JP2586425Y2 - 車輌排気ガスのマフラーサポート - Google Patents
車輌排気ガスのマフラーサポートInfo
- Publication number
- JP2586425Y2 JP2586425Y2 JP1992068838U JP6883892U JP2586425Y2 JP 2586425 Y2 JP2586425 Y2 JP 2586425Y2 JP 1992068838 U JP1992068838 U JP 1992068838U JP 6883892 U JP6883892 U JP 6883892U JP 2586425 Y2 JP2586425 Y2 JP 2586425Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mesh
- muffler
- vehicle exhaust
- mesh body
- muffler support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、車輌排気ガスマフラー
を車体に弾性支持するマフラーサポートに関する。
を車体に弾性支持するマフラーサポートに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、車輌排気ガスのマフラーサポート
としては、単に金属薄板で車体に装着するか、又は、実
開平３−６９３３７号公報に示すように排気系側に固定
される係止ロッドとボデイ側に固定される係止ロッドと
が挿入される１対の取り付け孔を有し、前記排気系側と
ボデイ側との間に介設されて前記排気系を弾性支持する
マウントラバであって、前記１対の取り付け孔を単一の
ラバ部材内に複数組配設すると共に、その中央部に、前
記１対の取り付け孔を結ぶ方向のバネ常数がそれぞれ変
化する貫通模様溝を設けるようにした排気系のマウント
ラバは公知である。
としては、単に金属薄板で車体に装着するか、又は、実
開平３−６９３３７号公報に示すように排気系側に固定
される係止ロッドとボデイ側に固定される係止ロッドと
が挿入される１対の取り付け孔を有し、前記排気系側と
ボデイ側との間に介設されて前記排気系を弾性支持する
マウントラバであって、前記１対の取り付け孔を単一の
ラバ部材内に複数組配設すると共に、その中央部に、前
記１対の取り付け孔を結ぶ方向のバネ常数がそれぞれ変
化する貫通模様溝を設けるようにした排気系のマウント
ラバは公知である。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術に於て
は、前者は振動吸収性に問題があった。又、後者はゴム
製品であるためマフラーの様に高温の部材を支持するに
は耐熱性に限界があり、レイアウトに苦慮するという問
題点があった。
は、前者は振動吸収性に問題があった。又、後者はゴム
製品であるためマフラーの様に高温の部材を支持するに
は耐熱性に限界があり、レイアウトに苦慮するという問
題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決することを目的とし、ロッド挿入口を有する金属細線
をメリヤス編等の編体にして、所定の密度に圧縮成形し
たメッシュ体２個の外周に金属製薄板ばねを上記環状メ
ッシュ体の対向部近傍迄巻回し、更に外方に湾曲して湾
曲ばね部を形成し、メッシュ部と湾曲ばね部によりマフ
ラーの振動を吸収する如くしたことを特徴とし、金属製
メッシュ成形体と金属製薄板ばねとの組合せにより、耐
熱性と振動吸収性に優れたマフラーサポートを提供する
ものである。
決することを目的とし、ロッド挿入口を有する金属細線
をメリヤス編等の編体にして、所定の密度に圧縮成形し
たメッシュ体２個の外周に金属製薄板ばねを上記環状メ
ッシュ体の対向部近傍迄巻回し、更に外方に湾曲して湾
曲ばね部を形成し、メッシュ部と湾曲ばね部によりマフ
ラーの振動を吸収する如くしたことを特徴とし、金属製
メッシュ成形体と金属製薄板ばねとの組合せにより、耐
熱性と振動吸収性に優れたマフラーサポートを提供する
ものである。
【０００５】
【実施例】次に図示した本考案の一実施例について詳細
に説明する。１はステンレス等の耐熱性金属細線をメリ
ヤス編し所定の密度に圧縮した振動吸収性に富んだ弾性
のある円盤状のメッシュ体で、中心にロッド挿入口２を
形成してある。このメッシュ体２個を一定の間隔で配設
し、その外周を金属製薄板ばね３で半巻回して、メッシ
ュ体１と金属製薄板ばね３とを連結嵌着し、該金属製薄
板ばね３の連結部中間に湾曲ばね部４を形成してある。
金属製薄板ばね３の端部は一方の係止孔３ａに、他方に
係止突片３ｂを挿入折曲してメッシュ体１と金属製薄板
ばね３とを一体に固定している。溶着等により固定して
もよい。車輌への取付時は一方のメッシュ体１のロッド
挿入口２にマフラーへの固定連結用の係止ロッドを挿入
し、他方のメッシュ体１のロッド挿入口２に車体への固
定連結用の係止ロッドを挿入する。
に説明する。１はステンレス等の耐熱性金属細線をメリ
ヤス編し所定の密度に圧縮した振動吸収性に富んだ弾性
のある円盤状のメッシュ体で、中心にロッド挿入口２を
形成してある。このメッシュ体２個を一定の間隔で配設
し、その外周を金属製薄板ばね３で半巻回して、メッシ
ュ体１と金属製薄板ばね３とを連結嵌着し、該金属製薄
板ばね３の連結部中間に湾曲ばね部４を形成してある。
金属製薄板ばね３の端部は一方の係止孔３ａに、他方に
係止突片３ｂを挿入折曲してメッシュ体１と金属製薄板
ばね３とを一体に固定している。溶着等により固定して
もよい。車輌への取付時は一方のメッシュ体１のロッド
挿入口２にマフラーへの固定連結用の係止ロッドを挿入
し、他方のメッシュ体１のロッド挿入口２に車体への固
定連結用の係止ロッドを挿入する。
【０００６】次に作用について説明する。マフラーから
伝わる振動は振動吸収性に富んだ弾性のあるメッシュ体
１と、該メッシュ体１を連結嵌着している金属製薄板ば
ね３の湾曲ばね部４との両方で吸収される。又、メッシ
ュ体１、金属製薄板ばね３は何れも金属材料のみで構成
されているので耐熱性に優れ、２００℃以上にもなるマ
フラー近傍での使用条件でも、何等劣化を起さず、長期
間の性能保持ができる。
伝わる振動は振動吸収性に富んだ弾性のあるメッシュ体
１と、該メッシュ体１を連結嵌着している金属製薄板ば
ね３の湾曲ばね部４との両方で吸収される。又、メッシ
ュ体１、金属製薄板ばね３は何れも金属材料のみで構成
されているので耐熱性に優れ、２００℃以上にもなるマ
フラー近傍での使用条件でも、何等劣化を起さず、長期
間の性能保持ができる。
【０００７】
【考案の効果】本考案は、ロッド挿入口を有する金属細
線をメリヤス編等の編体にして、所定の密度に圧縮成形
したメッシュ体２個の外周に金属製薄板ばねを上記環状
