JPH0556487B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0556487B2 JPH0556487B2 JP60062346A JP6234685A JPH0556487B2 JP H0556487 B2 JPH0556487 B2 JP H0556487B2 JP 60062346 A JP60062346 A JP 60062346A JP 6234685 A JP6234685 A JP 6234685A JP H0556487 B2 JPH0556487 B2 JP H0556487B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light guide
- guide fiber
- distal end
- component
- endoscope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 39
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 12
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 10
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 claims description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 13
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 13
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 4
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 3
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 description 1
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 description 1
- BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N tetrafluoroethene Chemical group FC(F)=C(F)F BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は内視鏡にかかり、特に側視型、斜視
型などライトガイドフアイバーの出射側端部を曲
げて先端構成部に配するようにした内視鏡の改善
に関する。
型などライトガイドフアイバーの出射側端部を曲
げて先端構成部に配するようにした内視鏡の改善
に関する。
内視鏡にあつては、特開昭58−46925号公報で
も示されるように、先端構成部内にライトガイド
フアイバーの出射端側の端部の略L字状に曲げて
配して、側視型の内視鏡を構成するようにしたも
のが知られている。
も示されるように、先端構成部内にライトガイド
フアイバーの出射端側の端部の略L字状に曲げて
配して、側視型の内視鏡を構成するようにしたも
のが知られている。
ところで、内視鏡では滅菌などを行なうことか
ら、ライトガイドフアイバーを防水して先端構成
部に固定することが行われている。こうした、内
視鏡のライトガイドフアイバーの防水としては、
従来から先端構成部内にライトガイドフアイバー
の出射側の端部を収める収容室を形成して、この
収容室内に出射側の端部を固定して防水すること
が行われている。具体的には、第9図に示すよう
に、先端構成部bの基端面に透孔cを設け、先端
構成部bの内部に、外周側に開口するとともに、
前記透孔cと連通する空間dを設けて、先端構成
部b内に収容室を形成した構造が採用され、透孔
cを通じて先端構成部bの基端側からライトガイ
ドフアイバーeの出射側の端部を空間d内に挿入
し、ついで、ライトガイドフアイバーeの端部を
