JP2714213B2 - 熱交換ユニット - Google Patents

熱交換ユニット

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JP2714213B2
JP2714213B2 JP2063093A JP6309390A JP2714213B2 JP 2714213 B2 JP2714213 B2 JP 2714213B2 JP 2063093 A JP2063093 A JP 2063093A JP 6309390 A JP6309390 A JP 6309390A JP 2714213 B2 JP2714213 B2 JP 2714213B2
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、集合住宅やマンション等のパイプシャフト
と言われている屋外へ面する室に設置される分離型空気
調和機の熱交換ユニットに関するものである。
(ロ)従来の技術 熱交換ユニットの例としては特願平1−84993号で提
案したものがある。
この熱交換ユニットはパイプシャフト内に配置される
ユニット本体内に、電気部品を収納した電装箱を配置し
ている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前述した熱交換ユニットにおいては、電気部品の一つ
が故障した時に、電装箱内に電気部品が集中しているた
め電気部品のどの部品が故障したのか識別しにくく、し
かも本体内に電装箱が配置されているために大きな外装
体を外さなければ電装箱並びに電気部品が露出せず、メ
ンテナンスしにくいという欠点があった。
また、電装箱内に多くの電気部品が収納されているた
め、電気部品の配置の自由度が小さいという欠点があっ
た。
この発明は、電気部品の配置の自由度を大きくでき、
且つ、少なくとも一部の電気部品を外装体に外すことな
くメンテナンスできるようにした熱交換ユニットを提供
するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明は前述した課題を解決するために、圧縮機、
送風機、熱交換器が外装体内に収納され、圧縮機等の機
器を制御するための電気部品が電装箱に収納される熱交
換ユニットにおいて、電気部品が収納される電装箱は、
外装体内に配置される第1電装箱と、外装体の外側に配
置され且つ着脱自在な電装カバーを有する第2電装箱と
で構成され、この第2電装箱には第1電装箱に収納した
電気部品より壊れやすい電気部品を収納するものであ
る。
(ホ)作用 この発明による熱交換ユニットにおいては、第2電装
箱を外装体の外側に配置すると共に、この電装箱に第1
電装箱に収納した電気部品より壊れやすい電気部品を収
納しているので、電気部品が壊れた場合はこの第2電装
箱内の電気部品であることが多く、電気部品のメンテナ
ンスの対象の多くを外装体の外側にある第2電装箱内の
電気部品とすることができる。また、第2電装箱は着脱
自在な電装カバーを有しているので、この第2電装箱の
メンテナンスを行うときには大きな外装体を外す必要が
なく電装カバーを外すだけで行える。
しかも、電装箱を第1電装箱と第2電装箱と構成して
いるので、電気部品の配置の自由度を大きくすることが
でき、且つ、各電装箱に電気部品を別々に組付けること
ができる。
(ヘ)実施例 この発明の一実施例を図面と共に説明する。第1図は
この発明による熱交換ユニットの一部切欠き斜視図であ
り、この図において、(1)は集合住宅やマンション等
のパイプシャフトと言われている屋外へ面する室に設置
される分離型空気調和機の熱交換ユニット、(2)はこ
の熱交換ユニットの本体、(3)(4)はそれぞれ前面
側吸込側パネル及び吹出側パネル、(5)は右側面パネ
ル、(6)は底板、(7)はこの底板に設けられた電装
箱の電装カバー、(8)(9)(10)(11)は室内ユニ
ットの接続用のバルブで、それぞれ、第1室内ユニット
の太管用バルブ、第1室内ユニットとの細管用バルブ、
第2室内ユニットの太管用バルブ、第2室内ユニットの
細管用バルブである。(13)は本体(2)内部に設けら
れたクロスフローファン、(14)はこのファンを駆動す
るファンモータ、(15)はプレートフィン型熱交換器、
(16)はオーバーロードリレー、(17)は電源用端子
板、(18)はユニットケーブル用端子板、(19)はアキ
ュムレータ、(20)はコンプレッサ、(21)はファン用
モータコンデンサ、(22)はポジスター、(23)はコン
プレッサ用コンデンサ、(24)は右側面パネル(5)に
設けられた取手孔、(25)はこの取手孔付近に設けられ
た第1電磁弁、(26)は第2電磁弁、(27)はキャピラ
リーチューブである。
また、前記電装カバー(7)内には、電装基板(2
8)、トランス(29)、補助リレー(30)等が収納され
ている。
第2図は熱交換ユニットにおける下部の斜視図、第3
図は熱交換ユニットの要部斜視図である。前記底板
(6)に設けられた第2電装箱(31)の電装基板(28)
は取付板(32)に取付けられている。(33)はこの取付
板と螺子(34)とで接続されている取付具、(35)はこ
の取付具のカバーで、テープ(36)で止められている。
そして、前記取付板(32)と電装カバー(7)とで第2
電装箱(31)が構成され、取付具(33)とカバー(35)
とで第1電装箱(37)が構成されている。この第1電装
箱(37)はユニット本体(2)内に収納され、前記第2
電装箱(31)は底板(6)に設けられている。
第4図は圧縮機、熱交換器及び送風機等を制御する電
気部品の斜視図を示し、この図において、(38)は100V
の商用電圧を例えば24Vに低下させるためのトランス、
(39)(40)(41)はリレー、(42)(43)は補助リレ
ー、(100)は前記基板(28)に取付けられるヒューズ
で、これらトランス(38)、リレー(39)(40)(4
1)、補助リレー(42)(43)、基板(28)は第2電装
箱(31)に収納されている。
また、(44)はファンモータ用のコンデンサ、(45)
はこのコンデンサの取付具、(46)はオーバーロードリ
レー、(47)はこのオーバーロードリレーの取付具、
(48)はコンプレッサ用のコンデンサ、(49)はこのコ
ンデンサの取付具で、ポジスター(22)、コンデンサ
(44)(46)、取付具(45)(47)(49)、端子板(1
7)(18)は第1電装箱(37)に収納されている。
そして、第1電装箱(37)内の前記ポジスター(2
2)、コンデンサ(44)(48)は100Vの商用電圧が加わ
り、且つ、これらポジスター(22)やコンデンサ(44)
(48)は壊れにくい電気部品である。また、前記第2電
装箱(31)内のリレー(39)(40)(41)、補助リレー
(42)(43)、基板(28)には24V、あるいはこれ以下
の電圧が加わるため危険性の少ない部品である。且つ、
前記第1電装箱(37)内に収納した電気部品より壊れ易
いものである。
第5図は熱交換ユニットにおける前面側の下部側面図
で、(49)はユニット本体(2)が床などに一時的に置
かれる時に、このユニット本体を支持する支持脚、(5
0)はこの支持脚の開口、(51)は第2電装箱(31)用
カバー(7)の前面側に設けられた螺子止め部で、この
取付部には螺子を真上から少し後方側に傾けて導くよう
に螺子孔が設けられている。
また、(52)は電装箱(31)(37)を固定している固
定具で、この固定具の螺子(53)(54)が取外されて固
定具が外されると第1電装箱(37)の取付具(33)と取
付板(32)とが一度に前面側へ引出し可能となる。
第6図は熱交換ユニットの設置状態を示す要部斜視図
で、(55)(56)はパイプシャフト内に熱交換ユニット
(2)を固定するための固定金具、(57)は室内ユニッ
ト〔図示せず〕と接続するためのユニットケーブル、
(58)(59)(60)(61)は冷媒配管、(62)(63)は
前記ユニットケーブル(57)をカバー(7)に取付ける
ための固定具、(64)は吹出パネル(4)の下部に着脱
自在に設けられたサービスパネルである。
第7図はユニットケーブル接続時の説明図であり、こ
の図において、(65)は薄いアクリル板で形成されたガ
イド板で、このガイド板のガイド部(66)によって前記
ユニットケーブル(57)先端がカバー(7)の内壁に押
されるため、このユニットケーブル(57)が内壁に沿っ
て底板(6)の開口(90)から第1電装箱(37)に到達
する。そして、このユニットケーブル(57)の先端は作
業者により端子板(17)(18)に接続される。
第8図は熱交換ユニットにおける下部の説明図で、
(67)はカバー(7)の引掛片(68)を所定位置に導く
ためのガイド板で、このガイド板により、引掛片(68)
を底板(6)の孔に引掛けた状態でカバー(7)の螺子
止め部(51)が所定以上下方へ開かないように制御する
ためである。この制限する理由は、基板(28)と第2電
装箱(31)内の部品とを接続するための配線を底板
(6)の水抜き部(70)とカバー(7)の凹部(71)と
の間に挾み込まないように位置合わせをするためであ
る。また、暴風雨等により、ユニット本体(2)内に入
った雨水等を第2電装箱(31)内に入らないようにして
逃すために、水抜き部(70)の孔の径より、凹部(71)
の孔の径の方が大きく形成されている。
更にまた、前記ガイド板(67)には段部(72)が形成
されており、この段部によりパッキンゴム(73)がカバ
ー(7)の端で押しつぶされることもない。また、ガイ
ド板(67)が内側に位置するような誤まった固定の仕方
であれば、カバー(7)の端が浮き上がるため、所定の
位置での固定でないことが分かる。
第9図はパネルを外した状態における熱交換ユニット
の平面図で、この図にクロスフローファンやコンプレッ
サは図示していない。(74)(75)は熱交換器で、これ
ら両熱交換器は長さが同じである。また、外側の熱交換
器(15)は熱交換器(74)(75)よりも短く形成されて
おり、この熱交換器(15)のヘアピン部(76)は吸込口
に対向している。そしてこのヘアピン部(76)は吸込口
の隙間から見えて目立つ〔熱交換器(15)のフィンはア
ルミニウムであるため銀色で、ヘアピン部(76)は銅パ
イプであるため茶色である〕ため、目立たないようにグ
レー色にアクリル塗装されている。また、底板(6)の
熱交換器(15)(74)(75)側には、直径19mmの孔(7
7)が形成されている。この孔が熱交換器(15)(74)
(75)側に設けられている理由は、熱源機であるボイラ
ー〔図示せず〕が熱交換ユニット(1)の右側に配置さ
れるため、雨水等の水滴がこのボイラー等に影響を与え
ないようにするために遠方に設けたものである。(78)
(79)(80)(81)はパッキンゴムである。
このように構成された熱交換ユニットにおいては、ユ
ニット本体(2)内に配置される電気部品の一部がユニ
ット本体(2)外に配置されているので、ユニット本体
(2)内に第1電磁弁(25)、第2電磁弁(26)等の複
数の室内ユニット(82)(83)〔第10図参照〕を接続す
るために必要な部品収納用の空間が確保される。また、
壊れ易い電気部品は第2電装箱(31)に収納されている
ため、故障した電気部品がどれであるかも特定し易く、
メンテナンスも容易となる。
(ト)発明の効果 この発明によれば、第2電装箱を外装体の外側に配置
すると共に、この電装箱に第1電装箱に収納した電気部
品より壊れやすい電気部品を収納しているので、電気部
品が壊れた場合はこの第2電装箱内の電気部品であるこ
とが多く、電気部品のメンテナンスの対象の多くを外装
体の外側に配置された第2電装箱内の電気部品とするこ
とができる。さらに、第2電装箱は着脱自在な電装カバ
ーを有しているので、この第2電装箱のメンテナンスを
行うときは、大きな外装体を外す必要がなく電装カバー
を外すことで行えるので、簡単にメンテナンスができ
る。
また、電装箱を第1電装箱と第2電装箱とで構成して
いるので、電気部品の配置の自由度を大きくすることが
でき、且つ、各電装箱に電気部品を別々に組付けること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による熱交換ユニットの一部切欠き斜
視図、第2図は同熱交換ユニットにおける下部の斜視
図、第3図は同熱交換ユニットの要部斜視図、第4図は
制御用電気部品の斜視図、第5図は同熱交換ユニットに
おける下部側面図、第6図は同熱交換ユニットの設置状
態を示す要部斜視図、第7図はユニットケーブル接続時
の説明図、第8図は熱交換ユニットにおける下部の説明
図、第9図はパネルを外した状態における熱交換ユニッ
トの平面図、第10図は熱交換ユニットを用いた空気調和
機の冷媒回路図である。 (13)……クロスフローファン、(14)……ファンモー
タ、(15)……熱交換器、(20)……コンプレッサ、
(31)……第2電装箱、(37)……第1電装箱、(74)
……熱交換器、(75)……熱交換器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機、送風機、熱交換器が外装体内に収
    納され、前記圧縮機等の機器を制御するための電気部品
    が電装箱に収納される熱交換ユニットにおいて、前記電
    気部品が収納される電装箱は、外装体内に配置される第
    1電装箱と、外装体の外側に配置され且つ着脱自在な電
    装カバーを有する第2電装箱とで構成され、この第2電
    装箱には第1電装箱に収納した電気部品より壊れやすい
    電気部品を収納することを特徴とする熱交換ユニット。
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