JPH0559111A - 光重合性樹脂組成物 - Google Patents
光重合性樹脂組成物Info
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- JPH0559111A JPH0559111A JP22202491A JP22202491A JPH0559111A JP H0559111 A JPH0559111 A JP H0559111A JP 22202491 A JP22202491 A JP 22202491A JP 22202491 A JP22202491 A JP 22202491A JP H0559111 A JPH0559111 A JP H0559111A
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- Japan
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- group
- formula
- resin composition
- general formula
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Abstract
(57)【要約】
【構成】感光性樹脂、光重合開始剤及び光増感剤として
新規なビスクマリン化合物を含有することを特徴とする
光重合性樹脂組成物。 【効果】本発明で使用する新規なビスクマリン化合物
は、樹脂に対する溶解性、保存安定性が良好であり、ま
た感光層の経時安定性、感度が優れている。
新規なビスクマリン化合物を含有することを特徴とする
光重合性樹脂組成物。 【効果】本発明で使用する新規なビスクマリン化合物
は、樹脂に対する溶解性、保存安定性が良好であり、ま
た感光層の経時安定性、感度が優れている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光重合性樹脂組成物に
関し、より詳細には、感光性樹脂および重合開始剤を含
有してなる光重合性樹脂組成物において、新規なビスク
マリン化合物を光増感剤として含有することを特徴とす
る光重合性樹脂組成物に関するものである。
関し、より詳細には、感光性樹脂および重合開始剤を含
有してなる光重合性樹脂組成物において、新規なビスク
マリン化合物を光増感剤として含有することを特徴とす
る光重合性樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
光重合反応を用いた情報記録の分野で従来のフィルム原
稿等を用いた紫外線による記録方式に代わり、コンピュ
ーターによって電子編集された原稿をそのまま直接レー
ザーを用いて出力し、記録する方式が検討されている。
光重合反応を用いた情報記録の分野で従来のフィルム原
稿等を用いた紫外線による記録方式に代わり、コンピュ
ーターによって電子編集された原稿をそのまま直接レー
ザーを用いて出力し、記録する方式が検討されている。
【0003】しかしながら現在、一般的に使用されてい
る高出力で安定なレーザー光源は、例えばアルゴンレー
ザーのように、可視領域にその出力波長を有するものが
多く、従来使用されてきた紫外線用の感光剤では、可視
域での感度が低いため使用できなかった。また、ピリリ
ウム塩又はチアピリリウム塩類などの添加で、可視部で
の感度の向上は可能であるが、その感光層の経時安定性
が低く、使用するのは困難である。
る高出力で安定なレーザー光源は、例えばアルゴンレー
ザーのように、可視領域にその出力波長を有するものが
多く、従来使用されてきた紫外線用の感光剤では、可視
域での感度が低いため使用できなかった。また、ピリリ
ウム塩又はチアピリリウム塩類などの添加で、可視部で
の感度の向上は可能であるが、その感光層の経時安定性
が低く、使用するのは困難である。
【0004】従来、7−アルキルアミノクマリン誘導体
は、4−位が無置換の場合、400〜450nm程度の
最大吸収波長を有しているが、一般的に用いられている
レーザー光源波長は、それよりも長波長のものが多く、
その理由で充分な感度が得られていないのが現状であ
る。
は、4−位が無置換の場合、400〜450nm程度の
最大吸収波長を有しているが、一般的に用いられている
レーザー光源波長は、それよりも長波長のものが多く、
その理由で充分な感度が得られていないのが現状であ
る。
【0005】例えば、7−ジエチルアミノ−3−ベンゾ
チアゾイルクマリン、3,3’−カルボニルビス(7−
ジエチルアミノクマリン)などは、最大吸収波長は45
0nm前後にあるために、アルゴンレーザーの主な発振
波長の488nmよりは30〜40nm短波長であり、
十分な感度は得られない。
チアゾイルクマリン、3,3’−カルボニルビス(7−
ジエチルアミノクマリン)などは、最大吸収波長は45
0nm前後にあるために、アルゴンレーザーの主な発振
波長の488nmよりは30〜40nm短波長であり、
十分な感度は得られない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、前記一般式(1)
