JPH055761Y2 - - Google Patents

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JPH055761Y2
JPH055761Y2 JP14108486U JP14108486U JPH055761Y2 JP H055761 Y2 JPH055761 Y2 JP H055761Y2 JP 14108486 U JP14108486 U JP 14108486U JP 14108486 U JP14108486 U JP 14108486U JP H055761 Y2 JPH055761 Y2 JP H055761Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電気車、例えばバツテリ式フオーリフ
トの動力源である電動機をチヨツパ制御する際
の、電機子電流及びプラギング電流を同時に検出
しうる電動機駆動回路用電流検出器に関する。
[従来の技術] 第4図には、電気車の一例として、バツテリ式
フオークリフトの走行電動機の駆動回路を示す。
図において、バツテリBAには走行用電動機の
電機子Aと、界磁巻線Wと、チヨツパCHが直列
に接続され、電機子Aと界磁巻線Wの間には電流
検出器としてシヤント抵抗SH1が接続されてい
る。
又、走行用電動機の界磁巻線Wには、その切換
手段として前進コンタクタMF及び後進コンタク
タMRが設けられる。さらに、電機子Aの両端に
はプラギングダイオードDPが接続されると共に、
このプラギングダイオードDPに流れるプラギン
グ電流を検出するためのシヤント抵抗SH2が設
けられている。
尚、前、後進コンタクタMF,MRとバツテリ
BAのプラス端子との間には、フライホイールダ
イオードDPが接続される。
以上のように構成された駆動回路において、チ
ヨツパCHのベースに、周知のチヨツパ信号を与
えることにより所定の導通率で走行用電動機が駆
動されるものである。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上述の如く、電機子電流及びプ
ラギング電流を各々回路中に設けたシヤント抵抗
SH1,SH2で検出する構成では以下のような不
具合がある。
即ち、 シヤント抵抗SH1,SH2の発熱による熱損
失を最小限に抑えようとすると、シヤント抵抗
自体を大型化しなければならず、装置の大型化
を招来してしまう。
シヤント抵抗SH1,SH2の挿入箇所の電位
はバツテリBAに対し、常に変動する。従つ
て、シヤント抵抗SH1,SH2の出力を増幅さ
せるためのDC−DCコンバータ等の増幅回路を
用いてバツテリBAとの直流カツトを施す必要
があり、かかる場合には制御回路上複雑にな
り、しかもコスト的にも高価なものとなつてし
まう。
電動機駆動回路のように、超低インピーダン
ス回路では、シヤント抵抗SH1,SH2の抵抗
値の大きさがひときわ目立ち、シヤント抵抗の
ない駆動回路の電流と、シヤント抵抗の挿入さ
れた駆動回路の電流ではその値が大きく異なり
電動機の制御特性が大きく変化してしまう。
本考案は、かかる問題点に鑑み案出されたもの
で、その目的は、小型で、しかも発熱による熱損
失を極力防止しうると共に、バツテリ電圧の変動
等を考慮する必要がない電動機駆動回路用電流検
出器を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、バツテリBAに接続された電機子
A、界磁巻線W及びチヨツパCHと、前記電機子
Aの両端に接続されたプラギングダイオードDP
とを有する電動機駆動回路内における前記電機子
電流及びプラギング電流を検出し得る電動機駆動
回路用の電流検出器であつて、 該電流検出器は、ベースプレート1と、三つの
入出力用端子2と、二つの環状体3,4と、二つ
のホール素子5,6とを有し、 前記ベースプレート1は導電体材料であり、前
記二つの環状体3,4は磁性体材料であり、前記
ホール素子5,6は検出した磁界に対応する電流
を発生しうる性質であり、 前記三つの端子2は、ベースプレート1上に
各々配置されると共に、電機子Aに接続される電
機子用端子2Aと、 バツテリBAのマイナス側に接続されるコモン
端子2Cと、 プラギングダイオードDPに接続されるプラギ
ング用端子2Bとからなり、 前記環状体3,4は前記ベースプレート1上に
設けられた電機子用端子2Aとコモン端子2C
間、及びプラギング用端子2Bとコモン端子2C
間各々に該ベースプレート1と非接触でかつこれ
を囲む如く形成された環部3A,4Aと、 該環部3A,4Aから互いに接触しない状態で
延設された延出部3B,4Bが形成されると共
に、 前記ホール素子5,6は前記各々の環状体3,
4の延出部3B,4B間に介在させ、 該ホール素子5,6の各々電流を検出すること
により電機子電流及びプラギング電流を検出する
こととし、上述の問題点を解決したものである。
[実施例] 本考案の一実施例を、以下図面に基づき説明す
る。第1図、第2図において、本考案に係る電流
検出器10は、ベースプレート1と、該ベースプ
レート1上に形成された端子2と、前記ベースプ
レート1を囲むように形成された環状体3,4
と、ホール素子5,6と、該ホール素子5,6に
流れる電流を検出し得る回路を備えたプリント板
8をエポキシ等の樹脂でケース7内に一体固着し
て構成される。
前記ベースプレート1は、一枚の細長状をなす
と共に、導電材料を用いて形成されるものであ
り、本例では銅板を用いたものを例示する。
前記端子2は、第1図において左から電機子用
端子2Aと、コモン端子2C及びプラギング用端
子2Bが設けられる。
又、第3図に示す如く、電機子用端子2Aは電
機子Aに、コモン端子2Cは、前進及び後進コン
タクタMF,MR、界磁巻線Wを介してバツテリ
BAのマイナス側に、プラギング用端子2Bはプ
ラギングダイオードDPにそれぞれ接続される。
前記環状体3,4は磁性体材料(本例では鉄製
のものを例示する)から形成されており第2図か
ら明らかなように、前記ベースプレート1の周囲
を囲むように形成された環部3A,4Aと、該環
部3A,4Aから互いに接触せずに延出する延出
部3B,4Bを有する。
又、環状体3は、前記電機子用端子2Aとコモ
ン端子2C間に、又、環状体4はプラギング用端
子2Bとコモン端子2C間のそれぞれ略中間部に
位置する如く構成されている。
5,6は、各々ホール素子であり、検出した磁
界に比例した電流が流れる周知の素子である。
又、ホール素子5,6に流れる電流を、増幅用
の素子及び定電圧IC等を備えた電流検出回路を
具備したプリント板8で電流値として得、コネク
タ9を介して図示しない走行制御回路へと送られ
る。
[作用] 第1図から第3図において、電機子Aに流れる
電流は電機子用端子2Aからベースプレート1を
経てコモン端子2C、バツテリBAのマイナス側
へと流れる。
これにより、電機子電流に比例した磁界がベー
スプレート1を囲むように構成された環状体3の
環部3Aに生ずるが、この磁界が延出部3B,3
B間に設けたホール素子5を通過する際、その磁
界の強さに比例した電流がホール素子5に流れ
る。
同様に、プラギングダイオードDPに流れる電
流は、電機子用端子2Aからベースプレート1を
経てプラギング用端子2Bに流れる。
これにより、プラギング電流に比例した磁界が
ベースプレート1を囲むように構成された環状体
4の環部4Aに生ずるが、この磁界が延出部4
B,4B間に設けたホール素子6を通過する際、
その磁界の強さに比例した電流がホール素子6に
流れる。
これらホール素子5,6に流れる電流を検出す
ることにより電機子電流及びプラギング電流を、
これらと全く絶縁された形で検出することができ
る。
[考案の効果] 本考案は、上述のような構成を採用することに
より、以下の効果を奏する。
ベースプレートは導電材料により形成されて
いるため、その熱損失はシヤント抵抗のそれに
比し、!?かに小さいため熱損失を極めて小さく
抑えることができ、熱対策等の手段が不要とな
る。また、その抵抗値はほぼ0Ωに近いため、
電動機の駆動回路内における制御特性の変化も
殆どないものとみなすことができる。
バツテリに対しホール素子の電位は浮動電
位、即ち完全に絶縁されているため、任意の電
源に対して接続することが可能となる。又、バ
ツテリ電圧の変動による影響を受けず、従来の
ような直流カツトを施す必要もない。
電機子電流及びプラギング電流の2ケ所の電
流を一の電流検出器で同時に検出でき、しかも
装置の小型化を図り得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の平面図、第2図は第1図のA
−A断面図、第3図は本考案を用いたバツテリ式
フオークリフトの走行駆動回路図、第4図は従来
のバツテリ式フオークリフトの走行駆動回路図を
示す。 1……ベースプレート、2A……電機子用端
子、2B……プラギング用端子、2C……コモン
端子、3……環状体、4……環状体、5……ホー
ル素子、6……ホール素子、7……ケース、8…
…プリント板、9……コネクタ、10……電動機
駆動回路用電流検出器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バツテリBAに接続された電機子A、界磁巻線
    W及びチヨツパCHと、前記電機子Aの両端に接
    続されたプラギングダイオードDPとを有する電
    動機駆動回路内における前記電機子電流及びプラ
    ギング電流を検出し得る電動機駆動回路用の電流
    検出器であつて、 該電流検出器は、ベースプレート1と、三つの
    入出力用端子2と、二つの環状体3,4と、二つ
    のホール素子5,6とを有し、 前記ベースプレート1は導電体材料であり、前
    記二つの環状体3,4は磁性体材料であり、前記
    ホール素子5,6は検出した磁界に対応する電流
    を発生しうる性質であり、 前記三つの端子2は、ベースプレート1上に
    各々配置されると共に、電機子Aに接続される電
    機子用端子2Aと、 バツテリBAのマイナス側に接続されるコモン
    端子2Cと、 プラギングダイオードDPに接続されるプラギ
    ング用端子2Bとからなり、 前記環状体3,4は前記ベースプレート1上に
    設けられた電機子用端子2Aとコモン端子2C
    間、及びプラギング用端子2Bとコモン端子2C
    間各々に該ベースプレート1と非接触でかつこれ
    を囲む如く形成された環部3A,4Aと、 該環部3A,4Aから互いに接触しない状態で
    延設された延出部3B,4Bが形成されると共
    に、 前記ホール素子5,6は前記各々の環状体3,
    4の延出部3B,4B間に介在させ、 該ホール素子5,6の各々電流を検出すること
    により電機子電流及びプラギング電流を検出する
    ことを特徴とする電動機駆動回路用電流検出器。
JP14108486U 1986-09-12 1986-09-12 Expired - Lifetime JPH055761Y2 (ja)

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JPS6348302U JPS6348302U (ja) 1988-04-01
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