JP2576520Y2 - 天井吊下型空調ユニット - Google Patents

天井吊下型空調ユニット

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JP2576520Y2
JP2576520Y2 JP1992009606U JP960692U JP2576520Y2 JP 2576520 Y2 JP2576520 Y2 JP 2576520Y2 JP 1992009606 U JP1992009606 U JP 1992009606U JP 960692 U JP960692 U JP 960692U JP 2576520 Y2 JP2576520 Y2 JP 2576520Y2
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JP
Japan
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casing
refrigerant circuit
circuit unit
conditioning unit
plate
Prior art date
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JP1992009606U
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JPH0559136U (ja
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敏廣 山崎
信雄 鈴木
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はセパレート型空気調和
機における天井吊下型空調ユニットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】セパレート型空気調和機における室内ユ
ニットの多くは、従来より壁面あるいは天井面などへの
高所据付けとなされているが、近年では、特にアパート
やマンションなどにおいて、室外ユニットもベランダ天
井に据付けるような高所据付けとなされる場合が多くな
っている。これらのユニットは、一旦据付けが行われた
後には、冷媒の充填された配管で互いに接続されている
ことなどのために、保守点検時や故障修理時において
も、極力上記据付け状態を変化させずに行い得ることが
望ましい。
【0003】図2に示した従来の天井吊下型空調ユニッ
トは、箱形ケーシング52を、上部ケーシング53と、
圧縮機などの冷媒回路構成部品51を取付けた下部ケー
シング54とに分け、上下のケーシング53、54をね
じ55で取着して箱形に形成し、その箱形ケーシング5
2を天井に固着した吊り金具56に吊下げ支持させるよ
うにしてある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが図2の空調ユ
ニットを一旦天井に据付けしてしまうと、ケーシング5
2の内部や冷媒回路構成部品の保守点検時や故障修理時
には、重いケーシング52を吊り金具56から取り外し
て下に降ろしてから、ねじ55を取り外して上部ケーシ
ング53を取り外すという危険で面倒な作業を行わねば
ならないため、安全性や作業性に問題があった。
【0005】この考案は以上の問題に鑑みてなされたも
ので、工場での組立ラインにおいてはケーシング内への
冷媒回路構成部品の組付けをケーシングの上方から行う
ことができるにもかかわらず、高所据付け後での保守点
検や故障修理に際しては、ケーシングをその据付け箇所
から取り外さずにそれらの作業を安全にかつ少ない工数
で行うことのできる天井吊下型空調ユニットを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の天井吊
下型空調ユニットは、圧縮機2などの冷媒回路構成部品
をフレーム3に取付けることによって冷媒回路ユニット
4を構成すると共に、この冷媒回路ユニット4を挿入可
能な大きさの上開口部11を箱形ケーシング1の上面に
形成し、上板14の下面に上記冷媒回路ユニット4のフ
レーム3を取付け、上記冷媒回路ユニット4を上開口部
11を通して上記ケーシング1内に挿入すると共に、ケ
ーシング1の上開口部11の周縁に上記上板14を装着
し、ケーシング1の下面に、上記冷媒回路ユニット4を
取出し可能な大きさの下開口部13を形成し、この下開
口部13に蓋板18を装着して成り、さらに上記冷媒回
路ユニット4のフレーム3が、ケーシング1の下開口部
13を通して着脱操作可能な止具17で上板14に取付
けられていることを特徴としている。
【0007】
【0008】 また請求項2の天井吊下型空調ユニット
は、蓋板18の内面側にドレン受け用の凹所19が具備
されていることを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1の天井吊下型空調ユニットによれば、
冷媒回路ユニット4を上板14に取付けてから、冷媒回
路ユニット14をケーシング1の上開口部11からケー
シング1に挿入し、上板14を上開口部11に装着する
ことにより、ケーシング1の上方から冷媒回路ユニット
4が組み付けられる。また高所据付け後には、蓋板18
を取り外してケーシング1の下開口部13を開放するこ
とにより、その下開口部13から冷媒回路ユニット4や
ケーシング1の内部の保守点検や故障修理を行える。
【0010】 しかも上記天井吊下型空調ユニットによ
れば、高所据付けされた空調ユニットにおけるケーシン
グ1の下開口部18を利用することにより、下方から止
具17を操作して冷媒回路ユニット4を上板14に着脱
できる。
【0011】 請求項2の天井吊下型空調ユニットによ
れば、蓋板18をドレン受けとして兼用することが可能
である。
【0012】
【実施例】図1はこの考案の実施例による天井吊下型空
調ユニットAの概略断面図である。この空調ユニットA
は、ケーシング1の内部に、圧縮機2やアキュームレー
タ、送風ファン、ファンモータ、熱交換器などの冷媒回
路を構成するのに必要とされる各種の部品(冷媒回路構
成部品)と、それらの冷媒回路構成部品を取付けたフレ
ーム3とが収容されている。またケーシング1の所定の
壁面には、風の吸込みグリルや吹出しグリルなどが設け
られている。
【0013】フレーム3と、このフレーム3に取付けら
れた圧縮機2などの冷媒回路構成部品とで冷媒回路ユニ
ット4が構成されている。フレーム3は据付け板部5に
複数のアーム6を立ち上げ、それらのアーム6の上端部
に外側に突出するフランジ板7を設けて成る。そして上
記据付け板5には、コイルばねなどで成るばね性を備え
た受け座8を介し、圧縮機2が据付け板5から浮き上が
った状態で取付けられている。
【0014】ケーシング1は、左右及び前後の側板9
と、底板10とで箱形に形成されており、その上面は全
面にわたる上開口部11が、底板10にはその周縁部1
2を残して下開口部13がそれぞれ形成されている。上
開口部11には、上板14が被着されている。すなわ
ち、上板14は周囲の適所又は全体に係合片15を具備
し、この係合片15をケーシング1の上端部に外嵌して
引っ掛けることによりケーシング1に装着されている。
そして上板14に防振ゴム16を介して上記フレーム3
のフランジ板7を取着することにより、上板14に上開
口部11を通してケーシング1の内部に挿入した冷媒回
路ユニット4を吊下げ支持してある。フレーム3のフラ
ンジ板7を取付けるための止具17には、例えばナット
が採用される。そしてこの止具17は、ケーシング1の
下開口部13が開いているときに、その下開口部13を
通して下方から着脱操作できる位置に配置されている。
【0015】ケーシング1の下開口部13は、上記冷媒
回路ユニット4を下方からケーシング1に出し入れでき
る大きさを有していて、その下開口部13には蓋板18
が装着される。この蓋板18は内面側に環状の立上り板
部20を有しており、この立上り板部20で囲まれた凹
所19が上記冷媒回路ユニット4に下方から臨んでい
る。また蓋板18の外周には取付座部21が設けられて
おり、この取付座部21を、ケーシング1における下開
口部13の周縁部に具備された取付部22に下から重ね
てねじ23で締付ける構成になっている。
【0016】上記構成の空調ユニットAは、ベランダ天
井などに固着された取付枠30に吊り金具31を介して
吊下状に据付けられている。
【0017】上記空調ユニットAを工場の組立ラインで
組立てるときは、圧縮機2などの冷媒回路構成部品を取
付けたフレーム3のフランジ板7に、防振ゴム16や上
板14を取付けて冷媒回路ユニット4を構成し、その冷
媒回路ユニット4のフレーム3を冷媒回路構成部品と共
にケーシング1にその上開口部11から挿入して収容
し、その後に上板14の係合片15をケーシング1の上
端部に取着させればよい。
【0018】図1のように高所据付けされた空調ユニッ
トAにおいて、ケーシング1の内部や冷媒回路ユニット
の保守点検を行うときは、ねじ23を取り外して蓋板1
8をケーシングから取り外すことによりケーシング1の
下開口部13を開放し、高所据付けされている空調ユニ
ットAの内部をケーシング1の下開口部13を通して目
視するとよい。また故障修理などの必要から冷媒回路ユ
ニット4を下に降ろすことを要するときは、蓋板18を
取り外すことにより開放された下開口部13から止具1
7を操作して冷媒回路ユニット4を上板14から取り外
し、取り外した冷媒回路ユニット4を下開口部13を通
して下に降ろせばよい。この場合、ケーシング1を含め
た空調ユニットAの全体を下に降ろすのに比べると、冷
媒回路ユニット4だけを軽く降ろすことができるために
それだけ作業の安全性に優れるのみならず、吊り金具3
1からケーシング1を取り外す作業が必要なくなるの
で、それだけ作業工数が減少して作業を迅速かつ容易に
行える。またフレーム3に形成されているフランジ板7
のアーム6からの突出幅や形成位置を工夫して、冷媒回
路ユニット4を下開口部13から引出したときに、その
フランジ板7を下開口部13の取付部22の上に図1の
仮想線のように載せられるようにしておくことも可能で
ある。そのようにしておくと、フランジ7を取付部22
の上に載せて冷媒回路ユニット4をケーシング1から吊
り下げることができるため、そのような吊下げ状態での
冷媒構成部品の保守点検や修理を行え、それを下に降ろ
す必要がなくなるという利点がある。
【0019】空調ユニットAの運転で冷媒回路ユニット
4に生じたそのドレンは、蓋板18の凹所19で受け止
められる。
【0020】
【考案の効果】請求項1の天井吊下型空調ユニットによ
ると、工場での組立はケーシングの上方から能率良く
えるにもかかわらず、高所据付け後には据付け状態を変
化させずに下方から冷媒回路ユニットやケーシング内部
の保守点検や故障修理を行えるという効果がある。
【0021】 しかも上記天井吊下型空調ユニットによ
ると、高所据付けされたケーシングから冷媒回路ユニッ
トだけを出して下に降ろしたり、下方から冷媒回路ユニ
ットを高所据付けされたケーシングに組込むことができ
るため、ケーシングを含めた全体を高所から降ろしたり
高所に据付けたりするのに比べて安全性が向上し、また
ケーシングを高所に据付ける手間を省けるという効果が
ある。
【0022】 請求項2の天井吊下型空調ユニットによ
ると、高所据付けされた空調ユニットの蓋板とドレン受
けとを兼用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例による天井吊下型空調ユニッ
トの概略断面図である。
【図2】従来例の概略断面図である。
【符号の説明】
A 空調ユニット 1 ケーシング 2 圧縮機 3 フレーム 4 冷媒回路ユニット 11 上開口部 13 下開口部 14 上板 17 止具 18 蓋板 19 凹所

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(2)などの冷媒回路構成部品を
    フレーム(3)に取付けることによって冷媒回路ユニッ
    ト(4)を構成すると共に、この冷媒回路ユニット
    (4)を挿入可能な大きさの上開口部(11)を箱形ケ
    ーシング(1)の上面に形成し、上板(14)の下面に
    上記冷媒回路ユニット(4)のフレーム(3)を取付
    け、上記冷媒回路ユニット(4)を上開口部(11)を
    通して上記ケーシング(1)内に挿入すると共に、ケー
    シング(1)の上開口部(11)の周縁に上記上板(1
    4)を装着し、ケーシング(1)の下面に、上記冷媒回
    路ユニット(4)を取出し可能な大きさの下開口部(1
    3)を形成し、この下開口部(13)に蓋板(18)
    装着して成り、さらに上記冷媒回路ユニット(4)のフ
    レーム(3)が、ケーシング(1)の下開口部(13)
    を通して着脱操作可能な止具(17)で上板(14)に
    取付けられていることを特徴とする天井吊下型空調ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 蓋板(18)の内面側にドレン受け用の
    凹所(19)が具備されていることを特徴とする請求項
    1の天井吊下型空調ユニット。
JP1992009606U 1992-01-13 1992-01-13 天井吊下型空調ユニット Expired - Lifetime JP2576520Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992009606U JP2576520Y2 (ja) 1992-01-13 1992-01-13 天井吊下型空調ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992009606U JP2576520Y2 (ja) 1992-01-13 1992-01-13 天井吊下型空調ユニット

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Publication Number Publication Date
JPH0559136U JPH0559136U (ja) 1993-08-06
JP2576520Y2 true JP2576520Y2 (ja) 1998-07-16

Family

ID=11724967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992009606U Expired - Lifetime JP2576520Y2 (ja) 1992-01-13 1992-01-13 天井吊下型空調ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0347154Y2 (ja) * 1986-10-31 1991-10-07

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JPH0559136U (ja) 1993-08-06

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