JPH055808Y2 - - Google Patents

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JPH055808Y2
JPH055808Y2 JP1986119719U JP11971986U JPH055808Y2 JP H055808 Y2 JPH055808 Y2 JP H055808Y2 JP 1986119719 U JP1986119719 U JP 1986119719U JP 11971986 U JP11971986 U JP 11971986U JP H055808 Y2 JPH055808 Y2 JP H055808Y2
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JP
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core body
side plate
core
connecting member
side plates
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JP1986119719U
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JPS6329357U (ja
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はフレームを具備しないフレームレスモ
ータに使用されるコアに関する。
〔従来の技術〕
フレームレスモータはフレームを省略すること
によつてモータ全体の軽量化、小型化を図るもの
である。従つて、固定子コアはフレームに支持さ
れることがないため、その自体で締結され得る構
造のものが使用される。第3図および第4図はこ
のようなフレームレスモータに使用される固定子
コアの従来例の正面図および−線断面図を示
している。打ち抜き加工されたリング状の薄鋼板
が多数積層されてコア本体21が形成され、コア
本体21の両端面に側板22が当接されている。
側板22はコア本体21を両端面から押圧するこ
とで薄鋼板を束ねるように作用するものである。
この側板22を連結するため棒状の連結材23が
装着される。連結材23はコア本体21の外面に
接する状態で左右の側板22に掛け渡され、その
後は側板22との間に溶接24が施されると共に
コア本体21の外面との接触部分にも溶接が施さ
れてコアの締結が行われるようになつている。な
お、積層コア本体21および側板22には風穴2
5が連通するように形成されると共に、風穴25
内に放熱フイン16が形成されてコア本体21の
冷却が行われるようになつている。又、左右の側
板22には回転軸(図示せず)を支承するブラケ
ツト28がボルト27によつて取り付けられるよ
うになつており、このため側板22の適宜位置に
はボルト27が螺合するボルト穴29が形成され
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕 このようなフレームレスモータにおいては、モ
ータ剛性を高める必要があるため、側板22間に
掛け渡される連結材23の本数が多く(図示の例
では8本)、このため、側板22との溶接部分2
4も多くなつている。従つて、部品点数が多く、
組み付けが面倒であると共に溶接工数が多くなつ
ている。又、モータ駆動時の回転反力がコア本体
21→連結材23→側板22→ブラケツト28の
順で伝達される構造のため、各部材の強度を高め
る必要がある。特に、ボルト穴29が穿設される
側板22の強度を増大させる必要があるところか
ら側板22が厚くなり重量も増加する問題点を有
している。
本考案はこのような従来のフレームレスモータ
の問題点を考慮してなされ、簡単な構造でモータ
の剛性を高めることができるコアを提供すること
を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本考案は側板に掛け渡される連結材の
形状を改良したものであり、薄鋼板が積層されて
なるコア本体と、コア本体を挟むようにコア本体
の両端面に当接される側板と、前記コア本体の外
面に接した状態で側板に掛け渡されコア本体の外
面および側板に溶接される連結材とを備えてな
り、前記連結材に前記コア本体の円周方向に屈曲
する屈曲片が形成され、この屈曲片の端部が前記
側板と溶接されていることを特徴としている。
〔作用〕
屈曲片の形成により連結材は略「L」字形の板
体となり強度が増大する。従つて、連結材の数を
少なくした状態でコアの組み立てが行われる。
〔実施例〕
以下、本考案を図示する実施例を参照して具体
的に説明する。
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は
その−線断面図である。打ち抜き加工された
薄鋼板が多数積層されてコア本体1が形成されて
いる。各薄鋼板は回転軸(図示せず)が挿入され
る挿入穴が中央に形成されると共に、外周部には
突起が形成されており、この突起が薄鋼板の積層
で連続して放熱フイン2が形成されるようになつ
ている。又、薄鋼板の積層によつて形成されるコ
ア本体1は横長の筒状となつており、その左右の
両端面には側板3がコア本体1を挟むように当接
されている。この側板3は略円環形状に成形され
ており、コア本体1を両端から押圧することで後
述する連結材10と共にコアの締結を行うもので
ある。連結材10はコア本体1の長手方向に沿つ
てコア本体1の外周面に接するように取り付けら
れている。この連結材10は両側がコア本体1の
円周方向に略「く」字状に屈曲されており、この
屈曲片11の端面が前記側板3に当接されてい
る。そして、側板3との当接部分に溶接12が施
されて、側板3との連結が行われると共にコア本
体1の外周面との接触部分にも溶接が施されてコ
ア本体1との連結が行われている。これにより、
コア本体1は側板3と連結材10とによつて積層
状態が維持される構造となつている。この場合、
連結材10はコア本体1の4隅部に位置するよう
に取り付けられ、又、両側がコア本体1方向に屈
曲されることで強度が増大しコア全体の剛性が大
きくなつていると共に、コア本体1とは一定の空
〓が形成されている。従つて、この空〓を風穴1
3とすることができ、前記放熱フイン2を風穴1
3内に位置するように形成することによつてコア
の冷却が可能となるから、コア本体1に風穴を打
ち抜き加工する必要がなくなる。又、回転軸を支
持するブラケツト4は各側板3の外側面に取り付
けられるが、このブラケツト4を取り付けるボル
ト5のボルト穴14は側板3に形成しないで連結
材10の屈曲片11に形成することができる。従
つて、側板3にボルト穴加工を施す必要がなくな
り、側板3を薄くすることができ、軽量化が可能
となる。このようなコアをモータ内に装着して駆
動を行うと、その回転反力はコア本体1→連結材
10→ブラケツト4の順序で伝達され、側板3へ
の影響が小さくなるから、側板3の板厚を薄くす
ることができる。また。連結材10の強度向上に
より,連結材10の装着数を少なくすることがで
き(本実施例では4)その分、溶接工数が減少す
る。
なお、前記連結材10はコア本体方向に屈曲す
る屈曲片を有していればよく、略「T」字形等の
他の形状としてもよい。又、コア本体の4隅部だ
けでなく、他の部分に取り付けてもよい 〔考案の効果〕 以上のとおり本考案によれば、連結材を屈曲さ
せて強度を向上したから連結材の数を少なくする
ことができ、溶接工数も少なくなる。又、モータ
の剛性が向上するためモータの許容回転数を向上
させることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は
その−線断面図、第3図および第4図は従来
例の正面図および−線断面図である。 1……コア本体、3……側板、10……連結
材、11……屈曲片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 薄鋼板が積層されてなるコア本体1と、 コア本体1を挟むようにコア本体1の両端面に
    当接される側板3と、 前記コア本体1の外面に接した状態で前記側板
    3に掛け渡されコア本体1の外面および側板に溶
    接される連結材10とを備えるとともに、 前記連結材10に前記コア本体1の円周方向に
    屈曲する屈曲片11が形成され、 この屈曲片11の端部が前記側板と溶接され、 かつ前記連結材10がコア本体1の4隅部に配
    設され、 しかも前記連結材10とコア本体1との間に、
    風穴13を形成する空〓を設け、 空〓内にコア本体1と一体の放熱フイン2が位
    置している ことを特徴とするフレームレスモータのコア。
JP1986119719U 1986-08-04 1986-08-04 Expired - Lifetime JPH055808Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986119719U JPH055808Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

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JPS6329357U JPS6329357U (ja) 1988-02-26
JPH055808Y2 true JPH055808Y2 (ja) 1993-02-16

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ID=31007353

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS554603B2 (ja) * 1976-01-26 1980-01-31
JPS5775541A (en) * 1980-10-28 1982-05-12 Fanuc Ltd Induction motor

Family Cites Families (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS554603U (ja) * 1978-06-23 1980-01-12
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JPS6329357U (ja) 1988-02-26

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