JPH0559171U - 製氷装置 - Google Patents
製氷装置Info
- Publication number
- JPH0559171U JPH0559171U JP503192U JP503192U JPH0559171U JP H0559171 U JPH0559171 U JP H0559171U JP 503192 U JP503192 U JP 503192U JP 503192 U JP503192 U JP 503192U JP H0559171 U JPH0559171 U JP H0559171U
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- JP
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- ice making
- making unit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製氷装置における下方貯氷庫の貯氷量を増大
させる。 【構成】 それぞれ製氷部1、10及び冷凍機械室2、
11をそなえた製氷ユニット3、12を積み重ね、下段
の製氷ユニット12の製氷部10及び冷凍機械室11の
幅を上方の製氷ユニット3の製氷部1及び冷凍機械室2
よりそれぞれ小さくし、貯氷庫4にできた氷片の山15
の限界高さを検知する貯氷検知装置14を、冷凍機械室
11の側方に設置した。
させる。 【構成】 それぞれ製氷部1、10及び冷凍機械室2、
11をそなえた製氷ユニット3、12を積み重ね、下段
の製氷ユニット12の製氷部10及び冷凍機械室11の
幅を上方の製氷ユニット3の製氷部1及び冷凍機械室2
よりそれぞれ小さくし、貯氷庫4にできた氷片の山15
の限界高さを検知する貯氷検知装置14を、冷凍機械室
11の側方に設置した。
Description
【0001】
本考案は、スタックオンタイプ製氷機のように、上部に製氷部と冷凍機械室と を、下部に貯氷庫をそなえた製氷装置に関する。
【0002】
従来のスタックオンタイプ製氷機においては、図2に上部前面を取り外して例 示されているように、それぞれ製氷部1と冷凍機械室2をそなえた製氷ユニット 3を積み重ね、その下方に貯氷庫4を設けると共に、上側製氷ユニット3の製氷 部1で製造された氷片を貯氷庫4へ導くためにシュータ5が取り付けられていた 。 この場合、下側の製氷ユニット3における製氷部1の排水皿6にシュータ5か ら氷片が転がり込むと、アクチュエータモータ等の故障を招く原因となるので、 シュータ5と排水皿6との間に水平方向に距離をおいて、上記不具合を避ける必 要があった。
【0003】 従って、シュータ5は冷凍機械室2に近寄せて取り付けられているため、貯氷 検知装置7はシュータ5から落下してくる氷片が直接当たらないように貯氷庫4 内の上部に設置されて、各製氷ユニット3の製氷部1で製造された氷片が貯氷庫 4内にたまって所定レベルの山8になったとき、貯氷検知装置7の検知部が所定 量押されて傾動することにより製氷の停止を検出するように構成されていたので 、貯氷庫4における貯氷容量は貯氷検知装置7の設置高さによって制限を受け、 貯氷庫4内部を十分に活用できているとはいえなかった。
【0004】
本考案は、製氷装置下部の貯氷庫における内部容積を貯氷用に十分有効活用で きるようにすることを目的としている。
【0005】
このため、本考案にかかる製氷装置は、それぞれ製氷部と冷凍機械室をそなえ て積み重ねられた複数の製氷ユニットを有し、最下段の上記製氷ユニットにおけ る冷凍機械室の幅が上方の製氷ユニットにおける冷凍機械室より小さく、前者の 冷凍機械室の側方に貯氷検知装置の少なくとも一部が設けられている。
【0006】 また、本考案にかかる製氷装置は、それぞれ製氷部と冷凍機械室をそなえて積 み重ねられた複数の製氷ユニットを有し、最下段の上記製氷ユニットにおける製 氷部の幅が上方の製氷ユニットにおける製氷部より小さく、前者の冷凍機械室の 側方に貯氷検知装置の少なくとも一部が設けられている。
【0007】
すなわち、最下段の製氷ユニットにおける冷凍機械室の側方に貯氷検知装置の 少なくとも一部が設けられているため、各製氷ユニットの製氷部で製造された氷 片が下方の貯氷庫にためられるとき、上記氷片が貯氷庫内を従来以上に十分に満 たした状態になってから、貯氷検知装置が作動を開始するように構成することが できる。
【0008】
以下、本考案の実施例について前記従来装置と同等部分には同一符号を付けて 説明する。 前面部を取り外して理解しやすくした図1のスタックオンタイプ製氷装置にお いて、製氷部1と冷凍機械室2をそなえた製氷ユニット3の下側に、製氷部1よ り幅の小さい製氷部10と冷凍機械室2より幅の小さい冷凍機械室11をそなえ た製氷ユニット12が配置され、製氷ユニット3から製氷ユニット12にかけて シュータ13が取り付けられて、製氷部1で製造された氷片が製氷ユニット12 を通って下方の貯氷庫4へ導かれると共に、製氷部10で製造された氷片も貯氷 庫4へ送り出されるようになっている。
【0009】 また、製氷ユニット12の冷凍機械室11側方において、シュータ13との間 に貯氷検知装置14が設置されていて、貯氷庫4内にためられた氷片の山15が 製氷ユニット12内にまで盛り上がって貯氷量が限界に達すると、貯氷検知装置 14の検知部が氷片の山15に押されて2点鎖線のように傾動し、図示しない制 御装置に信号を送って製氷部1、10の製氷作用を停止させ、それ以上の過大な 貯氷を防止する。
【0010】 上記のように、下段の製氷ユニット12における製氷部10の幅が上段の製氷 ユニット3における製氷部1より小さく、従って、製氷部10の排水皿16も幅 が小さくなっており、かつ、製氷ユニット12の冷凍機械室11の幅が上段の製 氷ユニット3の冷凍機械室2より小さいので、シュータ13と製氷部10の排水 皿16との水平距離が十分にとられて、シュータ13から落下する氷片が排水皿 16に入らないようにされていると同時に、シュータ13と冷凍機械室11との 間にも大きなスペースが形成されて、ここに貯氷検知装置14が設置されている ので、貯氷庫4内に順次積まれていく氷片の山15は製氷ユニット12内にまで 高くなることができ、従って、同一容積の貯氷庫4をそなえた従来装置と比較す ると、貯氷庫4の容積を有効に利用して貯氷量を簡単に増大させることができる 。
【0011】 すなわち、製氷部10及び冷凍機械室11の幅を小さくして、製氷装置として の大きさを変えずに貯氷量を容易に大きくすることができるので、比較的大量の 氷片を急に要求されてもこれに応じうるように、できる限り大量の氷片を貯留し ておく必要があるような用途に特に好適である。
【0012】 なお、上記実施例においては製氷ユニットが2段積みとなっているが、上段の 製氷ユニット3と同一のものをさらに上積みして、上記実施例と同様な作用効果 を得ることができ、あるいはまた、最下段の製氷ユニット12における製氷部1 0及び冷凍機械室11のいずれか一方の幅を上方の製氷ユニットより小さくする ことによって冷凍機械室の側方に余裕空間を形成し、そこに貯氷検知装置の少な くとも一部を設けて、貯氷庫4の貯氷量を簡単に増大させることもできるもので ある。
【0013】 また、製氷ユニットにおける製氷部と冷凍機械室との間が狭く、製氷ユニット を多段に重ねることが難しい製氷装置であっても、最下段の製氷ユニットにおけ る製氷部及びまたは冷凍機械室の幅を上方の製氷ユニットのそれより小さくし、 冷凍機械室の側方に貯氷検知装置の少なくとも一部を配設することにより、製氷 装置の床面積を大きくすることなく製氷ユニットを多段に構成して、製氷能力を 簡単に向上させることができる。 さらに、貯氷検知装置としては、図示のような機械式のものの外、光電式、静 電式、感温式等のものも同様に使用することができるのはいうまでもない。
【0014】
本考案にかかる製氷装置は、最下段の製氷ユニットにおける製氷部及びまたは 冷凍機械室の幅を上方の製氷ユニットのそれより小さくして、冷凍機械室の側方 に貯氷検知装置の少なくとも一部が設けられるようにしているため、各製氷ユニ ットの製氷部で製造されて貯氷庫にためうる氷片の量を、貯氷検知装置が貯氷庫 内に設置された従来のスタックオンタイプ製氷装置と比較して簡単に増大させる ことができ、従って、装置全体を大きくすることなく貯氷量を容易に増加させる ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における要部破断正面図。
【図2】従来装置における要部破断正面図。
1 製氷部 2 冷凍機械室 3 製氷ユニット 4 貯氷庫 10 製氷部 11 冷凍機械室 12 製氷ユニット 13 シュータ 14 貯氷検知装置 15 氷片の山 16 排水皿
Claims (2)
- 【請求項1】 それぞれ製氷部と冷凍機械室をそなえて
積み重ねられた複数の製氷ユニットを有し、最下段の上
記製氷ユニットにおける冷凍機械室の幅が上方の製氷ユ
ニットにおける冷凍機械室より小さく、前者の冷凍機械
室の側方に貯氷検知装置の少なくとも一部が設けられた
製氷装置。 - 【請求項2】 それぞれ製氷部と冷凍機械室をそなえて
積み重ねられた複数の製氷ユニットを有し、最下段の上
記製氷ユニットにおける製氷部の幅が上方の製氷ユニッ
トにおける製氷部より小さく、前者の冷凍機械室の側方
に貯氷検知装置の少なくとも一部が設けられた製氷装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992005031U JP2567184Y2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 製氷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992005031U JP2567184Y2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 製氷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0559171U true JPH0559171U (ja) | 1993-08-06 |
JP2567184Y2 JP2567184Y2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=11600111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992005031U Expired - Lifetime JP2567184Y2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 製氷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2567184Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015125415A1 (ja) * | 2014-02-21 | 2015-08-27 | 株式会社 東芝 | 冷蔵庫 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02130372A (ja) * | 1988-11-11 | 1990-05-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 製氷機 |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP1992005031U patent/JP2567184Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02130372A (ja) * | 1988-11-11 | 1990-05-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 製氷機 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015125415A1 (ja) * | 2014-02-21 | 2015-08-27 | 株式会社 東芝 | 冷蔵庫 |
JP2015158284A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-09-03 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫 |
CN106030226A (zh) * | 2014-02-21 | 2016-10-12 | 东芝生活电器株式会社 | 冰箱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2567184Y2 (ja) | 1998-03-30 |
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