JPH0559034U - ウォームホイール - Google Patents
ウォームホイールInfo
- Publication number
- JPH0559034U JPH0559034U JP740792U JP740792U JPH0559034U JP H0559034 U JPH0559034 U JP H0559034U JP 740792 U JP740792 U JP 740792U JP 740792 U JP740792 U JP 740792U JP H0559034 U JPH0559034 U JP H0559034U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- worm wheel
- worm
- spur gear
- spur
- zinc die
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案は、ウォームギヤとウォームホイール部
で係合し、平歯車部で他の平歯車部にトルクを伝達する
ウォームホイールに関するもので、樹脂成形のウォーム
ホイール部と、亜鉛ダイキャスト成形の平歯車部とを一
体的に形成して、ウォーム部における滑らかな伝達と平
歯車部の強度向上を図ったウォームホイールを提供する
ことを目的とする。 【構成】ウォームホイール10はウォームギヤ11と、
係合するウォームホイール部12を樹脂で形成し、軸1
5に軸支される平歯車部13,14は亜鉛ダイキャスト
により形成し、亜鉛ダイキャストの平歯車部13,14
の基部16のフランジ部16aにウォームホイール部1
2をインサートにより一体的に設けた構成としたもので
ある。
で係合し、平歯車部で他の平歯車部にトルクを伝達する
ウォームホイールに関するもので、樹脂成形のウォーム
ホイール部と、亜鉛ダイキャスト成形の平歯車部とを一
体的に形成して、ウォーム部における滑らかな伝達と平
歯車部の強度向上を図ったウォームホイールを提供する
ことを目的とする。 【構成】ウォームホイール10はウォームギヤ11と、
係合するウォームホイール部12を樹脂で形成し、軸1
5に軸支される平歯車部13,14は亜鉛ダイキャスト
により形成し、亜鉛ダイキャストの平歯車部13,14
の基部16のフランジ部16aにウォームホイール部1
2をインサートにより一体的に設けた構成としたもので
ある。
Description
【0001】
本考案は、VTRやDAT等のカセットテープを使用する磁気記録再生装置に 関し、詳しくは、これら装置のカセットテープをローディングするローディング 部分に使用される歯車構造に関する。
【0002】
従来、VTRやDAT等のカセットテープを使用する磁気記録再生装置に使用 される、カセットテープのローディング部分の歯車構成としては、図3の断面図 で示すように駆動モータのトルクを伝達する手段としてウォームギヤ1と、ウォ ームホイール2が利用されている。そして、このウォームホイール2は、全体が 樹脂により形成されており、更に他部への伝達手段としてその内周中心軸部に平 歯車3,4が一体的に形成されて軸5に軸支される構成となっていた。。
【0003】
しかしながら、この上記した従来のウォームホイール2にあっては、装置の小 型化、軽量化を図る目的で、ウォームホイール2全体が樹脂により形成されてい る。このため駆動モータからのトルクを伝えるウォームギヤ1と、ウォームホイ ール2との伝達は互いに直交する方向で伝達が行われトルクが充分伝達されるも のの、平歯車3,4における伝達に際し、他の平歯車との伝達は、直列状に伝達 が行われるため、平歯車3,4のつぶれや曲げが生じ駆動モータのトルクが充分 伝達されない場合が生じるという課題が発生していた。
【0004】 本考案は、上記した課題に鑑みて考案されたもので、トルク伝達を充分行ない 得る平歯車と一体になったウォームホイールを提供することを目的とする。
【0005】
そこで、上記した課題を解決するための手段として本考案は、ウォームホイー ル部と平歯車部が一体に形成されたウォームホイールにおいて、このウォームホ イールは、樹脂により形成された外周に位置するウォームホイール部と、亜鉛ダ イキャスト等の金属で形成した内周に位置する平歯車部とから構成するようにし たものである。
【0006】
上記構成とすることより、ウォームギヤとウォームホイールとの比較的トルク の影響を受けにくい伝達は樹脂部分で行って、滑らかな伝達としトルクを直接受 けて伝達を行なう平歯車部分は金属で形成されているため、歯車の強度向上を図 ることができる。
【0007】
以下、本考案の実施例を説明する。図1は本考案の一実施例を示す側面図で、 図2はその断面図である。図示するように、本考案に係るウォームホイール10 は、ウォームギヤ11と係合する樹脂で形成されたウォームホイール部12と、 このウォームホイール部12の内周側に設けられ、亜鉛ダイキャスト等の金属に よって形成された平歯車部13,14とから構成されている。そして平歯車部1 3,14に軸15が挿通し、ウォームホイール10が軸支されることとなる。
【0008】 ここで、平歯車部13,14とウォームホイール部12とは、亜鉛ダイキャス トで成形した平歯車部13,14の基部16外周面に形成されたフランジ部16 aを覆うように樹脂で形成されたウォームホイール部12が、インサート成形に より一体的に設けられた構造となっている。
【0009】 これにより、ウォームホイール10は、ウォームギヤ11との伝達を樹脂で成 形したウォームホイール部12で、互いに直交する関係で伝達を滑らかに行ない 、直接的にトルクを伝達するのは亜鉛ダイキャストにより強度向上を図った平歯 車部13,14で行なうことができることとなる。
【0010】
従って、上記した構成からなる、本考案に係るウォームホイールによれば、ウ ォームギヤとの伝達は樹脂のウォームホイール部で、滑らかに行ない、直列的に トルクを伝達して強度を要する平歯車部は亜鉛ダイキャストによる金属で形成し たため、平歯車部における歯面のつぶれや曲げの発生を防止した強度の向上を図 ることができ、加えて、樹脂との一体化により軽量化を図ることができるという 効果が得られる。
【図1】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】本考案の断面図を示す。
【図3】従来例を示す断面図である。
10 ウォームホイール 11 ウォームギヤ 12 ウォームホイール部 13,14 平歯車部 15 軸 16 基部 16a フランジ部
Claims (1)
- 【請求項1】 ウォームホイール部と平歯車部が一体に
形成されたウォームホイールにおいて、該ウォームホイ
ールは、樹脂により形成された外周に位置するウォーム
ホイール部と、亜鉛ダイキャスト等の金属で形成した内
周に位置する平歯車部とから構成したことを特徴とする
ウォームホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP740792U JPH0559034U (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | ウォームホイール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP740792U JPH0559034U (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | ウォームホイール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0559034U true JPH0559034U (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=11665021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP740792U Pending JPH0559034U (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | ウォームホイール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0559034U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010091095A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Fuji Koki Corp | 遊星歯車式減速装置及びそれを備えたキャンド遊星歯車式電動弁 |
CN102597576A (zh) * | 2009-11-09 | 2012-07-18 | 罗伯特·博世有限公司 | 传动装置驱动单元 |
JP2017194151A (ja) * | 2016-03-09 | 2017-10-26 | ジョンソン エレクトリック ソシエテ アノニム | 車両用の駆動装置及びシート調整機構 |
-
1992
- 1992-01-27 JP JP740792U patent/JPH0559034U/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010091095A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Fuji Koki Corp | 遊星歯車式減速装置及びそれを備えたキャンド遊星歯車式電動弁 |
CN102597576A (zh) * | 2009-11-09 | 2012-07-18 | 罗伯特·博世有限公司 | 传动装置驱动单元 |
KR20120110094A (ko) * | 2009-11-09 | 2012-10-09 | 로베르트 보쉬 게엠베하 | 트랜스미션 구동 유닛 |
JP2013510279A (ja) * | 2009-11-09 | 2013-03-21 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 伝動装置駆動ユニット |
CN102597576B (zh) * | 2009-11-09 | 2015-12-16 | 罗伯特·博世有限公司 | 传动装置驱动单元 |
JP2017194151A (ja) * | 2016-03-09 | 2017-10-26 | ジョンソン エレクトリック ソシエテ アノニム | 車両用の駆動装置及びシート調整機構 |
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