JP2003302134A - 自動製氷機 - Google Patents
自動製氷機Info
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- JP2003302134A JP2003302134A JP2002109275A JP2002109275A JP2003302134A JP 2003302134 A JP2003302134 A JP 2003302134A JP 2002109275 A JP2002109275 A JP 2002109275A JP 2002109275 A JP2002109275 A JP 2002109275A JP 2003302134 A JP2003302134 A JP 2003302134A
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- ice making
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 横幅寸法を小さくして省スペース化を図り、
併せて氷塊の貯氷量を増加し得ると共にコストを低減す
る。 【解決手段】 貯氷庫12に積載した製氷ユニット50
の製氷機構14の下方に排水皿40が配設され、排水皿
40の右端面と筐体22の右側内壁面との間に氷放出通
路44が画成される。貯氷庫12の上面と排水皿40の
下面との間に、空間部62が設けられ、空間部62を介
して氷放出通路44が貯氷室10と連通する。氷放出通
路44と空間部62とに亘ってシュート64が配設され
る。シュート64は、氷放出通路44に臨む垂直部64
aと、垂直部64aの下端から貯氷室10の略中央部に
向けて斜め下方に折曲された傾斜部64bとを備え、該
傾斜部64bが空間部62内に臨んでいる。
併せて氷塊の貯氷量を増加し得ると共にコストを低減す
る。 【解決手段】 貯氷庫12に積載した製氷ユニット50
の製氷機構14の下方に排水皿40が配設され、排水皿
40の右端面と筐体22の右側内壁面との間に氷放出通
路44が画成される。貯氷庫12の上面と排水皿40の
下面との間に、空間部62が設けられ、空間部62を介
して氷放出通路44が貯氷室10と連通する。氷放出通
路44と空間部62とに亘ってシュート64が配設され
る。シュート64は、氷放出通路44に臨む垂直部64
aと、垂直部64aの下端から貯氷室10の略中央部に
向けて斜め下方に折曲された傾斜部64bとを備え、該
傾斜部64bが空間部62内に臨んでいる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動製氷機に関
し、更に詳細には、貯氷庫の上部に、製氷ユニットを積
載し、該製氷ユニットで連続的に製造される氷塊を貯氷
庫に貯留するよう構成した自動製氷機に関するものであ
る。
し、更に詳細には、貯氷庫の上部に、製氷ユニットを積
載し、該製氷ユニットで連続的に製造される氷塊を貯氷
庫に貯留するよう構成した自動製氷機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】多量の角氷(氷塊)を連続的に製造し、得
られた角氷を貯氷庫に貯留する自動製氷機に関して、種
々のタイプの製氷方式が知られている。例えば透明度お
よび外観に優れた角氷を生産するには、下方に開口した
複数の製氷小室中に、製氷水を循環的に噴射供給して、
各小室中で徐々に氷層を形成する所謂セルタイプの製氷
方式が使用される。
られた角氷を貯氷庫に貯留する自動製氷機に関して、種
々のタイプの製氷方式が知られている。例えば透明度お
よび外観に優れた角氷を生産するには、下方に開口した
複数の製氷小室中に、製氷水を循環的に噴射供給して、
各小室中で徐々に氷層を形成する所謂セルタイプの製氷
方式が使用される。
【0003】図4は、いわゆる密閉形セル噴射式自動製
氷機の概略構成を示すものであって、貯氷室10を内部
画成した貯氷庫12の上部に、製氷機構14と冷凍機構
16とを備える製氷ユニット18を積載したスタックオ
ンタイプである。貯氷庫12は、内箱と外箱との間に断
熱材を充填した断熱箱体から構成され、その上部は開放
されて、上方から落下する角氷を受容し得るよう構成さ
れる。また貯氷庫12の前面側には、角氷の取出し口と
しての開口が開設されると共に、該開口は開閉扉20に
より開閉可能に閉成されるようになっている。
氷機の概略構成を示すものであって、貯氷室10を内部
画成した貯氷庫12の上部に、製氷機構14と冷凍機構
16とを備える製氷ユニット18を積載したスタックオ
ンタイプである。貯氷庫12は、内箱と外箱との間に断
熱材を充填した断熱箱体から構成され、その上部は開放
されて、上方から落下する角氷を受容し得るよう構成さ
れる。また貯氷庫12の前面側には、角氷の取出し口と
しての開口が開設されると共に、該開口は開閉扉20に
より開閉可能に閉成されるようになっている。
【0004】前記製氷ユニット18は、枠状本体の各面
にパネルを配設して構成された筐体22の内部に、第1
室24と第2室26とが左右に分かれて形成され、図4
において左側に形成された第1室24に前記製氷機構1
4が配置されると共に、右側に形成された第2室26
に、凝縮器,圧縮機その他ファンモータ等を備える前記
冷凍機構16が配置されている。そしてこの製氷ユニッ
ト18が、前記貯氷庫12の上部に載置された状態で、
第1室24と貯氷室10とが連通するよう構成される。
にパネルを配設して構成された筐体22の内部に、第1
室24と第2室26とが左右に分かれて形成され、図4
において左側に形成された第1室24に前記製氷機構1
4が配置されると共に、右側に形成された第2室26
に、凝縮器,圧縮機その他ファンモータ等を備える前記
冷凍機構16が配置されている。そしてこの製氷ユニッ
ト18が、前記貯氷庫12の上部に載置された状態で、
第1室24と貯氷室10とが連通するよう構成される。
【0005】前記製氷機構14は、下向きに開口する多
数の製氷小室を画成した製氷室28と、この製氷室28
の下方に配設されて前記製氷小室の夫々に対応する製氷
水の噴水孔が穿設された水皿30と、この水皿30の下
方に一体的に設けた製氷水タンク32と、該タンク32
中に貯留した製氷水を前記水皿30から噴き上げて製氷
室28の各製氷小室中に循環供給するポンプモータ34
とから基本的に構成される。なお、前記水皿30(およ
び製氷水タンク32)は、前記第1室24の左側(第2室
26から離間する側)に設けた軸支部に傾動自在に片持
ち支持され、バネ部材,カムアーム,ギャードモータ等か
らなる開閉機構36を作動することで、除氷および製氷
運転に際し、軸支部を支点として水皿30の開放端側
(図4の右端)が製氷室28に対して近接・離間するよう
傾動されて、該製氷室28に対して水皿30が開放およ
び閉成可能になっている。
数の製氷小室を画成した製氷室28と、この製氷室28
の下方に配設されて前記製氷小室の夫々に対応する製氷
水の噴水孔が穿設された水皿30と、この水皿30の下
方に一体的に設けた製氷水タンク32と、該タンク32
中に貯留した製氷水を前記水皿30から噴き上げて製氷
室28の各製氷小室中に循環供給するポンプモータ34
とから基本的に構成される。なお、前記水皿30(およ
び製氷水タンク32)は、前記第1室24の左側(第2室
26から離間する側)に設けた軸支部に傾動自在に片持
ち支持され、バネ部材,カムアーム,ギャードモータ等か
らなる開閉機構36を作動することで、除氷および製氷
運転に際し、軸支部を支点として水皿30の開放端側
(図4の右端)が製氷室28に対して近接・離間するよう
傾動されて、該製氷室28に対して水皿30が開放およ
び閉成可能になっている。
【0006】前記製氷室28の上面には蒸発管38が蛇
行配置され、この蒸発管38は、前記第2室26に配置
した冷凍機構16に接続されて、製氷運転の際には冷媒
が循環供給されると共に、除氷運転の際にはホットガス
が供給されるようになっている。また製氷機構14の下
方に排水皿40が設けられ、これに接続されて貯氷室1
0内を配管された排水パイプ42を介して、該排水皿4
0に排出された製氷残水等を機外に排出するよう構成さ
れる。なお、前記製氷機構14と冷凍機構16との間
に、製氷機構14から放出された角氷を前記貯氷室10
に落下させるための氷放出通路44が画成されており、
該通路44に対応する筐体22内部に、貯氷室10内の
上部に垂下するレバー46を備える貯氷検知装置48が
配設され、該検知装置48による角氷の有無の検知状態
に応じて前記製氷機構14の運転制御が行なわれるよう
になっている。
行配置され、この蒸発管38は、前記第2室26に配置
した冷凍機構16に接続されて、製氷運転の際には冷媒
が循環供給されると共に、除氷運転の際にはホットガス
が供給されるようになっている。また製氷機構14の下
方に排水皿40が設けられ、これに接続されて貯氷室1
0内を配管された排水パイプ42を介して、該排水皿4
0に排出された製氷残水等を機外に排出するよう構成さ
れる。なお、前記製氷機構14と冷凍機構16との間
に、製氷機構14から放出された角氷を前記貯氷室10
に落下させるための氷放出通路44が画成されており、
該通路44に対応する筐体22内部に、貯氷室10内の
上部に垂下するレバー46を備える貯氷検知装置48が
配設され、該検知装置48による角氷の有無の検知状態
に応じて前記製氷機構14の運転制御が行なわれるよう
になっている。
【0007】前記自動製氷機では、図4に示すように、
製氷ユニット18における左側に偏った位置に配置され
た製氷機構14で製造した角氷は、製氷機構14と冷凍
機構16との間に設けた氷放出通路44を介して前記貯
氷室10に放出落下するよう構成されている。すなわ
ち、自動製氷機の横幅寸法Wは、製氷機構14の設置ス
ペース、氷放出通路44および冷凍機構16の設置スペ
ースを合わせた長さとなり、自動製氷機を厨房に設置す
る場合には幅広で大きな設置スペースが必要となり、厨
房内におけるスペースの有効利用が図れない問題が指摘
される。
製氷ユニット18における左側に偏った位置に配置され
た製氷機構14で製造した角氷は、製氷機構14と冷凍
機構16との間に設けた氷放出通路44を介して前記貯
氷室10に放出落下するよう構成されている。すなわ
ち、自動製氷機の横幅寸法Wは、製氷機構14の設置ス
ペース、氷放出通路44および冷凍機構16の設置スペ
ースを合わせた長さとなり、自動製氷機を厨房に設置す
る場合には幅広で大きな設置スペースが必要となり、厨
房内におけるスペースの有効利用が図れない問題が指摘
される。
【0008】そこで、図5に示す如く、前記製氷機構1
4の上部に冷凍機構16を段積みするよう構成した製氷
ユニット50を、前記貯氷庫12の上部に積載する提案
がなされている。この構成によれば、冷凍機構16の設
置スぺース分だけ自動製氷機の横幅寸法W1(W1<W)を
短かくすることができる。なお、図5に示す自動製氷機
において、図4を参照して説明した同一部材には同じ符
号を付して示す。
4の上部に冷凍機構16を段積みするよう構成した製氷
ユニット50を、前記貯氷庫12の上部に積載する提案
がなされている。この構成によれば、冷凍機構16の設
置スぺース分だけ自動製氷機の横幅寸法W1(W1<W)を
短かくすることができる。なお、図5に示す自動製氷機
において、図4を参照して説明した同一部材には同じ符
号を付して示す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す自動製氷機
では、前記筐体22における右側の内壁面と、該内壁面
と対向する前記排水皿40の端面との間に前記氷放出通
路44が画成される。この場合において、前記貯氷庫1
2における内箱、外箱および断熱材からなる断熱壁52
は、筐体22の前記内壁面より庫内側に突出しているた
め、排水皿40と断熱壁52との間(氷放出通路44)に
シュート54を配設し、前記製氷機構14から放出され
る角氷が断熱壁52による段部に引掛かることなく貯氷
室10に導かれるよう構成してある。この際に、氷放出
通路44から真下に角氷を落下させると、貯氷室10内
に角氷が偏って貯留されてしまい、貯氷室10内に効率
的に角氷を貯留させることができなくなるため、前記シ
ュート54に傾斜部を設け、角氷を貯氷室10の略中央
部に向けて斜めに案内する必要がある。しかし、前記排
水皿40の下端と断熱壁52の上端との高さ位置が近接
しているため、図6に示すように、排水皿40と断熱壁
52との離間幅(氷放出通路44の幅)を角氷の落下を許
容し得る最小寸法として自動製氷機の横幅寸法W2(W2
<W1)を更に短かくすると、シュート54の傾斜部で氷
放出通路44を斜めに案内される角氷が排水皿40に接
触して落下不良を来たし、アーチングが発生するおそれ
がある。すなわち、氷放出通路44の幅を小さくするこ
とは物理的に可能であっても、現状では図5に示すよう
に、斜めに案内される角氷が排水皿40に接触すること
のない幅広な氷放出通路44を確保する必要があり、自
動製氷機の横幅寸法を充分に小さくすることができてい
ないのが実状である。
では、前記筐体22における右側の内壁面と、該内壁面
と対向する前記排水皿40の端面との間に前記氷放出通
路44が画成される。この場合において、前記貯氷庫1
2における内箱、外箱および断熱材からなる断熱壁52
は、筐体22の前記内壁面より庫内側に突出しているた
め、排水皿40と断熱壁52との間(氷放出通路44)に
シュート54を配設し、前記製氷機構14から放出され
る角氷が断熱壁52による段部に引掛かることなく貯氷
室10に導かれるよう構成してある。この際に、氷放出
通路44から真下に角氷を落下させると、貯氷室10内
に角氷が偏って貯留されてしまい、貯氷室10内に効率
的に角氷を貯留させることができなくなるため、前記シ
ュート54に傾斜部を設け、角氷を貯氷室10の略中央
部に向けて斜めに案内する必要がある。しかし、前記排
水皿40の下端と断熱壁52の上端との高さ位置が近接
しているため、図6に示すように、排水皿40と断熱壁
52との離間幅(氷放出通路44の幅)を角氷の落下を許
容し得る最小寸法として自動製氷機の横幅寸法W2(W2
<W1)を更に短かくすると、シュート54の傾斜部で氷
放出通路44を斜めに案内される角氷が排水皿40に接
触して落下不良を来たし、アーチングが発生するおそれ
がある。すなわち、氷放出通路44の幅を小さくするこ
とは物理的に可能であっても、現状では図5に示すよう
に、斜めに案内される角氷が排水皿40に接触すること
のない幅広な氷放出通路44を確保する必要があり、自
動製氷機の横幅寸法を充分に小さくすることができてい
ないのが実状である。
【0010】また、前記氷放出通路44の幅を小さくす
ると、前記貯氷検知装置48を配設する余裕がなくなる
ため、前記排水皿40の下面に該貯氷検知装置48を配
設することとなる。しかしこの場合は、貯氷検知装置4
8のレバー46を短尺なものとしても、該レバー46の
貯氷室10内への延出寸法は大きくなり、該貯氷室10
の内容積に対して貯氷検知装置48により規定される最
大貯氷量が少なくなる難点を招く。
ると、前記貯氷検知装置48を配設する余裕がなくなる
ため、前記排水皿40の下面に該貯氷検知装置48を配
設することとなる。しかしこの場合は、貯氷検知装置4
8のレバー46を短尺なものとしても、該レバー46の
貯氷室10内への延出寸法は大きくなり、該貯氷室10
の内容積に対して貯氷検知装置48により規定される最
大貯氷量が少なくなる難点を招く。
【0011】前記製氷機構14と冷凍機構16とを段積
みした自動製氷機では、前記貯氷室10の横幅寸法を短
かくすることで内容積が小さくなるのを抑制する目的
で、図7に示す如く、貯氷室10内に配管されていた前
記排水パイプ42を断熱壁52内に埋め込み、該断熱壁
52から上方に突出する端部を、前記排水皿40に接続
されているドレンパイプ56に、ホース58およびバン
ド60を介して連結するよう構成してある。しかしこの
構成では、両パイプ42,56の連結部品の点数が多く
なると共に、連結作業が煩雑でコストが嵩む欠点があ
る。しかも、連結部は貯氷室10内に臨んでいるから、
該連結部に水洩れが発生した場合は、排水が貯氷室10
に流れ込むおそれがある。更には、排水パイプ42が断
熱壁52に埋設されている貯氷庫12は、前記ドレンパ
イプ56の配設位置が異なる製氷ユニット50には対応
し得ず、汎用性がなく、製造、流通管理および販売面等
において不利となり、各種コストが嵩む欠点も指摘され
る。
みした自動製氷機では、前記貯氷室10の横幅寸法を短
かくすることで内容積が小さくなるのを抑制する目的
で、図7に示す如く、貯氷室10内に配管されていた前
記排水パイプ42を断熱壁52内に埋め込み、該断熱壁
52から上方に突出する端部を、前記排水皿40に接続
されているドレンパイプ56に、ホース58およびバン
ド60を介して連結するよう構成してある。しかしこの
構成では、両パイプ42,56の連結部品の点数が多く
なると共に、連結作業が煩雑でコストが嵩む欠点があ
る。しかも、連結部は貯氷室10内に臨んでいるから、
該連結部に水洩れが発生した場合は、排水が貯氷室10
に流れ込むおそれがある。更には、排水パイプ42が断
熱壁52に埋設されている貯氷庫12は、前記ドレンパ
イプ56の配設位置が異なる製氷ユニット50には対応
し得ず、汎用性がなく、製造、流通管理および販売面等
において不利となり、各種コストが嵩む欠点も指摘され
る。
【0012】
【発明の目的】この発明は、前述した従来の技術に内在
している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提
案されたものであって、横幅寸法を小さくして省スペー
ス化を図り、併せて貯氷検知手段で規制される氷塊の最
大貯氷量を増加し得ると共にコストを低減し得る自動製
氷機を提供することを目的とする。
している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提
案されたものであって、横幅寸法を小さくして省スペー
ス化を図り、併せて貯氷検知手段で規制される氷塊の最
大貯氷量を増加し得ると共にコストを低減し得る自動製
氷機を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を好適に達成するため本発明に係る自動製氷
機は、氷塊が貯留される貯氷室が内部画成される貯氷庫
の上部に、製氷機構および該製氷機構の下方に配設され
る排水皿を備える製氷ユニットが積載され、前記製氷機
構で製造した氷塊を貯氷室に放出して貯留する自動製氷
機において、前記製氷ユニットの内壁面と、該内壁面と
対向する前記排水皿の端面との間に、前記製氷機構から
放出される氷塊を前記貯氷室に落下させるための氷放出
通路が画成され、前記貯氷庫と排水皿との間に、前記氷
放出通路を貯氷室に連通する空間部を設けたことを特徴
とする。
所期の目的を好適に達成するため本発明に係る自動製氷
機は、氷塊が貯留される貯氷室が内部画成される貯氷庫
の上部に、製氷機構および該製氷機構の下方に配設され
る排水皿を備える製氷ユニットが積載され、前記製氷機
構で製造した氷塊を貯氷室に放出して貯留する自動製氷
機において、前記製氷ユニットの内壁面と、該内壁面と
対向する前記排水皿の端面との間に、前記製氷機構から
放出される氷塊を前記貯氷室に落下させるための氷放出
通路が画成され、前記貯氷庫と排水皿との間に、前記氷
放出通路を貯氷室に連通する空間部を設けたことを特徴
とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る自動製氷機に
つき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら
説明する。図1は、実施例に係る自動製氷機を示す概略
構成図であって、該自動製氷機の基本的な構造は、図4
または図5を参照して従来の技術で述べた通りであるの
で、同一部材には同じ符号を付して、詳細説明は省略す
るものとする。
つき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら
説明する。図1は、実施例に係る自動製氷機を示す概略
構成図であって、該自動製氷機の基本的な構造は、図4
または図5を参照して従来の技術で述べた通りであるの
で、同一部材には同じ符号を付して、詳細説明は省略す
るものとする。
【0015】前記貯氷庫12の上部に着脱可能に積載さ
れる製氷ユニット50は、その筐体22の内部において
上下の関係で第1室24と第2室26とが形成され、下
方の第1室24に製氷機構14が配置されると共に、上
方の第2室26に冷凍機構16が配置される。また製氷
機構14の下方には排水皿40が配設され、該排水皿4
0の右端面と、これと対向する筐体22の右側内壁面と
の間に、角氷を通過可能な必要最小限の幅寸法の氷放出
通路44が形成されている。なお製氷機構14は、前述
した如く、製氷室28に対して水皿30を傾動開閉可能
に構成したものであって、除氷運転に際して該水皿30
の右端部(開放端部)を製氷室28から離間するよう傾動
開放させることで、該製氷室28から剥離落下した角氷
を前記氷放出通路44に向けて滑落させるよう構成され
る。また製氷機構14は、実施例とは左右逆向きに配置
されていてもよく、この場合は筐体22の内部左側に氷
放出通路44が画成される。
れる製氷ユニット50は、その筐体22の内部において
上下の関係で第1室24と第2室26とが形成され、下
方の第1室24に製氷機構14が配置されると共に、上
方の第2室26に冷凍機構16が配置される。また製氷
機構14の下方には排水皿40が配設され、該排水皿4
0の右端面と、これと対向する筐体22の右側内壁面と
の間に、角氷を通過可能な必要最小限の幅寸法の氷放出
通路44が形成されている。なお製氷機構14は、前述
した如く、製氷室28に対して水皿30を傾動開閉可能
に構成したものであって、除氷運転に際して該水皿30
の右端部(開放端部)を製氷室28から離間するよう傾動
開放させることで、該製氷室28から剥離落下した角氷
を前記氷放出通路44に向けて滑落させるよう構成され
る。また製氷機構14は、実施例とは左右逆向きに配置
されていてもよく、この場合は筐体22の内部左側に氷
放出通路44が画成される。
【0016】前記貯氷庫12の上面と排水皿40の下面
との間には、所定高さ寸法の空間部62が設けられてい
る。この空間部62は、製氷ユニット50における筐体
22内の下側全体に亘って設けられ、該空間部62を介
して前記氷放出通路44が貯氷室10と連通するよう構
成される。そして、氷放出通路44と空間部62とに亘
って、前記製氷機構14から放出される角氷を貯氷室1
0に案内するシュート64が配設される。このシュート
64は、図1および図2に示す如く、前記第1室24、
氷放出通路44および空間部62内の上部に至る垂直部
64aと、該垂直部64aの下端から貯氷室10の略中
央部に向けて斜め下方に折曲された傾斜部64bとを備
え、該傾斜部64bが空間部62内に臨むよう設定され
る。すなわち、シュート64に向けて放出された角氷
は、垂直部64aに沿って略直下に落下した後に、傾斜
部64bより貯氷室10の略中央部に向けて放出落下す
るよう案内される。なお、シュート64における傾斜部
64bの下端は、前記貯氷庫12の断熱壁52より庫内
側に位置している。
との間には、所定高さ寸法の空間部62が設けられてい
る。この空間部62は、製氷ユニット50における筐体
22内の下側全体に亘って設けられ、該空間部62を介
して前記氷放出通路44が貯氷室10と連通するよう構
成される。そして、氷放出通路44と空間部62とに亘
って、前記製氷機構14から放出される角氷を貯氷室1
0に案内するシュート64が配設される。このシュート
64は、図1および図2に示す如く、前記第1室24、
氷放出通路44および空間部62内の上部に至る垂直部
64aと、該垂直部64aの下端から貯氷室10の略中
央部に向けて斜め下方に折曲された傾斜部64bとを備
え、該傾斜部64bが空間部62内に臨むよう設定され
る。すなわち、シュート64に向けて放出された角氷
は、垂直部64aに沿って略直下に落下した後に、傾斜
部64bより貯氷室10の略中央部に向けて放出落下す
るよう案内される。なお、シュート64における傾斜部
64bの下端は、前記貯氷庫12の断熱壁52より庫内
側に位置している。
【0017】図2に示す如く、前記排水皿40の下面に
貯氷検知装置66が配設されており、そのレバー68が
貯氷室10内の上部に臨むよう垂下している。なお、貯
氷検知装置66は、排水皿40の下面に角氷の有無を検
知可能な正常な状態で配設されたときには、前記レバー
68が貯氷室10内に臨むと共に、これを図2の二点鎖
線のように横向き姿勢とした際には全体が空間部62内
に収容されるよう設定されている。また図3に示す如
く、前記排水皿40の底部に形成した排水口40aに、
逆L字状の排水パイプ70の一端がパッキン72を挟ん
でドレンネジ74を介して接続されている。この排水パ
イプ70の他端部は、前記筐体22における前記空間部
62と対応する側壁76に開設された開口部76aを介
して外方に延出されて、図示しない排水ホース等に接続
されるようになっている。なお、開口部76aの形成位
置は、筐体22の側面側でも背面側でもよい。
貯氷検知装置66が配設されており、そのレバー68が
貯氷室10内の上部に臨むよう垂下している。なお、貯
氷検知装置66は、排水皿40の下面に角氷の有無を検
知可能な正常な状態で配設されたときには、前記レバー
68が貯氷室10内に臨むと共に、これを図2の二点鎖
線のように横向き姿勢とした際には全体が空間部62内
に収容されるよう設定されている。また図3に示す如
く、前記排水皿40の底部に形成した排水口40aに、
逆L字状の排水パイプ70の一端がパッキン72を挟ん
でドレンネジ74を介して接続されている。この排水パ
イプ70の他端部は、前記筐体22における前記空間部
62と対応する側壁76に開設された開口部76aを介
して外方に延出されて、図示しない排水ホース等に接続
されるようになっている。なお、開口部76aの形成位
置は、筐体22の側面側でも背面側でもよい。
【0018】
【実施例の作用】次に、実施例に係る自動製氷機の作用
につき、以下説明する。前記製氷機構14において、前
記製氷室28に角氷が生成されたことを検知して除氷運
転に移行すると、前記水皿30は軸支部を支点として開
放端部を下方に傾動して製氷室28を開放する。除氷運
転により製氷室28の各製氷小室から脱氷された角氷
は、傾斜姿勢の水皿30上面に落下して開放端部側に向
けて滑落し、前記氷放出通路44に臨むシュート64を
介して貯氷室10に放出貯留される。この場合におい
て、前記排水皿40と筐体22の右側内壁面との間の氷
放出通路44には、シュート64の垂直部64aが臨ん
でおり、該部分では角氷は略真下に案内される。そし
て、前記空間部62に至った角氷がシュート64の前記
傾斜部64bにより斜めに案内されて貯氷室10の略中
央部に向けて放出される。すなわち、排水皿40の下面
と貯氷庫12(断熱壁52)の上面との間に空間部62を
設けたことで、氷放出通路44を略真下に落下した角氷
が該氷放出通路44を通過した後に斜めに案内されるよ
うにすることができ、氷放出通路44でのアーチング等
の発生を防止して円滑に角氷の放出を達成し得る。これ
により、角氷が略真下に落下する氷放出通路44の幅寸
法を、該角氷が通過可能な必要最小限に設定することが
でき、自動製氷機自体の横幅寸法W2を短かくしてその
設置スペースを小さくすることが可能となる。しかも、
シュート64の傾斜部64bにより角氷は貯氷室10内
の略中央部に向けて斜めに案内されるから、貯氷室10
には略中央部を頂部とする山型に角氷が貯留され、最も
効率的な貯留状態となる。ちなみに、図4に示す自動製
氷機の横幅寸法Wに対して実施例の自動製氷機の横幅寸
法W2は、約1/2となり、自動製氷機の設置スペース
が半分となり、これが設置される厨房のスペースを有効
活用することができるようになる。
につき、以下説明する。前記製氷機構14において、前
記製氷室28に角氷が生成されたことを検知して除氷運
転に移行すると、前記水皿30は軸支部を支点として開
放端部を下方に傾動して製氷室28を開放する。除氷運
転により製氷室28の各製氷小室から脱氷された角氷
は、傾斜姿勢の水皿30上面に落下して開放端部側に向
けて滑落し、前記氷放出通路44に臨むシュート64を
介して貯氷室10に放出貯留される。この場合におい
て、前記排水皿40と筐体22の右側内壁面との間の氷
放出通路44には、シュート64の垂直部64aが臨ん
でおり、該部分では角氷は略真下に案内される。そし
て、前記空間部62に至った角氷がシュート64の前記
傾斜部64bにより斜めに案内されて貯氷室10の略中
央部に向けて放出される。すなわち、排水皿40の下面
と貯氷庫12(断熱壁52)の上面との間に空間部62を
設けたことで、氷放出通路44を略真下に落下した角氷
が該氷放出通路44を通過した後に斜めに案内されるよ
うにすることができ、氷放出通路44でのアーチング等
の発生を防止して円滑に角氷の放出を達成し得る。これ
により、角氷が略真下に落下する氷放出通路44の幅寸
法を、該角氷が通過可能な必要最小限に設定することが
でき、自動製氷機自体の横幅寸法W2を短かくしてその
設置スペースを小さくすることが可能となる。しかも、
シュート64の傾斜部64bにより角氷は貯氷室10内
の略中央部に向けて斜めに案内されるから、貯氷室10
には略中央部を頂部とする山型に角氷が貯留され、最も
効率的な貯留状態となる。ちなみに、図4に示す自動製
氷機の横幅寸法Wに対して実施例の自動製氷機の横幅寸
法W2は、約1/2となり、自動製氷機の設置スペース
が半分となり、これが設置される厨房のスペースを有効
活用することができるようになる。
【0019】前記貯氷室10に、前記貯氷検知装置66
のレバー68を作動する位置まで角氷が貯留されたこと
を該貯氷検知装置66が検知すると、前記製氷機構14
の運転が停止される。この場合に、図2に示す如く、貯
氷検知装置66の大部分は前記空間部62に臨んで、前
記レバー68は貯氷室10内に大きく延出していない。
すなわち、空間部62を設けていない従来の自動製氷機
と比較して、該空間部62の高さ寸法分だけ、貯氷室1
0における内容積に対する貯氷検知装置66で規制され
る最大貯氷量を増加することができる。
のレバー68を作動する位置まで角氷が貯留されたこと
を該貯氷検知装置66が検知すると、前記製氷機構14
の運転が停止される。この場合に、図2に示す如く、貯
氷検知装置66の大部分は前記空間部62に臨んで、前
記レバー68は貯氷室10内に大きく延出していない。
すなわち、空間部62を設けていない従来の自動製氷機
と比較して、該空間部62の高さ寸法分だけ、貯氷室1
0における内容積に対する貯氷検知装置66で規制され
る最大貯氷量を増加することができる。
【0020】また実施例の貯氷検知装置66は、図2に
おいて二点鎖線で示すように横向き姿勢とすることで、
その全体を空間部62に収容し得るよう設定されている
から、工場生産時、梱包輸送時、据付け搬入時等におい
てはこの横向き姿勢で空間部62に仮固定することで、
該貯氷検知装置66の破損を防止することができる。し
かも、貯氷検知装置66を前記製氷ユニット18とは別
に梱包したり輸送する必要はないので、手間が省ける利
点もある。更に、自動製氷機の設置現場においては、貯
氷庫12の上部に製氷ユニット18を積載した後、仮固
定してある貯氷検知装置66を正常な状態に固定するだ
けでよく、別々に梱包等された貯氷検知装置に比べて取
付け作業が簡単となる。
おいて二点鎖線で示すように横向き姿勢とすることで、
その全体を空間部62に収容し得るよう設定されている
から、工場生産時、梱包輸送時、据付け搬入時等におい
てはこの横向き姿勢で空間部62に仮固定することで、
該貯氷検知装置66の破損を防止することができる。し
かも、貯氷検知装置66を前記製氷ユニット18とは別
に梱包したり輸送する必要はないので、手間が省ける利
点もある。更に、自動製氷機の設置現場においては、貯
氷庫12の上部に製氷ユニット18を積載した後、仮固
定してある貯氷検知装置66を正常な状態に固定するだ
けでよく、別々に梱包等された貯氷検知装置に比べて取
付け作業が簡単となる。
【0021】次に、前記排水皿40に接続される排水パ
イプ70は、前記筐体22の側壁76に設けた開口部7
6aから外部に引出されるよう構成してあるから、前記
貯氷庫12には排水に関する構造を採用したり部品を必
要とすることはなく、製造コストを低廉に抑えることが
できる。また、設置現場での排水パイプの接続作業を貯
氷室10内で行なう必要はないから、万一水洩れが発生
した時においても排水皿40内の排水が貯氷室10内に
流入することはない。更に、貯氷庫12は、製氷ユニッ
ト18における排水パイプ70の配設位置に関係なく、
各仕様の製氷ユニット18に対して共通に使用し得るか
ら、汎用性が増して、製造、流通管理および販売面で有
利となり、これに伴って各種コストも低減することがで
きる。
イプ70は、前記筐体22の側壁76に設けた開口部7
6aから外部に引出されるよう構成してあるから、前記
貯氷庫12には排水に関する構造を採用したり部品を必
要とすることはなく、製造コストを低廉に抑えることが
できる。また、設置現場での排水パイプの接続作業を貯
氷室10内で行なう必要はないから、万一水洩れが発生
した時においても排水皿40内の排水が貯氷室10内に
流入することはない。更に、貯氷庫12は、製氷ユニッ
ト18における排水パイプ70の配設位置に関係なく、
各仕様の製氷ユニット18に対して共通に使用し得るか
ら、汎用性が増して、製造、流通管理および販売面で有
利となり、これに伴って各種コストも低減することがで
きる。
【0022】
【発明の効果】以上に述べた如く、本発明に係る自動製
氷機によれば、貯氷庫と排水皿との間に氷放出通路を貯
氷室に連通する空間部を設けたから、製氷機構から貯氷
室への氷塊の円滑な放出落下を確保したもとで、横幅寸
法を短かくすることができ、製氷機自体の設置スペース
を小さくできる。また、氷放出通路と空間部とに亘って
配設したシュートにおいて、氷放出通路を通過した氷塊
を、空間部に臨む傾斜部によって貯氷室の略中央部に向
けて斜めに案内することができるから、該貯氷室には最
も効率的に氷塊を貯留することができる。
氷機によれば、貯氷庫と排水皿との間に氷放出通路を貯
氷室に連通する空間部を設けたから、製氷機構から貯氷
室への氷塊の円滑な放出落下を確保したもとで、横幅寸
法を短かくすることができ、製氷機自体の設置スペース
を小さくできる。また、氷放出通路と空間部とに亘って
配設したシュートにおいて、氷放出通路を通過した氷塊
を、空間部に臨む傾斜部によって貯氷室の略中央部に向
けて斜めに案内することができるから、該貯氷室には最
も効率的に氷塊を貯留することができる。
【0023】前記排水皿の下面に貯氷検知装置を配設し
たことで、貯氷室の内容積に対して該検知装置で規制さ
れる氷塊の最大貯氷量を、空間部を有さない従来例に比
べて増加することができる。更に、製氷ユニットと貯氷
庫との間での排水に関する連結作業を必要としないか
ら、部品点数や組立て工数等を低減してコストを低廉に
抑えることができる。しかも、貯氷庫には排水に関連す
る構成や部品を採用する必要はないから、該貯氷庫の汎
用性が増し、各種コストを抑えることが可能となる。
たことで、貯氷室の内容積に対して該検知装置で規制さ
れる氷塊の最大貯氷量を、空間部を有さない従来例に比
べて増加することができる。更に、製氷ユニットと貯氷
庫との間での排水に関する連結作業を必要としないか
ら、部品点数や組立て工数等を低減してコストを低廉に
抑えることができる。しかも、貯氷庫には排水に関連す
る構成や部品を採用する必要はないから、該貯氷庫の汎
用性が増し、各種コストを抑えることが可能となる。
【図1】 本発明の実施例に係る自動製氷機の概略構成
図である。
図である。
【図2】 実施例の自動製氷機における貯氷検知装置の
配設部位を示す概略構成図である。
配設部位を示す概略構成図である。
【図3】 実施例に係る自動製氷機における排水パイプ
の配設部位を示す概略構成図である。
の配設部位を示す概略構成図である。
【図4】 従来の技術に係る自動製氷機の概略構成図で
ある。
ある。
【図5】 別の従来の技術に係る自動製氷機の概略構成
図である。
図である。
【図6】 更に別の従来の技術に係る自動製氷機の概略
構成図である。
構成図である。
【図7】 別の従来の技術に係る自動製氷機の排水パイ
プの配設部位を示す概略構成図である。
プの配設部位を示す概略構成図である。
10 貯氷室,12 貯氷庫,14 製氷機構,18 製氷
ユニット 40 排水皿,44 氷放出通路,62 空間部,64 シ
ュート 64a 垂直部,64b 傾斜部,66 貯氷検知装置,
70 排水パイプ 76 側壁,76a 開口部
ユニット 40 排水皿,44 氷放出通路,62 空間部,64 シ
ュート 64a 垂直部,64b 傾斜部,66 貯氷検知装置,
70 排水パイプ 76 側壁,76a 開口部
Claims (4)
- 【請求項1】 氷塊が貯留される貯氷室(10)が内部画成
される貯氷庫(12)の上部に、製氷機構(14)および該製氷
機構(14)の下方に配設される排水皿(40)を備える製氷ユ
ニット(18)が積載され、前記製氷機構(14)で製造した氷
塊を貯氷室(10)に放出して貯留する自動製氷機におい
て、 前記製氷ユニット(18)の内壁面と、該内壁面と対向する
前記排水皿(40)の端面との間に、前記製氷機構(14)から
放出される氷塊を前記貯氷室(10)に落下させるための氷
放出通路(44)が画成され、 前記貯氷庫(12)と排水皿(40)との間に、前記氷放出通路
(44)を貯氷室(10)に連通する空間部(62)を設けたことを
特徴とする自動製氷機。 - 【請求項2】 前記製氷機構(14)から放出される氷塊を
貯氷室(10)へ案内するシュート(64)が、前記氷放出通路
(44)および空間部(62)に亘って配設され、該シュート(6
4)は、氷放出通路(44)に臨んで氷塊を略真下に案内する
垂直部(64a)と、空間部(62)に臨んで氷塊を貯氷室(10)
の略中央部に向けて斜めに案内する傾斜部(64b)とを有
する請求項1記載の自動製氷機。 - 【請求項3】 前記排水皿(40)の下面に貯氷検知装置(6
6)を配設した請求項1または2記載の自動製氷機。 - 【請求項4】 前記排水皿(40)に排水パイプ(70)が接続
されると共に、該排水パイプ(70)が外部に引出される開
口部(76a)を、前記製氷ユニット(18)の側壁(76)におけ
る前記空間部(62)と対応する位置に形成した請求項1〜
3の何れかに記載の自動製氷機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002109275A JP2003302134A (ja) | 2002-04-11 | 2002-04-11 | 自動製氷機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002109275A JP2003302134A (ja) | 2002-04-11 | 2002-04-11 | 自動製氷機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003302134A true JP2003302134A (ja) | 2003-10-24 |
Family
ID=29392785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002109275A Pending JP2003302134A (ja) | 2002-04-11 | 2002-04-11 | 自動製氷機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003302134A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010230178A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-14 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 製氷機 |
JP2013221646A (ja) * | 2012-04-13 | 2013-10-28 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 製氷機 |
JP2014001886A (ja) * | 2012-06-18 | 2014-01-09 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 製氷機 |
WO2022104838A1 (zh) * | 2020-11-23 | 2022-05-27 | 常熟市雪科电器有限公司 | 具有收冰机构的雪花制冰机 |
WO2022104836A1 (zh) * | 2020-11-23 | 2022-05-27 | 常熟市雪科电器有限公司 | 带有落冰机构的雪花制冰机 |
-
2002
- 2002-04-11 JP JP2002109275A patent/JP2003302134A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010230178A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-14 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 製氷機 |
JP2013221646A (ja) * | 2012-04-13 | 2013-10-28 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 製氷機 |
JP2014001886A (ja) * | 2012-06-18 | 2014-01-09 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 製氷機 |
WO2022104838A1 (zh) * | 2020-11-23 | 2022-05-27 | 常熟市雪科电器有限公司 | 具有收冰机构的雪花制冰机 |
WO2022104836A1 (zh) * | 2020-11-23 | 2022-05-27 | 常熟市雪科电器有限公司 | 带有落冰机构的雪花制冰机 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20041126 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070809 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070817 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080129 |