JPH0557915A - 印字ヘツド - Google Patents
印字ヘツドInfo
- Publication number
- JPH0557915A JPH0557915A JP22682391A JP22682391A JPH0557915A JP H0557915 A JPH0557915 A JP H0557915A JP 22682391 A JP22682391 A JP 22682391A JP 22682391 A JP22682391 A JP 22682391A JP H0557915 A JPH0557915 A JP H0557915A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric element
- leaf spring
- printing
- armature
- leaf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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-
- H01L41/09—
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- Impact Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、圧電素子の変位を拡大機構部によ
り拡大して印字を行う印字ヘッドに関し、圧電素子の破
損を防止して信頼度を向上させることのできる印字ヘッ
ドを提供することを目的としている。 【構成】 印字ヘッドは、略平行な2枚の板ばね5A,
5Bの一端を、印字用ワイヤを備えたアーマチュアに固
定し、一方の該板ばね5Aの他端を固定するとともに、
他方の該板ばね5Bの他端を圧電素子8の可動側に接続
して成り、圧電素子8の変位を、アーマチュアと板ばね
5A,5Bとより成る拡大機構部により拡大して印字を
行うようになっている。板ばね5Bの他端の接続位置
は、圧電素子8の中心軸より板ばね5A側にオフセット
している。
り拡大して印字を行う印字ヘッドに関し、圧電素子の破
損を防止して信頼度を向上させることのできる印字ヘッ
ドを提供することを目的としている。 【構成】 印字ヘッドは、略平行な2枚の板ばね5A,
5Bの一端を、印字用ワイヤを備えたアーマチュアに固
定し、一方の該板ばね5Aの他端を固定するとともに、
他方の該板ばね5Bの他端を圧電素子8の可動側に接続
して成り、圧電素子8の変位を、アーマチュアと板ばね
5A,5Bとより成る拡大機構部により拡大して印字を
行うようになっている。板ばね5Bの他端の接続位置
は、圧電素子8の中心軸より板ばね5A側にオフセット
している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電素子の変位を拡大
機構部により拡大して印字を行う印字ヘッドに関するも
のである。
機構部により拡大して印字を行う印字ヘッドに関するも
のである。
【0002】ワイヤドットプリンタにおいては、印字速
度の高速化に伴い、印字ヘッドのアクチュエータとして
圧電素子が使用される傾向にある。
度の高速化に伴い、印字ヘッドのアクチュエータとして
圧電素子が使用される傾向にある。
【0003】
【従来の技術】従来の圧電素子型アクチュエータを備え
た印字ヘッドは、図2に示すように、拡大機構部1と、
積層形の圧電素子を用いた圧電素子型アクチュエータ2
と、ベース部3とで構成されている。
た印字ヘッドは、図2に示すように、拡大機構部1と、
積層形の圧電素子を用いた圧電素子型アクチュエータ2
と、ベース部3とで構成されている。
【0004】拡大機構部1は、アーマチュア4と、板ば
ね5A,5Bより成るばね部5とを備え、板ばね5A,
5Bの一端はアーマチュア4の基部に接続されている。
アーマチュア4にはビーム6が連結され、該ビーム6の
先端にはワイヤ7が取り付けられている。
ね5A,5Bより成るばね部5とを備え、板ばね5A,
5Bの一端はアーマチュア4の基部に接続されている。
アーマチュア4にはビーム6が連結され、該ビーム6の
先端にはワイヤ7が取り付けられている。
【0005】アクチュエータ2は、積層形の圧電素子8
と、該圧電素子8の両端に固定されたブロック9,10
と、圧電素子8に予圧を付与する1対のスプリング(図
示せず)から成り、上記板ばね5Bの他端は、圧電素子
8の略中心線上でブロック9に接続している。
と、該圧電素子8の両端に固定されたブロック9,10
と、圧電素子8に予圧を付与する1対のスプリング(図
示せず)から成り、上記板ばね5Bの他端は、圧電素子
8の略中心線上でブロック9に接続している。
【0006】ベース部3は、基部3aと先端部3bを備
え、基部3aにはブロック10が固定され、先端部3b
には板ばね5Aの他端が接続されている。
え、基部3aにはブロック10が固定され、先端部3b
には板ばね5Aの他端が接続されている。
【0007】印字に際しては、圧電素子8に駆動電圧を
印加し、10数ミクロンの歪を発生させてブロック9を
押し上げる。そこで、アーマチュア4はばね部5の略中
央を回動中心として回動し、アーマチュア4にビーム6
を介し固定されたワイヤ7は動作拡大されて数100ミ
クロン突出する。その結果、ワイヤ7は、図示を省略し
たインクリボン及び用紙を介しプラテンを撃打してドッ
トを形成する。
印加し、10数ミクロンの歪を発生させてブロック9を
押し上げる。そこで、アーマチュア4はばね部5の略中
央を回動中心として回動し、アーマチュア4にビーム6
を介し固定されたワイヤ7は動作拡大されて数100ミ
クロン突出する。その結果、ワイヤ7は、図示を省略し
たインクリボン及び用紙を介しプラテンを撃打してドッ
トを形成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような構成,作用
を有する従来の印字ヘッドでは、圧電素子8を駆動して
板ばね5A,5Bに変位を与えたとき、板ばねの撓み方
向のA方向と反対のB方向に、板ばねから圧電素子8へ
の反力が加わり、圧電素子8に曲げモーメントCが加わ
る。この場合、板ばね5Bからの駆動反力Pは、圧電素
子8の略中心軸に作用するため、曲げモーメントCは相
殺されない。その結果、圧電素子8には引張応力δT が
発生し、素子が破損するという欠点があった。
を有する従来の印字ヘッドでは、圧電素子8を駆動して
板ばね5A,5Bに変位を与えたとき、板ばねの撓み方
向のA方向と反対のB方向に、板ばねから圧電素子8へ
の反力が加わり、圧電素子8に曲げモーメントCが加わ
る。この場合、板ばね5Bからの駆動反力Pは、圧電素
子8の略中心軸に作用するため、曲げモーメントCは相
殺されない。その結果、圧電素子8には引張応力δT が
発生し、素子が破損するという欠点があった。
【0009】本発明は、圧電素子の破損を防止して信頼
度を向上させることのできる印字ヘッドを提供すること
を目的としている。
度を向上させることのできる印字ヘッドを提供すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明では、略平行な2枚の板ばねの一端を、印字
用ワイヤを備えたアーマチュアに固定し、一方の該板ば
ねの他端を固定するとともに、他方の該板ばねの他端を
圧電素子の可動側に接続して成り、前記圧電素子の変位
を、前記アーマチュアと前記両板ばねとより成る拡大機
構部により拡大して印字を行う印字ヘッドにおいて、他
方の前記板ばねの接続位置を、前記圧電素子の中心軸よ
り前記一方の板ばね側にオフセットさせたことを特徴と
する構成とする。
め、本発明では、略平行な2枚の板ばねの一端を、印字
用ワイヤを備えたアーマチュアに固定し、一方の該板ば
ねの他端を固定するとともに、他方の該板ばねの他端を
圧電素子の可動側に接続して成り、前記圧電素子の変位
を、前記アーマチュアと前記両板ばねとより成る拡大機
構部により拡大して印字を行う印字ヘッドにおいて、他
方の前記板ばねの接続位置を、前記圧電素子の中心軸よ
り前記一方の板ばね側にオフセットさせたことを特徴と
する構成とする。
【0011】
【作用】圧電素子から他方の板ばねに加えられる軸方向
の駆動力が素子中心軸より一方の板ばね側にオフセット
しているため、この駆動力の反力により圧電素子に曲げ
モーメントが加わり、板ばねの撓み反力による素子への
曲げモーメントと相殺する。従って、圧電素子の破損を
防止して信頼度を向上させることができる。
の駆動力が素子中心軸より一方の板ばね側にオフセット
しているため、この駆動力の反力により圧電素子に曲げ
モーメントが加わり、板ばねの撓み反力による素子への
曲げモーメントと相殺する。従って、圧電素子の破損を
防止して信頼度を向上させることができる。
【0012】
【実施例】以下、図1に関連して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0013】図1は本例の印字ヘッドの構成,作用説明
図で、図中、21は、圧電素子8の上下にブロック2
2,ブロック10を固定して成る圧電素子型アクチュエ
ータである。その他は従来と同様の部材には同符号を用
いている。
図で、図中、21は、圧電素子8の上下にブロック2
2,ブロック10を固定して成る圧電素子型アクチュエ
ータである。その他は従来と同様の部材には同符号を用
いている。
【0014】圧電素子8は図2の従来の場合より右側で
ベース部3の基部3aに固定され、板ばね5Bの他端
は、圧電素子8の中心軸より左側(板ばね5A側)にf
だけオフセットした位置でブロック22に接続されてい
る。
ベース部3の基部3aに固定され、板ばね5Bの他端
は、圧電素子8の中心軸より左側(板ばね5A側)にf
だけオフセットした位置でブロック22に接続されてい
る。
【0015】このような構成とすることによって、印字
時に作動する圧電素子8により板ばね5Bに加えられる
軸方向の駆動力の反力Pにより圧電素子8に曲げモーメ
ントDが加わる。この曲げモーメントDは、板ばねの撓
み反力による曲げモーメントCと逆方向に働くため、曲
げモーメントCは曲げモーメントDにより相殺される。
時に作動する圧電素子8により板ばね5Bに加えられる
軸方向の駆動力の反力Pにより圧電素子8に曲げモーメ
ントDが加わる。この曲げモーメントDは、板ばねの撓
み反力による曲げモーメントCと逆方向に働くため、曲
げモーメントCは曲げモーメントDにより相殺される。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、他
方の板ばねの接続位置を、圧電素子の中心軸より一方の
板ばね側にオフセットさせることにより、板ばねの撓み
反力による曲げモーメントを相殺することができ、圧電
素子の破損を防止してヘッドの信頼度を向上させること
が可能になる。
方の板ばねの接続位置を、圧電素子の中心軸より一方の
板ばね側にオフセットさせることにより、板ばねの撓み
反力による曲げモーメントを相殺することができ、圧電
素子の破損を防止してヘッドの信頼度を向上させること
が可能になる。
【図1】本発明の実施例の印字ヘッドの構成,作用説明
図である。
図である。
【図2】従来の印字ヘッドの構成及び問題点説明図であ
る。
る。
1 拡大機構部 5A,5B 板ばね 8 圧電素子
Claims (1)
- 【請求項1】 略平行な2枚の板ばね(5A,5B)の
一端を、印字用ワイヤを備えたアーマチュアに固定し、
一方の該板ばね(5A)の他端を固定するとともに、他
方の該板ばね(5B)の他端を圧電素子(8)の可動側
に接続して成り、 前記圧電素子(8)の変位を、前記アーマチュアと前記
板ばね(5A,5B)とより成る拡大機構部により拡大
して印字を行う印字ヘッドにおいて、 前記板ばね(5B)の接続位置を、前記圧電素子(8)
の中心軸より前記板ばね(5A)側にオフセットさせた
ことを特徴とする印字ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22682391A JPH0557915A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 印字ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22682391A JPH0557915A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 印字ヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0557915A true JPH0557915A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=16851149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22682391A Withdrawn JPH0557915A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 印字ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0557915A (ja) |
-
1991
- 1991-09-06 JP JP22682391A patent/JPH0557915A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |