JPH0558764A - メタライズ基板及びその製造方法 - Google Patents

メタライズ基板及びその製造方法

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JPH0558764A
JPH0558764A JP24646091A JP24646091A JPH0558764A JP H0558764 A JPH0558764 A JP H0558764A JP 24646091 A JP24646091 A JP 24646091A JP 24646091 A JP24646091 A JP 24646091A JP H0558764 A JPH0558764 A JP H0558764A
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ceramics
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metallized
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Yohei Watabe
洋平 渡部
Shinichi Iwata
伸一 岩田
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/09Use of materials for the conductive, e.g. metallic pattern
    • H05K1/092Dispersed materials, e.g. conductive pastes or inks
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/24Reinforcing the conductive pattern

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接合強度の高く,電気的特性の優れた,且
つ,環境試験において信頼性の高い金属化膜が得られる
メタライズ用金属粉末組成物及びメタライズ基板を提供
する。 【構成】 メタライズ基板は,セラミックスに対して密
着性の良い第1金属粉末組成物上に導体抵抗の小さな第
2金属粉末組成物を重ねて形成した。この第1金属粉末
組成物は,Cuを70〜95重量%残部Tiからなり,
また,体積抵抗10−6Ω・m以下のCu,Agのうち
選択された少なくとも一種と,Tiとの固溶体もしくは
合金を形成するものを使用する。このメタライズ基板を
製造方法するには,セラミックス基板上に,セラミック
スに対して密着性の高いメタライズ用金属粉末組成物上
に導体抵抗の小さな金属粉末組成物を真空中乃至不活性
雰囲気中で同時に導体抵抗の小さな金属粉末組成物を焼
き付けること,もしくは,セラミックスに対して密着性
の高いメタライズ用金属粉末組成物を焼き付けた後に導
体抵抗の小さな金属粉末組成物を焼き付けることによっ
て形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,厚膜電子回路の導体層
形成およびセラミックス基板上に実装された電子機器用
素子,部品等が動作することによって発生する熱を拡散
するためのメタライズ組成物及びメタライズセラミック
ス基板とそれらの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,電子回路基板には,高絶縁性,機
械的強度,他の電子素子を劣化させないこと,金属導体
と容易に接合体となること,熱伝導率が大きいなどの性
質が要求されている。この基板としてはアルミナ,窒化
物セラミックスがある。しかし,セラミックス単体で
は,電子機器に用いられるトランジスタ,ダイオード,
IC,LSI,その他各種の電子部品を直接実装するこ
とができない。そのため,セラミックス表面に金属化膜
を形成し,導体あるいは金属とを接合することにより電
子回路を製造するものである。セラミックス表面への金
属化膜を形成する方法として,高融点金属法,活性金属
法,厚膜法,同時焼成法などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来はセラミックス基
板上へ銅導体ペーストを10〜30μm 程度の厚みにス
クリーン印刷し,乾燥した後に窒素雰囲気において焼成
を行い回路形成を行う方法を用いている。しかしながら
上記の方法によるセラミックスへの金属化膜はセラミッ
クスと金属化膜との接着強度は2mmパッドの垂直引っ
張り試験で2kg程度で有り,150℃の高温エージング
試験を行うと,100時間後で接合強度は初期の値に比
べて半分以下程度に低下した。特に窒化物セラミックス
用の銅ペーストは現在,接合強度信頼性の高いものが得
られていない。そこで本発明の技術的課題は,上記の不
安定な銅ペーストを改善するために,銅を主成分とする
接合強度の高い,電気的特性の優れた,かつ,環境試験
において信頼性の高い金属化膜が得られるメタライズ用
金属粉末組成物及びメタライズ基板を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば,セラミ
ックスに対して密着性の良い第1金属粉末組成物上に導
体抵抗の小さな第2金属粉末組成物を重ねて形成したこ
とを特徴とするメタライズ基板が得られる。本発明によ
れば,前記メタライズ基板において,前記第1金属粉末
組成物は,Cuを70〜95重量%残部Tiからなるこ
とを特徴とするメタライズ基板が得られる。本発明によ
れば,前記メタライズ基板において,前記第2金属粉末
組成物は,Cu及びAgのうち少なくとも一種と,Ti
との固溶体もしくは合金を含み,10-6Ω・m以下の体
積抵抗を有することを特徴とするメタライズ基板が得ら
れる。本発明によれば,前記メタライズ基板において,
前記第2金属粉末組成物は,In,Sn,Sb等の低融
点金属を5〜10重量%を含むことを特徴とするメタラ
イズ基板が得られる。本発明によれば,セラミックス基
板上に,セラミックスに対して密着性の高いメタライズ
用金属粉末組成物上に導体抵抗の小さな金属粉末組成物
を真空中乃至不活性雰囲気中で同時に導体抵抗の小さな
金属粉末組成物を焼き付けることによって形成すること
を特徴とするメタライズ基板の製造方法が得られる。本
発明によれば,セラミックス基板上に,セラミックスに
対して密着性の高い第1金属粉末組成物を焼き付けた後
に導体抵抗の小さな第2金属粉末組成物を焼き付けるこ
とによって形成することを特徴とするメタライズ基板の
製造方法が得られる。即ち,本発明のメタライズ基板を
製造するための第1金属粉末組成物は,重量%表示で主
成分のCuは70〜95%,Tiは5〜30%の組成を
有する。これらの元素の粉末を混合し,窒化物および酸
化物セラミックスの表面に塗布し,そのメタライズ組成
物上に,体積抵抗が10-7Ω・m以下のCu,Ag粉末
あるいはこれらに5重量%以下のTi,ないしは5〜1
0重量%のIn,Sn,Sb等の混合粉末からなる第2
金属粉末を塗布して,高真空雰囲気中ないし不活性ガス
雰囲気中において熱処理を施すことによって,セラミッ
クスに対して高い接合強度と体積抵抗の小さいメタライ
ズセラミックス基板を得ることができるものである。こ
こで,本発明に適用するセラミックス基板は,窒化物,
例えば,AlNやSi3 4 及び酸化物,例えばAl2
3 など,あるいは数%の焼結助剤を含むセラミックス
焼結体であることが好ましい。
【0005】
【実施例】以下,本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。本発明の実施例に係るメタライズ基板は,
窒化アルミニウムセラミックスの表面に塗布し,このセ
ラミックス基板にセラミックスに対して高い接合強度が
得られるペースト状の第1金属粉末組成物を印刷し,こ
の第1金属粉末組成物上にペースト状の体積抵抗の低い
第2金属粉末組成物を印刷し,高真空雰囲気中ないし不
活性ガス雰囲気中において800〜850℃の範囲内の
温度で熱処理を施すことによって形成したものである。
このように構成されて,製造されたメタライズ基板は,
接合強度が高く,導体抵抗が小さいという利点をもつメ
タライズ基板となる。高い接合強度を有する第1金属粉
末組成物は,次のような材料および方法によって製造さ
れている。主成分であるCu及びTiは平均粒径1〜1
0μm の微粉末を目標組成になるように秤量混合を行い
メタライズ組成物を得る。このメタライズ組成物にビヒ
クルを添加混合して,三本ロールミル等を用いて十分混
練し,均一に分散させスクリーン印刷に適した粘度に調
整しペースト状とする。バインダーとしてはアクリル系
樹脂など通常用いられているものを適用した。また,こ
の第1金属粉末組成物上に塗布する第2金属粉末組成物
のペーストは,第1金属粉末組成物と同様の方法によっ
て作られている。表1に本発明の1例として体積抵抗の
小さな第2金属粉末組成物としてCuを含むものを用い
た場合に製造されたメタライズ基板の特性およびセラミ
ックスに対して高い接着強度を示す第1金属粉末組成物
についてCu90重量%及びTi10重量%組成を持つ
ペーストを用いて形成されたメタライズ基板(比較例
1)を接着強度と体積抵抗とについて比較した結果を示
す。また,ガラスフリット添加のCu100%ペースト
(比較例2)に対しても比較した。表1の結果より,セ
ラミックスに対し高い接着強度を示し,かつ体積抵抗も
実用に耐え得るメタライズ基板を製造できることが判明
した。
【0006】
【表1】
【0007】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
銅を主成分とする接合強度の高い,電気的特性の優れ
た,かつ,環境試験において信頼性の高い金属化膜が得
られるメタライズ用金属粉末組成物を用いたメタライズ
基板及びその製造方法を提供することができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックスに対して密着性の良い第1
    金属粉末組成物上に導体抵抗の小さな第2金属粉末組成
    物を重ねて形成したことを特徴とするメタライズ基板。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のメタライズ基板におい
    て,前記第1金属粉末組成物は,Cuを70〜95重量
    %残部Tiからなることを特徴とするメタライズ基板。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のメタライズ基板におい
    て,前記第2金属粉末組成物は,Cu及びAgの内から
    選択された少なくとも一種と,Tiとの固溶体もしくは
    合金を含み,多くとも10-6Ω・mの体積抵抗を有する
    ことを特徴とするメタライズ基板。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のメタライズ基板におい
    て,前記第2金属粉末組成物は,In,Sn,Sb等の
    低融点金属を5〜10重量%を含むことを特徴とするメ
    タライズ基板。
  5. 【請求項5】 セラミックス基板上に,セラミックスに
    対して密着性の高いメタライズ用金属粉末組成物上に導
    体抵抗の小さな金属粉末組成物を真空中乃至不活性雰囲
    気中で同時に導体抵抗の小さな金属粉末組成物を焼き付
    けることによって形成することを特徴とするメタライズ
    基板の製造方法。
  6. 【請求項6】 セラミックス基板上に,セラミックスに
    対して密着性の高い第1金属粉末組成物を焼き付けた後
    に導体抵抗の小さな第2金属粉末組成物を焼き付けるこ
    とによって形成することを特徴とするメタライズ基板の
    製造方法。
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