JP3022734U - テープローディング装置 - Google Patents

テープローディング装置

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JP3022734U
JP3022734U JP1995010787U JP1078795U JP3022734U JP 3022734 U JP3022734 U JP 3022734U JP 1995010787 U JP1995010787 U JP 1995010787U JP 1078795 U JP1078795 U JP 1078795U JP 3022734 U JP3022734 U JP 3022734U
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JP
Japan
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ring gear
tape
loading device
worm
gear
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JP1995010787U
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English (en)
Inventor
井 国 男 沢
橋 正 明 三
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転ヘッドシリンダーを用いた磁気記録再生
装置の外周に配設され、テープガイドアセンブリを駆動
する上・下リングギヤーに過負荷が加わった際に噛合が
外れるようにしたテープローディング装置を提供する。 【構成】 回転ヘッドシリンダを取り巻くように配設し
た2つのリングギヤーにより、これに連結されたテープ
ガイドアセンブリ75,69をそれぞれスライドさせ、
テープを前記回転ヘッドシリンダに摺接せしめるテープ
ローディング装置において、前記リングギヤー64が撓
んだ際の逃げ部100を設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はビデオデッキ、ビデオカメラ等の回転ヘッドシリンダを用いた磁気記 録再生装置のデープローディング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
回転ヘッドシリンダを用いた磁気記録再生装置は、図3に示すように回転ヘッ ドシリンダの外周に上下2段にリングギヤー71,64が配設され、上リングギ ヤー71及び下リングギヤー64に枢着されたテープガイドアセンブリー75, 69が、リングギヤー71,64が回動することによりスライドするようになっ ている。
【0003】 そして、下リングギヤー64にはウオーム84が噛合してこれを回動せしめる ようになっている。 又、下リングギヤー64をシャーシ1上面で回動させるガイドとなる位置決め リブ24が下リングギヤー64の外径側と内径側にそれぞれ配設されている。
【0004】 しかして、下リングギヤー64がウオーム84により回動させられると、上リ ングギヤー71は下リングギヤー64に噛合した歯車264を介し歯車装置26 0を回動させ、これによって、上リングギヤー71を下リングギヤー64と反対 方向に回動させるようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、従来の前記内径側の位置決めリブ24は、図2に示すように円弧の 長さが長く、かつ、ウオーム84の噛合部分の内側にも設けられており、リング ギヤー71,64に加わる負荷が過大となった時にも、ウオーム84は下リング ギヤー64と噛合したままであったので、下リングギヤー64とウオーム84と の噛合部分が損傷したり、駆動モーター(図示せず)に過電流が流れるという欠 点があった。
【0006】 本考案は上述した事情に鑑みてなされたものであり、リングギヤー71,64 に過大な負荷が加わった場合に、下リングギヤー64とウオーム84との噛合が 外れるよう構成し、以って、従来の欠点を改善したテープローディング装置を提 供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案は、回転ヘッドシリンダを取り巻くように配 設した2つのリングギヤーによりこれに連結されたテープガイドアセンブリをそ れぞれスライドさせ、テープを前記回転ヘッドシリンダに摺接せしめるテープロ ーディング装置において、前記リングギヤーが撓んだ際の逃げ部を設けたことを 特徴とする。 前記リングギヤーはウオームで駆動すると共に前記逃げ部を前記リングギヤー とウオームとの噛合部近傍の前記リングギヤーの内側に設けたことを特徴とする 。 また、前記逃げ部の両側にはリングギヤーを案内するリブが設けられているこ とを特徴とする。
【0008】
【作用】
下リングギヤーとウオームとの噛合部の下リングギヤーの内径側にはリブが形 成されていない。このため、リングギヤーに過負荷が加わった時、下リングギヤ ーはこの部分が内側へたわみ、噛合が外れる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1及び図2に基づいて説明する。 本考案の磁気記録再生装置は、ヘリカル式の回転ヘッドシリンダ(図示せず) をかこむように2つのリングギヤーを重ねて配置し、この2つのリングギヤーで テープガイドアセンブリ75,69を駆動し、このテープガイドアセンブリ75 ,69がテープを回転ヘッドシリンダに巻回するようにしたものである。 そして、キャプスタンとピンチローラとでテープを所定の速度で走行させるよ うにしている。
【0010】 図において、1はシャーシ、64は下リングギヤーで、上リングギヤーの下に は下リングギヤー64が配設されている。 図示しないローディングモーターの駆動力はウォーム263を回転させ、これ より上スライド板83のウォームホイール85を回動させ、これに伴って同軸の ウォーム84が回動するので、これに噛合している下リングギヤー64がローデ ィング時には反時計回りに、アンローディング時には時計回りに回転し、これに 枢着されたテープガイドアセンブリ69をスライドさせるようになっている。
【0011】 そして、上スライド板83の下方には下スライド板82が配設され、これに取 り付けられた歯車装置82aを介して下リングギヤー64の回転が上リングギヤ ーに伝達され、上リングギヤーは下リングギヤー64と反対方向に回動し、これ に枢着されたテープガイドアセンブリ75をテープガイドアセンブリ69と反対 方向にスライドさせるように構成されている。
【0012】 さて、下スライド板82の端部に構成した歯車装置82aは、下リングギヤー 64に噛合する第1のギヤー264と、これと噛合する第2のギヤー265と、 これと同軸で一体に形成された上リングギヤーと噛合する第3のギヤー266と から構成され、ウォーム84に噛合して反時計回りに回転する下リングギヤー6 4の回転により前記ギヤー264が回転し、これに伴ってギヤー266が回転さ せられるので、上リングギヤーが時計回りに回転するようになっている。
【0013】 従って、ローディング時にはテープガイドアセンブリ69,75がそれぞれ反 対方向にスライドしてガイドストッパ78,79のガイド溝で停止し、この時テ ープを回転ヘッドシリンダにU字形に巻回するようになっている。 さて、本考案では、図1に示すように、下リングギヤー64とウォーム84と の噛合部64aの両側で、且つ、下リングギヤー64の内側に、円弧状のリブ2 41,242をシャーシ1に一体に形成し、リブ241,242の端部の間隔、 即ち、リブ241,242の端部と噛合部64aの中心の距離aを設けている。 従って、下リングギヤーは下リングギヤー64の内側のリブ241,242と 下リングギヤー64の外側に形成した図示しないガイドで所定の位置に配設され るようになっている。 このように構成したテープローディング装置において、上リングギヤー、又は 、下リングギヤー64に過負荷が加わった時に、下リングギヤー64は撓み、リ ブ241とリブ242の間の内側へ弾性変形するから、下リングギヤー64とウ ォーム84との噛合が外れる。 このよように、本考案では、リングギヤーが撓んだ際の逃げ部100をリブ2 41とリブ242との間、即ち、リングギヤー64とウォーム84との噛合部6 4a近傍のリングギヤーの内側に設けている。
【0014】 従って、ローディング中、またはアンローディング中にテープガイドアセンブ リ75、69が何かに引っ掛かったり、上リングギヤー、又は、下リングギヤー 64が引っ掛かったり、其他の原因でこれらのリングギヤーに過負荷が加わった 時には、下リングギヤー64とウオーム84との噛合が外れる。
【0015】
【考案の効果】
以上詳細に説明した本考案によれば、下記のような効果を奏するものである。 (1)リングギヤーに過負荷が加わると噛合が外れるので、下リングギヤーと ウオームとが損傷するのを防止できる。
【0016】 (2)また、噛合が外れることにより、ついつき現象を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】(a)は上スライド板を、(b)は下スライド
板を示す図である。
【図3】従来のテープローディング装置を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 シャーシ 241,242 リブ 64a 噛合部 69,75 テープガイドアセンブリ 84 ウオーム

