JPH05572Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH05572Y2 JPH05572Y2 JP1988011811U JP1181188U JPH05572Y2 JP H05572 Y2 JPH05572 Y2 JP H05572Y2 JP 1988011811 U JP1988011811 U JP 1988011811U JP 1181188 U JP1181188 U JP 1181188U JP H05572 Y2 JPH05572 Y2 JP H05572Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adjuster
- piece
- cover
- star
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Furniture Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、支柱固定具、とくに横断面がH型
の支柱、とりわけ陳列什器用の支柱を床又は天井
に固定するための、固定具に関するものである。
の支柱、とりわけ陳列什器用の支柱を床又は天井
に固定するための、固定具に関するものである。
(従来の技術)
アジヤスターは、机、テーブル等の脚の高さを
調節するものとして既に知られている。アジヤス
ターは、頭に当接片を備えたボルトを頭が下方に
位置するように向けて、脚の下端に進退自在に突
設させたものである。このアジヤスターは、机、
テーブル等においては、初めから脚と一体に作ら
れたものが多かつた。しかし、アジヤスターの中
には脚と一体に作らないで、別個の物品として作
つておき、あとで脚の下端に取り付けたり逆に取
り外したりすることが、可能にされたものもあつ
た。
調節するものとして既に知られている。アジヤス
ターは、頭に当接片を備えたボルトを頭が下方に
位置するように向けて、脚の下端に進退自在に突
設させたものである。このアジヤスターは、机、
テーブル等においては、初めから脚と一体に作ら
れたものが多かつた。しかし、アジヤスターの中
には脚と一体に作らないで、別個の物品として作
つておき、あとで脚の下端に取り付けたり逆に取
り外したりすることが、可能にされたものもあつ
た。
別個の物品とされたアジヤスターには、第3図
に示すような構造のものがあつた。このアジヤス
ターは、当接片3を頭に備えたボルト2を支持板
1に進退自在に貫通させ、支持板1においてボル
ト2を付設したのと反対側の面上に、脚の下端へ
の取付部を設けてなるものであつた。このアジヤ
スターは、脚の下端だけでなく、支柱の下端及び
上端にも用いられた。アジヤスターが支柱の上端
及び下端に用いられるときには、アジヤスターが
天井及び床の面に沿つて動かないように、これを
固定する必要が生じた。このため、当接片3をビ
スで天井又は床Dに固定するようにされた。
に示すような構造のものがあつた。このアジヤス
ターは、当接片3を頭に備えたボルト2を支持板
1に進退自在に貫通させ、支持板1においてボル
ト2を付設したのと反対側の面上に、脚の下端へ
の取付部を設けてなるものであつた。このアジヤ
スターは、脚の下端だけでなく、支柱の下端及び
上端にも用いられた。アジヤスターが支柱の上端
及び下端に用いられるときには、アジヤスターが
天井及び床の面に沿つて動かないように、これを
固定する必要が生じた。このため、当接片3をビ
スで天井又は床Dに固定するようにされた。
アジヤスターの当接片3をビスで天井及び床に
固定するには、ビスの挿入を容易にするために、
当接片3がボルト2の進行方向又は回転方向に大
きく突出していなければならない。当接片3が大
きく突出すると、美観を損ねることになるので、
第3図に示すように、当接片3とボルト2との周
りをカバーEで覆うようにされた。そのカバーE
は、当接片3に向くがわが開放された形状とされ
た。
固定するには、ビスの挿入を容易にするために、
当接片3がボルト2の進行方向又は回転方向に大
きく突出していなければならない。当接片3が大
きく突出すると、美観を損ねることになるので、
第3図に示すように、当接片3とボルト2との周
りをカバーEで覆うようにされた。そのカバーE
は、当接片3に向くがわが開放された形状とされ
た。
アジヤスターをカバーEで覆つた固定具は、高
さの調節が煩瑣となつた。なぜならば、一旦設置
したのちに高さを調節するにはカバーEを取り外
し、当接片を固定しているビスを取り除かなけれ
ばならず、またボルトを回転させて高さを調節し
たあとでは、当接片3を再じビスで固定し、さら
にカバーEを取り付けなければならないこととな
るからである。このように、高さの調節が煩瑣と
なることは、アジヤスター本来の機能を失うこと
になつた。なぜならば、アジヤスターは、当接片
3を回転させるだけで高さが調節できて、高さの
調節の容易なことが本来の利点だつたからであ
る。
さの調節が煩瑣となつた。なぜならば、一旦設置
したのちに高さを調節するにはカバーEを取り外
し、当接片を固定しているビスを取り除かなけれ
ばならず、またボルトを回転させて高さを調節し
たあとでは、当接片3を再じビスで固定し、さら
にカバーEを取り付けなければならないこととな
るからである。このように、高さの調節が煩瑣と
なることは、アジヤスター本来の機能を失うこと
になつた。なぜならば、アジヤスターは、当接片
3を回転させるだけで高さが調節できて、高さの
調節の容易なことが本来の利点だつたからであ
る。
また、柱に下端にアジヤスターを直接固定した
ものが、実公昭52−27231号公報に記載されてい
る。この公報は円形管を柱とし、柱の下端に出入
自在なボルトを設けてアジヤスターとし、アジヤ
スターの周りを側面に開口を持つたスリーブ管
と、その下端に設けたベースプレートとから成る
柱脚で覆うこととし、開口からボルトを操作でき
るようにしている。しかし、このアジヤスター
は、円管状の柱に初めから固定されたもので、柱
に自在に着脱できるものではなかつた。
ものが、実公昭52−27231号公報に記載されてい
る。この公報は円形管を柱とし、柱の下端に出入
自在なボルトを設けてアジヤスターとし、アジヤ
スターの周りを側面に開口を持つたスリーブ管
と、その下端に設けたベースプレートとから成る
柱脚で覆うこととし、開口からボルトを操作でき
るようにしている。しかし、このアジヤスター
は、円管状の柱に初めから固定されたもので、柱
に自在に着脱できるものではなかつた。
他方、支柱としては、横断面が円形又は直角四
辺形のものが多く使用された。また、横断面が円
形又は直角四辺形の支柱は、価格と重量との関係
から中空とされることが多かつた。このため、支
柱に梁材を取り付けるのに、取り付けが困難であ
つた。そこで、この考案は横断面がH型の支柱を
用いようとした。ところが、横断面がH型の支柱
にアジヤスターを着脱可能に取り付けることは、
これまでになされなかつた。
辺形のものが多く使用された。また、横断面が円
形又は直角四辺形の支柱は、価格と重量との関係
から中空とされることが多かつた。このため、支
柱に梁材を取り付けるのに、取り付けが困難であ
つた。そこで、この考案は横断面がH型の支柱を
用いようとした。ところが、横断面がH型の支柱
にアジヤスターを着脱可能に取り付けることは、
これまでになされなかつた。
(考案が解決しようとする課題)
この考案は、横断面がH型の支柱を用い、支柱
の上端又は下端に取り付けが容易なアジヤスター
であつて、天井又は床に容易に固定でき、しかも
高さの調節が容易であるという利点を持つた、支
柱固定具を提供しようとするものである。
の上端又は下端に取り付けが容易なアジヤスター
であつて、天井又は床に容易に固定でき、しかも
高さの調節が容易であるという利点を持つた、支
柱固定具を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するために、この考案は、次の
ような手段を採用するものである。すなわち、こ
の考案は、支柱固定具として、アジヤスターとこ
れを覆うカバーとを用いることは従来と同じであ
るが、従来はカバーを天井又は床に固定しなかつ
たのに、この考案は、カバーを天井又は床に固定
することとして、固定のためにアジヤスターの当
接片がわに向くカバーの一部に固定板を設けるこ
ととしたのである。また、この考案は、カバーに
おける枠と固定板との間に〓間を設け、〓間から
アジヤスターの当接片を回転させ得るようにした
のである。さらに、この考案は、アジヤスターを
横断面がH型をなす支柱に着脱自在とするために
アジヤスターの上記ボルトの付設がわと反対面上
に、支柱受入れ用の溝を設けることとし、そのた
めにHの中央片を丁度嵌入できるような接続片を
突出させ、接続片の幅を中間片の幅に等しくした
のである。
ような手段を採用するものである。すなわち、こ
の考案は、支柱固定具として、アジヤスターとこ
れを覆うカバーとを用いることは従来と同じであ
るが、従来はカバーを天井又は床に固定しなかつ
たのに、この考案は、カバーを天井又は床に固定
することとして、固定のためにアジヤスターの当
接片がわに向くカバーの一部に固定板を設けるこ
ととしたのである。また、この考案は、カバーに
おける枠と固定板との間に〓間を設け、〓間から
アジヤスターの当接片を回転させ得るようにした
のである。さらに、この考案は、アジヤスターを
横断面がH型をなす支柱に着脱自在とするために
アジヤスターの上記ボルトの付設がわと反対面上
に、支柱受入れ用の溝を設けることとし、そのた
めにHの中央片を丁度嵌入できるような接続片を
突出させ、接続片の幅を中間片の幅に等しくした
のである。
この考案は、アジヤスターとカバーとから成
り、アジヤスターは、一面上に出入自在なボルト
を備え、反対面上に、横断面がH型をなす支柱の
中央片の厚みに等しい間隔をおいて対立し、中央
片の幅に等しい幅を持つた一対の接続片を備えて
成り、上記ボルトの頭には当接片を付設し、カバ
ーは、アジヤスターを包囲する枠に、枠の一方の
開口を閉塞する方向に延びる固定板を固定し、枠
の他方の開口を開放させてアジヤスターを挿脱自
在にし、枠と固定板との間にアジヤスターの当接
片を回転させるに足る〓間を設け、固定板を床又
は天井などに固定するようしたことを特徴とす
る、支柱固定具を提供するものである。
り、アジヤスターは、一面上に出入自在なボルト
を備え、反対面上に、横断面がH型をなす支柱の
中央片の厚みに等しい間隔をおいて対立し、中央
片の幅に等しい幅を持つた一対の接続片を備えて
成り、上記ボルトの頭には当接片を付設し、カバ
ーは、アジヤスターを包囲する枠に、枠の一方の
開口を閉塞する方向に延びる固定板を固定し、枠
の他方の開口を開放させてアジヤスターを挿脱自
在にし、枠と固定板との間にアジヤスターの当接
片を回転させるに足る〓間を設け、固定板を床又
は天井などに固定するようしたことを特徴とす
る、支柱固定具を提供するものである。
(実施例)
この考案を実施の一例について図面に基づき説
明すると、次のとおりである。第1図は、この考
案に係る支柱固定具の分解斜視図であり、第2図
は、第1図に示した支柱固定具の使用状態斜視図
である。
明すると、次のとおりである。第1図は、この考
案に係る支柱固定具の分解斜視図であり、第2図
は、第1図に示した支柱固定具の使用状態斜視図
である。
第1図及び第2図において、Aはアジヤスタ
ー、Bはカバー、Cは横断面がH型の支柱、Dは
床である。アジヤスターAにおいて、1は支柱部
材、2はボルト、3は当接片、4は溝、5は溝を
構成する接続片、6はボルト孔、7は円形窪みで
ある。カバーBにおいて、21は枠、22は固定
板、23は〓間、24はアンカー用孔、25はタ
ツピング用ビス孔、26は係止ネジである。
ー、Bはカバー、Cは横断面がH型の支柱、Dは
床である。アジヤスターAにおいて、1は支柱部
材、2はボルト、3は当接片、4は溝、5は溝を
構成する接続片、6はボルト孔、7は円形窪みで
ある。カバーBにおいて、21は枠、22は固定
板、23は〓間、24はアンカー用孔、25はタ
ツピング用ビス孔、26は係止ネジである。
アジヤスターAは、下記のように構成されてい
る。支持部材1は、支持片11と固定片12とが
互いに平行に固定された中空体から成り、その中
に空所13が構成されている。支持片11には一
面上にボルト2が貫通し、ボルト2は頭に当接片
3が固定され、当接片3を外がわにして、枠21
から出入自在となつている。空所13は、ボルト
2が固定片12に妨害されないで、後退できる空
間を確保するに役立つている。
る。支持部材1は、支持片11と固定片12とが
互いに平行に固定された中空体から成り、その中
に空所13が構成されている。支持片11には一
面上にボルト2が貫通し、ボルト2は頭に当接片
3が固定され、当接片3を外がわにして、枠21
から出入自在となつている。空所13は、ボルト
2が固定片12に妨害されないで、後退できる空
間を確保するに役立つている。
固定片12の外面、云いかえると、ボルト2の
付設と反対面上には、接続片5が対をなして起立
しており、接続片5の間には溝4が形成されてい
る。溝4は支柱Cの横断面Hを構成している中央
片31を嵌入できるようにされている。すなわ
ち、溝4の幅は、云いかえると接続片5の間隔
は、中央片31の厚みに等しく、接続片5の幅は
中央片31の幅に等しくされている。そのため、
支柱Cの中央片31は、溝4内に全くガタつきな
く挿入することができる。接続片5にはボルト孔
6が穿設されている。
付設と反対面上には、接続片5が対をなして起立
しており、接続片5の間には溝4が形成されてい
る。溝4は支柱Cの横断面Hを構成している中央
片31を嵌入できるようにされている。すなわ
ち、溝4の幅は、云いかえると接続片5の間隔
は、中央片31の厚みに等しく、接続片5の幅は
中央片31の幅に等しくされている。そのため、
支柱Cの中央片31は、溝4内に全くガタつきな
く挿入することができる。接続片5にはボルト孔
6が穿設されている。
カバーBは、枠21の一方の開口27を開放
し、他方の開口がわに〓間23を形成して、その
先に固定板22を付設して作られている。固定板
22は上記他方の開口を閉塞する方向に延びてい
る。云いかえると、固定板22は枠21の軸に垂
直に固定されている。枠21と固定板22と〓間
23との関係は、枠21を延長したものを側壁と
し固定板22を底壁とする箱状体が初めにあつた
ところ、底に接する側壁の一部を切欠して〓間2
3を設けたものと見ることもできる。枠21は、
アジヤスターAを包囲することができ、開口27
から当接片3と支持部材1とを挿入し、また脱出
させることができる。
し、他方の開口がわに〓間23を形成して、その
先に固定板22を付設して作られている。固定板
22は上記他方の開口を閉塞する方向に延びてい
る。云いかえると、固定板22は枠21の軸に垂
直に固定されている。枠21と固定板22と〓間
23との関係は、枠21を延長したものを側壁と
し固定板22を底壁とする箱状体が初めにあつた
ところ、底に接する側壁の一部を切欠して〓間2
3を設けたものと見ることもできる。枠21は、
アジヤスターAを包囲することができ、開口27
から当接片3と支持部材1とを挿入し、また脱出
させることができる。
〓間23は、当接片3を回転させるに足る大き
さとされる。固定板22は、カバーBを床又は天
井等に固定するためのもので、そこにはアンカー
用孔24とタツピング用ビス孔25とが穿設され
ている。また、カバーBのアジヤスターAに対向
する壁には、係止孔28が穿設されている。係止
孔28には係止ネジ26が挿入されて、アジヤス
ターAとカバーBとが固定される。
さとされる。固定板22は、カバーBを床又は天
井等に固定するためのもので、そこにはアンカー
用孔24とタツピング用ビス孔25とが穿設され
ている。また、カバーBのアジヤスターAに対向
する壁には、係止孔28が穿設されている。係止
孔28には係止ネジ26が挿入されて、アジヤス
ターAとカバーBとが固定される。
第1図の支柱固定具は、第2図に示されるよう
な形で使用される。まず、支柱を固定すべき位置
にカバーBを置き、固定板22のアンカー用孔2
4又はタツピング用ビス孔25にボルト又はビス
を挿入して、固定板22を床D上に固定する。次
いで、アジヤスターAの当接片3を下にして、カ
バーBの開口27からアジヤスターAをカバーB
内に挿入する。すると、当接片3はカバーBの〓
間23から触れることができる状態となる。そこ
で、当接片3を回転させて、当接片3をアジヤス
ターAから過度に飛び出さないようにしておく。
な形で使用される。まず、支柱を固定すべき位置
にカバーBを置き、固定板22のアンカー用孔2
4又はタツピング用ビス孔25にボルト又はビス
を挿入して、固定板22を床D上に固定する。次
いで、アジヤスターAの当接片3を下にして、カ
バーBの開口27からアジヤスターAをカバーB
内に挿入する。すると、当接片3はカバーBの〓
間23から触れることができる状態となる。そこ
で、当接片3を回転させて、当接片3をアジヤス
ターAから過度に飛び出さないようにしておく。
このとき、接続片5はカバーBから飛び出して
おり、従つて溝4が上方へ向かつて開口している
こととなる。そこで、支柱Cの中央片31の下端
を溝4内に嵌入させ、中央片31のボルト孔32
を接続片5上のボルト孔6と合わせ、そこにボル
ト8を通してナツト9で止めて、支柱Cの下端に
アジヤスターを固定する。
おり、従つて溝4が上方へ向かつて開口している
こととなる。そこで、支柱Cの中央片31の下端
を溝4内に嵌入させ、中央片31のボルト孔32
を接続片5上のボルト孔6と合わせ、そこにボル
ト8を通してナツト9で止めて、支柱Cの下端に
アジヤスターを固定する。
アジヤスターAとカバーBとからなる固定具を
支柱Cの下端に固定したのち、アジヤスターAに
よる高さの調節をする。調節は、当接片3がカバ
ーBの〓間23から手で触れることのできる状態
となつているから、直接当接片3を手で回転させ
ることにより容易に行うことができる。こうし
て、当接片3が固定板22に密接するまで当接片
3を回転させてのち、係止ネジ26を嵌めてアジ
ヤスターAをカバーBに固定する。その後の高さ
の調節は、係止ネジ26をゆるめ、〓間23から
当接片3を回転させるだけで、容易に行うことが
できる。
支柱Cの下端に固定したのち、アジヤスターAに
よる高さの調節をする。調節は、当接片3がカバ
ーBの〓間23から手で触れることのできる状態
となつているから、直接当接片3を手で回転させ
ることにより容易に行うことができる。こうし
て、当接片3が固定板22に密接するまで当接片
3を回転させてのち、係止ネジ26を嵌めてアジ
ヤスターAをカバーBに固定する。その後の高さ
の調節は、係止ネジ26をゆるめ、〓間23から
当接片3を回転させるだけで、容易に行うことが
できる。
(考案の効果)
この考案によれば、アジヤスターが一面上にボ
ルトを出入自在に付設し、ボルトの頭に当接片を
付設し、支持部材に対してボルトの付設と反対が
わに、横断面がH型をなす支柱の中央片の厚みに
等しい間隔をおいて対立し、中央片の幅に等しい
幅を持つた一対の接続片を設けることとしたか
ら、接続片の間にH型支柱の中央片を挿入するこ
とにより、アジヤスターを支柱の下端にガタつき
なく容易に取り付けることができ、従つて、また
アジヤスターを取り外すことも容易である。ま
た、アジヤスターを取り付けるとボルトが支柱の
端に突出することとなり、ボルトの出入りによつ
て当接片を突出又は後退させることができる。こ
うして当接片をカバーの固定板に当接させること
によつて、支柱を安定に保持することができる。
また、アジヤスターとともにカバーを使用し、カ
バーはアジヤスターを包囲する枠に、枠の一方の
開口を閉塞する方向に延びる固定板を固定し、枠
の他の開口を開放させてアジヤスターの挿脱自在
にしたから、固定板を床又は天井に固定しての
ち、カバーの中にアジヤスターを挿入することが
でき、こうしてアジヤスター自体の横ズレを防ぐ
ことができ、従つて支柱を一定の場所に確実に固
定することができる。しかも、カバーには枠と固
定板との間に〓間を設け、この〓間をアジヤスタ
ーの当接片を回転させるに足る大きさとしたの
で、カバーをしたままで当接片を回転させること
ができ、従つてアジヤスターによる高さの調節が
容易である。また、カバーを用いたので、アジヤ
スターのボルトなどを覆うことができ、従つて美
しい外観のものとすることができる。さらに、支
柱として横断面がH型の支柱を用いたので、支柱
におけるH型の突出する平面部分を利用して、梁
材を容易に取り付けることができる。この考案
は、このような利益をもたらすものである。
ルトを出入自在に付設し、ボルトの頭に当接片を
付設し、支持部材に対してボルトの付設と反対が
わに、横断面がH型をなす支柱の中央片の厚みに
等しい間隔をおいて対立し、中央片の幅に等しい
幅を持つた一対の接続片を設けることとしたか
ら、接続片の間にH型支柱の中央片を挿入するこ
とにより、アジヤスターを支柱の下端にガタつき
なく容易に取り付けることができ、従つて、また
アジヤスターを取り外すことも容易である。ま
た、アジヤスターを取り付けるとボルトが支柱の
端に突出することとなり、ボルトの出入りによつ
て当接片を突出又は後退させることができる。こ
うして当接片をカバーの固定板に当接させること
によつて、支柱を安定に保持することができる。
また、アジヤスターとともにカバーを使用し、カ
バーはアジヤスターを包囲する枠に、枠の一方の
開口を閉塞する方向に延びる固定板を固定し、枠
の他の開口を開放させてアジヤスターの挿脱自在
にしたから、固定板を床又は天井に固定しての
ち、カバーの中にアジヤスターを挿入することが
でき、こうしてアジヤスター自体の横ズレを防ぐ
ことができ、従つて支柱を一定の場所に確実に固
定することができる。しかも、カバーには枠と固
定板との間に〓間を設け、この〓間をアジヤスタ
ーの当接片を回転させるに足る大きさとしたの
で、カバーをしたままで当接片を回転させること
ができ、従つてアジヤスターによる高さの調節が
容易である。また、カバーを用いたので、アジヤ
スターのボルトなどを覆うことができ、従つて美
しい外観のものとすることができる。さらに、支
柱として横断面がH型の支柱を用いたので、支柱
におけるH型の突出する平面部分を利用して、梁
材を容易に取り付けることができる。この考案
は、このような利益をもたらすものである。
第1図は、この考案に係る支柱固定具の分解斜
視図である。第2図は、第1図に示した支柱固定
具の使用状態斜視図である。第3図は、従来の支
柱固定具の斜視図であり、イはカバーを引き上げ
た状態、ロはカバーを引き下げた状態を示す。 図において、Aはアジヤスター、Bはカバー、
1は支持部材、2はボルト、3は当接片、4は
溝、21は枠、22は固定板、23は〓間、Cは
支柱である。
視図である。第2図は、第1図に示した支柱固定
具の使用状態斜視図である。第3図は、従来の支
柱固定具の斜視図であり、イはカバーを引き上げ
た状態、ロはカバーを引き下げた状態を示す。 図において、Aはアジヤスター、Bはカバー、
1は支持部材、2はボルト、3は当接片、4は
溝、21は枠、22は固定板、23は〓間、Cは
支柱である。
Claims (1)
- アジヤスターとカバーとから成り、アジヤスタ
ーは、一面上に出入自在なボルトを備え、反対面
上に横断面がH型をなす支柱の中央片の厚みに等
しい間隔をおいて対立し、中央片の幅に等しい幅
を持つた一対の接続片を備えて成り、上記ボルト
の頭には当接片を付設し、カバーは、アジヤスタ
ーを包囲する枠に、枠の一方の開口を閉塞する方
向に延びる固定板を固定し、枠の他の開口を開放
させてアジヤスターを挿脱自在にし、枠と固定板
との間にアジヤスターの当接片を回転させるに足
る〓間を設け、固定板を床又は天井などに固定す
るようにしたことを特徴とする、支柱固定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988011811U JPH05572Y2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988011811U JPH05572Y2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01116207U JPH01116207U (ja) | 1989-08-04 |
JPH05572Y2 true JPH05572Y2 (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=31220690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988011811U Expired - Lifetime JPH05572Y2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05572Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6333653B2 (ja) * | 2014-07-23 | 2018-05-30 | 住友重機械工業株式会社 | 射出成形機 |
Citations (2)
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JPS4922725U (ja) * | 1972-05-31 | 1974-02-26 | ||
JPS5227231U (ja) * | 1975-08-18 | 1977-02-25 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60154058U (ja) * | 1984-03-24 | 1985-10-14 | 積水樹脂株式会社 | 陳列什器のパネル保持具 |
-
1988
- 1988-01-29 JP JP1988011811U patent/JPH05572Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01116207U (ja) | 1989-08-04 |
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