JPH0557466U - コイルスプリング - Google Patents
コイルスプリングInfo
- Publication number
- JPH0557466U JPH0557466U JP83492U JP83492U JPH0557466U JP H0557466 U JPH0557466 U JP H0557466U JP 83492 U JP83492 U JP 83492U JP 83492 U JP83492 U JP 83492U JP H0557466 U JPH0557466 U JP H0557466U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil spring
- rubber damper
- rubber
- brass
- heat resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車の気化器のように長期間高温で繰り返
し使用された場合に、コイルスプリングのゴムダンパが
熱劣化して収縮し、コイルスプリングの共振防止作用が
失われるのを防止する。 【構成】 コイルスプリング1の内側に防振材としての
ゴムダンパを装着したものにおいて、ゴムダンパ2の中
に、ゴムダンパより耐熱性と剛性が高いしん金3を入れ
たことを特徴とする。
し使用された場合に、コイルスプリングのゴムダンパが
熱劣化して収縮し、コイルスプリングの共振防止作用が
失われるのを防止する。 【構成】 コイルスプリング1の内側に防振材としての
ゴムダンパを装着したものにおいて、ゴムダンパ2の中
に、ゴムダンパより耐熱性と剛性が高いしん金3を入れ
たことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は共振防止装置を備えたコイルスプリングの改良に関する。
【0002】
コイルスプリングの内側または外側に、コイルスプリングより共振点の低いゴ ムなどの防振材を、コイルスプリングに接触配置させた、共振防止装置を備えた コイルスプリングが実開昭52−4958号公報で周知である。
【0003】 この種の共振防止コイルスプリングは、自動車の気化器等のスロットルリター ンスプリングに実用されており、引張りコイルスプリングの内側にゴムの防振材 (ゴムダンパ)を圧入装着している。
【0004】
自動車の気化器のスロットルリターンスプリングにこの種の共振防止コイルス プリングを用いた場合、高温熱サイクルが加えられる環境条件で使用されるため 、ゴムダンパが熱劣化等により、収縮したり、へたったりして防振効果が経年的 に減少するという問題点があった。
【0005】 特に近時、自動車に求められる長期の耐久寿命に対して、その信頼性に問題が あった。 そこで、本考案はこのようなゴムの耐熱性の弱点による問題点を解消できる共 振防止コイルスプリングを提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案のコイルスプリングは、コイルスプリング (1)の内側に防振材としてのゴムダンパを装着したものにおいて、ゴムダンパ (2)の中に、ゴムダンパより耐熱性と剛性が高いしん金(3)を入れたことを 特徴とする。
【0007】
耐熱性の高いしん金の剛性により、熱劣化によるゴムダンパの収縮が抑制され 、ゴムダンパの防振作用が長期間にわたり維持される。
【0008】
図1乃至図4の第1実施例で、1はコイルスプリング、2はゴムの防振材で形 成したゴムダンパで、円筒の一部を扇形に切り取った形状で、自由時の外径がコ イルスプリング1の内径よりわずか大きく形成されたのを、コイルスプリング1 の内側に圧入装着している。3はゴムダンパ2の中に入れた鉄などの金属又はセ ラミック等のしん金で、ゴムダンパ2より高い耐熱性と剛性を備え、長期の使用 で熱劣化のためにゴムダンパ2が収縮変形しようとしても、しん金3が変形しな いため、ゴムダンパ2の収縮を抑制防止する。
【0009】 なおしん金3は、弾性を有する板ばねであってもよい。 上記図1乃至図4の第1実施例では、しん金3がゴムダンパ2の肉厚の中央部 に入れてあるが、図5の第2実施例のように、ゴムダンパ2の内側の部分にしん 金3を配設するようにしてもよい。
【0010】
本考案のコイルスプリングは上述のように構成されているので熱劣化によるゴ ムダンパの経時変化をしん金で抑制するため、防振作用が低下する虞れがなく、 耐熱、耐久性のある信頼性の高い共振防止コイルスプリングを実現できる。
【図1】本考案の第1実施例で(a)は正面図、(b)
はA−A断面図。
はA−A断面図。
【図2】図1(b)の一部を拡大した図。
【図3】図1のゴムダンパの側面図。
【図4】図1のゴムダンパの斜視図。
【図5】本考案の第2実施例の、図2に相当する拡大断
面図。
面図。
1 コイルスプリング 2 ゴムダンパ 3 しん金
Claims (1)
- 【請求項1】 コイルスプリング(1)の内側に防振材
としてのゴムダンパを装着したものにおいて、ゴムダン
パ(2)の中に、ゴムダンパより耐熱性と剛性が高いし
ん金(3)を入れたことを特徴とするコイルスプリン
グ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP83492U JPH0557466U (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | コイルスプリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP83492U JPH0557466U (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | コイルスプリング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0557466U true JPH0557466U (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11484655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP83492U Pending JPH0557466U (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | コイルスプリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0557466U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005282585A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-13 | Honda Motor Co Ltd | 車両のクッションユニット |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP83492U patent/JPH0557466U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005282585A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-13 | Honda Motor Co Ltd | 車両のクッションユニット |
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