JP2015059026A - 紙送りローラ - Google Patents
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Abstract
Description
エチレンプロピレンジエンゴム及び/又は塩素化ポリエチレンゴムを混練して得られた固形状のゴム組成物を成型金型にセットし、モールドプレスにより円筒状の成型物を得た。
紙送りローラを構成するポリマとしてエチレンプロピレンジエンゴムを使用し、凸部の最大高さが200μm、紙送りローラの内径が6mm、紙送りローラのデュロA硬度が20の紙送りローラを使用した。
紙送りローラを構成するポリマとしてエチレンプロピレンジエンゴムを使用し、凸部の最大高さが1500μm、紙送りローラの内径が6mm、紙送りローラのデュロA硬度が20の紙送りローラを使用した。
紙送りローラを構成するポリマとしてエチレンプロピレンジエンゴムを使用し、凸部の最大高さが1500μm、紙送りローラの内径が30mm、紙送りローラのデュロA硬度が20の紙送りローラを使用した。
紙送りローラを構成するポリマとしてエチレンプロピレンジエンゴムを使用し、凸部の最大高さが1500μm、紙送りローラの内径が30mm、紙送りローラのデュロA硬度が90の紙送りローラを使用した。
紙送りローラを構成するポリマとして80質量部のエチレンプロピレンジエンゴムと20質量部の塩素化ポリエチレンゴムとを使用し、凸部の最大高さが200μm、紙送りローラの内径が6mm、紙送りローラのデュロA硬度が20の紙送りローラを使用した。
紙送りローラを構成するポリマとしてエチレンプロピレンジエンゴムを使用し、凸部の最大高さが100μm、紙送りローラの内径が6mm、紙送りローラのデュロA硬度が20の紙送りローラを使用した。
紙送りローラを構成するポリマとしてエチレンプロピレンジエンゴムを使用し、凸部の最大高さが2000μm、紙送りローラの内径が6mm、紙送りローラのデュロA硬度が20の紙送りローラを使用した。
紙送りローラを構成するポリマとしてエチレンプロピレンジエンゴムを使用し、凸部の最大高さが1500μm、紙送りローラの内径が40mm、紙送りローラのデュロA硬度が20の紙送りローラを使用した。
紙送りローラを構成するポリマとしてエチレンプロピレンジエンゴムを使用し、凸部の最大高さが1500μm、紙送りローラの内径が6mm、紙送りローラのデュロA硬度が15の紙送りローラを使用した。
紙送りローラを構成するポリマとしてエチレンプロピレンジエンゴムを使用し、凸部の最大高さが1500μm、紙送りローラの内径が6mm、紙送りローラのデュロA硬度が95の紙送りローラを使用した。
紙送りローラそのもののデュロA硬度を測定することはできないので、モールドプレスにより厚さが2mmのシート状の成型物を作製し、このシート状の成型物のデュロA硬度をJIS K 6251に準拠して測定し、これを紙送りローラのデュロA硬度とした。
(目視判別)
判別の容易さを示す判別性、判別に掛かる時間を示す判別時間、及び判別の正しさを示す正確性の3つの観点から紙送りローラの特性を評価した。
レーザマイクロメータを使用して非接触の状態で測定した。ここでは、OA機器や金融機器において実用上の問題が無い0.8mm以下を目標とした。
紙送りローラそのものの引裂強さを測定することはできないので、モールドプレスにより厚さが2mmのシート状の成型物を作製し、このシート状の成型物の引裂強さをJIS K 6252に準拠して測定し、これを紙送りローラの引裂強さとした。ここでは、紙送りローラをシャフト又はコアに圧入嵌挿して取り付けるときに、紙送りローラに破断が生じない6N/mm以上を目標とした。
グローリー株式会社製の小型紙幣計算機(型番:GFB−80)のピックアップ部に紙送りローラを取り付け、模擬紙幣を5万枚通紙させた後の紙送りローラの外径の変化量を測定して耐摩耗性の指標とした。ここでは、十分な耐摩耗性があると判断できる1mm以下を目標とした。
実施例及び比較例の内容と試験結果とを纏めて表1に示す。
目視判別は、判別性、判別時間、及び正確性の全てについて合格「○」であった。また、外径の振れ、引裂強さ、及び耐摩耗性の全てについて目標を達成した。
目視判別は、判別性、判別時間、及び正確性の全てについて不合格「×」であった。また、外径の振れ、引裂強さ、及び耐摩耗性の全てについて目標を達成した。
目視判別は、判別性、判別時間、及び正確性の全てについて合格「○」であった。また、引裂強さと耐摩耗性については目標を達成したが、外径の振れについては目標を達成できなかった。
目視判別は、判別性と正確性については合格「○」であったが、判別時間については不合格「×」であった。また、外径の振れ、引裂強さ、及び耐摩耗性の全てについて目標を達成した。
目視判別は、判別性、判別時間、及び正確性の全てについて合格「○」であった。また、外径の振れについては目標を達成したが、引裂強さと耐摩耗性については目標を達成できなかった。
目視判別は、判別性、判別時間、及び正確性の全てについて合格「○」であった。また、引裂強さと耐摩耗性については目標を達成したが、外径の振れについては目標を達成できなかった。
以上の結果から、本発明に係る実施例1から5の紙送りローラは、何れも目視判別の水準を維持することができ、また何れの条件でも紙送りローラとしての機能に大きな影響を与えることがないことが分かる。
101 外周面
102 パターン
103 内周面
104 識別部
105 内径部
106 コア
107 凸部
200 紙送機構
201 紙
Claims (6)
- 外周面に紙送方向に対して方向性を有する研磨目又はパターンが形成された筒状の紙送りローラにおいて、
内周面に研磨目又はパターンの方向性を側方から判別可能な識別部を備えることを特徴とする紙送りローラ。 - 前記識別部は、内周面から内側に突出する凸部からなる請求項1に記載の紙送りローラ。
- 前記凸部は、最大高さが200μm以上1500μm以下である請求項2に記載の紙送りローラ。
- 内径が40mm以下である請求項1から3の何れか一項に記載の紙送りローラ。
- デュロA硬度が20以上90以下である請求項1から4の何れか一項に記載の紙送りローラ。
- 前記識別部は、内周面の長手方向の全体に亘って連続的に形成されている請求項1から5の何れか一項に記載の紙送りローラ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0558943U (ja) * | 1992-01-21 | 1993-08-03 | 信越ポリマー株式会社 | ゴムロール |
JP2006282331A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Seiko Epson Corp | ゴム環の装着方向識別装置、これを備える記録装置および液体噴射装置 |
JP2007302463A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Omron Corp | 搬送ローラ及び該搬送ローラを備えた搬送装置 |
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