メッシュ体の対向部近傍迄巻回し、更に外方に湾曲して
湾曲ばね部を形成し、メッシュ部と湾曲ばね部によりマ
フラーの振動を吸収する如くしてあるので、２個のロッ
ドを所定間隔に簡単に組み立てることができ、メッシュ
体自体の弾性と、金属製薄板ばねの湾曲ばね部との組合
せ構造によりマフラーの振動を効果的に吸収でき、又、
両者共金属材料のみで構成されているので耐熱性に優
れ、２００℃以上の高温にもなるマフラー近傍での使用
においても、長期間の性能保持ができる。
線をメリヤス編等の編体にして、所定の密度に圧縮成形
したメッシュ体２個の外周に金属製薄板ばねを上記環状
メッシュ体の対向部近傍迄巻回し、更に外方に湾曲して
湾曲ばね部を形成し、メッシュ部と湾曲ばね部によりマ
フラーの振動を吸収する如くしてあるので、２個のロッ
ドを所定間隔に簡単に組み立てることができ、メッシュ
体自体の弾性と、金属製薄板ばねの湾曲ばね部との組合
せ構造によりマフラーの振動を効果的に吸収でき、又、
両者共金属材料のみで構成されているので耐熱性に優
れ、２００℃以上の高温にもなるマフラー近傍での使用
においても、長期間の性能保持ができる。
【図１】本考案の一実施例外観斜視図である。
１ 金属細線を圧縮成形したメッシュ体 ２ ロッド挿入口 ３ 薄板ばね ４ 湾曲ばね部
Claims (1)
- 【請求項１】 ロッド挿入口を有する金属細線をメリヤ
ス編等の編体にして、所定の密度に圧縮成形したメッシ
ュ体２個の外周に金属製薄板ばねを上記環状メッシュ体
の対向部近傍迄巻回し、更に外方に湾曲して湾曲ばね部
を形成し、メッシュ部と湾曲ばね部によりマフラーの振
動を吸収する如くした車輌排気ガスのマフラーサポー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992068838U JP2586425Y2 (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 車輌排気ガスのマフラーサポート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992068838U JP2586425Y2 (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 車輌排気ガスのマフラーサポート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0625513U JPH0625513U (ja) | 1994-04-08 |
| JP2586425Y2 true JP2586425Y2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=13385241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992068838U Expired - Fee Related JP2586425Y2 (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 車輌排気ガスのマフラーサポート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2586425Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100457074B1 (ko) * | 2001-09-17 | 2004-11-12 | 기아자동차주식회사 | 차량의 배기계통 마운트러버 |
| JP6795335B2 (ja) * | 2016-06-15 | 2020-12-02 | 曙ブレーキ工業株式会社 | ディスクブレーキ用摩擦パッド組立て体 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5417694Y2 (ja) * | 1973-05-11 | 1979-07-06 | ||
| JPH0239533U (ja) * | 1988-09-07 | 1990-03-16 |
-
1992
- 1992-09-07 JP JP1992068838U patent/JP2586425Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0625513U (ja) | 1994-04-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6328513B1 (en) | Vibration floating washer assembly and method of attaching the same to heat insulating plate | |
| JPH0261120U (ja) | ||
| JP2586425Y2 (ja) | 車輌排気ガスのマフラーサポート | |
| JP2004116442A (ja) | 防振プレート、遮熱板の防振支持構造 | |
| JPH01151812U (ja) | ||
| JP3015988B2 (ja) | 排気系部材の支持装置 | |
| JPH0653756U (ja) | 吸気ダクトの騒音吸収装置 | |
| JP2924606B2 (ja) | 排気系部品の支持装置 | |
| JP2002266918A (ja) | 緩衝材 | |
| JPS6222017Y2 (ja) | ||
| JPS6020869Y2 (ja) | ケ−ブルの振れ止め具 | |
| JP2768060B2 (ja) | 排気管用フレキシブルパイプ装置 | |
| JPS608112Y2 (ja) | モノリス触媒コンバ−タ | |
| JPS5873922U (ja) | 車輌用排ガス浄化装置に於けるモノリス担体支持クッション体 | |
| JPH0727718Y2 (ja) | 電話機のハンドセットハンガー | |
| JPS5819404U (ja) | 照明器具 | |
| JPS6158751U (ja) | ||
| JPH0240924U (ja) | ||
| JPS60181178U (ja) | パルスモ−タ | |
| JPH0557466U (ja) | コイルスプリング | |
| JPS6015019U (ja) | ラジエ−タ取付構造 | |
| JPS59160941U (ja) | ト−シヨナルダンパ | |
| JPS60159815U (ja) | 車輌の排気ガス浄化コンバ−タ | |
| JPS619519U (ja) | 汎用エンジンの排気装置 | |
| JPH0321635U (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |