANNONS; MOUNTINGS FOR SMALLARMS OR ORDNANCE
- F41A1/00—Missile propulsion characterised by the use of explosive or combustible propellant charges
- F41A1/04—Missile propulsion using the combustion of a liquid, loose powder or gaseous fuel, e.g. hypergolic fuel
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Nozzles (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の分野
この発明は面積差ピストンを利用して、燃焼室
に対する液体推進剤の継続的な又は再生形の噴射
を行なう液体推進剤銃、特に、推進剤の再生噴射
を制御する手段として、要素の間の相対的な作用
を行なわせる様に配置された、少なくとも1つの
面積差ピストンを含む複数個の同軸要素を設けた
この様な銃に関する。
に対する液体推進剤の継続的な又は再生形の噴射
を行なう液体推進剤銃、特に、推進剤の再生噴射
を制御する手段として、要素の間の相対的な作用
を行なわせる様に配置された、少なくとも1つの
面積差ピストンを含む複数個の同軸要素を設けた
この様な銃に関する。
従来技術の説明
従来技術の広汎な要約が米国特許第4341147号
の「従来技術の説明」に記載されている。この米
国特許自体と、この特許に引用されている米国特
許第3138990号、同第4023463号及び同第4050349
号が従来技術の例である。全般的に云うと、こゝ
に引用された文献は、燃焼圧力に応答して、貯蔵
室から燃焼室に液体推進剤を押出す差圧ピストン
を記載している。この発明には特願昭59−230488
号及び同第59−230487号も関連を有する。これら
の特許願では、動く面積差ピストンが別の部材、
即ち、第1図の固定遊底5と恊働して、燃焼室に
圧送される時の推進剤の流量又は分散パターン又
はその両方を制御する。米国特許第4281582号に
は、面積差ピストンの移動に対して一様でない抵
抗を加えることが記載されている。
の「従来技術の説明」に記載されている。この米
国特許自体と、この特許に引用されている米国特
許第3138990号、同第4023463号及び同第4050349
号が従来技術の例である。全般的に云うと、こゝ
に引用された文献は、燃焼圧力に応答して、貯蔵
室から燃焼室に液体推進剤を押出す差圧ピストン
を記載している。この発明には特願昭59−230488
号及び同第59−230487号も関連を有する。これら
の特許願では、動く面積差ピストンが別の部材、
即ち、第1図の固定遊底5と恊働して、燃焼室に
圧送される時の推進剤の流量又は分散パターン又
はその両方を制御する。米国特許第4281582号に
は、面積差ピストンの移動に対して一様でない抵
抗を加えることが記載されている。
発明の概要
この発明は再生噴射単一推進剤形の液体推進剤
銃に対する新規な銃尾、尾筒及び燃焼室の構造に
関するもので、可動の面積差ピストンが少なくと
も1つの他の構造要素と恊働して、燃焼圧力に応
答するピストンにより貯蔵室から燃焼室へ推進剤
が圧送される時、推進剤の流量、分散パターン又
はその両方を制御する様な構造の改良に関する。
この発明は、固定の中央の遊底部材の軸方向に行
きすぎの往復動をする様に銃尾構造の中に支持さ
れたインライン形環状ピストン(即ち、銃孔と軸
方向に整合していて、貯蔵槽の空間を取囲み、発
射体に直接反作用して移動する)を対象とする。
面積差ピストンの円筒壁と遊底の間の円筒形−環
状空間が、ピストンのヘツドと可動の第3の部材
の間に、ゼロから選ばれた一杯の装填容量まで可
変である容量を持つ貯蔵室を構成する。容量ゼロ
がとれることにより、空気のない急速な充填の為
の出発位置が得られ、不足量が避けられる。遊底
と環状円板形ピストンヘツドの間の環状開口が、
ピストンが燃焼圧力に応答して変位する時、貯蔵
槽から燃焼室に推進剤を伝達する為の噴射装置を
構成する。特にこの発明は、単独で、又は貯蔵槽
から燃焼室への推進剤の流量を制御する他の手段
に付け加えて、面積差ピストンの移動に対し、可
変オリフイスによる流体圧抵抗を利用する。可動
の第3の部材が弾丸毎に可変の装填能力を持つ。
可変オリフイス流体圧装置が、燃焼室に対する推
進剤のプログラムされた弾丸毎の質量流量をとれ
る様にする。この発明は挿入、封じ、点火及びサ
ーバイバルを容易にする構造的な細部をも説明す
る。噴射及び燃焼速度を制御した結果として、予
定の銃尾圧力及び時間関係から、所望の弾道結果
を得る為の構造の効果を実証する為に、主な形式
を試験した。
銃に対する新規な銃尾、尾筒及び燃焼室の構造に
関するもので、可動の面積差ピストンが少なくと
も1つの他の構造要素と恊働して、燃焼圧力に応
答するピストンにより貯蔵室から燃焼室へ推進剤
が圧送される時、推進剤の流量、分散パターン又
はその両方を制御する様な構造の改良に関する。
この発明は、固定の中央の遊底部材の軸方向に行
きすぎの往復動をする様に銃尾構造の中に支持さ
れたインライン形環状ピストン(即ち、銃孔と軸
方向に整合していて、貯蔵槽の空間を取囲み、発
射体に直接反作用して移動する)を対象とする。
面積差ピストンの円筒壁と遊底の間の円筒形−環
状空間が、ピストンのヘツドと可動の第3の部材
の間に、ゼロから選ばれた一杯の装填容量まで可
変である容量を持つ貯蔵室を構成する。容量ゼロ
がとれることにより、空気のない急速な充填の為
の出発位置が得られ、不足量が避けられる。遊底
と環状円板形ピストンヘツドの間の環状開口が、
ピストンが燃焼圧力に応答して変位する時、貯蔵
槽から燃焼室に推進剤を伝達する為の噴射装置を
構成する。特にこの発明は、単独で、又は貯蔵槽
から燃焼室への推進剤の流量を制御する他の手段
に付け加えて、面積差ピストンの移動に対し、可
変オリフイスによる流体圧抵抗を利用する。可動
の第3の部材が弾丸毎に可変の装填能力を持つ。
可変オリフイス流体圧装置が、燃焼室に対する推
進剤のプログラムされた弾丸毎の質量流量をとれ
る様にする。この発明は挿入、封じ、点火及びサ
ーバイバルを容易にする構造的な細部をも説明す
る。噴射及び燃焼速度を制御した結果として、予
定の銃尾圧力及び時間関係から、所望の弾道結果
を得る為の構造の効果を実証する為に、主な形式
を試験した。
実施例の説明
全 般
第1図及び第2図に示したこの発明の液体推進
剤銃の銃尾又は室部分は、大抵の火器及び大砲と
共通に、銃身1が拡大銃尾機構部分2に取付けら
れている。この銃尾機構部分は、銃身を通して発
射体を駆動するガスを発生する為、推進剤材料を
導入し、点火し且つ燃焼する手段を含んでいる。
この銃の銃尾部分2が、室3を囲み且つ限定して
いるケーシング21、2つの可動ピストン6,7
を拘束する銃尾栓構造4、及び固定遊底構造5を
含む。可動ピストンが遊底と恊働して、燃焼によ
つて発生された圧力が面積差圧力ピストン6に作
用することに応答して、液体推進剤を計量して受
入れ、保有し且つ分与する。
剤銃の銃尾又は室部分は、大抵の火器及び大砲と
共通に、銃身1が拡大銃尾機構部分2に取付けら
れている。この銃尾機構部分は、銃身を通して発
射体を駆動するガスを発生する為、推進剤材料を
導入し、点火し且つ燃焼する手段を含んでいる。
この銃の銃尾部分2が、室3を囲み且つ限定して
いるケーシング21、2つの可動ピストン6,7
を拘束する銃尾栓構造4、及び固定遊底構造5を
含む。可動ピストンが遊底と恊働して、燃焼によ
つて発生された圧力が面積差圧力ピストン6に作
用することに応答して、液体推進剤を計量して受
入れ、保有し且つ分与する。
ケーシングの内壁30によつて限定された室3
は円柱形であつて、閉じた一方の端壁31が銃身
1の中孔11に対する開口によつて途切れてい
る。2つのねじ部分32,34が、推進圧力に対
する反作用を持たせる為に、例えば銃尾栓構造4
の様な銃尾閉塞機構を位置ぎめして固定する手段
を表わすと共に、固定遊底構造5を所定位置に固
着する手段を表わしている。ケーシング21は、
決まつた拘束手段を用いずに、単に銃身の拡大基
部13に突き合さつて、室の端壁31を構成する
ものとして示してある。この発明の範囲外である
が、例えばドロツプ・ブロツク、枢着ブロツク等
の様な周知の任意の構造を用いて、発射体12を
装入することが出来る様にしながら、この発明の
銃尾を銃身に結合することが出来る。銃尾栓構造
4は広範囲で考えられる設計を表わすものであ
り、栓部分42、今の場合は栓を銃尾ケーシング
21のねじ部分32に固着するねじ山を構成して
いる相互接続手段43、ばね緩衝集成体44、及
び円柱形部分72による中孔46支持ブロツク7
を持つものとして例示してある。手早く取外し並
びに調節が出来る様にする為に、32に中断した
ねじ山を用いることを妨げる理由は何もない。
は円柱形であつて、閉じた一方の端壁31が銃身
1の中孔11に対する開口によつて途切れてい
る。2つのねじ部分32,34が、推進圧力に対
する反作用を持たせる為に、例えば銃尾栓構造4
の様な銃尾閉塞機構を位置ぎめして固定する手段
を表わすと共に、固定遊底構造5を所定位置に固
着する手段を表わしている。ケーシング21は、
決まつた拘束手段を用いずに、単に銃身の拡大基
部13に突き合さつて、室の端壁31を構成する
ものとして示してある。この発明の範囲外である
が、例えばドロツプ・ブロツク、枢着ブロツク等
の様な周知の任意の構造を用いて、発射体12を
装入することが出来る様にしながら、この発明の
銃尾を銃身に結合することが出来る。銃尾栓構造
4は広範囲で考えられる設計を表わすものであ
り、栓部分42、今の場合は栓を銃尾ケーシング
21のねじ部分32に固着するねじ山を構成して
いる相互接続手段43、ばね緩衝集成体44、及
び円柱形部分72による中孔46支持ブロツク7
を持つものとして例示してある。手早く取外し並
びに調節が出来る様にする為に、32に中断した
ねじ山を用いることを妨げる理由は何もない。
主な部品
遊底5がウエブ構造50により銃のの軸方向に
銃尾構造内で所定位置に固定される。ウエブ構造
50がそれをケーシング21のねじ部分34に取
付けるねじ部分を持つており、縮小した円柱形部
分53が可動ピストン7の環状前側部分70に対
する支持体になる。可動ピストン7は遊底の縮小
部分53とケーシング壁30の間で摺動する。こ
の発明の重要な1面が、遊底の整形部分又は或る
輪郭の部分として実施されている。第1図に示す
様に、遊底は、ウエブ構造50と、推進剤貯蔵槽
35内にある遊底の半径が縮小した軸部分51と
の接合部に円柱形の桟部分52を持つている。5
2に示した円柱面が封じ54を持つていてもよ
く、第1図に示した位置で、ピストン6の環状ピ
ストンヘツド60と界面を接する。遊底5のウエ
ブ部分50は、銃孔11に対する開口の方を向い
た椀形の軸方向燃焼室55と、部分53の後側の
肩57と燃焼室の間の多重通路56をも有する。
図示の様に、通路56は単に遊底5の一体部分5
3に穿孔した孔である。
銃尾構造内で所定位置に固定される。ウエブ構造
50がそれをケーシング21のねじ部分34に取
付けるねじ部分を持つており、縮小した円柱形部
分53が可動ピストン7の環状前側部分70に対
する支持体になる。可動ピストン7は遊底の縮小
部分53とケーシング壁30の間で摺動する。こ
の発明の重要な1面が、遊底の整形部分又は或る
輪郭の部分として実施されている。第1図に示す
様に、遊底は、ウエブ構造50と、推進剤貯蔵槽
35内にある遊底の半径が縮小した軸部分51と
の接合部に円柱形の桟部分52を持つている。5
2に示した円柱面が封じ54を持つていてもよ
く、第1図に示した位置で、ピストン6の環状ピ
ストンヘツド60と界面を接する。遊底5のウエ
ブ部分50は、銃孔11に対する開口の方を向い
た椀形の軸方向燃焼室55と、部分53の後側の
肩57と燃焼室の間の多重通路56をも有する。
図示の様に、通路56は単に遊底5の一体部分5
3に穿孔した孔である。
環状面積差ピストン6が円筒形裾部63を持
ち、これはピストン棒として作用し、遊底5の軸
部分51の周りに、ピストン6,7が室3の動作
シリンダ部分の中で相対的に移動する時、容量が
変化する円筒形−環状貯蔵槽35を構成する主体
である。貯蔵槽35を燃焼室55に対する通路5
6の入口から分離するピストンヘツド60は弁と
して作用し、貯蔵槽からの推進剤の流れを制御す
る。このピストンヘツドは円板形であつて、遊底
の桟部分52の直径に合せた寸法にして、この桟
の上に坐着することが出来る様にした円筒面62
によつて中心孔が構成されている点で、環状であ
る。ピストンヘツド60の内面64は、推進剤を
流れ易くすると共に、適当な強度を持つ様にする
為に、図示の様に整形することが出来るが、裾部
63の厚さの為、ヘツドの外面よりも面積が小さ
く、環状ピストン6を燃焼室と貯蔵槽35の間で
作用する面積差ピストンにする。ピストンヘツド
60の外側リム部分61がピストン7の円筒形−
環状前側部分70の内面71に軸支される。この
ピストン7にはピストン・リングをはめることが
出来る。ピストン6の外側は若干縮小した部分6
6を持ち、これがピストンの裾部とピストン7の
前側部分の内面との間に狭い環状空間33を作
る。
ち、これはピストン棒として作用し、遊底5の軸
部分51の周りに、ピストン6,7が室3の動作
シリンダ部分の中で相対的に移動する時、容量が
変化する円筒形−環状貯蔵槽35を構成する主体
である。貯蔵槽35を燃焼室55に対する通路5
6の入口から分離するピストンヘツド60は弁と
して作用し、貯蔵槽からの推進剤の流れを制御す
る。このピストンヘツドは円板形であつて、遊底
の桟部分52の直径に合せた寸法にして、この桟
の上に坐着することが出来る様にした円筒面62
によつて中心孔が構成されている点で、環状であ
る。ピストンヘツド60の内面64は、推進剤を
流れ易くすると共に、適当な強度を持つ様にする
為に、図示の様に整形することが出来るが、裾部
63の厚さの為、ヘツドの外面よりも面積が小さ
く、環状ピストン6を燃焼室と貯蔵槽35の間で
作用する面積差ピストンにする。ピストンヘツド
60の外側リム部分61がピストン7の円筒形−
環状前側部分70の内面71に軸支される。この
ピストン7にはピストン・リングをはめることが
出来る。ピストン6の外側は若干縮小した部分6
6を持ち、これがピストンの裾部とピストン7の
前側部分の内面との間に狭い環状空間33を作
る。
ピストンヘツド60の面は、面62が遊底の桟
部分52に坐着した時、遊底5の肩57の面に接
するストツパ面65を持つ様に整形する。円筒面
62に隣接するピストンヘツドの中心開口も円筒
面62から遠ざかる向きに拡がる円錐面67とな
る様に整形して、噴射環体を構成するピストンヘ
ツドと桟52の間の環状すき間の寸法が、ピスト
ン6が発射の際に後向きに移動する時、徐々に増
加する様にする。噴射環体の最大寸法は、円筒面
62と遊底の軸部分51の半径の差であり、この
最大寸法には、ピストンヘツドの拡がる円錐面が
桟52から離れるや否や達する。図では桟52及
びピストンヘツドの円筒面62の両方を円筒形に
限定した場合を示しているが、或る状態では、坐
着並びに離脱を容易にする為に、これらの面を幾
分円錐形にするのが有利であることがある。但し
その円錐形は面67よりも小さくする。
部分52に坐着した時、遊底5の肩57の面に接
するストツパ面65を持つ様に整形する。円筒面
62に隣接するピストンヘツドの中心開口も円筒
面62から遠ざかる向きに拡がる円錐面67とな
る様に整形して、噴射環体を構成するピストンヘ
ツドと桟52の間の環状すき間の寸法が、ピスト
ン6が発射の際に後向きに移動する時、徐々に増
加する様にする。噴射環体の最大寸法は、円筒面
62と遊底の軸部分51の半径の差であり、この
最大寸法には、ピストンヘツドの拡がる円錐面が
桟52から離れるや否や達する。図では桟52及
びピストンヘツドの円筒面62の両方を円筒形に
限定した場合を示しているが、或る状態では、坐
着並びに離脱を容易にする為に、これらの面を幾
分円錐形にするのが有利であることがある。但し
その円錐形は面67よりも小さくする。
この発明の液体推進剤銃のブロツク又は充填ピ
ストン7は、特願昭59−230488号と同じ作用をす
るが、この発明に特有の構造を含んでいる。ブロ
ツク又は充填ピストン7が往復動出来る様に室3
内にはめられていて、前に述べた様に、その本体
73から突出する円筒形−環状前側部分70を持
ち、これが環状面積差圧力ピストン6を取囲み、
遊底構造の縮小円柱形部分53を通りこす。後側
円柱形部分72が銃尾線4の中孔46に軸支さ
れ、ピストンを支持すると共に銃尾栓の開口を密
封する。ピストン7の本体73が、遊底5の軸部
分51に軸支され且つ部分的な軸方向の中孔75
を取囲み且つ限定する環状ノーズ部分74を持つ
ている。ノーズ部分は前側部分70に較べて引込
んでおり、本体73の環状凹部76によつて限定
されていて、この凹部は、環状ピストン6の環状
裾部63を受入れる様な輪郭になつていて、環状
ダツシユボツトを構成すると共に、圧力ピストン
6の内面64と合さる形になつていて、発射時に
は、充填前に、貯蔵槽35の容量をゼロに減少す
ることが出来る様にしている。
ストン7は、特願昭59−230488号と同じ作用をす
るが、この発明に特有の構造を含んでいる。ブロ
ツク又は充填ピストン7が往復動出来る様に室3
内にはめられていて、前に述べた様に、その本体
73から突出する円筒形−環状前側部分70を持
ち、これが環状面積差圧力ピストン6を取囲み、
遊底構造の縮小円柱形部分53を通りこす。後側
円柱形部分72が銃尾線4の中孔46に軸支さ
れ、ピストンを支持すると共に銃尾栓の開口を密
封する。ピストン7の本体73が、遊底5の軸部
分51に軸支され且つ部分的な軸方向の中孔75
を取囲み且つ限定する環状ノーズ部分74を持つ
ている。ノーズ部分は前側部分70に較べて引込
んでおり、本体73の環状凹部76によつて限定
されていて、この凹部は、環状ピストン6の環状
裾部63を受入れる様な輪郭になつていて、環状
ダツシユボツトを構成すると共に、圧力ピストン
6の内面64と合さる形になつていて、発射時に
は、充填前に、貯蔵槽35の容量をゼロに減少す
ることが出来る様にしている。
図示の実施例では、ピストン7は、多重導管7
7によつてダツシユポツト76と相互接続された
内部アキユムレータ・シリンダ78(これは希望
によつては外部にすることが出来る)を持つと共
に、シリンダ78に装填する為の供給配管導管1
7,27を備えている。適当な封じを持つ自由ピ
ストン分離器79がシリンダ78内に配置されて
いて、導管27,17を介してシリンダ容積3
7,47が装填される時、これらの容積を隔てゝ
その中の流体圧力の釣合いをとり、且つピストン
6,7の間の相対的な移動の結果に応答する。シ
リンダ部分37、導管77及びダツシユポツト7
6に水又は圧力流体を装填し、シリンダ部分47
に空気又はガス圧力を装填することが考えられ
る。アキユムレータ構造はこの発明の重要な部分
であり、多重導管77と環状凹部76の間の相互
接続の戦略的な配置と導管77内に随意選択によ
つて弁87を設けることにより、可変又はプログ
ラム式オリフイス流体圧ダンパを構成し、貯蔵槽
35の推進剤に相異なる装填量を使うことを含め
て、弾丸毎にプログラム可能な質量流量を使える
様にする。
7によつてダツシユポツト76と相互接続された
内部アキユムレータ・シリンダ78(これは希望
によつては外部にすることが出来る)を持つと共
に、シリンダ78に装填する為の供給配管導管1
7,27を備えている。適当な封じを持つ自由ピ
ストン分離器79がシリンダ78内に配置されて
いて、導管27,17を介してシリンダ容積3
7,47が装填される時、これらの容積を隔てゝ
その中の流体圧力の釣合いをとり、且つピストン
6,7の間の相対的な移動の結果に応答する。シ
リンダ部分37、導管77及びダツシユポツト7
6に水又は圧力流体を装填し、シリンダ部分47
に空気又はガス圧力を装填することが考えられ
る。アキユムレータ構造はこの発明の重要な部分
であり、多重導管77と環状凹部76の間の相互
接続の戦略的な配置と導管77内に随意選択によ
つて弁87を設けることにより、可変又はプログ
ラム式オリフイス流体圧ダンパを構成し、貯蔵槽
35の推進剤に相異なる装填量を使うことを含め
て、弾丸毎にプログラム可能な質量流量を使える
様にする。
図示の銃尾構造は、例えば図示の様にピストン
7に担持された整合するねじ封じによつて締切ら
れた環状空間33を含めて、特願昭59−230488号
に更に詳しく記載された特徴を持つている。これ
は封じの完全さを保ちながら、装填の可変容量を
持たせることが出来る様にしている。導管36を
介して適当な流体を装填した時、環状空間33が
裾部63を発射圧力に対して液体圧で支持するこ
とが出来、潤滑剤、保存剤又は燃焼促進剤又はそ
の組合せをピストンヘツドのリング突起61を通
越して燃焼区域に分与することが出来る。この実
施例の銃の銃尾構造4は主に環状銃尾ブロツク4
2であり、これが前に述べた様に中断したねじ山
を持つことの出来るねじ接続部32により、ケー
シング内に調節自在に保持されている。これが皿
形ワツシヤ14、ばねリング15及びピン16で
構成されたばね緩衝集成体44を含んでいる。こ
のばね緩衝集成体がピストン7を位置ぎめすると
共に、貯蔵槽35から燃焼室へ推進剤の供給を開
始する為に、ピストンヘツド60を桟52から離
脱させる、ピストン6,7並びにその中に含まれ
る貯蔵槽35の組合せ構造の後退移動が出来る様
にしている。これらの若干の要素の代りに、他の
構造、例えば液体ばね、液体ダンパ、コイルばね
等を用いることが出来る。この構造は駆動シリン
ダ10をも含んでおり、このシリンダに設けた導
管28が加圧流体を送込んで、貯蔵槽の充填に備
えて、ピストン7を銃身の方に駆動して、ピスト
ン6を再び遊底5の桟52に坐着させる。更にこ
の構造は液体推進剤を送込む為の充填導管45
と、円柱形容積78と連通する通気導管49を含
んでいる。図示の実施例では、導管36,45,
49,17,27を適切な供給源、弁等に接続す
るのに要する可撓性接続部は、これらの要素が利
用し得る技術から容易に選択することが出来るの
で、図面に示していない。図面に示す点火器26
が燃焼室55と連通していて、これは任意の便利
な設計にすることが出来るが、環状噴射装置を開
く為に、ピストンヘツド60を桟52から離脱さ
せる為にピストン6,7を移動するのに十分な装
薬を供給する手段を持つているか又は付設しなけ
ればならない。
7に担持された整合するねじ封じによつて締切ら
れた環状空間33を含めて、特願昭59−230488号
に更に詳しく記載された特徴を持つている。これ
は封じの完全さを保ちながら、装填の可変容量を
持たせることが出来る様にしている。導管36を
介して適当な流体を装填した時、環状空間33が
裾部63を発射圧力に対して液体圧で支持するこ
とが出来、潤滑剤、保存剤又は燃焼促進剤又はそ
の組合せをピストンヘツドのリング突起61を通
越して燃焼区域に分与することが出来る。この実
施例の銃の銃尾構造4は主に環状銃尾ブロツク4
2であり、これが前に述べた様に中断したねじ山
を持つことの出来るねじ接続部32により、ケー
シング内に調節自在に保持されている。これが皿
形ワツシヤ14、ばねリング15及びピン16で
構成されたばね緩衝集成体44を含んでいる。こ
のばね緩衝集成体がピストン7を位置ぎめすると
共に、貯蔵槽35から燃焼室へ推進剤の供給を開
始する為に、ピストンヘツド60を桟52から離
脱させる、ピストン6,7並びにその中に含まれ
る貯蔵槽35の組合せ構造の後退移動が出来る様
にしている。これらの若干の要素の代りに、他の
構造、例えば液体ばね、液体ダンパ、コイルばね
等を用いることが出来る。この構造は駆動シリン
ダ10をも含んでおり、このシリンダに設けた導
管28が加圧流体を送込んで、貯蔵槽の充填に備
えて、ピストン7を銃身の方に駆動して、ピスト
ン6を再び遊底5の桟52に坐着させる。更にこ
の構造は液体推進剤を送込む為の充填導管45
と、円柱形容積78と連通する通気導管49を含
んでいる。図示の実施例では、導管36,45,
49,17,27を適切な供給源、弁等に接続す
るのに要する可撓性接続部は、これらの要素が利
用し得る技術から容易に選択することが出来るの
で、図面に示していない。図面に示す点火器26
が燃焼室55と連通していて、これは任意の便利
な設計にすることが出来るが、環状噴射装置を開
く為に、ピストンヘツド60を桟52から離脱さ
せる為にピストン6,7を移動するのに十分な装
薬を供給する手段を持つているか又は付設しなけ
ればならない。
第2図
第2図に示す銃機構は第1図に示すのと同じ機
構であるが、第1図の場合の液体推進剤の半分の
量しか装填しない。これはこの発明の設計の重要
な特徴である構造の融通性を示すものである。装
薬が半分になることに合せて、部品の相互の位置
が若干変更してある。最も目立つのは、貯蔵槽3
5の容量が一相小さいこと、ピストン7の前端と
室の端壁31の間の空の室3の容積が一層小さい
こと、並びに或る長さのねじ山32が22の所で
露出していることである。これは、装薬の装填量
を決定する為の機構の調節が、銃尾栓4を室の中
に更に入る様に廻して、装填位置で、ピストン7
のノーズ部分74とピストンヘツド60の間の距
離を短縮することを表わす。それ程明らかでない
が、環状凹部76の容積が減少し、それに対応し
てアキユムレータ流体圧シリンダ37の容積が増
加している。更に第2図では、若干の導管77は
環状ピストン6の裾部63の底によつて妨げられ
ている。前に述べた様に、導管77の数並びに位
置は、所望の液体圧抵抗を発生する為に、凹部7
6からアキユムレータ78に押出される圧力流体
の流れの所望の絞り作用が得られる様に決定しな
ければならない。加えるべき液体圧抵抗の大きさ
は、ピストンヘツド60の設計、噴射環体の寸
法、特定の推進剤の燃焼特性等の全ての因子を考
慮して決定され、発射時の所望の圧力/時間曲線
が得られる様にする。部分的な装薬を点火する前
に、若干がピストンの裾部63によつて締切られ
る様にする導管77の位置も、この決定の一部分
である。この他の機械的な手段を弁87の代りに
用いて、導管77の流量容量を変えることが出来
る。例えば回転スリーブ構造によつて、同じ形を
した整合する開口を整合する状態又は整合しなく
なる状態に移動したり、或いは斜めの細長い開口
を或る範囲の部分的に一致する位置にわたつて移
動させることが出来る。
構であるが、第1図の場合の液体推進剤の半分の
量しか装填しない。これはこの発明の設計の重要
な特徴である構造の融通性を示すものである。装
薬が半分になることに合せて、部品の相互の位置
が若干変更してある。最も目立つのは、貯蔵槽3
5の容量が一相小さいこと、ピストン7の前端と
室の端壁31の間の空の室3の容積が一層小さい
こと、並びに或る長さのねじ山32が22の所で
露出していることである。これは、装薬の装填量
を決定する為の機構の調節が、銃尾栓4を室の中
に更に入る様に廻して、装填位置で、ピストン7
のノーズ部分74とピストンヘツド60の間の距
離を短縮することを表わす。それ程明らかでない
が、環状凹部76の容積が減少し、それに対応し
てアキユムレータ流体圧シリンダ37の容積が増
加している。更に第2図では、若干の導管77は
環状ピストン6の裾部63の底によつて妨げられ
ている。前に述べた様に、導管77の数並びに位
置は、所望の液体圧抵抗を発生する為に、凹部7
6からアキユムレータ78に押出される圧力流体
の流れの所望の絞り作用が得られる様に決定しな
ければならない。加えるべき液体圧抵抗の大きさ
は、ピストンヘツド60の設計、噴射環体の寸
法、特定の推進剤の燃焼特性等の全ての因子を考
慮して決定され、発射時の所望の圧力/時間曲線
が得られる様にする。部分的な装薬を点火する前
に、若干がピストンの裾部63によつて締切られ
る様にする導管77の位置も、この決定の一部分
である。この他の機械的な手段を弁87の代りに
用いて、導管77の流量容量を変えることが出来
る。例えば回転スリーブ構造によつて、同じ形を
した整合する開口を整合する状態又は整合しなく
なる状態に移動したり、或いは斜めの細長い開口
を或る範囲の部分的に一致する位置にわたつて移
動させることが出来る。
動 作
発 射
第1図に示す銃構造は一杯に装填して、発射出
来る状態にあり、貯蔵槽35は最大容量まで液体
推進剤を充填してあり、環状ピストン6の環状リ
ング62が遊底の桟面52に坐着し、液体推進剤
が燃焼室55に通ずる通路56に漏れない様にし
ている。空間33に不活性液体を装填して、発射
の際、環状ピストンの壁63を流体圧で支持す
る。前に述べた様に、空間33にある液体は非常
に粘性があつてよく、潤滑性を持つていてよく、
或いは銃身の処理又は保存の為に、普通の弾薬で
火薬に添加されるものと化学的に同様な材料を含
んでいてよい。液体推進剤が逆流しない様に、導
管45の弁を閉じる。空間10及び導管28に圧
力が存在すれば、それを逃がす。点火器26を作
動することによつて発射が開始される。点火器に
は、ピストンヘツド60を遊底5の桟との係合位
置から離脱させるのに十分な圧力を燃焼室55及
び連通通路56内に発生するのに足りる装薬又は
その他の手段が設けられている。この為、貯蔵槽
及び充填ピストン7をピン16に対して後向きに
駆動し、皿形ワツシヤ14を途中まで押潰す。点
火器の作用により、貯蔵槽35から燃焼室55に
対する液体推進剤の初期噴射が行なわれると共
に、噴射された液体推進剤が点火される。貯蔵槽
35から流れる液体推進剤の点火により、燃焼室
及び通路56内の圧力が高くなり、環状ピストン
のピストンヘツド60が面積差を持つ為に、貯蔵
槽35から燃焼室への液体推進剤の再生形の供給
が行なわれる。燃焼室55内の圧力が高くなるに
つれて、発射体12の緊塞帯部分を変形させて、
発射体が動ける様にする点に達する。
来る状態にあり、貯蔵槽35は最大容量まで液体
推進剤を充填してあり、環状ピストン6の環状リ
ング62が遊底の桟面52に坐着し、液体推進剤
が燃焼室55に通ずる通路56に漏れない様にし
ている。空間33に不活性液体を装填して、発射
の際、環状ピストンの壁63を流体圧で支持す
る。前に述べた様に、空間33にある液体は非常
に粘性があつてよく、潤滑性を持つていてよく、
或いは銃身の処理又は保存の為に、普通の弾薬で
火薬に添加されるものと化学的に同様な材料を含
んでいてよい。液体推進剤が逆流しない様に、導
管45の弁を閉じる。空間10及び導管28に圧
力が存在すれば、それを逃がす。点火器26を作
動することによつて発射が開始される。点火器に
は、ピストンヘツド60を遊底5の桟との係合位
置から離脱させるのに十分な圧力を燃焼室55及
び連通通路56内に発生するのに足りる装薬又は
その他の手段が設けられている。この為、貯蔵槽
及び充填ピストン7をピン16に対して後向きに
駆動し、皿形ワツシヤ14を途中まで押潰す。点
火器の作用により、貯蔵槽35から燃焼室55に
対する液体推進剤の初期噴射が行なわれると共
に、噴射された液体推進剤が点火される。貯蔵槽
35から流れる液体推進剤の点火により、燃焼室
及び通路56内の圧力が高くなり、環状ピストン
のピストンヘツド60が面積差を持つ為に、貯蔵
槽35から燃焼室への液体推進剤の再生形の供給
が行なわれる。燃焼室55内の圧力が高くなるに
つれて、発射体12の緊塞帯部分を変形させて、
発射体が動ける様にする点に達する。
環状ピストンヘツド60の67に示した部分の
円錐面が、ピストン6の初期移動の間、この面と
桟62の縁の間の環状空間を増大させて、面67
の全部が桟52から離れるまで、燃焼室に噴射さ
れる液体推進剤の環状シートの厚さを次第に厚く
し、面67が桟52から離れた後、環状シートの
厚さは、遊底の軸部分51と環状面62の直径の
差の関数になる。液体推進剤の初期流量によつて
燃焼速度が高くなり、それに伴う圧力上昇が、環
状ピストンの変位並びにそれに伴う発射体12の
変位の両方によつて起る燃焼室の容積増加を打ち
消すのに十分である。噴射環体が一杯の寸法に達
した後の継続的な流量及び燃焼速度は、前に述べ
た様に、ピストン6の設計と、ダツシユポツト凹
部76、制限導管77、弁87及びアキユムレー
タ構造37,47,49を含む可変オリフイス流
体圧ダンパの部品の相対的な寸法と容積、及びこ
のダンパによるダンパ特性の関数である。ピスト
ンヘツド60の終点ピストン7のノーズ部分74
に近づくにつれて、ピストンの裾部63によつて
導管77が締切られることにより、噴射ピストン
6が流体圧で停止させられる。可変オリフイス流
体圧ダンパは、加速度の影響を受ける発射体や、
重量の異なる発射体に合せて、燃焼室の圧力上昇
を調整する。
円錐面が、ピストン6の初期移動の間、この面と
桟62の縁の間の環状空間を増大させて、面67
の全部が桟52から離れるまで、燃焼室に噴射さ
れる液体推進剤の環状シートの厚さを次第に厚く
し、面67が桟52から離れた後、環状シートの
厚さは、遊底の軸部分51と環状面62の直径の
差の関数になる。液体推進剤の初期流量によつて
燃焼速度が高くなり、それに伴う圧力上昇が、環
状ピストンの変位並びにそれに伴う発射体12の
変位の両方によつて起る燃焼室の容積増加を打ち
消すのに十分である。噴射環体が一杯の寸法に達
した後の継続的な流量及び燃焼速度は、前に述べ
た様に、ピストン6の設計と、ダツシユポツト凹
部76、制限導管77、弁87及びアキユムレー
タ構造37,47,49を含む可変オリフイス流
体圧ダンパの部品の相対的な寸法と容積、及びこ
のダンパによるダンパ特性の関数である。ピスト
ンヘツド60の終点ピストン7のノーズ部分74
に近づくにつれて、ピストンの裾部63によつて
導管77が締切られることにより、噴射ピストン
6が流体圧で停止させられる。可変オリフイス流
体圧ダンパは、加速度の影響を受ける発射体や、
重量の異なる発射体に合せて、燃焼室の圧力上昇
を調整する。
装 填
発射が完了する時、環状ピストン6が充填ピス
トン7上に坐着し、ピストン7は、緩衝集成体の
反作用と室圧の散逸の関係に応じて、ストツパ1
6に当つているか或いはその近くにある。この発
明を用いた特定の銃にどんな銃尾作用手段を取入
れるにしても、それによつて新しい発射体12を
袋入した後、流体圧又は空気圧のどちらを使うに
しても、それを導管28から送り込んで、環状空
間10を膨張させ、整合している両方のピストン
を、ピストン6が遊底の桟部分の面52に坐着す
るまで、銃身に向けて駆動する。その後、導管2
8の圧力を逃がし、適切であれば、銃尾栓4を回
転するか、或いは中断ねじを使う場合はリセツト
し、ストツパ16を適切な位置にして、次の発射
に備えて、貯蔵槽35の適正な容量が得られる様
にする。この後、導管45の弁を開いて、加圧し
て液体推進剤を潰れた貯蔵槽35に送込む。
トン7上に坐着し、ピストン7は、緩衝集成体の
反作用と室圧の散逸の関係に応じて、ストツパ1
6に当つているか或いはその近くにある。この発
明を用いた特定の銃にどんな銃尾作用手段を取入
れるにしても、それによつて新しい発射体12を
袋入した後、流体圧又は空気圧のどちらを使うに
しても、それを導管28から送り込んで、環状空
間10を膨張させ、整合している両方のピストン
を、ピストン6が遊底の桟部分の面52に坐着す
るまで、銃身に向けて駆動する。その後、導管2
8の圧力を逃がし、適切であれば、銃尾栓4を回
転するか、或いは中断ねじを使う場合はリセツト
し、ストツパ16を適切な位置にして、次の発射
に備えて、貯蔵槽35の適正な容量が得られる様
にする。この後、導管45の弁を開いて、加圧し
て液体推進剤を潰れた貯蔵槽35に送込む。
液体推進剤が貯蔵槽35に送込まれ、充填ピス
トン7をピストン6から強制的に引離すことによ
つて貯蔵槽35を膨張させる場合、(必要な場合
は、シリンダ10内の残留圧力に対抗して)貯蔵
槽内の液体推進剤の不足量を防止するか、或いは
少なくとも減少する。充填ピストン16に坐着す
るまで、充填過程を続ける。この後、銃機構はこ
の後の発射が出来る様に装填され、空間33を自
動的に膨張させるピストン7の後向きの移動の結
果として、装填装置がそういうことを行なつてい
なければ、環状空間33を充填することが出来
る。
トン7をピストン6から強制的に引離すことによ
つて貯蔵槽35を膨張させる場合、(必要な場合
は、シリンダ10内の残留圧力に対抗して)貯蔵
槽内の液体推進剤の不足量を防止するか、或いは
少なくとも減少する。充填ピストン16に坐着す
るまで、充填過程を続ける。この後、銃機構はこ
の後の発射が出来る様に装填され、空間33を自
動的に膨張させるピストン7の後向きの移動の結
果として、装填装置がそういうことを行なつてい
なければ、環状空間33を充填することが出来
る。
まとめ
以上、固定の軸方向遊底と環状ピストンの恊働
作用を用い、円筒形−環状ピストン棒が他の部材
と恊働して液体推進剤に対する貯蔵槽を構成し、
環状の平面状ピストンヘツドが、燃焼圧力に応答
して移動する時に遊底の一部分を通越し、遊底の
整形部分及び可変オリフイス液体圧手段と恊働し
て、ピストンに対して可変抵抗の背圧を加えて、
予定のパターン及び流量の推進剤を燃焼室に送出
す様にしたこの発明の再生形単一液体推進剤銃構
造の構造と動作を説明した。別の可動ピストン部
材が環状ピストン及び位置ぎめ手段と恊働して、
該別の可動ピストン部材の工程を制限して、推進
剤貯蔵槽が可変容量を持つ様にして、推進剤の可
変装填能力並びに弾丸毎のプログラム可能な質量
流量が得られる様にすると共に、液体推進剤を導
入する時に、貯蔵槽の容量をゼロから所望の大き
さまで増加することが出来る様にして、急速に充
填剤を、空気を入れずに充填することが出来る様
にすることにより、銃の装填をやり易くする。環
状ピストン棒を流体圧で支持することにより、構
造の完全さが高まると共に、構造の潤滑作用及び
冷却作用も容易になる。
作用を用い、円筒形−環状ピストン棒が他の部材
と恊働して液体推進剤に対する貯蔵槽を構成し、
環状の平面状ピストンヘツドが、燃焼圧力に応答
して移動する時に遊底の一部分を通越し、遊底の
整形部分及び可変オリフイス液体圧手段と恊働し
て、ピストンに対して可変抵抗の背圧を加えて、
予定のパターン及び流量の推進剤を燃焼室に送出
す様にしたこの発明の再生形単一液体推進剤銃構
造の構造と動作を説明した。別の可動ピストン部
材が環状ピストン及び位置ぎめ手段と恊働して、
該別の可動ピストン部材の工程を制限して、推進
剤貯蔵槽が可変容量を持つ様にして、推進剤の可
変装填能力並びに弾丸毎のプログラム可能な質量
流量が得られる様にすると共に、液体推進剤を導
入する時に、貯蔵槽の容量をゼロから所望の大き
さまで増加することが出来る様にして、急速に充
填剤を、空気を入れずに充填することが出来る様
にすることにより、銃の装填をやり易くする。環
状ピストン棒を流体圧で支持することにより、構
造の完全さが高まると共に、構造の潤滑作用及び
冷却作用も容易になる。
第1図はこの発明の可変装填量再生形液体推進
剤銃を完全に装填した銃尾部分の縦断面図、第2
図は第1図に較べて装填量が半分しかない同じ銃
構造の縦断面図である。 主な符号の説明 2:銃尾部分、3:室、4:
銃尾栓構造、5:固定遊底構造、6:環状ピスト
ン、7:充填ピストン、35:貯蔵槽、55:燃
焼室、56:通路、63:環状裾部、76:環状
凹部、77:導管、78:アキユムレータ・シリ
ンダ。
剤銃を完全に装填した銃尾部分の縦断面図、第2
図は第1図に較べて装填量が半分しかない同じ銃
構造の縦断面図である。 主な符号の説明 2:銃尾部分、3:室、4:
銃尾栓構造、5:固定遊底構造、6:環状ピスト
ン、7:充填ピストン、35:貯蔵槽、55:燃
焼室、56:通路、63:環状裾部、76:環状
凹部、77:導管、78:アキユムレータ・シリ
ンダ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 銃尾ケーシング内にある可動面積差ピストン
の第1の部分が液体推進剤貯蔵槽と燃焼室の間に
介在配置されていて、発射の際、前記ケーシング
内にあつて、前記貯蔵槽の境界の一部分を構成す
る別の構造部品に対して移動して、該貯蔵槽を潰
す様な再生噴射液体推進剤銃構造に於て、(イ)前記
別の構造部品に設けられていて、前記面積差ピス
トンと向い合う凹部と、(ロ)該凹部と合さつてダツ
シユポツトを形成する2次ピストンを形成する、
前記面積差ピストンの第2の部分と、(ハ)前記ダツ
シユポツトに適当な作動流体を装填するアキユム
レータ構造と、(ニ)前記ダツシユポツト及び前記ア
キユムレータ構造を相互接続する可変容量流体導
管手段とを有し、適当な流体を装填した時、前記
ダツシユポツト及びアキユムレータ構造が、発生
圧力並びに前記可変容量流体導管手段の流量容量
の関数として、発射時の前記面積差ピストンの移
動に抵抗し、この為前記ダツシユポツト及びアキ
ユムレータ構造が、前記貯蔵槽から前記燃焼室へ
の液体推進剤の質量流量を制御する手段の少なく
とも一部分を構成する再生噴射液体推進剤銃構
造。 2 特許請求の範囲1に記載した再生噴射液体推
進剤銃構造に於て、固定部材をも有し、前記可動
面積差ピストンの前記第1の部分及び前記固定部
材の一部分が協働して噴射オリフイスを構成し、
更に、前記噴射オリフイスを閉じて銃を装填する
ことが出来る様にする手段と、銃を発射する時に
前記オリフイスを開く手段とを有し、前記噴射オ
リフイスを構成する様に恊働する前記ピストン並
びに前記固定部材の部分は、前記オリフイスが前
記ピストンの移動に応答して、燃焼圧力及びダツ
シユポツトの抵抗に応じた予定の最大開口まで予
定の速度で開く様な形になつている再生噴射液体
推進剤銃構造。 3 特許請求の範囲2に記載した再生噴射液体推
進剤銃構造に於て、前記固定部材が円柱形部分及
び拡大帯部分を持つ細長い遊底であり、前記可動
面積差ピストンの前記第1の部分が前記帯に合う
寸法の円形開口を持つ略平面状のピストンヘツド
であり、前記噴射オリフイスは、前記ピストンが
前記帯から遠ざかる時の前記円形開口の縁と帯の
間、並びに前記ピストンヘツドが引続いて前記遊
底を通越す時の前記円形開口の内側及び遊底の間
の環状開口であり、前記オリフイスを閉じる手段
は、前記ピストンヘツドの円形開口を前記帯に坐
着させる様に面積差ピストンを移動する手段で構
成され、前記オリフイスを開く手段は、前記面積
差ピストン、該ピストンに作用する燃焼圧力、前
記流体導管手段及び前記ダツシユポツトで構成さ
れている再生噴射液体推進剤銃構造。 4 特許請求の範囲1に記載した再生噴射液体推
進剤銃構造に於て、前記可動面積差ピストンが中
空筒壁並びにその1端を実質的に閉じて前記貯蔵
槽の一部分を構成する平面状ヘツドを持つ環状ピ
ストンであり、前記ヘツドとは反対側の端に於け
る前記円筒壁の開放円形端が前記2次ピストンを
構成し、前記別の構造部品が全体的に円柱形であ
つて、往復動出来る様に前記ケーシング内にはめ
られていて前記面積差ピストンを取囲む外殻壁を
持つと共に、該外殻壁から隔たつていて両者の間
に前記ダツシユポツトの凹部を構成する内殻壁を
持つており、前記別の構造部品が充填ピストンを
構成している再生噴射液体推進剤銃構造。 5 特許請求の範囲4に記載した再生噴射液体推
進剤銃構造に於て、前記可変容量流体導管手段
が、前記アキユムレータ構造を、前記凹部の基部
から予定の距離の所で前記内殻壁に設けられたポ
ートと相互接続する複数個の導管で構成され、こ
の為、前記環状ピストンの2次ピストンが燃焼圧
力に応答して前記凹部内へ移動することにより、
1つ又は更に多くの前記ポートが漸進的に閉塞さ
れて、前記導管手段の流量容量を予定のパターン
で減少する再生噴射液体推進剤銃構造。 6 特許請求の範囲5に記載した再生噴射液体推
進剤銃構造に於て、前記複数個の導管の内の1つ
又は更に多くが、前記1つ又は更に多くの導管の
流量容量を変える弁を含んでいる再生噴射液体推
進剤銃構造。 7 特許請求の範囲5に記載した再生噴射液体推
進剤銃構造に於て、前記アキユムレータ構造が、
流体圧力手段と、閉じたシリンダと、該シリンダ
内にあつて、該シリンダを2つの室に分割し、第
1の室が前記可変容量流体導管手段に対する接続
部を持ち、第2の室が前記流体圧力手段の少なく
とも一部分を収容している様な自由ピストンと、
前記室の流体圧力を変える手段とで構成されてい
る再生噴射液体推進剤銃構造。 8 特許請求の範囲7に記載した再生噴射液体推
進剤銃構造に於て、固定部材をも有し、前記平面
状ヘツド及び前記固定部材が恊働してその間に噴
射オリフイスを構成し、更に前記オリフイスを閉
じる様に前記環状ピストンを移動して銃を装填す
ることが出来る様にする手段と、燃焼圧力及び前
記流体圧力の間の相互作用に応答して、前記オリ
フイスを予定の速度で予定の最大開口まで開くこ
とが出来る様にする手段とを有する再生噴射液体
推進剤銃構造。 9 銃身側の端及び銃尾側の端を持つ銃尾孔を構
成する銃尾ケーシングを持つ直接噴射再生形液体
推進剤銃構造に於て、前記銃尾孔の中にあつて、
前記銃身側の端の近くにある支持部材から前記銃
尾側の端に向つて伸びていて、全体的に円柱形で
あるが前記支持部材の近くに拡大部分を持つ固定
部材と、前記銃尾孔内の空間を、当該ピストンの
片側で銃身側の端にある燃焼室と、該ピストンの
反対側にある推進剤貯蔵槽に分割する面積差ピス
トンとを有し、該面積差ピストンはくりぬき部分
を持つていて、前記ピストンが、前記くりぬき部
分が前記固定部材の拡大部分と整合し且つそれと
共に封じを形成する銃装填位置から、前記燃焼室
内に発生した圧力に応答して銃発射位置へ前記固
定部材に沿つて移動する時に、前記固定部材を通
越して、前記貯蔵槽から推進剤を押出し、前記く
りぬき部分及び前記拡大部分の寸法並びに形は、
前記面積差ピストンが固定部材に対して移動する
時に恊働して、その間に可変面積噴射オリフイス
を構成して、前記貯蔵槽からの推進剤が燃焼室に
流れる様になつている直接噴射再生形液体推進剤
銃構造。 10 特許請求の範囲9に記載した直接噴射再生
形液体推進剤銃構造に於て、前記固定部材が前記
ケーシングの壁から隔たる遊底であり、前記面積
差ピストンが略平面状のピストンヘツドを持ち、
前記くりぬき部分が前記平面状ヘツドの開口であ
り、前記拡大部分が前記遊底から定まつた距離だ
け半径方向に突出する帯であり、前記くりぬき部
分及び前記帯の面は、該要素が整合している時に
封じを形成する様に合さると共に、前記帯からの
前記平面状ヘツドの距離が前記定まつた距離を越
える時、前記遊底に対する前記ピストンの移動に
対して予定の速度で、前記定まつた距離で測つた
最大開口まで拡大する様なリング状開口を作る様
な形になつており、この為、前記くりぬき部分及
び帯の形により、前記リング状開口の拡大速度並
びに推進剤が前記貯蔵槽から燃焼室に流れる時の
最大開口を少なくとも部分的に決定することが出
来る様にした直接噴射再生形液体推進剤銃構造。 11 特許請求の範囲10に記載した直接噴射再
生形液体推進剤銃構造に於て、前記遊底が、前記
銃尾の銃身側の端に着脱自在に固定されたウエブ
構造により、前記銃尾の軸方向に固定されてお
り、前記面積差ピストンが環状中空ピストンであ
つて前記平面状ヘツドの周縁から前記ケーシング
の銃尾側の端に向つて伸びる円筒壁を持ち、前記
周縁及び円筒壁がケーシングの内壁から隔たつて
おり、前記くりぬき部分が前記円筒形ヘツド内に
中心合されており、更に、往復動出来る様に前記
銃尾ケーシング内に軸支された本体部分、及び該
本体部分から銃身に向つて伸びていてその間に環
状溝孔を構成する2つの同心の円筒壁突起を持つ
第2のピストンが設けられており、前記2つの円
筒壁の内の外側は前記面積差ピストン及び前記ケ
ーシングの間にはまり、前記2つの円筒壁の内の
内側は前記遊底と前記面積差ピストンの円筒壁の
間にはまつて充填ピストンを構成し、前記貯蔵槽
が、前記遊底、前記面積差ピストン及び前記充填
ピストンによつて限定された可変容量を持つ円柱
形−環状空間であり、この為、前記面積差ピスト
ンの円筒壁の開放端が前記ピストンの2次ピスト
ン部分を構成し、且つ前記充填ピストンの同心の
円筒壁突起の間の空間が、前記2次ピストン部分
がその中で作用する別のシリンダを構成している
直接噴射再生形液体推進剤銃構造。 12 特許請求の範囲11に記載した直接噴射再
生形液体推進剤銃構造に於て、前記充填ピストン
の本体部分の中にアキユムレータ構造があつて、
該アキユムレータ構造は、アキユムレータ・シリ
ンダ、該アキユムレータ・シリンダに流体圧力を
装填する手段、及び前記アキユムレータ・シリン
ダ及び前記別のシリンダを相互接続する流体導管
手段で構成されており、この為、前記アキユムレ
ータ構造に流体が装填された時、前記別のシリン
ダ及び前記2次ピストンがダツシユポツトを構成
して、発射時の前記面積差ピストンの移動に対し
て抵抗を持つ様にした直接噴射再生形液体推進剤
銃構造。 13 特許請求の範囲12に記載した直接噴射再
生形液体推進剤銃構造に於て、前記アキユムレー
タ・シリンダ及び前記別のシリンダを相互接続す
る前記流体導管手段が前記別のシリンダに対する
複数個のポートを含んでおり、該ポートは、発射
の際に前記面積差ピストンが銃装填位置から銃発
射位置へ移動するにつれて、漸進的に閉じる様に
位置ぎめされており、この為、前記ダツシユポツ
トが前記面積差ピストンの移動に対して可変の流
体圧抵抗を持つ様にした直接噴射再生形液体推進
剤銃構造。 14 特許請求の範囲13に記載した直接噴射再
生形液体推進剤銃構造に於て、前記アキユムレー
タ・シリンダ及び前記別のシリンダを相互接続す
る前記流体導管手段に、該流体導管手段の流量容
量を調整する調節自在の弁手段を設け、この為、
該弁手段を調節して面積差ピストンの背後の流体
圧抵抗を制御することにより、前記面積差ピスト
ンの移動に影響を与えることが出来る様にした直
接噴射再生形液体推進剤銃構造。 15 銃身側の端及び銃尾側の端を持つ銃尾孔を
構成する銃尾ケーシングを有する直接噴射再生形
液体推進剤銃構造に於て、(イ)前記銃尾孔の銃身側
の端の中に着脱自在に固定されていて、桟を構成
する周縁の円周方向の帯、及び該帯から前記銃尾
孔の銃尾側の端に向つて伸びる、前記帯よりも直
径が小さい円柱形部分を持つ細長い遊底を、当該
固定部材によつて限定された燃焼室に対して固定
し且つ位置ぎめする固定部材と、(ロ)前記銃尾孔の
中にあつて遊底を取巻き、該遊底の帯をその中に
はめた孔を持つ環状平円板形ピストンヘツド、及
び該ヘツドの円周近くから前記銃尾側の端に向つ
て伸びていて、前記銃尾ケーシングから等間隔で
あつて当該ピストン及び銃尾孔の間に環状すき間
を構成する円筒形裾部を持つ中空環状面積差ピス
トンと、(ハ)前記銃尾孔の銃尾側の端と前記遊底及
び面積差ピストンが占める空間の間を往復動する
様に前記銃尾孔の中に軸支された第2のピストン
とを有し、該第2のピストンは、中間部分、該中
間部分の片側にある銃身と向い合う部分、及び前
記中間部分の反対側にある直径が縮小した基部を
持つており、前記銃身と向い合う部分は、往復動
する時に、前記環状ピストン及び前記固定部材の
一部分を通越す外側円筒形スリーブ、及び前記環
状ピストンの裾部及び前記遊底の円柱形部分の間
にはまる内側スリーブ状突起で構成されており、
前記内側スリーブ状突起は前記外側スリーブと共
に、その中に前記円筒形裾部がプランジヤとして
入るダツシユポツト・シリンダを構成すると共
に、それ自体で前記遊底の端を受入れる中央承口
をも構成しており、更に前記内側スリーブ状突起
は前記環状ピストンの内側と恊働して液体推進剤
に対する可変容量貯蔵槽を構成しており、(ニ)更
に、前記第2のピストンの基部の界面となつてそ
れを支持する手段を持つていて、前記ケーシング
の銃尾側の端の中に着脱自在に且つ調節自在に固
定されていて、前記ピストンを前記銃尾孔の中に
位置ぎめし且つ保持する銃尾栓部品と、(ホ)前記中
間部分にあつて、圧力シリンダ、該圧力シリンダ
及び前記ダツシユポツト・シリンダを相互接続す
る流体導管手段、及び前記環状面積差ピストンの
位置に応答して前記流体導管手段の流量容量を変
える手段を含んでいる流体回収手段とを有する直
接噴射再生形液体推進剤銃構造。 16 特許請求の範囲15に記載した直接噴射再
生形液体推進剤銃構造に於て、前記流体回収手段
の圧力シリンダは、該シリンダを前記流体導管手
段と連通する流体圧シリンダ、並びに外部圧力源
と連通する圧力制御シリンダに分割する自由ピス
トンをも含んでおり、前記流体導管手段が複数個
の導管で構成されており、前記流量容量を変える
手段が、発射の際、前記ダツシユポツト・シリン
ダと導管の界面が環状ピストンによつて順次閉鎖
される様な導管の位置で構成されている直接噴射
再生形液体推進剤銃構造。 17 特許請求の範囲16に記載した直接噴射再
生形液体推進剤銃構造に於て、外部流体源から前
記貯蔵槽、前記中央承口、前記圧力制御シリンダ
及び前記流体圧シリンダに伸びる流体圧力供給配
管を有する直接噴射再生形液体推進剤銃構造。
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