で表される新規な4−置換ビスクマリン化合物を見出
し、この化合物を感光性樹脂および光重合開始剤ととも
に含有する組成物において、光増感剤として優れた特性
を有することを見出し、本発明を完成した。
を解決するために鋭意検討した結果、前記一般式(1)
で表される新規な4−置換ビスクマリン化合物を見出
し、この化合物を感光性樹脂および光重合開始剤ととも
に含有する組成物において、光増感剤として優れた特性
を有することを見出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、感光性樹脂、光重合
開始剤および光増感剤を含有してなる光重合性樹脂組成
物において、光増感剤として一般式(1)
開始剤および光増感剤を含有してなる光重合性樹脂組成
物において、光増感剤として一般式(1)
【0008】
【化6】
【0009】〔式中、R1、R2はそれぞれ同一または独
立に水素原子、アルキル基、アルコキシアルキル基、ア
ルケニル基、ヒドロキシアルキル基、アラルキル基、ア
リール基、アルコキシカルボニルアルキル基を示し、互
いに結合するか、骨格内のアミノ基の置換したベンゼン
核と結合して環を形成していてもよく、R3およびR4は
それぞれ同一または独立に水素原子、アルキル基、アル
コキシアルキル基、ヒドロキシアルキル基、ハロゲノア
ルキル基、水酸基、アルコキシ基、アルコキシアルコキ
シ基、アルコキシカルボニル基、スルホン酸基、ハロゲ
ン原子を示し、Xは一般式(2)
立に水素原子、アルキル基、アルコキシアルキル基、ア
ルケニル基、ヒドロキシアルキル基、アラルキル基、ア
リール基、アルコキシカルボニルアルキル基を示し、互
いに結合するか、骨格内のアミノ基の置換したベンゼン
核と結合して環を形成していてもよく、R3およびR4は
それぞれ同一または独立に水素原子、アルキル基、アル
コキシアルキル基、ヒドロキシアルキル基、ハロゲノア
ルキル基、水酸基、アルコキシ基、アルコキシアルコキ
シ基、アルコキシカルボニル基、スルホン酸基、ハロゲ
ン原子を示し、Xは一般式(2)
【0010】
【化7】
【0011】(式中、Yはアルキレン基、シクロアルキ
レン基、フェニレン基、ビフェニレン基、ナフチレン
基、もしくは次の基を示す。
レン基、フェニレン基、ビフェニレン基、ナフチレン
基、もしくは次の基を示す。
【0012】
【化8】
【0013】ここで、mおよびnは1〜6の整数を示
す。)または一般式(3)
す。)または一般式(3)
【0014】
【化9】
【0015】(式中、Zは、アルキレン基、シクロアル
キレン基、フェニレン基、または次の基を示す。
キレン基、フェニレン基、または次の基を示す。
【0016】
【化10】
【0017】kおよびlは1〜6の整数を示す。)を示
す。〕で表される新規なビスクマリン化合物を含有する
ことを特徴とする光重合性樹脂組成物である。
す。〕で表される新規なビスクマリン化合物を含有する
ことを特徴とする光重合性樹脂組成物である。
【0018】本発明の組成物において、特有のものとし
て使用される化合物は、増感剤として有用な新規のクマ
リン化合物である。
て使用される化合物は、増感剤として有用な新規のクマ
リン化合物である。
【0019】すなわち、クマリン骨格の4−位へ置換カ
ルボニル基を導入し、さらに、そのカルボニル基を介し
て二量化することにより、極大吸収波長の長波長化と樹
脂中への高溶解性を同時に実現したものであり、感光性
樹脂、例えばエチレン型不飽和結合を分子中に少なくと
も1個以上有する光重合または光架橋可能な化合物、お
よび光重合開始剤を用いる光硬化に適用可能な増感剤と
して極めて有用な化合物である。
ルボニル基を導入し、さらに、そのカルボニル基を介し
て二量化することにより、極大吸収波長の長波長化と樹
脂中への高溶解性を同時に実現したものであり、感光性
樹脂、例えばエチレン型不飽和結合を分子中に少なくと
も1個以上有する光重合または光架橋可能な化合物、お
よび光重合開始剤を用いる光硬化に適用可能な増感剤と
して極めて有用な化合物である。
【0020】更に、従来の増感剤は塗布方式の違いによ
って感度が大きく変動していたが、本発明の増感剤はい
ずれの方式においても安定した感度を示し、市場の要望
を充分に満足させるものである。
って感度が大きく変動していたが、本発明の増感剤はい
ずれの方式においても安定した感度を示し、市場の要望
を充分に満足させるものである。
【0021】以下、本発明を詳しく説明する。本発明の
組成物に使用される増感剤は、一般式(1)
組成物に使用される増感剤は、一般式(1)
【0022】
【化11】
【0023】で表され、クマリン骨格の4−位のカルボ
ニル基を介した二量体であることを特徴とするものであ
る。
ニル基を介した二量体であることを特徴とするものであ
る。
【0024】一般式(1)において、R1およびR2は水
素原子、アルキル基、アルコキシアルキル基、アルケニ
ル基、ヒドロキシアルキル基、アラルキル基、アリール
基、アルコキシカルボニルアルキル基を示し、互いに同
一でも異なっていてもよい。
素原子、アルキル基、アルコキシアルキル基、アルケニ
ル基、ヒドロキシアルキル基、アラルキル基、アリール
基、アルコキシカルボニルアルキル基を示し、互いに同
一でも異なっていてもよい。
【0025】具体的には水素原子、メチル、エチル、n
−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、iso−
ブチル、sec−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、
n−ヘキシル基等のアルキル基、メトキシメチル、メト
キシエチル、エトキシメチル、エトキシエチル、γ−メ
トキシプロピル、γ−エトキシプロピル基等のアルコキ
シアルキル基、アリル、2−ブテニル、2−ペンテニル
基等のアルケニル基、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエ
チル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシプロピ
ル、2−ヒドロキシブチル基等のヒドロキシアルキル
基、ベンジル、フェネチル基等のアラルキル基、フェニ
ル、p−メチルフェニル、m−メチルフェニル、o−メ
チルフェニル、2,4−ジメチルフェニル基等のアリー
ル基、メトキシカルボニルメチル、メトキシカルボニル
エチル、エトキシカルボニルメチル、エトキシカルボニ
ルエチル基等のアルコキシカルボニルアルキル基が挙げ
られる。
−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、iso−
ブチル、sec−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、
n−ヘキシル基等のアルキル基、メトキシメチル、メト
キシエチル、エトキシメチル、エトキシエチル、γ−メ
トキシプロピル、γ−エトキシプロピル基等のアルコキ
シアルキル基、アリル、2−ブテニル、2−ペンテニル
基等のアルケニル基、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエ
チル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシプロピ
ル、2−ヒドロキシブチル基等のヒドロキシアルキル
基、ベンジル、フェネチル基等のアラルキル基、フェニ
ル、p−メチルフェニル、m−メチルフェニル、o−メ
チルフェニル、2,4−ジメチルフェニル基等のアリー
ル基、メトキシカルボニルメチル、メトキシカルボニル
エチル、エトキシカルボニルメチル、エトキシカルボニ
ルエチル基等のアルコキシカルボニルアルキル基が挙げ
られる。
【0026】また、R1とR2が互いに結合し、または骨
格内のアミノ基が置換しているベンゼン核と結合して、
次のような環を形成してもよい。
格内のアミノ基が置換しているベンゼン核と結合して、
次のような環を形成してもよい。
【0027】
【化12】
【0028】(なお、これらの環において、R2、R3は
一般式(1)の場合と同じ意味を示す。)
一般式(1)の場合と同じ意味を示す。)
【0029】一般式(1)において、R3およびR4は水
素原子、アルキル基、アルコキシアルキル基、ヒドロキ
シアルキル基、ハロゲノアルキル基、水酸基、アルコキ
シ基、アルコキシアルコキシ基、アルコキシカルボニル
基、スルホン酸基、ハロゲン原子を示し、互いに同一で
も異なっていてもよい。
素原子、アルキル基、アルコキシアルキル基、ヒドロキ
シアルキル基、ハロゲノアルキル基、水酸基、アルコキ
シ基、アルコキシアルコキシ基、アルコキシカルボニル
基、スルホン酸基、ハロゲン原子を示し、互いに同一で
も異なっていてもよい。
【0030】具体的には水素原子、メチル、エチル、n
−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、iso−
ブチル、sec−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、
n−ヘキシル基等のアルキル基、メトキシメチル、メト
キシエチル、エトキシメチル、エトキシエチル、γ−メ
トキシプロピル、γ−エトキシプロピル基等のアルコキ
シアルキル基、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、
2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシプロピル、2
−ヒドロキシブチル基等のヒドロキシアルキル基、クロ
ロメチル、2−クロロエチル、ジクロロメチル、トリフ
ルオロメチル基等のハロゲノアルキル基、水酸基、メト
キシ、エトキシ、n−プロポキシ、n−ブトキシ基等の
アルコキシ基、メトキシメトキシ、メトキシエトキシ、
エトキシメトキシ、エトキシエトキシ、n−プロポキシ
エトキシ基等のアルコキシアルコキシ基、メトキシカル
ボニル、エトキシカルボニル、n−プロポキシカルボニ
ル、n−ブトキシカルボニル基等のアルコキシカルボニ
ル基等が挙げられる。
−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、iso−
ブチル、sec−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、
n−ヘキシル基等のアルキル基、メトキシメチル、メト
キシエチル、エトキシメチル、エトキシエチル、γ−メ
トキシプロピル、γ−エトキシプロピル基等のアルコキ
シアルキル基、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、
2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシプロピル、2
−ヒドロキシブチル基等のヒドロキシアルキル基、クロ
ロメチル、2−クロロエチル、ジクロロメチル、トリフ
ルオロメチル基等のハロゲノアルキル基、水酸基、メト
キシ、エトキシ、n−プロポキシ、n−ブトキシ基等の
アルコキシ基、メトキシメトキシ、メトキシエトキシ、
エトキシメトキシ、エトキシエトキシ、n−プロポキシ
エトキシ基等のアルコキシアルコキシ基、メトキシカル
ボニル、エトキシカルボニル、n−プロポキシカルボニ
ル、n−ブトキシカルボニル基等のアルコキシカルボニ
ル基等が挙げられる。
【0031】同様に一般式(1)において、Xは一般式
(2)
(2)
【0032】
【化13】
【0033】(式中、Yはアルキレン基、シクロアルキ
レン基、フェニレン基、ビフェニレン基、ナフチレン
基、もしくは次の基を示す。
レン基、フェニレン基、ビフェニレン基、ナフチレン
基、もしくは次の基を示す。
【0034】
【化14】
【0035】ここで、mおよびnは1〜6の整数を示
す。)または一般式(3)
す。)または一般式(3)
【0036】
【化15】
【0037】(式中、Zは、アルキレン基、シクロアル
キレン基、フェニレン基、または次の基を示す。
キレン基、フェニレン基、または次の基を示す。
【0038】
【化16】
【0039】kおよびlは1〜6の整数を示す。)を示
す。〕で表される基を示す。
す。〕で表される基を示す。
【0040】Yの具体例としては、炭素数2〜20の直
鎖アルキレン基、2−メチル−1,4−ブチレン基、
2,3−ジメチル−1,5−ヘキシレン基などのアルキ
レン基、1,4−シクロヘキシレン基、1,3−シクロ
ヘキシレン基、1,2−シクロヘキシレン基、1,3−
シクロペンチレン基、1,2−シクロペンチレン基、
1,4−シクロヘプチレン基、1,3−シクロヘプチレ
ン基、1,5−シクロオクチレン基などのシクロアルキ
レン基、1,4−フェニレン基、1,3−フェニレン
基、1,2−フェニレン基などのフェニレン基、4,
4’−ビフェニレン基、2,2’−ビフェニレン基、
2,4’−ビフェニレン基などのビフェニレン基、1,
4−ナフチレン基、1,5−ナフチレン基、2,6−ナ
フチレン基、1,8−ナフチレン基などのナフチレン
基、または下記に示す基などが挙げられる。
鎖アルキレン基、2−メチル−1,4−ブチレン基、
2,3−ジメチル−1,5−ヘキシレン基などのアルキ
レン基、1,4−シクロヘキシレン基、1,3−シクロ
ヘキシレン基、1,2−シクロヘキシレン基、1,3−
シクロペンチレン基、1,2−シクロペンチレン基、
1,4−シクロヘプチレン基、1,3−シクロヘプチレ
ン基、1,5−シクロオクチレン基などのシクロアルキ
レン基、1,4−フェニレン基、1,3−フェニレン
基、1,2−フェニレン基などのフェニレン基、4,
4’−ビフェニレン基、2,2’−ビフェニレン基、
2,4’−ビフェニレン基などのビフェニレン基、1,
4−ナフチレン基、1,5−ナフチレン基、2,6−ナ
フチレン基、1,8−ナフチレン基などのナフチレン
基、または下記に示す基などが挙げられる。
【0041】
【化17】
【0042】また、Zの具体例としては、炭素数2〜2
0の直鎖アルキレン基、2−メチル−1,4−ブチレン
基、2,3−ジメチル−1,5−ヘキシレン基などのア
ルキレン基、1,4−シクロヘキシレン基、1,3−シ
クロヘキシレン基、1,2−シクロヘキシレン基、1,
3−シクロペンチレン基、1,2−シクロペンチレン
基、1,4−シクロヘプチレン基、1,3−シクロヘプ
チレン基、1,5−シクロオクチレン基などのシクロア
ルキレン基、1,4−フェニレン基、1,3−フェニレ
ン基、1,2−フェニレン基などのフェニレン基、
0の直鎖アルキレン基、2−メチル−1,4−ブチレン
基、2,3−ジメチル−1,5−ヘキシレン基などのア
ルキレン基、1,4−シクロヘキシレン基、1,3−シ
クロヘキシレン基、1,2−シクロヘキシレン基、1,
3−シクロペンチレン基、1,2−シクロペンチレン
基、1,4−シクロヘプチレン基、1,3−シクロヘプ
チレン基、1,5−シクロオクチレン基などのシクロア
ルキレン基、1,4−フェニレン基、1,3−フェニレ
ン基、1,2−フェニレン基などのフェニレン基、
【0043】
【化18】 などのアルキレンフェニレンアルキレン基が挙げられ
る。
る。
【0044】本発明の組成物に使用される増感剤は新規
化合物であり、例えば下記に示した反応経路で容易に製
造することができる。
化合物であり、例えば下記に示した反応経路で容易に製
造することができる。
【0045】
