JPH0557723A - コンクリート補強ケージを中空の型枠内に位置決めするコンクリート補強ケージ位置決め装置 - Google Patents

コンクリート補強ケージを中空の型枠内に位置決めするコンクリート補強ケージ位置決め装置

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JPH0557723A
JPH0557723A JP3324682A JP32468291A JPH0557723A JP H0557723 A JPH0557723 A JP H0557723A JP 3324682 A JP3324682 A JP 3324682A JP 32468291 A JP32468291 A JP 32468291A JP H0557723 A JPH0557723 A JP H0557723A
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JP
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cage
piston
plate
positioning plate
cylinder
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Application number
JP3324682A
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English (en)
Inventor
Michael R Willert
アール．ウイラート マイケル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INTERNATL PIPE MACHINERY CORP
International Pipe Machinery Corp
Original Assignee
INTERNATL PIPE MACHINERY CORP
International Pipe Machinery Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by INTERNATL PIPE MACHINERY CORP, International Pipe Machinery Corp filed Critical INTERNATL PIPE MACHINERY CORP
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28B—SHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B21/00—Methods or machines specially adapted for the production of tubular articles
    • B28B21/56—Methods or machines specially adapted for the production of tubular articles incorporating reinforcements or inserts
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28B—SHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
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    • B28B21/02—Methods or machines specially adapted for the production of tubular articles by casting into moulds
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    • B28B21/26—Methods or machines specially adapted for the production of tubular articles by casting into moulds using compacting means using rotatable mould or core parts using compacting heads, rollers, or the like with a packer head serving as a sliding mould or provided with guiding means for feeding the material
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】振動用コア及び対向して回転するローラーヘッ
ドとを有するコンクリートパイプ製造機械における補強
ケージを中空の型内に固定する装置を提供する。 【構成】型枠内に位置するコンクリートパイプ補強用ケ
ージ３４は複数個のケージ位置決め装置５７，５８，５
９，６０によって型枠から離間して保持される。各ケー
ジ位置決め装置は可動のケージ位置決め板６１，６２，
６３を有し、この板をケージ保持位置とケージとの掛合
が外れたケージ位置決め板後退位置とに移動するよう作
動し得るピストン−シリンダ装置にケージ位置決め板が
連結されている。ピストン−シリンダ装置のシリンダの
内側室は矩形の横断面を有する。シリンダ内側室内の矩
形横断面形状のピストンがケージ位置決め板に直接取付
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄筋コンクリートパイ
プを製造するためのコンクリートパイプ製造機に用いら
れる型枠内にパイプ補強用ケージを心出しする装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】円筒形
ワイヤーケージがコンクリートパイプの壁を補強するた
めに用いられている。ワイヤーケージはパッカーヘッド
コンクリートパイプ製造機または振動型コアーパイプ製
造機に用いられる型枠内に設けられる。コンクリートパ
イプの形成中にケージを型枠内の所定位置に位置させる
ためケージ位置決め装置と称する構体が用いられてい
る。補強用ケージは型枠内の中央に位置決めされてパイ
プ壁と確実に一様に一体になるようコンクリート内に適
切に埋設されるようにすることが必要である。
【０００３】ケージ位置決め装置が補強用ケージ内に設
けられ、パッカーヘッドによって上昇して、ケージをパ
ッカーヘッドに対して相対的に同心的に位置させること
が米国特許第３２６２２７５号にＬ．Ｃ．GourIie etaI
によって開示されている。複数個の液圧ピストン−シリ
ンダ装置がパッカーヘッドシャフト上に取付けられる。
ピストンに連結されたロッド上に取付けられたシュー
が、パイプの形成中、ケージに沿って上方に摺動する。
Ｗ．MuIIerの米国特許４５０５６５８号は、パッカーヘ
ッドコンクリートパイル製造機でコンクリートパイプを
製造するために型枠内に補強用ケージを心出しするため
の機構を開示している。この機構は型枠に設けられた溝
孔を経て移動する部材を有し、この部材がケージに掛合
してケージを型枠に対して相対的に心出しする。スプリ
ングによって負荷したオーバーセンター機構が部材をケ
ージ掛合位置に保持する。心出し部材は、パッカーヘッ
ドによってパイプ内に形成中のコンクリートの圧力によ
ってケージから遠去かる方向に移動する。TuckeretaIの
米国特許第４７１０１１５号は、型枠上に取付けられて
コンクリートパイプ補強用ケージを型枠内に位置決めす
るケージ位置決め装置を開示している。この装置は型枠
上に取付けられたフレームによって案内されるスライド
部材を有し、このスライド部材を移動してケージに掛合
させている。スライド部材は型枠の側壁に設けられた溝
孔を通って移動する。型枠上に取付けられたピストン−
シリンダ装置がスライド部材に連結されたカムを作動
し、これによりピストン−シリンダ装置の作動によりス
ライド部材を選択的に移動してケージに掛合させたりケ
ージとの掛合を外したりすることができる。これらのケ
ージ位置決め装置は型枠内にケージを正しく心出しする
ため調整可能の別個の構体を有する。この調整用構体及
びケージ位置決め装置の可動部分は費用がかかり、又、
コンクリートパイプ製造機、特に振動型コアーパイプ製
造機によって使用される際に相当の摩耗及び損傷を受け
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、コン
クリートパイプを製造するためコンクリートパイプ製造
機によって用いられる型枠内の中心にコンクリート補強
用ケージを位置決めするための装置を備える。このケー
ジ位置決め装置は型枠上に直接に取付けられて型枠内に
ケージを確実に心出しする。複数個のケージ位置決め装
置が型枠の周りに円周方向に互いに離間した位置で設け
られる。各ケージ位置決め装置は１個の可動板を有し、
この可動板は摩耗及び破損し難く、種々の寸法のパイプ
及び型枠に適応するよう調整することができる。ケージ
位置決め装置は、丈夫で長持ちし、安価な構体で振動型
コアーコンクリートパイプ製造機の作動中に発生する振
動力に耐えることができるので、振動型コアーコンクリ
ートパイプ製造機に用いることができる。本発明による
