JPH0556560A - 電力消費低減装置 - Google Patents
電力消費低減装置Info
- Publication number
- JPH0556560A JPH0556560A JP3212388A JP21238891A JPH0556560A JP H0556560 A JPH0556560 A JP H0556560A JP 3212388 A JP3212388 A JP 3212388A JP 21238891 A JP21238891 A JP 21238891A JP H0556560 A JPH0556560 A JP H0556560A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- change
- intermittent
- light emitting
- photodetecting element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 変化のない状態での電力消費を低減すること
を目的とする。 【構成】 変化のない場合、又は変化の終了する場合を
検出して間欠通電を行ない、変化が生じつつある場合に
は連続通電を行なわしめることにより、電力消費を抑え
るものである。
を目的とする。 【構成】 変化のない場合、又は変化の終了する場合を
検出して間欠通電を行ない、変化が生じつつある場合に
は連続通電を行なわしめることにより、電力消費を抑え
るものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に電池で動作する装
置で、例えば外部からの何らかの信号入力により正常動
作に戻す電池消費低減装置に関する。
置で、例えば外部からの何らかの信号入力により正常動
作に戻す電池消費低減装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、電池を主として電源と
して動作させる装置にあっては、動作範囲内で電流や電
圧を低く抑える方式や、太陽光や光エネルギを利用して
電池の消費を遅くする方式が一般的にある。このように
電池の負担を軽減する方策は種々あるが、負荷の状態に
よっても電池消費が問題となる場合が考えられる。つま
り、常時動作中の物体の位置を検出する場合はともか
く、ほとんど動作していない場合でも電力消費が行なわ
れていることがある。例えば、位置や回転角を検出する
エンコーダにあって、非動作状態でもエンコーダの電力
消費が行なわれており、これはエンコーダを電池を使っ
て常に動作状態におき、エンコーダを組込んだ機械が電
源しゃ断状態でもエンコーダの検出位置データが失なわ
れないようまた何らかの原因て位置が変化してもその変
化を正確にとらえるようにしているためである。
して動作させる装置にあっては、動作範囲内で電流や電
圧を低く抑える方式や、太陽光や光エネルギを利用して
電池の消費を遅くする方式が一般的にある。このように
電池の負担を軽減する方策は種々あるが、負荷の状態に
よっても電池消費が問題となる場合が考えられる。つま
り、常時動作中の物体の位置を検出する場合はともか
く、ほとんど動作していない場合でも電力消費が行なわ
れていることがある。例えば、位置や回転角を検出する
エンコーダにあって、非動作状態でもエンコーダの電力
消費が行なわれており、これはエンコーダを電池を使っ
て常に動作状態におき、エンコーダを組込んだ機械が電
源しゃ断状態でもエンコーダの検出位置データが失なわ
れないようまた何らかの原因て位置が変化してもその変
化を正確にとらえるようにしているためである。
【0003】しかし、ほとんど動いてない状態での電力
消費は動作時のものと変りがなく、電池の消費がはげし
くその寿命を延ばすことができない。そこで、本発明は
エンコーダなどの電力消費を低減した電力消費低減装置
の提供を目的とする。
消費は動作時のものと変りがなく、電池の消費がはげし
くその寿命を延ばすことができない。そこで、本発明は
エンコーダなどの電力消費を低減した電力消費低減装置
の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、電力消費部への通電を間欠的及び連続的のいず
れかに切換える装置と、通電中に位置信号のチェックを
行ない変化が認められるまで間欠通電とし、変化が生じ
たとき連続通電を行ない、変化がなくなってきたことを
チェックして元の間欠通電に戻る上記切換装置の制御手
段と、を有することを特徴とする。
発明は、電力消費部への通電を間欠的及び連続的のいず
れかに切換える装置と、通電中に位置信号のチェックを
行ない変化が認められるまで間欠通電とし、変化が生じ
たとき連続通電を行ない、変化がなくなってきたことを
チェックして元の間欠通電に戻る上記切換装置の制御手
段と、を有することを特徴とする。
【0005】
【作用】変化の発生を検出して間欠通電と連続通電とを
使い分けており、間欠通電でのインターバルの決定につ
いては、機械の慣性により急激な速度変動がないので、
機械の1移動単位を越えないように選んでやればよい。
こうして、あるインターバルを持ったチェックで動いた
ことが確認できれば直ちに高速移動を検出できる様に連
続通電にすることによって、ほとんど動いてない時の電
力消費を下げ、電池方式の場合はその寿命を延ばすこと
ができる。
使い分けており、間欠通電でのインターバルの決定につ
いては、機械の慣性により急激な速度変動がないので、
機械の1移動単位を越えないように選んでやればよい。
こうして、あるインターバルを持ったチェックで動いた
ことが確認できれば直ちに高速移動を検出できる様に連
続通電にすることによって、ほとんど動いてない時の電
力消費を下げ、電池方式の場合はその寿命を延ばすこと
ができる。
【0006】
【実施例】ここで、図を参照しつつ本発明の実施例を説
明する。図1は光学式回転エンコーダに係る回路であ
り、コード板1aは光学式スリットを有し、機械の移動
により回転する。このコード板1aのスリット部分をは
さんで発光素子1bと受光素子1cが向い合って配置さ
れ、スリットの位置で、光が発光素子1bから受光素子
1cに到達する。切換装置1dは発光電源1eから発光
素子1bへの回路を連続通電か間欠通電かを切換えて動
作させている。発振器1fは間欠通電のときの周期△t
を持つパルス信号(インターバル信号)を発振するもの
である。信号保持回路1gは受光素子1cからの信号と
インターバル信号を受けて、間欠通電か連続通電かを制
御する信号を出力する。信号処理回路1hは間欠通電の
ときは出力せず、連続通電になっているときのみ受光素
子1cからの信号を必要な整形などの処理を行なって出
力する機能を有している。
明する。図1は光学式回転エンコーダに係る回路であ
り、コード板1aは光学式スリットを有し、機械の移動
により回転する。このコード板1aのスリット部分をは
さんで発光素子1bと受光素子1cが向い合って配置さ
れ、スリットの位置で、光が発光素子1bから受光素子
1cに到達する。切換装置1dは発光電源1eから発光
素子1bへの回路を連続通電か間欠通電かを切換えて動
作させている。発振器1fは間欠通電のときの周期△t
を持つパルス信号(インターバル信号)を発振するもの
である。信号保持回路1gは受光素子1cからの信号と
インターバル信号を受けて、間欠通電か連続通電かを制
御する信号を出力する。信号処理回路1hは間欠通電の
ときは出力せず、連続通電になっているときのみ受光素
子1cからの信号を必要な整形などの処理を行なって出
力する機能を有している。
【0007】ここで信号保持回路1gにつき詳述する。
今、間欠通電状態にあってとして、この状態のままにて
信号保持回路1gの出力は「0」とする。このときは、
発振器1fからのインターバル信号により、切換装置1
dを介して△t毎に発光素子1bが電源の供給を受けて
発光し、受光素子1cの方に光を送る。このとき、コー
ド板1aが全く動かないとすれば、△t毎の受光素子1
cの出力に変化はない。そこで、コード板1aがスリッ
トの有から無又は無から有に移動があったとすると、そ
の前后で△t毎の受光素子1cから信号保持回路1gへ
の信号が変化する。この変化をとらえて信号保持回路1
gの出力は「1」に保持され、この変化により間欠通電
から連続通電に切換える信号となる。この状態では、信
号処理回路1hの出力1iはコード板1aの回転に応じ
た出力パルスを発生しているが、回転が遅くなり停止状
態に近ずくとパルスの間隔は広がりついには、全く出力
パルスが出なくなる。その時は、信号保持回路1gをリ
セットし、再び「0」にして、間欠通電状態に戻ること
になる。以上の方法でコード板1aが動かない時の消費
電力を軽減することができる。
今、間欠通電状態にあってとして、この状態のままにて
信号保持回路1gの出力は「0」とする。このときは、
発振器1fからのインターバル信号により、切換装置1
dを介して△t毎に発光素子1bが電源の供給を受けて
発光し、受光素子1cの方に光を送る。このとき、コー
ド板1aが全く動かないとすれば、△t毎の受光素子1
cの出力に変化はない。そこで、コード板1aがスリッ
トの有から無又は無から有に移動があったとすると、そ
の前后で△t毎の受光素子1cから信号保持回路1gへ
の信号が変化する。この変化をとらえて信号保持回路1
gの出力は「1」に保持され、この変化により間欠通電
から連続通電に切換える信号となる。この状態では、信
号処理回路1hの出力1iはコード板1aの回転に応じ
た出力パルスを発生しているが、回転が遅くなり停止状
態に近ずくとパルスの間隔は広がりついには、全く出力
パルスが出なくなる。その時は、信号保持回路1gをリ
セットし、再び「0」にして、間欠通電状態に戻ること
になる。以上の方法でコード板1aが動かない時の消費
電力を軽減することができる。
【0008】図2は、エンコーダを取付けた軸が移動す
る例を示しているが、この様に一般の物体の移動は慣性
を持っているので、徐々に加速されていく性質を持って
いる。この例でも4△t位から徐々に動き出し、6△t
で1移動単位を記録している。従ってこの1移動単位動
き出す迄は△tのインターバル毎のチェックで充分であ
る。△tの選び方としては最大加速度時でも動き出し時
において、△t内に2移動単位が入らない様な△tであ
れば良い。この様にして間欠通電による監視が成立つこ
とになる。
る例を示しているが、この様に一般の物体の移動は慣性
を持っているので、徐々に加速されていく性質を持って
いる。この例でも4△t位から徐々に動き出し、6△t
で1移動単位を記録している。従ってこの1移動単位動
き出す迄は△tのインターバル毎のチェックで充分であ
る。△tの選び方としては最大加速度時でも動き出し時
において、△t内に2移動単位が入らない様な△tであ
れば良い。この様にして間欠通電による監視が成立つこ
とになる。
【0009】上述では光電式回転式エンコーダを説明し
たが、コード板,発光素子,受光素子の代りに電磁式,
静電式,電磁誘導式いづれでも同様に間欠通電して、変
化の有無をチェックし動きだしたことを認知すれば、直
ちに正常な連続通電に切換え、又、変化がなくなれば再
び間欠通電に切換えて消費電力を軽減できる。また、上
例は回転エンコーダであるが、直線移動を検出するリニ
ヤエンコーダでも同様である。
たが、コード板,発光素子,受光素子の代りに電磁式,
静電式,電磁誘導式いづれでも同様に間欠通電して、変
化の有無をチェックし動きだしたことを認知すれば、直
ちに正常な連続通電に切換え、又、変化がなくなれば再
び間欠通電に切換えて消費電力を軽減できる。また、上
例は回転エンコーダであるが、直線移動を検出するリニ
ヤエンコーダでも同様である。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、変
化がないとき又は終るときには間欠通電を行ない変化が
生じつつあるとき連続通電に切換えることにより、電力
消費を防止することができ電池の浪費をふせぐことがで
きる。
化がないとき又は終るときには間欠通電を行ない変化が
生じつつあるとき連続通電に切換えることにより、電力
消費を防止することができ電池の浪費をふせぐことがで
きる。
【図1】一実施例の全体構成図。
【図2】時間に対する物体の移動状況図。
1d 切換装置 1f 発振器 1g 信号保持回路 1h 信号処理回路
フロントページの続き (72)発明者 上田 茂夫 広島県広島市安佐南区祇園3丁目2番1号 エム・エイチ・アイ工作機械エンジニア リング株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 電力消費部への通電を間欠的及び連続的
のいずれかに切換える装置と、 通電中に位置信号のチェックを行ない変化が認められる
まで間欠通電とし、変化が生じたとき連続通電を行な
い、変化がなくなってきたことをチェックして元の間欠
通電に戻る上記切換装置の制御手段と、 を有する電力消費低減装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3212388A JPH0556560A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 電力消費低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3212388A JPH0556560A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 電力消費低減装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0556560A true JPH0556560A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16621760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3212388A Withdrawn JPH0556560A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 電力消費低減装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0556560A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002071840A (ja) * | 2000-08-29 | 2002-03-12 | Seiko Instruments Inc | 電子機器 |
WO2013072999A1 (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-23 | 富士通株式会社 | 電子装置、携帯端末及び速度計測方法 |
JPWO2013072999A1 (ja) * | 2011-11-14 | 2015-04-02 | 富士通株式会社 | 電子装置、携帯端末及び速度計測方法 |
CN112013430A (zh) * | 2019-05-28 | 2020-12-01 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 开关、烹饪器具、控制方法、控制装置和计算机可读存储介质 |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP3212388A patent/JPH0556560A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002071840A (ja) * | 2000-08-29 | 2002-03-12 | Seiko Instruments Inc | 電子機器 |
WO2013072999A1 (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-23 | 富士通株式会社 | 電子装置、携帯端末及び速度計測方法 |
JPWO2013072999A1 (ja) * | 2011-11-14 | 2015-04-02 | 富士通株式会社 | 電子装置、携帯端末及び速度計測方法 |
US9229023B2 (en) | 2011-11-14 | 2016-01-05 | Fujitsu Limited | Electronic apparatus, mobile terminal, and velocity measuring method |
CN112013430A (zh) * | 2019-05-28 | 2020-12-01 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 开关、烹饪器具、控制方法、控制装置和计算机可读存储介质 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |