JPH0559136U - 天井吊下型空調ユニット - Google Patents

天井吊下型空調ユニット

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JPH0559136U
JPH0559136U JP960692U JP960692U JPH0559136U JP H0559136 U JPH0559136 U JP H0559136U JP 960692 U JP960692 U JP 960692U JP 960692 U JP960692 U JP 960692U JP H0559136 U JPH0559136 U JP H0559136U
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JP
Japan
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refrigerant circuit
casing
circuit unit
attached
air conditioning
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JP960692U
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敏廣 山崎
信雄 鈴木
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーシングにその上方から冷媒回路ユニット
を組込むことができ、高所据付け後での保守点検や故障
修理などを、ケーシングを据付け箇所から取り外さずに
下方からそれらの作業を安全にかつ少ない工数で行う。 【構成】 圧縮機2などの冷媒回路構成部品を備えた冷
媒回路ユニット4を挿入可能な大きさの上開口部11を
箱形ケーシング1の上面に形成する。上開口部11に、
冷媒回路ユニット4を取付けた上板4を装着する。ケー
シング1の下面に冷媒回路ユニット4を取出し可能な大
きさの下開口部13を形成する。下開口部13に蓋板1
8を装着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はセパレート型空気調和機における天井吊下型空調ユニットに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
セパレート型空気調和機における室内ユニットの多くは、従来より壁面あるい は天井面などへの高所据付けとなされているが、近年では、特にアパートやマン ションなどにおいて、室外ユニットもベランダ天井に据付けるような高所据付け となされる場合が多くなっている。これらのユニットは、一旦据付けが行われた 後には、冷媒の充填された配管で互いに接続されていることなどのために、保守 点検時や故障修理時においても、極力上記据付け状態を変化させずに行い得るこ とが望ましい。
【0003】 図2に示した従来の天井吊下型空調ユニットは、箱形ケーシング52を、上部 ケーシング53と、圧縮機などの冷媒回路構成部品51を取付けた下部ケーシン グ54とに分け、上下のケーシング53、54をねじ55で取着して箱形に形成 し、その箱形ケーシング52を天井に固着した吊り金具56に吊下げ支持させる ようにしてある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが図2の空調ユニットを一旦天井に据付けしてしまうと、ケーシング5 2の内部や冷媒回路構成部品の保守点検時や故障修理時には、重いケーシング5 2を吊り金具56から取り外して下に降ろしてから、ねじ55を取り外して上部 ケーシング53を取り外すという危険で面倒な作業を行わねばならないため、安 全性や作業性に問題があった。
【0005】 この考案は以上の問題に鑑みてなされたもので、工場での組立ラインにおいて はケーシング内への冷媒回路構成部品の組付けをケーシングの上方から行うこと ができるにもかかわらず、高所据付け後での保守点検や故障修理に際しては、ケ ーシングをその据付け箇所から取り外さずにそれらの作業を安全にかつ少ない工 数で行うことのできる天井吊下型空調ユニットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで請求項1の天井吊下型空調ユニットは、圧縮機2などの冷媒回路構成部 品を備えた冷媒回路ユニット4を挿入可能な大きさの上開口部11が上面に形成 された箱形ケーシング1の上記上開口部11に、上記冷媒回路ユニット4を取付 けた上板4が装着され、ケーシング1の下面に、上記冷媒回路ユニット4を取出 し可能な大きさの下開口部13が形成され、この下開口部13に蓋板18が装着 されているものである。
【0007】 また請求項2の天井吊下型空調ユニットは、上記冷媒回路ユニット4が、フレ ーム3と、このフレーム3に取付けられた冷媒回路構成部品とから成り、フレー ム3が、ケーシング1の下開口部13を通して着脱操作可能な止具17で上板1 4に取付けられているものである。
【0008】 さらに請求項3の天井吊下型空調ユニットは、蓋板18の内面側にドレン受け 用の凹所19が具備されているものである。
【0009】
【作用】
請求項1の天井吊下型空調ユニットによれば、冷媒回路ユニット4を上板14 に取付けてから、冷媒回路ユニット14をケーシング1の上開口部11からケー シング1に挿入し、上板14を上開口部11に装着することにより、ケーシング 1の上方から冷媒回路ユニット4が組み付けられる。また高所据付け後には、蓋 板18を取り外してケーシング1の下開口部13を開放することにより、その下 開口部13から冷媒回路ユニット4やケーシング1の内部の保守点検や故障修理 を行える。
【0010】 請求項2の天井吊下型空調ユニットによれば、高所据付けされた空調ユニット におけるケーシング1の下開口部18を利用することにより、下方から止具17 を操作して冷媒回路ユニット4を上板に着脱できる。
【0011】 請求項3の天井吊下型空調ユニットによれば、蓋板18をドレン受けとして兼 用することが可能である。
【0012】
【実施例】
図1はこの考案の実施例による天井吊下型空調ユニットAの概略断面図である 。この空調ユニットAは、ケーシング1の内部に、圧縮機2やアキュームレータ 、送風ファン、ファンモータ、熱交換器などの冷媒回路を構成するのに必要とさ れる各種の部品(冷媒回路構成部品)と、それらの冷媒回路構成部品を取付けた フレーム3とが収容されている。またケーシング1の所定の壁面には、風の吸込 みグリルや吹出しグリルなどが設けられている。
【0013】 フレーム3と、このフレーム3に取付けられた圧縮機2などの冷媒回路構成部 品とで冷媒回路ユニット4が構成されている。フレーム3は据付け板部5に複数 のアーム6を立ち上げ、それらのアーム6の上端部に外側に突出するフランジ板 7を設けて成る。そして上記据付け板5には、コイルばねなどで成るばね性を備 えた受け座8を介し、圧縮機2が据付け板5から浮き上がった状態で取付けられ ている。
【0014】 ケーシング1は、左右及び前後の側板9と、底板10とで箱形に形成されてお り、その上面は全面にわたる上開口部11が、底板10にはその周縁部12を残 して下開口部13がそれぞれ形成されている。上開口部11には、上板14が被 着されている。すなわち、上板14は周囲の適所又は全体に係合片15を具備し 、この係合片15をケーシング1の上端部に外嵌して引っ掛けることによりケー シング1に装着されている。そして上板14に防振ゴム16を介して上記フレー ム3のフランジ板7を取着することにより、上板14に上開口部11を通してケ ーシング1の内部に挿入した冷媒回路ユニット4を吊下げ支持してある。フレー ム3のフランジ板7を取付けるための止具17には、例えばナットが採用される 。そしてこの止具17は、ケーシング1の下開口部13が開いているときに、そ の下開口部13を通して下方から着脱操作できる位置に配置されている。
【0015】 ケーシング1の下開口部13は、上記冷媒回路ユニット4を下方からケーシン グ1に出し入れできる大きさを有していて、その下開口部13には蓋板18が装 着される。この蓋板18は内面側に環状の立上り板部20を有しており、この立 上り板部20で囲まれた凹所19が上記冷媒回路ユニット4に下方から臨んでい る。また蓋板18の外周には取付座部21が設けられており、この取付座部21 を、ケーシング1における下開口部13の周縁部に具備された取付部22に下か ら重ねてねじ23で締付ける構成になっている。
【0016】 上記構成の空調ユニットAは、ベランダ天井などに固着された取付枠30に吊 り金具31を介して吊下状に据付けられている。
【0017】 上記空調ユニットAを工場の組立ラインで組立てるときは、圧縮機2などの冷 媒回路構成部品を取付けたフレーム3のフランジ板7に、防振ゴム16や上板1 4を取付けて冷媒回路ユニット4を構成し、その冷媒回路ユニット4のフレーム 3を冷媒回路構成部品と共にケーシング1にその上開口部11から挿入して収容 し、その後に上板14の係合片15をケーシング1の上端部に取着させればよい 。
【0018】 図1のように高所据付けされた空調ユニットAにおいて、ケーシング1の内部 や冷媒回路ユニットの保守点検を行うときは、ねじ23を取り外して蓋板18を ケーシングから取り外すことによりケーシング1の下開口部13を開放し、高所 据付けされている空調ユニットAの内部をケーシング1の下開口部13を通して 目視するとよい。また故障修理などの必要から冷媒回路ユニット4を下に降ろす ことを要するときは、蓋板18を取り外すことにより開放された下開口部13か ら止具17を操作して冷媒回路ユニット4を上板14から取り外し、取り外した 冷媒回路ユニット4を下開口部13を通して下に降ろせばよい。この場合、ケー シング1を含めた空調ユニットAの全体を下に降ろすのに比べると、冷媒回路ユ ニット4だけを軽く降ろすことができるためにそれだけ作業の安全性に優れるの みならず、吊り金具31からケーシング1を取り外す作業が必要なくなるので、 それだけ作業工数が減少して作業を迅速かつ容易に行える。またフレーム3に形 成されているフランジ板7のアーム6からの突出幅や形成位置を工夫して、冷媒 回路ユニット4を下開口部13から引出したときに、そのフランジ板7を下開口 部13の取付部22の上に図1の仮想線のように載せられるようにしておくこと も可能である。そのようにしておくと、フランジ7を取付部22の上に載せて冷 媒回路ユニット4をケーシング1から吊り下げることができるため、そのような 吊下げ状態での冷媒構成部品の保守点検や修理を行え、それを下に降ろす必要が なくなるという利点がある。
【0019】 空調ユニットAの運転で冷媒回路ユニット4に生じたそのドレンは、蓋板18 の凹所19で受け止められる。
【0020】
【考案の効果】
請求項1の天井吊下型空調ユニットによると、工場での組立はケーシングの上 方から行えるにもかかわらず、高所据付け後には据付け状態を変化させずに下方 から冷媒回路ユニットやケーシング内部の保守点検や故障修理を行えるという効 果がある。
【0021】 請求項2の天井吊下型空調ユニットによると、高所据付けされたケーシングか ら冷媒回路ユニットだけを出して下に降ろしたり、下方から冷媒回路ユニットを 高所据付けされたケーシングに組込むことができるため、ケーシングを含めた全 体を高所から降ろしたり高所に据付けたりするのに比べて安全性が向上し、また ケーシングを高所に据付ける手間を省けるという効果がある。
【0022】 請求項3の天井吊下型空調ユニットによると、高所据付けされた空調ユニット の蓋板とドレン受けとを兼用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例による天井吊下型空調ユニッ
トの概略断面図である。
【図2】従来例の概略断面図である。
【符号の説明】
A 空調ユニット 1 ケーシング 2 圧縮機 3 フレーム 4 冷媒回路ユニット 11 上開口部 13 下開口部 14 上板 17 止具 18 蓋板 19 凹所

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(2)などの冷媒回路構成部品を
    備えた冷媒回路ユニット(4)を挿入可能な大きさの上
    開口部(11)が上面に形成された箱形ケーシング
    (1)の上記上開口部(11)に、上記冷媒回路ユニッ
    ト(4)を取付けた上板(14)が装着され、ケーシン
    グ(1)の下面に、上記冷媒回路ユニット(4)を取出
    し可能な大きさの下開口部(13)が形成され、この下
    開口部(13)に蓋板(18)が装着されていることを
    特徴とする天井吊下型空調ユニット。
  2. 【請求項2】 上記冷媒回路ユニット(4)が、フレー
    ム(3)と、このフレーム(3)に取付けられた冷媒回
    路構成部品とから成り、フレーム(3)が、ケーシング
    (1)の下開口部(13)を通して着脱操作可能な止具
    (17)で上板(14)に取付けられていることを特徴
    とする請求項1の天井吊下型空調ユニット。
  3. 【請求項3】 蓋板(18)の内面側にドレン受け用の
    凹所(19)が具備されていることを特徴とする請求項
    1又は請求項2の天井吊下型空調ユニット。
JP1992009606U 1992-01-13 1992-01-13 天井吊下型空調ユニット Expired - Lifetime JP2576520Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6375717U (ja) * 1986-10-31 1988-05-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6375717U (ja) * 1986-10-31 1988-05-20

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