【化19】
【0046】(なお、反応式中のR1、R2、R3、R4お
よびXは前記と同じ置換基を示す。)
よびXは前記と同じ置換基を示す。)
【0047】本発明の光重合性樹脂組成物で用いられる
感光性樹脂は、1分子中にエチレン型不飽和結合を少な
くとも1個以上を有する、光重合又は光架橋可能なモノ
マ−、オリゴマ−、プレポリマ−である。
感光性樹脂は、1分子中にエチレン型不飽和結合を少な
くとも1個以上を有する、光重合又は光架橋可能なモノ
マ−、オリゴマ−、プレポリマ−である。
【0048】具体的には、エチルアクリレート、ブチル
アクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロ
キシエチルメタアクリレート、ペンタエリスリトールト
リアクリレート、ペンタエリスリトールトリメタアクリ
レート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの
ような1価又は多価アルコールのアクリル酸エステル又
はメタアクリル酸エステル、多価アルコールと一塩基又
は多塩基酸を縮合して得られるポリエステルプレポリマ
ーにアクリル酸又はメタアクリル酸を反応させて得られ
るポリエステルアクリレート又はポリエステルメタアク
リレート、ポリオール基と2個のイソシアネート基をも
つ化合物を反応させたものとアクリル酸又はメタアクリ
ル酸を反応させて得られるポリウレタンアクリレート又
はポリウレタンメタアクリレート、エポキシ樹脂とアク
リル酸又はメタアクリル酸を反応させて得られるエポキ
シアクリレート又はエポキシメタアクリレート、この他
にもスチレン、アクリロニトリル、メタアクリロニトリ
ル、アクリルアミド、シンナミリデン基を側鎖又は末端
に有するモノマーなどを原料とした通常の光重合性樹脂
が用いられる。
アクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロ
キシエチルメタアクリレート、ペンタエリスリトールト
リアクリレート、ペンタエリスリトールトリメタアクリ
レート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの
ような1価又は多価アルコールのアクリル酸エステル又
はメタアクリル酸エステル、多価アルコールと一塩基又
は多塩基酸を縮合して得られるポリエステルプレポリマ
ーにアクリル酸又はメタアクリル酸を反応させて得られ
るポリエステルアクリレート又はポリエステルメタアク
リレート、ポリオール基と2個のイソシアネート基をも
つ化合物を反応させたものとアクリル酸又はメタアクリ
ル酸を反応させて得られるポリウレタンアクリレート又
はポリウレタンメタアクリレート、エポキシ樹脂とアク
リル酸又はメタアクリル酸を反応させて得られるエポキ
シアクリレート又はエポキシメタアクリレート、この他
にもスチレン、アクリロニトリル、メタアクリロニトリ
ル、アクリルアミド、シンナミリデン基を側鎖又は末端
に有するモノマーなどを原料とした通常の光重合性樹脂
が用いられる。
【0049】さらに、本発明の光重合性樹脂組成物に使
用される光重合開始剤としては、例えば、メチルケトン
パーオキサイド、アセチルアセトンパーオキサイド、t
−ブチルパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイ
ド、α,α’−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピ
ル)ベンゼン、t−ブチルパーオキシイソプロピルカー
ボネート、ベンゾイルパーオキサイド、ジ(t−ブチル
パーオキシ)イソフタレート、t−ブチルパーオキシベ
ンゾエート、3,3’,4,4’−テトラ(t−ブチル
パーオキシカルボニル)ベンゾフェノンなどが挙げられ
る。
用される光重合開始剤としては、例えば、メチルケトン
パーオキサイド、アセチルアセトンパーオキサイド、t
−ブチルパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイ
ド、α,α’−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピ
ル)ベンゼン、t−ブチルパーオキシイソプロピルカー
ボネート、ベンゾイルパーオキサイド、ジ(t−ブチル
パーオキシ)イソフタレート、t−ブチルパーオキシベ
ンゾエート、3,3’,4,4’−テトラ(t−ブチル
パーオキシカルボニル)ベンゾフェノンなどが挙げられ
る。
【0050】これらの重合開始剤は、一般式(1)で表
されるビスクマリン化合物1重量部に対し0.1〜10
重量部、好ましくは0.5〜2.0重量部が用いられ
る。
されるビスクマリン化合物1重量部に対し0.1〜10
重量部、好ましくは0.5〜2.0重量部が用いられ
る。
【0051】一般式(1)で表されるビスクマリン化合
物と重合開始剤は、これらの合計量として、感光性樹脂
100重量部に対して0.5〜30重量部の割合で使用
される。
物と重合開始剤は、これらの合計量として、感光性樹脂
100重量部に対して0.5〜30重量部の割合で使用
される。
【0052】また、本発明の光重合性樹脂組成物にはバ
インダーを含有することがあり、この場合は、ポリメタ
アクリル酸エステル又はその部分加水分解物、ポリ酢酸
ビニル又はその加水分解物、ポリスチレン、ポリビニル
ブチラール、ポリクロロプレン、ポリ塩化ビニル、塩素
化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、ポリビニルピ
ロリドン、スチレンと無水マレイン酸の共重合体又はそ
のハーフエステル、アクリル酸、アクリル酸エステル、
メタアクリル酸、メタアクリル酸エステル、アクリルア
ミド、アクリロニトリルなどの共重合可能なモノマー群
からの選ばれたガラス転移点が35℃以上である共重合
体などが用いられる。
インダーを含有することがあり、この場合は、ポリメタ
アクリル酸エステル又はその部分加水分解物、ポリ酢酸
ビニル又はその加水分解物、ポリスチレン、ポリビニル
ブチラール、ポリクロロプレン、ポリ塩化ビニル、塩素
化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、ポリビニルピ
ロリドン、スチレンと無水マレイン酸の共重合体又はそ
のハーフエステル、アクリル酸、アクリル酸エステル、
メタアクリル酸、メタアクリル酸エステル、アクリルア
ミド、アクリロニトリルなどの共重合可能なモノマー群
からの選ばれたガラス転移点が35℃以上である共重合
体などが用いられる。
【0053】これらのバインダーは感光性樹脂100部
に対して10〜300部、好ましくは30〜150部の
範囲で使用する。
に対して10〜300部、好ましくは30〜150部の
範囲で使用する。
【0054】本発明の光重合性樹脂組成物は、使用に際
して適当な溶媒を用い、成膜可能な感光液とすることが
できる。
して適当な溶媒を用い、成膜可能な感光液とすることが
できる。
【0055】
【作用及び効果】光重合反応を用いた情報記録の分野
で、コンピューターによって電子編集された原稿をその
まま直接レーザーを用いて出力し記録する方式では、感
光層の経時安定性が低く、また感度が低く、溶解性、保
存安定性等の問題があった。
で、コンピューターによって電子編集された原稿をその
まま直接レーザーを用いて出力し記録する方式では、感
光層の経時安定性が低く、また感度が低く、溶解性、保
存安定性等の問題があった。
【0056】しかし、本発明の感光性樹脂組成物を塗布
して得られる感光被膜は、感度およびその経時安定性に
優れており、本発明は、実用上極めて有益なものであ
る。
して得られる感光被膜は、感度およびその経時安定性に
優れており、本発明は、実用上極めて有益なものであ
る。
【0057】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳しく説
明する。例中の部は重量部、%は重量%を示す。
明する。例中の部は重量部、%は重量%を示す。
【0058】実施例1 3−(ベンゾチアゾ−2−イル)−7−ジエチルアミノ
クマリン−4−カルボン酸カリウム17.3部、および
ジエチレングリコールジトシレート8.3部をジメチル
ホルムアミド90部中に入れ、80℃にて3時間加熱攪
拌した。反応後、反応液を水1000部に加え、生じた
沈澱を濾過し、乾燥して、次式で示されるビスクマリン
化合物を16.5部(収率96.2%)得た。この化合
物の融点は125.4℃〜126.7℃であり、元素分
析の結果は以下の通りである。
クマリン−4−カルボン酸カリウム17.3部、および
ジエチレングリコールジトシレート8.3部をジメチル
ホルムアミド90部中に入れ、80℃にて3時間加熱攪
拌した。反応後、反応液を水1000部に加え、生じた
沈澱を濾過し、乾燥して、次式で示されるビスクマリン
化合物を16.5部(収率96.2%)得た。この化合
物の融点は125.4℃〜126.7℃であり、元素分
析の結果は以下の通りである。
【0059】
【0060】
【化20】
【0061】ポリビニルピロリドンをバインダーポリマ
ーとして100部、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ートを100部、上記のビスクマリン化合物を5部、重
合開始剤の3,3’,4,4’−テトラ(t−ブチルパ
ーオキシカルボニル)ベンゾフェノン(以下BTTBと
略す)を4部混合して組成物を得た。これを用い溶媒と
してメチルセロソルブを1000部用いて感光液を調整
した。これを積層銅板上に乾燥膜厚1μmとなるように
スピナーを用いて塗布した。次いで可視光及び可視レー
ザー光を用いて、上記の感光層の感度を測定した。
ーとして100部、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ートを100部、上記のビスクマリン化合物を5部、重
合開始剤の3,3’,4,4’−テトラ(t−ブチルパ
ーオキシカルボニル)ベンゾフェノン(以下BTTBと
略す)を4部混合して組成物を得た。これを用い溶媒と
してメチルセロソルブを1000部用いて感光液を調整
した。これを積層銅板上に乾燥膜厚1μmとなるように
スピナーを用いて塗布した。次いで可視光及び可視レー
ザー光を用いて、上記の感光層の感度を測定した。
【0062】測定の方法は、塗膜の光硬化に要する最小
照射エネルギーを測定して行った。測定に使用した光源
としては、可視光はキセノンランプ、レーザー光は走査
型アルゴンレーザー(488nm)を用いた。露光後
は、ケイ酸ソーダ(0.1%)を用いて未露光部を溶出
し、硬化の有無を判定した。
照射エネルギーを測定して行った。測定に使用した光源
としては、可視光はキセノンランプ、レーザー光は走査
型アルゴンレーザー(488nm)を用いた。露光後
は、ケイ酸ソーダ(0.1%)を用いて未露光部を溶出
し、硬化の有無を判定した。
【0063】上記の感光層の感度は、可視光で0.01
mj/cm2、レーザー光で0.06mj/cm2であ
り、良好な感度を示した。また感光液の状態で30℃の
暗室に密封保存し経時変化を見たところ、35日経過し
ても感度の低下は見られなかった。
mj/cm2、レーザー光で0.06mj/cm2であ
り、良好な感度を示した。また感光液の状態で30℃の
暗室に密封保存し経時変化を見たところ、35日経過し
ても感度の低下は見られなかった。
【0064】実施例2 3−(5−メチルベンゾチアゾ−2−イル)−7−(2
−ヒドロキシエチル)アミノ−クマリン−4−カルボン
酸カリウムと1,6−ヘキサンジオールジトシレートを
実施例1と同様に反応して、次式に示すビスクマリン化
合物を得た。
−ヒドロキシエチル)アミノ−クマリン−4−カルボン
酸カリウムと1,6−ヘキサンジオールジトシレートを
実施例1と同様に反応して、次式に示すビスクマリン化
合物を得た。
【0065】
【化21】
【0066】このビスクマリン化合物を用い、実施例1
と同様にして組成物を調整し、これを用いて感光液を作
製し、実施例1と同様に試験し感光層の感度を測定した
ところ、可視光では0.007mj/cm2、走査型レ
ーザー光で0.05mj/cm2で良好な感度が得ら
れ、また経時変化による感度低下も見られなかった。 実施例3 次式
と同様にして組成物を調整し、これを用いて感光液を作
製し、実施例1と同様に試験し感光層の感度を測定した
ところ、可視光では0.007mj/cm2、走査型レ
ーザー光で0.05mj/cm2で良好な感度が得ら
れ、また経時変化による感度低下も見られなかった。 実施例3 次式
【0067】
【化22】
【0068】で示されるビスクマリン化合物5部を用
い、バインダーにポリメチルメタクリレート100部、
光重合性樹脂にペンタエリスリトールトリメタクリレー
ト100部、重合開始剤のBTTB4部、溶媒としてジ
クロロメタン1300部からなる感光液を調製し、実施
例1と同様の方法で感度の測定を行ったところ、感度は
可視光で0.01mj/cm2、走査型レーザー光で
0.08mj/cm2であった。また経時変化による感
度低下は見られなかった。
い、バインダーにポリメチルメタクリレート100部、
光重合性樹脂にペンタエリスリトールトリメタクリレー
ト100部、重合開始剤のBTTB4部、溶媒としてジ
クロロメタン1300部からなる感光液を調製し、実施
例1と同様の方法で感度の測定を行ったところ、感度は
可視光で0.01mj/cm2、走査型レーザー光で
0.08mj/cm2であった。また経時変化による感
度低下は見られなかった。
【0069】実施例4〜16 表1に示すクマリン化合物、重合開始剤、感光性樹脂、
バインダー樹脂を用い、実施例1と同様の溶媒、及び測
定光源で感光層の感度を測定した。結果は表1に示すよ
うに良好な感度を示し、経時変化による感度低下も見ら
れなかった。
バインダー樹脂を用い、実施例1と同様の溶媒、及び測
定光源で感光層の感度を測定した。結果は表1に示すよ
うに良好な感度を示し、経時変化による感度低下も見ら
れなかった。
【0070】
【表1】
【0071】
【表2】
【0072】
【表3】
【0073】
【表4】
Claims (1)
- 【請求項1】 感光性樹脂、光重合開始剤及び光増感剤
を含有してなる光重合性樹脂組成物において、光増感剤
として、一般式(1) 【化1】 〔式中、R1、R2はそれぞれ同一または独立に水素原
子、アルキル基、アルコキシアルキル基、アルケニル
基、ヒドロキシアルキル基、アラルキル基、アリール
基、アルコキシカルボニルアルキル基を示し、互いに結
合するか、骨格内のアミノ基の置換したベンゼン核と結
合して環を形成していてもよく、R3およびR4はそれぞ
れ同一または独立に水素原子、アルキル基、アルコキシ
アルキル基、ヒドロキシアルキル基、ハロゲノアルキル
基、水酸基、アルコキシ基、アルコキシアルコキシ基、
アルコキシカルボニル基、スルホン酸基、ハロゲン原子
を示し、Xは一般式(2) 【化2】 (式中、Yはアルキレン基、シクロアルキレン基、フェ
ニレン基、ビフェニレン基、ナフチレン基、もしくは次
の基を示す。 【化3】 ここで、mおよびnは1〜6の整数を示す。)または一
般式(3) 【化4】 (式中、Zは、アルキレン基、シクロアルキレン基、フ
ェニレン基、または次の基を示す。 【化5】 kおよびlは1〜6の整数を示す。)を示す。〕で表さ
れる新規なビスクマリン化合物を含有することを特徴と
する光重合性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22202491A JPH0559111A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 光重合性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22202491A JPH0559111A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 光重合性樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0559111A true JPH0559111A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=16775908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22202491A Pending JPH0559111A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 光重合性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0559111A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002226484A (ja) * | 2001-02-02 | 2002-08-14 | Hayashibara Biochem Lab Inc | クマリン誘導体およびその製造方法、それを利用した発光剤、発光素子 |
WO2014208767A1 (ja) * | 2013-06-26 | 2014-12-31 | 住友化学株式会社 | 着色硬化性樹脂組成物 |
TWI570190B (zh) * | 2012-02-13 | 2017-02-11 | 住友化學股份有限公司 | 著色硬化性樹脂組合物 |
AU2018351881B2 (en) * | 2017-10-16 | 2021-07-22 | Illumina Cambridge Limited | Secondary amine-substituted coumarin compounds and their uses as fluorescent labels |
-
1991
- 1991-09-03 JP JP22202491A patent/JPH0559111A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002226484A (ja) * | 2001-02-02 | 2002-08-14 | Hayashibara Biochem Lab Inc | クマリン誘導体およびその製造方法、それを利用した発光剤、発光素子 |
TWI570190B (zh) * | 2012-02-13 | 2017-02-11 | 住友化學股份有限公司 | 著色硬化性樹脂組合物 |
WO2014208767A1 (ja) * | 2013-06-26 | 2014-12-31 | 住友化学株式会社 | 着色硬化性樹脂組成物 |
CN105683298A (zh) * | 2013-06-26 | 2016-06-15 | 东友精细化工有限公司 | 着色固化性树脂组合物 |
JPWO2014208767A1 (ja) * | 2013-06-26 | 2017-02-23 | 東友ファインケム株式会社Dongwoo Fine−Chem Co., Ltd. | 着色硬化性樹脂組成物 |
CN105683298B (zh) * | 2013-06-26 | 2017-07-11 | 东友精细化工有限公司 | 着色固化性树脂组合物 |
AU2018351881B2 (en) * | 2017-10-16 | 2021-07-22 | Illumina Cambridge Limited | Secondary amine-substituted coumarin compounds and their uses as fluorescent labels |
US11390619B2 (en) | 2017-10-16 | 2022-07-19 | Illumina Cambridge Limited | Secondary amine-substituted coumarin compounds and their uses as fluorescent labels |
US11858923B2 (en) | 2017-10-16 | 2024-01-02 | Illumina Cambridge Limited | Secondary amine-substituted coumarin compounds and their uses as fluorescent labels |
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