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ヘッドシリンダを取り巻くように配
    設した2つのリングギヤーによりこれに連結されたテー
    プガイドアセンブリをそれぞれスライドさせ、テープを
    前記回転ヘッドシリンダに摺接せしめるテープローディ
    ング装置において、前記リングギヤーが撓んだ際の逃げ
    部を設けたことを特徴とするテープローディング装置。
  2. 【請求項2】 前記リングギヤーはウオームで駆動する
    と共に前記逃げ部を前記リングギヤーとウオームとの噛
    合部近傍の前記リングギヤーの内側に設けたことを特徴
    とする請求項1記載のテープローディング装置。
  3. 【請求項3】 前記逃げ部の両側にはリングギヤーを案
    内するリブが設けられていることを特徴とする請求項1
    又は2記載のテープローディング装置。
JP1995010787U 1995-09-18 1995-09-18 テープローディング装置 Expired - Lifetime JP3022734U (ja)

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JP1995010787U JP3022734U (ja) 1995-09-18 1995-09-18 テープローディング装置

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JP1995010787U JP3022734U (ja) 1995-09-18 1995-09-18 テープローディング装置

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JP3022734U true JP3022734U (ja) 1996-04-02

Family

ID=43158028

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JP1995010787U Expired - Lifetime JP3022734U (ja) 1995-09-18 1995-09-18 テープローディング装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05137619A (ja) * 1991-11-25 1993-06-01 Nippon Filing Co Ltd 調湿機能付保管庫

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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