JPH0558381U - 引分黒板 - Google Patents

引分黒板

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JPH0558381U
JPH0558381U JP610092U JP610092U JPH0558381U JP H0558381 U JPH0558381 U JP H0558381U JP 610092 U JP610092 U JP 610092U JP 610092 U JP610092 U JP 610092U JP H0558381 U JPH0558381 U JP H0558381U
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JP
Japan
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blackboard
fixed
mounting groove
slider
moving
Prior art date
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Pending
Application number
JP610092U
Other languages
English (en)
Inventor
善一郎 田山
Original Assignee
日本軽工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本軽工株式会社 filed Critical 日本軽工株式会社
Priority to JP610092U priority Critical patent/JPH0558381U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】移動黒板の下端に案内レール等を介在せしめる
ことなくして確実な摺動操作がなし得る引分黒板を提供
せしめる。 【構成】固定黒板1の所望位置にボード面と平行になる
取付溝8を形成すると共に、該取付溝8に移動黒板2を
摺動自在に組み付ける。好ましくは前記固定黒板1の下
縁に装着された縁枠6の前面側に、断面略C状の取付溝
8を連設せしめるのが良く、更には前記取付溝8に、少
なくとも一部が前記固定黒板1のボード面に対して直交
すべく突設された連結摺動部材9を介して前記移動黒板
2を組み付けると良い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、引分黒板の改良に関し、更に詳しくは移動黒板の下端に案内レール 等を介在せしめることなくして確実な摺動操作がなし得る引分黒板に存する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、引分黒板は、固定黒板の下端に張り出すべく連設された受樋の上面に 案内レール等のガイド部材を介して移動黒板を装着している。
【0003】 従来、斯かる引分黒板としては、例えば、図9に示すように、所望形状の固定 黒板の表面側に受樋を介して案内レールを設け、移動黒板の一側辺上下にローラ ー等を装着して前記レールに係合させ、移動黒板を摺動自在に支持せしめた黒板 があった(実開昭55−171587号公報参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した実開昭55−171587号公報に開示されている引 分黒板にあっては、前記受樋の上面に案内レールが敷設されていることから、殊 に、前記固定黒板と移動黒板との間に溜ったチョークの粉や埃塵が除去しづらい といった問題があり、更には前記突状レールと移動黒板との接合面にチョークの 粉等が詰まってしまい、時として円滑なる移動黒板の摺動操作が妨げられるもの であった。
【0005】 本考案はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもので、前記固定黒板と引 分黒板との間にチョークの粉や埃塵が溜っても簡単にして除去できると共に、円 滑なる移動黒板の摺動操作がなし得る引分黒板を提供せしめることを目的とした ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上述の如き従来の問題点を解決し、所期の目的を達成するため本考案の要旨と する構成は、所望形状の固定黒板と、該固定黒板の長手方向に沿って往復動作自 在に装着された移動黒板とを備えてなる引分黒板において、前記移動黒板は、前 記固定黒板のボード面と平行に形成された取付溝を介して前記固定黒板の前面側 に摺動自在に組み付けられた引分黒板に存し、延いては所望形状の固定黒板と、 該固定黒板の長手方向に沿って往復動作自在に装着された移動黒板とを備えてな る引分黒板において、前記移動黒板は、少なくとも一部が前記固定黒板のボード 面に対して直交すべく突設された連結摺動部材を介して前記固定黒板の前面側に 組み付けられてなる引分黒板に存する。
【0007】 また、前記連結摺動部材は、前記固定黒板の縁枠に連設された断面略C状の取 付溝を介して嵌挿するのが好ましい。
【0008】 更に、前記連結摺動部材は、前記取付溝内に嵌挿されるスライダーと、該スラ イダーの側面から前記取付溝外へ延出すべく突設された水平支持片と、前記スラ イダーの所望位置に装着された縦ローラーと、前記スライダーの幅方向に突出す べく装着された横ローラーとで構成するのが好ましい。
【0009】
【作用】
このように構成される本考案の引分黒板は、前記移動黒板が、前記固定黒板の ボード面と平行に形成された取付溝を介して前記固定黒板の前面側に摺動自在に 組み付けられたことによって、若しくは前記移動黒板を、少なくとも一部が前記 固定黒板のボード面に対して直交すべく突設された連結摺動部材を介して前記固 定黒板に往復動作自在に組み付けたことによって、前記固定黒板の下端に突設す べく配設される受樋上に従来の如き案内レールを敷設する必要がなくなることと なる。
【0010】 また、前記固定黒板の縁枠に連設された断面略C状の取付溝に前記連結摺動部 材を嵌挿したことによって、上から落下してくるチョークの粉が前記取付溝内に 浸入しづらく、内方に円滑なる摺動面が確保されることとなる。
【0011】 更に、前記連結摺動部材が前記取付溝内に嵌挿されるスライダーと、該スライ ダーの側面から前記取付溝外へ延出すべく突設された水平支持片と、前記スライ ダーの所望位置に装着された縦ローラーと、前記スライダーの幅方向に突出すべ く装着された横ローラーとからなることによって、前記取付溝内に嵌挿した際に 、前記縦ローラーが前記取付溝の上下両面に、前記横ローラーが前記取付溝の前 後両側面にそれぞれ当接して整合されると共に、前記取付溝から外方へ突出する 水平支持片に前記移動黒板の下端が支持されることとなる。
【0012】
【実施例】
次に本考案の実施の一例を図面を参照しながら説明する。 図中Aは本考案に係る引分黒板であり、この引分黒板Aは、図1乃至図2に示す ように、常套形状の固定黒板1と、該固定黒板1の長手方向前面に沿って摺動自 在に装着された移動黒板2とを備えている。
【0013】 前記固定黒板1は、図3に示すように、壁面に螺着固定された上下配置の取付 枠体3,受樋4間に相対向すべく取り付けられた縁枠5,6を介して嵌合支持さ れている。また、断面鈎状を呈した前記縁枠5には、前記固定黒板1の上端前面 側を圧接すべく別体のレール枠体7が接合されている。
【0014】 一方、前記固定黒板1の下縁に装着された縁枠6の前面側には、断面略C状の 取付溝8が連設されており、該取付溝8内に連結摺動部材9が挿着されている。 この連結摺動部材9は、図5乃至図7に示すように、前記取付溝8内に遊嵌され る平面H状のスライダー9aと、該スライダー9aの側面から前記取付溝8外へ 延出すべく突設された水平支持片9bと、前記スライダー9aの長手方向両端側 に装着された一対の縦ローラー9c,9cと、前記スライダー9aの幅方向に突 出すべく同スライダー9aの上下端面に装着された横ローラー9d,9d…とか ら構成されている。
【0015】 而して、斯かる連結摺動部材9は、前記取付溝8内に嵌挿した際に、揺れ、が たつきが生じないように、前記縦ローラー9c,9cが前記取付溝8の上下両面 8a,8b(図4参照)に、前記横ローラー9d,9dが前記取付溝8の前後両 側面8c,8dにそれぞれ当接すべく整合されている。
【0016】 他方、前記移動黒板2の上端には、縁枠10を介してガイドローラー11が突 設されている。このガイドローラー11は、図8に示すように、平面菱形状をし た基盤11aの上面に一対の横ローラー11b,11bを並列状態に配置してな るもので、前述したレール枠体7のレール取付溝7aと内接すべく調整されてい る。
【0017】 また、前記移動黒板2の下端は、前記取付溝8から外方に突出した前記連結摺 動部材9の水平支持片9bの上面に支持されるものであり、図3に示すように、 同水平支持片9bの上面に螺着固定された板状の支持基盤12並びに両面接着テ ープ等の接着層13を介して固着された縁枠14に嵌合せしめている。
【0018】 このように構成される本考案の引分黒板Aは、前記取付枠体3と受樋4との間 に固定黒板1を配設した後、該固定黒板1の前面上端を圧接すべく前記レール枠 体7を取り付けて移動黒板2の上端を同レール枠体7のレール取付溝7aに嵌挿 し、次いで移動黒板2の下端を、予め前記取付溝8内に嵌挿された所望数の連結 摺動部材9(詳しくは縁枠14)に係止させるだけで簡単に装着できるものであ る。
【0019】 尚、本考案の引分黒板Aは本実施例に限定されることなく、本考案の目的の範 囲内で自由に設計変更し得るものであり、本考案はそれらの全てを包摂するもの である。
【0020】
【考案の効果】 本考案は上述のように構成され、前記移動黒板が、前記固定黒板のボード面と 平行に形成された取付溝を介して前記固定黒板の前面側に摺動自在に組み付けら れたことによって、若しくは前記移動黒板を、少なくとも一部が前記固定黒板の ボード面に対して直交すべく突設された連結摺動部材を介して前記固定黒板に往 復動作自在に組み付けたことによって、前記黒板の下端に突設すべく配設される 受樋上に従来の如き案内レールを敷設する必要がなくなるため、受樋の上面に、 就中、固定黒板と移動黒板との間にチョークの粉や埃塵が溜っても簡単に除去で きる引分黒板を提供できることとなった。
【0021】 また、前記固定黒板の縁枠に連設された断面略C状の取付溝に前記連結摺動部 材を嵌挿したことによって、上から落下してくるチョークの粉が取付溝内に浸入 しづらく、内方に円滑なる摺動面が確保されるため、いつ時でもスムースな移動 黒板の摺動操作がなし得るといった効果をも奏するものである。
【0022】 更に、前記連結摺動部材が前記取付溝内に嵌挿されるスライダーと、該スライ ダーの側面から前記取付溝外へ延出すべく突設された水平支持片と、前記スライ ダーの所望位置に装着された縦ローラーと、前記スライダーの幅方向に突出すべ く装着された横ローラーとからなることによって、斯かる連結摺動部材を前記取 付溝内に嵌挿した際に、前記縦ローラーが前記取付溝の上下面に、前記横ローラ ーが前記取付溝の前後側面にそれぞれ当接して移動黒板の揺れ、がたつきを防止 できる他、前記取付溝から外方へ突出した水平支持片に前記移動黒板の下端が容 易にして支持できるため、移動黒板の着脱操作が頗る簡単に行えるようになった 。
【0023】 このように本考案の引分黒板は、悪戯に外観を損ねることなくして前記固定黒 板と移動黒板との連結が確実にでき得ると共に、斯かる両黒板間の受樋上にチョ ークの粉や埃塵が溜っても容易に除去できる他、構成も単純であるため大量生産 に適し、価格も低廉なものとして需要者に供給できる等、本考案を実施すること はその実益的価値が甚だ大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので、
【図1】本考案に係る引分黒板の正面図である。
【図2】移動黒板を左右に開いた状態を示す同引分黒板
の正面図である。
【図3】同引分黒板の縦断側面図である。
【図4】本実施例で使用する連結摺動部材の組付状態を
示す一部切欠断面図である。
【図5】同連結摺動部材の斜視図である。
【図6】同連結摺動部材の側面図である。
【図7】同連結摺動部材の平面図である。
【図8】本実施例で使用するガイドローラーの平面図で
ある。
【図9】従来の引分黒板を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
A 引分黒板 1 固定黒板 2 移動黒板 3 枠体 4 受樋 5 縁枠 6 縁枠 7 レール枠体 8 取付溝 9 連結摺動部材 9a スライダー 9b 水平支持片 9c 縦ローラー 9d 横ローラー 10 縁枠 11 ガイドローラー 12 支持基盤 13 接着層 14 縁枠

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望形状の固定黒板と、該固定黒板の長手
    方向に沿って往復動作自在に装着された移動黒板とを備
    えてなる引分黒板において、前記移動黒板は、前記固定
    黒板のボード面と平行に形成された取付溝を介して前記
    固定黒板の前面側に摺動自在に組み付けられたことを特
    徴とする引分黒板。
  2. 【請求項2】所望形状の固定黒板と、該固定黒板の長手
    方向に沿って往復動作自在に装着された移動黒板とを備
    えてなる引分黒板において、前記移動黒板は、少なくと
    も一部が前記固定黒板のボード面に対して直交すべく突
    設された連結摺動部材を介して前記固定黒板の前面側に
    組み付けられたことを特徴とする引分黒板。
  3. 【請求項3】前記連結摺動部材は、前記固定黒板の縁枠
    に連設された断面略C状の取付溝に嵌挿されていること
    を特徴とする請求項2に記載の引分黒板。
  4. 【請求項4】前記連結摺動部材は、前記取付溝内に嵌挿
    されるスライダーと、該スライダーの側面から前記取付
    溝外へ延出すべく突設された水平支持片と、前記スライ
    ダーの所望位置に装着された縦ローラーと、前記スライ
    ダーの幅方向に突出すべく装着された横ローラーとから
    なることを特徴とする請求項2又は3に記載の引分黒
    板。
JP610092U 1992-01-21 1992-01-21 引分黒板 Pending JPH0558381U (ja)

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ID=11629089

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JP (1) JPH0558381U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015000503A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 株式会社シネマ工房 昇降装置
CN107344466A (zh) * 2017-06-19 2017-11-14 李何健 一种移动无缝黑板

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