JPH0558943U - ゴムロール - Google Patents

ゴムロール

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Publication number
JPH0558943U
JPH0558943U JP632792U JP632792U JPH0558943U JP H0558943 U JPH0558943 U JP H0558943U JP 632792 U JP632792 U JP 632792U JP 632792 U JP632792 U JP 632792U JP H0558943 U JPH0558943 U JP H0558943U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber roll
roll
polishing
rubber
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP632792U
Other languages
English (en)
Inventor
敬人 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority to JP632792U priority Critical patent/JPH0558943U/ja
Publication of JPH0558943U publication Critical patent/JPH0558943U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本考案はその左右の方向(研磨目方向)、前
後の方向を目視で容易に判別できるゴムロ−ルの提供を
目的とするものである。 【構成】 本考案のゴムロ−ルは、そのロ−ル表面の軸
方向(長さ方向)に研磨目方向を示す符号を設けてなる
ことを特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ゴムロール、特にはその研磨目方向を目視で容易に確認できるよう にしたゴムロール、特には給紙用ゴムロールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子式複写機などの事務用機器に使用されるゴムロール、特には給紙用ゴムロ ールについては、図2に示されているようにこれに施されている研磨目の方向に 、例えばそれは図2(b)に示したように順目であるか、図2(c)に示したよ うに逆目であるかによって紙をフィードする摩擦力が異なるためにこのゴムロー ルを機器に装着するときにはその方向性を明確に指示することが要求される。 そのため、従来この種のロールにおいては図4に示したようにシャフト1を被 覆した中空ゴム管2の側面にマジックインキなどでマーキング4してその左右、 前後を表現する方法が採られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかして、このゴムロールについては押出成形、圧縮成形などにより得た長尺 の中空ゴム管の表面を研磨し、適宜の寸法に切断し、ついでシャフトを挿入する ことにより得られているが、近来その機能や形状が多様化してきており、ロール 幅の短い製品も数多く製られているために、長尺の中空ゴム管をカットして、そ の研磨目確認のためのマーキングをいちいち施していると、数量ロットの大きい 製品については工程能力上対策が難しくなるという不利がある。また、得られた ゴムロールを紙送り機構に組み込む際に、逆目、順目をまちがえると、紙送り力 が設定したものとならないために紙送りにトラブルが生じ易いという不利がある 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような不利を解決したゴムロールに関するもので、これはロール 表面の軸方向(長手方向)に研磨目方向を示す符号を設けてなることを特徴とす るものである。
【0005】 すなわち、本考案者は研磨目方向を容易に確認できるゴムロールのマーキング 方法について種々検討した結果、これについてはゴムロールの端部側面にマーキ ングする代りに、ロ−ル表面の軸方向(長手方向)に異種形状の複数の線、例え ば矢印、2A2A・・・などの符号を一様に、かつ連続的(切断後の中空ゴム管 の表面に少なくとも1個存在するように)にマーキングすると、ロールの左右( 研磨方向)、前後を容易に識別することができ、したがって研磨目方向を容易に 確認することができることを見出して本考案を完成させた。 以下にこれをさらに詳述する。
【0006】
【作用】
本考案はゴムロールに関するものであり、これはロール表面の軸方向に研磨目 方向を示す符号を、好ましくは所定の間隔をあけて設けてなることを特徴とする ものであり、これによればロールの研磨方向、前後を容易に判別することができ るので、研磨目方向も容易に確認することができるという有利性が与えられる。
【0007】 本考案のゴムロールは図1に示したように、シャフト1にシリコーンゴムなど からなるゴム層2をロール状に被覆してなるものであるが、このものはそのAA ’断面である図2に示したように、その表面に円筒式研磨機によってロール研磨 が旋されていれている。 これは図2の(a)に示したようにシャフト1の上に被覆されているゴム層2 の表面にロール研磨3が旋されたものとされているが、このロール研磨3はその 研磨時の方向によって順目、逆目のものがあり、順目のものは図2(b)に示し たように右廻りに使用され、給紙された紙5が左側に送られるが、これが逆目の ものは図2(c)に示したように左廻りに使用され、紙5が右側に送られること になる。順目、逆目では紙送り力が異なるため、ゴムロールを紙送り機構に組み 込むときには注意する必要がある。
【0008】 しかして、従来法では図4に示したように、この研磨目の方向を示すためにゴ ムロールの端部側面にマジックインクなどでマーキングを施こし、これによって その左右の別(研磨目方向)、前後の方向を表現しているのであるが、これでは 数量セットが大きくなるとその工程能力上、対応しづらいという弱点があった。
【0009】 しかし、これを本考案にしたがってこのマーキングをゴムロール表面の軸方向 (長さ方向)に研磨目方向を示す符号、例えば図3の(a)、(b)、(c)に 示したような文字、記号、図柄などの符号を切断後のロールに少なくとも1個存 在するようにインクジェットプリンター、およびインクを用いてマーキングする と、これを長さ方向にカットしてもこのマーキングが一様に連続的ないし断続的 なものとされているのでカットされたものの左右の方向、前後の方向を簡単に目 視で判断することができるし、このマーキングも上記したようにインクジェット プリンターなどで簡単に行なうことができるので、カット数、ロット数が大きく なっても工程能力が対応し易く、量産化を向上させることができるという有利性 が与えられる。なお、この符号は1個で逆目、順目の区別がつくように非対象形 のものとすることが好ましい。
【0010】
【実施例】
つぎに本考案の実施例をあげる。 実施例 シリコーンゴム組成物・KE− 951U[信越化学工業(株)商品名]を外径 10mmのステンレス製シャフトに注型して図1に示した外径22mmφ、内径9mmφ、 長さ260mmのゴムロールを作り、これに円筒式研磨機を用いて研磨外径20mmのロ ール研磨を施した。
【0011】 ついで、この研磨を施したゴムロール表面の軸方向にインクジェットプリンタ ー・FX−1621g(日立製作所製)とインク・JP−W21(同前)を用いて図3 の(C)に示したような文字(大きさ10ポイント、印字ピッチ15mm)を印字した ところ、この文字は軽く指にこすってもインクがおちない程度に付着していた。 つぎにこのロールを長さ30mmにカットしたところ、このものはその表面に「2 A」の文字が途切れることなく印字されているのでその研磨方向、前後を容易に 識別できるものであった。
【0012】
【考案の効果】
本考案はゴムロールに関するもので、これは前記したようにゴムロール表面の 軸方向(長さ方向)に研磨目方向を示す符号を設けてなることを特徴とするもの であるが、これによればこの印字がインクジェットプリンターなどで容易に行な うことができるものであるし、この印字が一様に連続的、断続的なものであり、 切断後に少なくとも1個存在するものであることから、このゴムロールを短かく カットしてもその左右の方向(研磨目方向)、前後を容易に目視で判断できると いう有利性が与えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のゴムロール成形体の斜視図を示したも
のである。
【図2】(a)は本考案のゴムロールの図1のAA’断
面図、(b)はその研磨方向が順目であるもの、(c)
はその研磨方向が逆目であるものの断面図を示したもの
である。
【図3】(a)、(b)、(c)はいずれも本考案でゴ
ムロールに設けられる符号の例を示したものである。
【図4】従来法におけるゴムロールへのマーキング方法
を図示した斜視図を示したものである。
【符号の説明】
1・・・シャフト 2・・・ゴム層 3・・・研磨目 4・・・マーキング 5・・・紙

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール表面の軸方向に研磨目方向を示す符
    号を設けてなることを特徴とするゴムロール。
  2. 【請求項2】ロ−ル表面の軸方向に所定の記号、文字を
    断続的に印刷してなる請求項1に記載したゴムロール。
JP632792U 1992-01-21 1992-01-21 ゴムロール Pending JPH0558943U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP632792U JPH0558943U (ja) 1992-01-21 1992-01-21 ゴムロール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP632792U JPH0558943U (ja) 1992-01-21 1992-01-21 ゴムロール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0558943U true JPH0558943U (ja) 1993-08-03

Family

ID=11635278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP632792U Pending JPH0558943U (ja) 1992-01-21 1992-01-21 ゴムロール

Country Status (1)

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JP (1) JPH0558943U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013068266A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Kowa Co Ltd ロール及び洗浄装置
JP2015059026A (ja) * 2013-09-19 2015-03-30 日立金属株式会社 紙送りローラ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013068266A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Kowa Co Ltd ロール及び洗浄装置
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