ケージ位置決め装置は型枠の側壁上に取付けられる支持
体を有する。この支持体に関連する可動板が型枠側壁の
溝孔を貫通して移動してケージに掛合し、ケージを型枠
から離間させて位置決めする。ピストン−シリンダ装置
が作動して、可動板の端を型枠と同一線上に位置させ
て、可動板をケージ保持位置と後退位置とに選択的に移
動させる。ピストン−シリンダ装置のシリンダは支持体
上に取付けられ、ピストンは可動板に取付けられたシリ
ンダ内に移動可能に位置されている。複数のスペーサー
が可動板の周りに設けられてピストンに掛合してピスト
ンのストロークを制限し、これにより可動板のケージ保
持位置を調整する。これにより本発明によるケージ位置
決め装置は種々の寸法の型枠及びコンクリートパイプに
用いることができる。調整用部材がシリンダ上に取付け
られてピストンの外方への移動を制限し、これによりケ
ージ位置決め装置を種々の壁厚の型枠に用いることがで
きる。
【０００５】本発明によるケージ位置決め装置の好適実
施例は、型枠のほぼ垂直の溝孔に隣接する位置で型枠の
側壁上に取付けられた支持体を有する。板が溝孔を貫通
して移動でき、ケージに掛合してケージを型枠に対して
相対的に離間した関係に位置決めする。溝孔に隣接して
側壁上に取付けられた第１案内が板を案内する。支持体
上に取付けられた第２案内は板を案内して板がケージ保
持位置と板後退位置との間で第１及び第２案内に対して
相対的に直線的に移動するようにしている。支持体上に
取付けられたピストン−シリンダ装置は選択的に作動し
て板をケージ保持位置と板後退位置との間に移動させ
る。ピストン−シリンダ装置のシリンダは支持体上に取
付けられる。シリンダは矩形横断面形状の内側室を有す
る。この内側室内にほぼ矩形のピストンが移動可能に位
置される。板はピストンに直接に取付けられて内側室内
に導入される加圧流体がピストン及び板をケージ保持位
置と板後退位置との間に選択的に移動する。ピストンの
内方へのストロークは板の周りに設けられたピストンと
掛合可能のストッパー部材によって決定される。ストッ
パー部材の数及び寸法を変えることによって種々の寸法
のコンクリートパイプ及び種々の壁厚の型枠にケージ位
置決め装置を適合させることができる。調整用部材がシ
リンダ上に取付けられ、内側室の内部に突出してピスト
ンの外方への移動を制限している。これによって可動板
の板後退位置を調整することができ、従って種々の壁厚
を有する型枠にケージ位置決め装置を用いることができ
る。
【０００６】
【実施例及び発明の効果】第１図は円筒形鉄筋コンクリ
ートパイプを製造するためのコンクリートパイプ製造機
２０を示す。コンクリートパイプ製造機の１例が米国特
許第４９５７４２４号にMitcheIIおよびFosse によって
開示されている。パッカーヘッドコンクリートパイプ製
造機の例が米国特許第４３４０５３３号および第４４０
７６４８にFosse によって示されている。これらのコン
クリートパイプ製造機はコンクリートパイプ用ジャケッ
トとしても既知の直立円筒形型枠又は型枠２４を備え
る。型枠は四角形、六角形、楕円形その他同様の他の形
状を有することができる。これらのコンクリートパイプ
製造機によって製造されたコンクリートパイプはパイプ
の壁を補強する円筒形ワイヤーケージを有する。コンク
リートパイプの成形中に型枠内にケージを保持するため
のケージ位置決め装置が従来案出されている。ケージ位
置決め装置のいくつかの例が米国特許第４５０５６５８
号においてMuIIerによって、又、米国特許第４７１０１
１５号にTucker他によって示されている。
【０００７】図１に示すように、型枠２４は水平のター
ンテーブル２２上に支持されている。型枠２４の上端上
に位置するトップテーブル２６は、米国特許第３５５１
９６８号にFosse 他によって示されているようなコンク
リート送入装置を有し、この装置は下方に向いた漏斗２
８とクスレーパーブレードアッセンブリ２９とを備え、
このアッセンブリはコンクリートを型枠２４の開放上端
に送り込むよう回転可能である。型枠２４の下端又はベ
ル端はターンテーブル２２上に支持されたパレット３１
を包囲している。このパレット３１はターンテーブル２
２の開口３２の周りに設けられていてコアー４２が型枠
２４内に上昇されて後述するようにコンクリートパイプ
を形成し得るよう構成されている。
【０００８】頂部テーブル２６は環状部材３３を有し、
それがパイプのスピゴット端を形成するように型枠２４
の頂部に嵌合している。コンクリートパイプは、複数個
の円周方向に離間された垂直金属棒３５が垂直方向に離
間した水平ロッド３６に取付けられた全体として円筒形
のケージ３４によって補強されている。ロッド３５及び
３６は鋼線で、これらは円筒形ケージを形成するよう互
いに取付けられている。ロッド３６は円形に形成され、
垂直のロッド３５に溶接又は同様の手段で取付けられて
いる。
【０００９】ケージ３４は単一ラインの補強構体で、コ
ンクリートパイプの壁の中央部分に位置されている。二
重ライン、楕円形及び三重補強ケージ構造等の他の形式
のケージを用いてコンクリートパイプを補強することが
できる。コンクリートパイプ製造機２０は全体を３７で
示す円筒形の振動コアーを有し、このコアーが対向して
回転するローラーヘッド３８を支持している。コアー３
７にピストン及びシリンダ装置３９のピストンロッド４
１が連結され、コアー３７を型枠２４内に上昇させ、
又、パイプを形成し終った後にコアー３７を型枠２４か
ら引き出すよう構成されている。コアー３７はほぼ円筒
形のスリーブ４２を有し、このスリーブ内にバイブレー
タ４３を支持している。コンクリートパイプ製造機２０
用のバイブレーターの１例が米国特許第３９４８３５４
号にFosse 及びMontogomery によって示されている。バ
イブレーター４３はコアーに振動力を発生させるよう作
動する油圧モータを有する。コアー３７、ケージ３４及
び型枠２４によって囲まれたコンクリートの全てが振動
力を受ける。これらの振動力によって従来のケージ位置
決め装置の摩耗、調整の損失及び損傷が生じる。
【００１０】コンクリート送入装置はコンクリート４４
を、コアー３７及びローラーヘッド３８が型枠２４内に
上昇する間に、型枠２４の上端に送り込み、コンクリー
トパイプを製造する。コンクリート４４はホッパー４６
からコンベヤ４８によって送出される。油圧モータ４９
がコンベヤ４８を作動してコンクリートを型枠２４内の
ローラーヘッド３８の上側に連続流で流し込む。ローラ
ーヘッド３８は複数個の上方ローラー５１と下方ローラ
ー５２とを有し、上方ローラー及び下方ローラーは矢５
４及び５６で示すように反対方向に回転される。上方ロ
ーラーヘッドは複数個の上向きパドル又はフィン５３を
有し、これらはコンクリートをローラーヘッド３８と型
枠２４の内壁２５との間の環状空間内に外方に向けて移
動させるよう作動する。ローラーヘッド３８はコンクリ
ートをケージ３４の周りに詰め込んでコンクリートパイ
プを形成する。バイブレーター４３によって振動されて
いるコアー３７はコアー壁４２を振動してコンクリート
を団結させてコンクリートパイプがその全長にわたって
実質的に均一な密度を有するようにする。
【００１１】ケージ３４は型枠２４の周りに円周方向に
離間して設けられた本発明の複数個のケージ位置決め装
置５７，５８，５９及び６０によって型枠２４内に位置
決めされる。図２に示すように、ケージ位置決め装置５
７，５９及び６０は型枠２４の上方部分の周りに円周方
向に互いに等間隔で離間されている。ケージ位置決め装
置５８は型枠２４の下端部分に設けられる。付加的ケー
ジ位置決め装置が型枠２４の下端部の周りに円周方向に
離間して設けられる。ケージ位置決め装置５７，５９及
び６０はほぼ平坦な垂直位置決め板６１，６２及び６３
を有し、これらの位置決め板は型枠２４の側壁の垂直開
口又は溝孔を経て突出し、ケージ３４の１個以上の円周
方向ロッドに掛合し、これによってケージを型枠２４か
ら半径方向内方に位置させてケージ３４をコンクリート
パイプの側壁内の中央に確実に位置させるようにする。
【００１２】ケージ位置決め装置５７〜６０は構造及び
作動が同じである。従ってケージ位置決め装置５７につ
き以下に説明する。図３及び図４に示すように、ケージ
位置決め装置５７は型枠２４の外側面に溶接によって固
着された溝形の支持体６４を有する。この支持体６４は
ほぼ直立の矩形部材で、そのフランジ部が型枠２４に固
着され、平坦な底部が型枠２４から側方に離間されてい
る。複動空気圧モーター６６が複数個のボルト７２，７
３，７２Ａ及び７３Ａによって支持体６４に固着されて
いる。モーター６６は矩形のピストン及びシリンダ装置
で、位置決め板６１の位置を図４に示す突出位置と図５
に示す後退位置との間に制御することができる。板６１
が突出位置にある際、板の外端６５はロッド３６に掛合
してケージ３４を型枠２４の内側壁２５から離間させ
る。図５に示すように、板６１が後退される際、外端６
５は型枠２４の壁２５の内側面と同一面内に位置してい
る。
【００１３】モーター６６は略矩形の端壁６９に接合さ
れた一対の平坦側壁６７及び６８を有する。側壁６７及
び６８は、図４に示すように支持体６４のくぼみ７１内
に嵌合する。ボルト７２及び７３は側壁６７及び６８の
孔７４及び７６に貫通してボルト７２及び７３の前端部
分は支持体６４にねじ込まれる。ボルト７２Ａ及び７３
Ａは上述したと同じ方法で側壁６７及び６８に貫通して
支持体に前端部がねじ込まれる。モーター６６は内側室
７７を有し、この室はほぼ矩形の内側壁７８を有する。
内側室７７内に位置する矩形のピストン７９は内側壁７
８と掛合するＯーリング又はシール８１を有する。ピス
トン７９の内側部分はほぼ平坦なポケット又はくぼみ８
３を有し、このくぼみが位置決め板６１を受け入れる。
ピストン７９にねじ込まれたボルト８４，８４Ａ及び８
６が板６１をピストン７９に固定する。複数個のスペー
サ８７，８８及び８９が板６１を囲み、ピストン７９及
び端壁又はブロック９０に掛合してピストン７９のスト
ローク及び板６１の内方への動きを制限し、ケージ３４
を型枠２４に対して選定した離間関係に保持している。
スペーサ８７〜８９の数及び厚さを変えて型枠２４内の
ケージ３４の位置を調整することができる。ブロック９
０はほぼ矩形の溝孔９１を有し、この溝孔により板６１
をモーター６６から内方に突出させることができる。ブ
ロック９０上に取付けられたＯーリング９２は板６１を
受け入れるほぼ矩形の開口を有する摩耗インサート９３
に掛合して室７７からの加圧空気の漏洩を最少にしてい
る。ブロック９０はまた板６１を案内する作用をし、室
７７内におけるピストン７９の横方向位置を維持してい
る。
【００１４】図４、図５および図６に示すように、モー
ター６６の端壁６９は一対の調整可能のストッパーボル
ト９４および９７を有する。ボルト９６および９７の外
側部分にナット９８及び９９をねじ込んでボルトを選択
した調整位置に固定する。ボルト９６及び９７の内端を
室７７内に突出させてピストン７９の外方への動きを制
限し、これにより、板６６が図５に示すように後退位置
又は外側位置にある際に、板６６の外端６５が内側表面
２５と同一平面内に位置し得るようにする。この調整に
よってケージ位置決め装置を種々の壁厚を有する型枠に
用いることができる。ケージ位置決め装置の構成部品は
種々に異なる型枠に合わせるよう取換えられない。
【００１５】モーター６６はピストン７９の両側におけ
る室７７の反対側部分に流体を入出させる流体通路１０
１及び１０２を有し、これによりピストン７９を室７７
内に往復運動させる。流体圧力源から送出されて弁アッ
センブリ（図示せず）によって制御された空気又は液圧
流体のような加圧流体を用いてモーター６６に加圧流体
を与えて位置決め板をケージ保持位置及び後退位置に選
択的に動かすようにする。
【００１６】板６１はほぼ矩形の溝孔１０４を有する案
内ベアリング又はブロック９０を貫通して移動する。板
６１は図４及び図６に示す突出位置と図５に示す後退位
置との間に移動する際にベアリング１０３及びブロック
９０により支承される。板６１はボルト８４，８４Ａ及
び８６によってピストン７９に固着されているから、ピ
ストン７９が室７７内に移動する際に、ベアリング１０
３及びブロック９０は板６１を介してピストン７９を室
７７内に案内する。ベアリング１０３は型枠２４の略矩
形の溝孔１０６に嵌合している。溝形部材１０７がベア
リング１０３の外側を包囲してベアリングを型枠２４上
に保持している。溝形部材１０７の両端は型枠２４に溶
接されたスタッドボルト１０８及び１０９に取付けられ
ている。スタッドボルト１０８及び１０９上にねじ込ま
れたナット１１３及び１１４が溝形部材１０７を型枠２
４に取付けている。図６に示すように、ボス又は短かい
スペーサースリーブ１１１及び１１２がスタッドボルト
１０８及び１０９の周りに取付けられて溝形部材１０７
を型枠２４から離間させている。ナット１１３及び１１
４をスタッドボルト１０８及び１０９から外してベアリ
ング１０３を取換えることができる。
【００１７】使用に際し、加圧流体を室７７に通路１０
１を経て導入してピストン７９及び位置決め板６１を移
動し、位置決め板をケージ３４に掛合させてケージを型
枠２４から同心的に離間した位置に位置決めする。ピス
トン７９の内方への移動量は図４及び図６に示すよう
に、ストッパー８７，８８及び８９によって制御され
る。ローラーヘッド３８及びコアー３７が型枠２４内に
上昇してコンクリートパイプを形成するにしたがって、
下方ケージ位置決め装置が作動し始めて板６１を図５に
示すように後退位置に外方に動かす。図３に示すよう
に、上方ケージ位置決め装置５７，５９及び６０は夫々
の内方又は保持位置にとどまって、コンクリートパイプ
がローラーヘッド３８及びコアー３７によって形成され
る際に、ケージ３４を型枠２４に対して中心に確実に保
持している。ローラーヘッド３８がケージ位置決め装置
５７，５９及び６０のレベルに到達する際、ピストン７
９は板６１と一緒に図５に示す位置に後退してコンクリ
ートパイプをその外側表面にポケット又はくぼみのない
状態で完全に形成し得るようにする。コンクリートパイ
プが完成する際、コアー３７及びローラーヘッド３８を
シリンダ装置３９の作用によってコンクリートパイプ内
からターンテーブル２２の下側にまで下降させる。この
ようにして形成したコンクリートパイプをターンテーブ
ル２２が取出し位置に移動する。次に、板６１を後退位
置として型枠２４からコンクリートパイプを外す。
【００１８】以上によりコンクリートパイプを製造する
ためのコンクリートパイプ製造機に使用される型枠のケ
ージ位置決め装置の好適実施例を図面につき説明した
が、上述した構造及び配置は本発明の範囲内で当業者に
よって行い得ること勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のケージ位置決め器を設けた直立型枠内
に移動し得るコアー及びパッカーヘッドを有するコンク
リートパイプ製造機の一部を断面とした線図的側面図で
ある。
【図２】図１の２−２線上の拡大断面図である。
【図３】型枠上に取付けられたケージ位置決め器の拡大
端面図である。
【図４】ケージ保持位置にあるケージ位置決め板を示す
図３の４−４線上の拡大断面図である。
【図５】ケージ位置決め板を板後退位置で示す図４と同
様の断面図である。
【図６】図３の６−６線上の拡大断面図である。
【図７】図６の７−７線上の断面図である。
【符号の説明】
２０ コンクリートパイプ製造機 ２２ テーブル ２４ 型枠 ２６ トップテーブル ２８ 漏斗 ２９ クスレーパーブレードアッセンブリ ３１ パレット ３４ ゲージ ３５ ロッド ３６ 水平ロッド ３７ コアー ３８ ローラーヘッド ３９ シリンダ装置 ４１ ピストンロッド ４２ スリーブ ４３ バイブレーター ４４ コンクリート ４６ ホッパー ４８ コンベヤ ４９ 油圧モータ ５１ 上方ローラー ５２ 下方ローラー ５３ フィン ５７，５８，５９，６０ ケージ位置決め装置 ６１ 板 ６４ 支持体 ６５ 外端 ６６ 複働空気圧モーター ６７，６８ 平坦側壁 ７１，８３ くぼみ ７２，７３，７２Ａ，７３Ａ，９６，９７ ボルト ７８ 内側壁 ７９ ピストン ８１ シール ８７，８８，８９ スペーサ ９０ ブロック ９１，１０４，１０６ 溝孔 ９２ Ｏーリング ９８，９９，１１３，１１４ ナット １０３ ベアリング １０７ 溝形部材 １０８，１０９ スタッドボルト

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 コンクリート補強ケージが内部に位置決
    めされる中空型枠の直立側壁に形成された略矩形の溝孔
    に隣接して、前記側壁上に取付けられた支持体と、前記
    型枠の側壁から離間させてケージを位置させるよう前記
    溝孔を貫通して移動してケージに掛合し得る板と、この
    板を支承し得るよう溝孔に隣接して側壁上に取付けられ
    た第１案内手段と、前記板を支承し得るよう支持体上に
    取付けられた第２案内手段と、板に連結されて板を前記
    第１及び第２案内手段に対して相対的に動かして前記溝
    孔を経てケージに掛合させてケージを側壁から離間した
    位置に保持したり、板を後退させてケージとの掛合を外
    したりするよう作動し得る可動部材を有する支持体上に
    取付けられた手段とを備えるコンクリート補強ケージを
    中空の型枠内に位置決めするコンクリート補強ケージ位
    置決め装置。
  2. 【請求項２】 第１案内手段が板を通す溝孔と同一線上
    に位置する開口を有するブロックと、このブロックを型
    枠の側壁に取付ける手段とを備える請求項１記載の装
    置。
  3. 【請求項３】 第２案内手段が板を通す溝孔と同一線上
    に位置する開口を有するブロックを備える請求項１記載
    の装置。
  4. 【請求項４】 第１案内手段が溝孔と同一線上に位置す
    る第１開口を有する第１ブロックを備え、前記第２案内
    手段が第１開口と同一線上に位置する第２開口を有する
    第２ブロックを備え、前記第１及び第２ブロックが板を
    案内して前記溝孔を通ってケージ保持位置及び後退位置
    に前記ケージに対して相対的に板が移動するようにした
    請求項１記載の装置。
  5. 【請求項５】 支持体上に取付けられた前記手段が支持
    体上に取付けられた内側室を有するシリンダを含み、前
    記可動部材がシリンダの内側室内に位置するピストン
    と、板をピストンに連結する手段と、ピストン及び板を
    ケージ保持位置と板後退位置との間に選択的に動かすよ
    う前記室に加圧流体を導入する手段とを備える請求項４
    記載の装置。
  6. 【請求項６】 板のケージ保持位置を決定するようピス
    トンと協働する第１ストッパー手段と、板の後退位置を
    制限するようピストンと協働する第２ストッパー手段と
    を含む請求項５記載の装置。
  7. 【請求項７】 第１ストッパー手段がピストンに隣接し
    て板を囲むスペーサー手段を含む請求項６記載の装置。
  8. 【請求項８】 スペーサー手段が板上に取付けられた複
    数個のスペーサー部材を含み、スペーサー部材の数及び
    幅を調整して板のケージ保持位置を調整するようにした
    請求項７記載の装置。
  9. 【請求項９】 第２ストッパー手段がシリンダ上に取付
    けられた調整可能の手段を含み、板の後退位置を決定す
    るよう前記ピストンが調整手段に掛合可能である請求項
    ６記載の装置。
  10. 【請求項１０】 シリンダの内側室が略矩形の横断面形
    状を有し、前記ピストンがシリンダの内側室の矩形横断
    面形状に相当する矩形を有する請求項４記載の装置。
  11. 【請求項１１】 支持体上に取付けられた板移動手段が
    支持体上にシリンダが取付けられたピストン−シリンダ
    装置を備え、前記シリンダが板の移動通路と同一線上に
    位置する内側室を有し、この内側室内に位置するピスト
    ンと、このピストンを板に連結する手段とを備えて前記
    室内の加圧流体が前記ピストン及び板をケージ保持位置
    と板後退位置との間に選択的に動かすよう構成された請
    求項１記載の装置。
  12. 【請求項１２】 シリンダの内側室が略矩形の断面形状
    を有し、このシリンダの内側室の矩形断面形状に相当す
    る矩形断面形状を前記ピストンが有する請求項１１記載
    の装置。
  13. 【請求項１３】 ピストンと協働する第１ストッパー手
    段がケージ位置決め板のケージ保持位置を決定し、ピス
    トンと協働する第２ストッパー手段がケージ位置決め板
    の後退位置を制限するよう構成された請求項１１記載の
    装置。
  14. 【請求項１４】 第１ストッパー手段がピストンに隣接
    するケージ位置決め板を包囲するスペーサー手段を含む
    請求項１３記載の装置。
  15. 【請求項１５】 スペーサー手段がケージ位置決め板上
    に取付けられた複数個のスペーサー部材を含み、スペー
    サー部材の数及び幅がケージ位置決め板のケージ保持位
    置を調整するよう調整可能である請求項１４記載の装
    置。
  16. 【請求項１６】 第２ストッパー手段がシリンダ上に取
    付けられた調整可能の手段を含み、前記ピストンがケー
    ジ位置決め板の後退位置を決定するよう調整可能の手段
    と掛合し得る請求項１３記載の装置。
  17. 【請求項１７】 シリンダの内側室が略矩形の横断面形
    状を有し、シリンダの内側室の矩形横断面形状に相当す
    る矩形横断面形状を前記ピストンが有する請求項１３記
    載の装置。
  18. 【請求項１８】 コンクリート補強ケージが内部に位置
    決めされる中空型枠の直立側壁に形成された略矩形の溝
    孔に隣接して前記側壁上に取付けられた支持体と、前記
    溝孔内に移動可能であって型枠の前記側壁から離間して
    ケージを位置決めするようケージに掛合し得るケージ位
    置決め板手段と、ケージ位置決め板手段をケージ保持位
    置及びケージとの掛合が外れた後退位置に移動させ得る
    よう支持体上に支持する手段と、前記ケージ位置決め板
    手段をケージ保持位置及び後退位置に動かすよう作動し
    得るピストン及びシリンダアッセンブリとを備え、この
    ピストン及びシリンダアッセンブリが支持体上に取付け
    られたシリンダを備え、このシリンダが加圧流体を導入
    し得るよう構成された内側室を有し、又、この内側室内
    に可動のピストンと、このピストンをケージ位置決め板
    手段に連結する手段を備え、これにより前記内側室内の
    加圧流体が前記ピストン及びケージ位置決め板手段をケ
    ージ保持位置とケージ位置決め板手段後退位置との間に
    選択的に移動するよう構成したコンクリート補強ケージ
    を中空型枠内に位置決めするための装置。
  19. 【請求項１９】 シリンダの内側室が略矩形の横断面形
    状を有し、前記ピストンがシリンダの内側室の矩形横断
    面形状に相当する矩形横断面形状を有する請求項１８記
    載の装置。
  20. 【請求項２０】 ケージ位置決め板手段のケージ保持位
    置を決定し得るようピストンと協働する第１ストッパー
    手段と、ケージ位置決め板手段の後退位置を制限し得る
    ようピストンと協働する第２ストッパー手段とを含む請
    求項１８記載の装置。
  21. 【請求項２１】 第１ストッパー手段がピストンに隣接
    するケージ位置決め板手段を包囲するスペーサー手段を
    含む請求項２０記載の装置。
  22. 【請求項２２】 スペーサー手段がケージ位置決め板手
    段上に取付けられた複数のスペーサー部材を含み、スペ
    ーサー部材の数及び幅が調整可能であって、ケージ位置
    決め板手段のケージ保持位置を調整するよう構成されて
    いる請求項２１記載の装置。
  23. 【請求項２３】 第２ストッパー手段がシリンダ上に取
    付けられた調整手段を含み、前記ピストンが調整手段と
    掛合可能であってケージ位置決め板手段の後退位置を決
    定するよう構成されている請求項２０記載の装置。
  24. 【請求項２４】 シリンダの内側室がケージ位置決め板
    手段の移動通路の方向に延長し、前記ケージ位置決め板
    手段が前記内側室内に延長され、前記ピストンが前記ケ
    ージ位置決め板手段上に取付けられている請求項１８記
    載の装置。
  25. 【請求項２５】 型枠の周りに離間した複数個のケージ
    位置決めアッセンブリを備え、各ケージ位置決めアッセ
    ンブリが前記型枠に設けられた溝孔に隣接して型枠上に
    取付けられた支持体と、前記溝孔に移動可能でケージと
    掛合可能でケージを型枠から離間させて位置決めするケ
    ージ位置決め板と、このケージ位置決め板を支承し得る
    よう溝孔に隣接して側壁上に取付けられた案内手段と、
    支持体上に取付けられてケージ位置決め板を前記溝孔を
    通して案内手段に対して相対的に動かしてケージに掛合
    してケージを型枠から離間した位置に保持し、またケー
    ジとの掛合が外れた位置にケージ位置決め板を後退させ
    るよう作動し得るケージ位置決め板に連結された可動部
    材を有する手段とを備える鉄筋コンクリートパイプ製造
    用の型枠内に補強ケージを心出しする装置。
  26. 【請求項２６】 ケージ位置決め板を通す開口を溝孔と
    同一線上に有するブロックと、このブロックを型枠に取
    付ける手段とを備えてブロックがケージ位置決め板を前
    記溝孔内に移動してケージと掛合し得るよう案内するよ
    う構成した請求項２５記載の装置。
  27. 【請求項２７】 支持体上に取付けられた手段が支持体
    上に取付けられた内側室を有するシリンダを含み、前記
    可動部材がシリンダの内側室内に位置するピストンと、
    ケージ位置決め板をピストンに連結する手段とを備え、
    これにより前記内側室に供給される加圧流体が前記ピス
    トン及びケージ位置決め板をケージ保持位置とケージ位
    置決め板後退位置との間に選択的に移動させるよう構成
    した請求項２５記載の装置。
  28. 【請求項２８】 ケージ位置決め板のケージ保持位置を
    決定するようピストンと協働する第１ストッパー手段
    と、ケージ位置決め板の後退位置を制限するようピスト
    ンと協働する第２ストッパー手段とを含む請求項２７記
    載の装置。
  29. 【請求項２９】 第１ストッパー手段がピストンに隣接
    するケージ位置決め板を包囲するスペーサー手段を含む
    請求項２８記載の装置。
  30. 【請求項３０】 スペーサー手段がケージ位置決め板上
    に取付けられた複数個のスペーサー部材を含み、スペー
    サー部材の数及び幅が調整可能であってケージ位置決め
    板のケージ保持位置を調整するよう構成した請求項２９
    記載の装置。
  31. 【請求項３１】 第２ストッパー手段がシリンダ上に取
    付けられた調整手段を含み、前記ピストンが調整手段と
    掛合可能であってケージ位置決め板の後退位置を決定す
    るよう構成した請求項２８記載の装置。
  32. 【請求項３２】 シリンダの内側室が略矩形の横断面形
    状を有し、前記ピストンがシリンダの内側室の矩形横断
    面形状に相当する矩形の横断面形状を有する請求項２７
    記載の装置。
JP3324682A 1991-08-23 1991-12-09 コンクリート補強ケージを中空の型枠内に位置決めするコンクリート補強ケージ位置決め装置 Pending JPH0557723A (ja)

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