曲げ、しかるのち、空間e内に接着剤gを充填し
て曲げた出射側の端部を位置決め固定することに
より、防水を施すようにしていた。
ら、ライトガイドフアイバーを防水して先端構成
部に固定することが行われている。こうした、内
視鏡のライトガイドフアイバーの防水としては、
従来から先端構成部内にライトガイドフアイバー
の出射側の端部を収める収容室を形成して、この
収容室内に出射側の端部を固定して防水すること
が行われている。具体的には、第9図に示すよう
に、先端構成部bの基端面に透孔cを設け、先端
構成部bの内部に、外周側に開口するとともに、
前記透孔cと連通する空間dを設けて、先端構成
部b内に収容室を形成した構造が採用され、透孔
cを通じて先端構成部bの基端側からライトガイ
ドフアイバーeの出射側の端部を空間d内に挿入
し、ついで、ライトガイドフアイバーeの端部を
曲げ、しかるのち、空間e内に接着剤gを充填し
て曲げた出射側の端部を位置決め固定することに
より、防水を施すようにしていた。
ところが、こうした外周側に開口する収容室内
に接着剤gを充填して防水する構造は、先端構成
部bが周知のように金属材から構成され、接着剤
gが樹脂材から構成されていることから、両者の
熱膨張率が異なる問題をもつ。このため、温度が
大きく変化すると、接着剤gが先端構成部bから
剥離してしまい、先端構成部fと接着剤gとの境
界部分に生じる隙間から水漏れを起こしてしまう
問題があつた。特に、内視鏡の輸送時やオートク
レーブ滅菌時の温度変化などで防水性が損われる
おそれがある。しかも、こうした構造は、接着剤
gの充填が不完全な場合にも水漏れが発生するこ
とが指摘される。
に接着剤gを充填して防水する構造は、先端構成
部bが周知のように金属材から構成され、接着剤
gが樹脂材から構成されていることから、両者の
熱膨張率が異なる問題をもつ。このため、温度が
大きく変化すると、接着剤gが先端構成部bから
剥離してしまい、先端構成部fと接着剤gとの境
界部分に生じる隙間から水漏れを起こしてしまう
問題があつた。特に、内視鏡の輸送時やオートク
レーブ滅菌時の温度変化などで防水性が損われる
おそれがある。しかも、こうした構造は、接着剤
gの充填が不完全な場合にも水漏れが発生するこ
とが指摘される。
そこで、第9図の二点鎖線に示すように先端構
成部b上に絶縁カバーhを被せるようにした内視
鏡があるが、先端構成部bは各種窓i…などがあ
つてその形状が複雑となつている。このため、そ
の形状に対応して絶縁カバーiも開口(図示しな
い)を設けるなどその形状を複雑としなければな
らず、それぞれ(先端構成部b、絶縁カバーi)
が複雑な形状となることを理由に、絶縁カバーi
で先端構成部bを確実に防水することが困難とさ
れる事情にあつた。
成部b上に絶縁カバーhを被せるようにした内視
鏡があるが、先端構成部bは各種窓i…などがあ
つてその形状が複雑となつている。このため、そ
の形状に対応して絶縁カバーiも開口(図示しな
い)を設けるなどその形状を複雑としなければな
らず、それぞれ(先端構成部b、絶縁カバーi)
が複雑な形状となることを理由に、絶縁カバーi
で先端構成部bを確実に防水することが困難とさ
れる事情にあつた。
この発明は上記事情に着目してされたもので、
その目的とするところは、先端構成部の防水性を
確実に確保することができる内視鏡を提供するこ
とにある。
その目的とするところは、先端構成部の防水性を
確実に確保することができる内視鏡を提供するこ
とにある。
すなわち、この発明の内視鏡は、外周面に隙間
のない先端構成部内に設けられる収容室と、出射
側の端部近傍に曲げ成形部が設けられるライトガ
イドフアイバーと、前記収容室の基端側に連接さ
れ前記ライトガイドフアイバーの曲げ成形部を基
端側から前記収容室内に挿入するために十分な開
口面積を有する開口部とを備え、前記ライトガイ
ドフアイバーの出射側端部を基端側から前記開口
部内に挿入し前記曲げ成形部を前記収容室内に位
置させて固定したものである。これによりライト
ガイドフアイバーを先端構成部内の収容室内に挿
入した後に曲げ成形部を作る必要がなくなり、先
端構成部の外周面から水漏れの要因となる隙間を
全くなくすことのできるものである。
のない先端構成部内に設けられる収容室と、出射
側の端部近傍に曲げ成形部が設けられるライトガ
イドフアイバーと、前記収容室の基端側に連接さ
れ前記ライトガイドフアイバーの曲げ成形部を基
端側から前記収容室内に挿入するために十分な開
口面積を有する開口部とを備え、前記ライトガイ
ドフアイバーの出射側端部を基端側から前記開口
部内に挿入し前記曲げ成形部を前記収容室内に位
置させて固定したものである。これによりライト
ガイドフアイバーを先端構成部内の収容室内に挿
入した後に曲げ成形部を作る必要がなくなり、先
端構成部の外周面から水漏れの要因となる隙間を
全くなくすことのできるものである。
以下、この発明を第1図ないし第7図に示す第
1の実施例にもとづき説明する。第1図はこの発
明を適用した側視型内視鏡の先端部の構造を示
し、1は先端構成部、2はその先端構成部1の基
端に連結された外装、3は先端構成部1の先端側
の外周面に設けた対物用窓、4は先端構成部1の
中央側の外周面に上記対物用窓3と隣接して設け
た照明用窓、5は、外装2に挿通されたライトガ
イドフアイバー、6はCCDなどの固体撮像素子、
7は照明用窓4の直下から先端構成部1の基端面
にかけて形成された収容室、8は上記収容室7に
隣接して対物用窓3の直下から先端構成部1の基
端面にかけて形成された素子収容室である。ライ
トガイドフアイバー5の出射端側の端部は、あら
かじめ略L字状に曲げ成形されている他、曲げ成
形部5aの基部側に円筒状の固定部材5bを設け
て構成されている。そして、このライトガイドフ
アイバー5の曲げ成形部5aが、先端構成部1の
基端側から素子収容室8内に挿入されて、先端面
が照明用窓4と対向するよう固定部材5bを使つ
て固定され、また固定撮像素子6が素子収容室8
内に、結像光学系9を介し対物用窓3と対向する
ように設置され、先端構成部1の側方から像を捕
えることができるようにしている。なお、6aは
固体撮像素子6につながるコードである。そし
て、先端構成部1と照明用窓4とで防水が確保さ
れている。
1の実施例にもとづき説明する。第1図はこの発
明を適用した側視型内視鏡の先端部の構造を示
し、1は先端構成部、2はその先端構成部1の基
端に連結された外装、3は先端構成部1の先端側
の外周面に設けた対物用窓、4は先端構成部1の
中央側の外周面に上記対物用窓3と隣接して設け
た照明用窓、5は、外装2に挿通されたライトガ
イドフアイバー、6はCCDなどの固体撮像素子、
7は照明用窓4の直下から先端構成部1の基端面
にかけて形成された収容室、8は上記収容室7に
隣接して対物用窓3の直下から先端構成部1の基
端面にかけて形成された素子収容室である。ライ
トガイドフアイバー5の出射端側の端部は、あら
かじめ略L字状に曲げ成形されている他、曲げ成
形部5aの基部側に円筒状の固定部材5bを設け
て構成されている。そして、このライトガイドフ
アイバー5の曲げ成形部5aが、先端構成部1の
基端側から素子収容室8内に挿入されて、先端面
が照明用窓4と対向するよう固定部材5bを使つ
て固定され、また固定撮像素子6が素子収容室8
内に、結像光学系9を介し対物用窓3と対向する
ように設置され、先端構成部1の側方から像を捕
えることができるようにしている。なお、6aは
固体撮像素子6につながるコードである。そし
て、先端構成部1と照明用窓4とで防水が確保さ
れている。
すなわち、ここで、防水構造について詳しく説
明すれば、収容室7は、先端構成部1の内部に、
先端構成部1の基端面に開口する、筒状の空間7
aを形成してなる。そして、基端面に形成した開
口部7bおよび空間7aはいずれも、先端構成部
1の基端側からライトガイドフアイバー5の曲げ
成形部5aが充分に挿脱できるだけの開口面積を
有する他、固定部材5bが収まるだけの空間長さ
を有して構成される。もちろん、空間7aの先端
側内周面に照明用窓4が臨むようにしている。そ
して、この収容室7内に、つぎに説明する製造方
法を使つて製造されたライトガイドフアイバー5
を固定してなる。そして、その製造方法が第2図
ないし第7図に示されている。
明すれば、収容室7は、先端構成部1の内部に、
先端構成部1の基端面に開口する、筒状の空間7
aを形成してなる。そして、基端面に形成した開
口部7bおよび空間7aはいずれも、先端構成部
1の基端側からライトガイドフアイバー5の曲げ
成形部5aが充分に挿脱できるだけの開口面積を
有する他、固定部材5bが収まるだけの空間長さ
を有して構成される。もちろん、空間7aの先端
側内周面に照明用窓4が臨むようにしている。そ
して、この収容室7内に、つぎに説明する製造方
法を使つて製造されたライトガイドフアイバー5
を固定してなる。そして、その製造方法が第2図
ないし第7図に示されている。
すなわち、まず、第2図に示すようにフアイバ
ー5c…を一定本数束ねる。ついで、第3図に示
すようにフアイバー束5dの入射側となる一端部
に接着剤(図示しない)を塗布してその塗布面上
に口金9を被せ取着する。そして、接着剤を乾燥
させた後、第4図に示すようにシリコンゴムから
なる第1の保護チユーブ10を出射側となる他端
側から被せ、出射側の片側部分を中央に寄せてお
く。こののち、フアイバー束5dの他端側から第
5図に示すように、発泡4フツ化エチレン樹脂か
らなる第2の保護チユーブ11および固定部材5
bを被せ、それぞれ入射側へ配置する。なお、固
定部材5bはその外形が上記収容室7の内腔と対
応した形状(挿脱自在な形状)に成形されている
他、周壁に位置決め固定用の小孔12を設けてな
る。つぎに、露出するフアイバー束5d部分のう
ち、曲げ成形する出射側部分に接着剤(図示しな
い)を塗布し、その塗布したフアイバー束5dに
第6図に示すように、位置決めパイプ13を被せ
て曲げ成形する部分の最後部へ配置し、さらに位
置決めパイプ13の後から離型用シリコンチユー
ブ14を被せて、それを曲げ成形する出射側部分
の外周全体に配する。こののち、第7図に示すよ
うな略L字状の型をもつ成形型15内に、先の離
型用シリコンチユーブ14で覆われた部分を、位
置決めパイプ13を位置決めに用いて、位置決め
パイプ13と共に配し、そのL字状に曲げられた
状態のまま接着剤を乾燥させる。そして、乾燥を
終え、成形型15からフアイバー束5dを取り外
すとともに、離型用シリコンチユーブ14を取り
除けば、接着剤の凝固で略L字状となつた曲げ成
形部5aがフアイバー束5dに成形される。もち
ろん、この際、曲げ成形部5aの基部に位置決め
パイプ13が固定される。その後、固定部材5b
を出射側の端部へずらし、位置決めパイプ13に
嵌挿させてその位置を位置決めるとともに、位置
決め固定用の小孔12の位置を曲げ成形部5aと
対応するよう調節してから、位置決めパイプ13
に接着し、ついで、固定した固定部材5bに、第
1の保護チユーブ10の左端(フアイバー束5d
の出射側に対応する端部)を接着するとともに、
さらに固定部材5bに第2の保護チユーブ11の
左端(同上)を接着すれば、出射側の端部に曲げ
成形部5aを成形してなるライトガイドフアイバ
ー5が構成される。
ー5c…を一定本数束ねる。ついで、第3図に示
すようにフアイバー束5dの入射側となる一端部
に接着剤(図示しない)を塗布してその塗布面上
に口金9を被せ取着する。そして、接着剤を乾燥
させた後、第4図に示すようにシリコンゴムから
なる第1の保護チユーブ10を出射側となる他端
側から被せ、出射側の片側部分を中央に寄せてお
く。こののち、フアイバー束5dの他端側から第
5図に示すように、発泡4フツ化エチレン樹脂か
らなる第2の保護チユーブ11および固定部材5
bを被せ、それぞれ入射側へ配置する。なお、固
定部材5bはその外形が上記収容室7の内腔と対
応した形状(挿脱自在な形状)に成形されている
他、周壁に位置決め固定用の小孔12を設けてな
る。つぎに、露出するフアイバー束5d部分のう
ち、曲げ成形する出射側部分に接着剤(図示しな
い)を塗布し、その塗布したフアイバー束5dに
第6図に示すように、位置決めパイプ13を被せ
て曲げ成形する部分の最後部へ配置し、さらに位
置決めパイプ13の後から離型用シリコンチユー
ブ14を被せて、それを曲げ成形する出射側部分
の外周全体に配する。こののち、第7図に示すよ
うな略L字状の型をもつ成形型15内に、先の離
型用シリコンチユーブ14で覆われた部分を、位
置決めパイプ13を位置決めに用いて、位置決め
パイプ13と共に配し、そのL字状に曲げられた
状態のまま接着剤を乾燥させる。そして、乾燥を
終え、成形型15からフアイバー束5dを取り外
すとともに、離型用シリコンチユーブ14を取り
除けば、接着剤の凝固で略L字状となつた曲げ成
形部5aがフアイバー束5dに成形される。もち
ろん、この際、曲げ成形部5aの基部に位置決め
パイプ13が固定される。その後、固定部材5b
を出射側の端部へずらし、位置決めパイプ13に
嵌挿させてその位置を位置決めるとともに、位置
決め固定用の小孔12の位置を曲げ成形部5aと
対応するよう調節してから、位置決めパイプ13
に接着し、ついで、固定した固定部材5bに、第
1の保護チユーブ10の左端(フアイバー束5d
の出射側に対応する端部)を接着するとともに、
さらに固定部材5bに第2の保護チユーブ11の
左端(同上)を接着すれば、出射側の端部に曲げ
成形部5aを成形してなるライトガイドフアイバ
ー5が構成される。
そして、こうしたライトガイドフアイバー5の
曲げ成形部5aおよび固定部材5bを上記収容室
7内に挿入して、固定部材5bの小孔12を、あ
らかじめ収容室7の開口側周壁の所要の位置に穿
設されたねじ孔16に合せ、両者を決めピン17
の螺挿から固定することで、出射側の先端面を照
明用窓4に対向させた状態に固定する他、同時に
防水をなすようにしている。つまり、あらかじめ
出射側の端部に成形した曲げ成形部5aを先端構
成部1の基端面から挿入して全体を先端構成部1
内に収め、固定部材5b、小孔12、位置決めピ
ン17などからなる固定手段を使つて、その収め
た曲げ成形部5aを固定する構造によつて、温度
が大きく変化しようとも、従来のような水漏れを
発生することはなく、常に、確実、かつ充分なる
防水性を確保することができる。
曲げ成形部5aおよび固定部材5bを上記収容室
7内に挿入して、固定部材5bの小孔12を、あ
らかじめ収容室7の開口側周壁の所要の位置に穿
設されたねじ孔16に合せ、両者を決めピン17
の螺挿から固定することで、出射側の先端面を照
明用窓4に対向させた状態に固定する他、同時に
防水をなすようにしている。つまり、あらかじめ
出射側の端部に成形した曲げ成形部5aを先端構
成部1の基端面から挿入して全体を先端構成部1
内に収め、固定部材5b、小孔12、位置決めピ
ン17などからなる固定手段を使つて、その収め
た曲げ成形部5aを固定する構造によつて、温度
が大きく変化しようとも、従来のような水漏れを
発生することはなく、常に、確実、かつ充分なる
防水性を確保することができる。
しかも、位置決めパイプ13を曲げ成形部5a
の基部側に設けて、曲げ成形部5aの成形時の位
置決め、固定部材5bの位置決めの両者を行なう
ようにした構造は、成形時の位置決めがそのまま
固定部材5bに対する位置となつて現われるか
ら、曲げ成形部5aと固定部材5bとの位置関係
において高い精度が得られ、この結果、固定部材
5bを使つた固定において高い取付け精度がライ
トガイドフアイバー5で得られる利点をもつ。こ
れは、位置決めパイプ13および固定部材5bを
回転体形状にしたことにもよる。
の基部側に設けて、曲げ成形部5aの成形時の位
置決め、固定部材5bの位置決めの両者を行なう
ようにした構造は、成形時の位置決めがそのまま
固定部材5bに対する位置となつて現われるか
ら、曲げ成形部5aと固定部材5bとの位置関係
において高い精度が得られ、この結果、固定部材
5bを使つた固定において高い取付け精度がライ
トガイドフアイバー5で得られる利点をもつ。こ
れは、位置決めパイプ13および固定部材5bを
回転体形状にしたことにもよる。
また、上述した第1の実施例では側視型の内視
鏡にこの発明を適用したが、これに限らず、第8
図に示すように斜視型の内視鏡にもこの発明を適
用するようにしてもよい。但し、第1図と同一構
成部分は同一符号を附してその説明を省略した。
鏡にこの発明を適用したが、これに限らず、第8
図に示すように斜視型の内視鏡にもこの発明を適
用するようにしてもよい。但し、第1図と同一構
成部分は同一符号を附してその説明を省略した。
なお、上述した第1および第2の実施例では固
定部材ならびに位置決めパイプを使つてライトガ
イドフアイバーの出射側の端部を固定したものを
一列に挙げたが、たとえば従来と同様、接着剤を
収容室内に充填して固定するようにしてもよく、
固定構造には限定されるものではない。
定部材ならびに位置決めパイプを使つてライトガ
イドフアイバーの出射側の端部を固定したものを
一列に挙げたが、たとえば従来と同様、接着剤を
収容室内に充填して固定するようにしてもよく、
固定構造には限定されるものではない。
また、上述したいずれの実施例共、固体撮像素
子を使つた内視鏡にこの発明を適用したが、フア
イバーを使つた観察光学系をもつ側視型、斜視型
の内視鏡にこの発明を適用するようにしてもよ
い。
子を使つた内視鏡にこの発明を適用したが、フア
イバーを使つた観察光学系をもつ側視型、斜視型
の内視鏡にこの発明を適用するようにしてもよ
い。
以上説明したようにこの発明によれば、曲げ成
形部を有したライトガイドフアイバーを先端構成
部に固定する際、先端構成部の基端側の開口から
曲げ成形部をもつライトダイドフアイバーを挿入
し、その開口部内でライトガイドフアイバーを嵌
合固定するようにしたので、先端構成部の外周面
から水漏れの要因となるものをなくすことができ
る。すなわち、ライトガイドフアイバーを先端構
成部に挿入した後に先端構成部の外周面からフア
イバー端部近傍を曲げる必要がなく、またライト
ガイドフアイバーを先端構成部内で固定するため
の接着剤の充填も必要ないので、先端構成部の外
周面に開口する開口部や内部に充填される接着剤
をなくすことができ、温度変化にかかわらず先端
構成部の防水性を確実なものとすることができ
る。
形部を有したライトガイドフアイバーを先端構成
部に固定する際、先端構成部の基端側の開口から
曲げ成形部をもつライトダイドフアイバーを挿入
し、その開口部内でライトガイドフアイバーを嵌
合固定するようにしたので、先端構成部の外周面
から水漏れの要因となるものをなくすことができ
る。すなわち、ライトガイドフアイバーを先端構
成部に挿入した後に先端構成部の外周面からフア
イバー端部近傍を曲げる必要がなく、またライト
ガイドフアイバーを先端構成部内で固定するため
の接着剤の充填も必要ないので、先端構成部の外
周面に開口する開口部や内部に充填される接着剤
をなくすことができ、温度変化にかかわらず先端
構成部の防水性を確実なものとすることができ
る。
第1図ないし第7図はこの発明の第1の実施例
を示し、第1図は側視型の内視鏡の先端部の構造
を示す断面図、第2図、第3図、第4図、第5
図、第6図および第7図はライトガイドフアイバ
ーに成形された曲げ成形部の成形推移を示す断面
図、第8図はこの発明の第2の実施例の斜視型の
内視鏡の先端部の構造を示す断面図、第9図は従
来の側視型の内視鏡に先端部の構造を示す断面図
である。 1……先端構成部、5……ライトガイドフアイ
バー、5a……曲げ成形部、5b,12,17…
…固定部材、位置決め固定パイプ、位置決めピン
(固定手段)、7……収容室、7a……空間、7b
……開口部。
を示し、第1図は側視型の内視鏡の先端部の構造
を示す断面図、第2図、第3図、第4図、第5
図、第6図および第7図はライトガイドフアイバ
ーに成形された曲げ成形部の成形推移を示す断面
図、第8図はこの発明の第2の実施例の斜視型の
内視鏡の先端部の構造を示す断面図、第9図は従
来の側視型の内視鏡に先端部の構造を示す断面図
である。 1……先端構成部、5……ライトガイドフアイ
バー、5a……曲げ成形部、5b,12,17…
…固定部材、位置決め固定パイプ、位置決めピン
(固定手段)、7……収容室、7a……空間、7b
……開口部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外周面に隙間のない先端構成部内に設けられ
る収容室と、 出射側の端部近傍に曲げ成形部が設けられるラ
イトガイドフアイバーと、 前記収容室の基端側に連接され、前記ライトガ
イドフアイバーの曲げ成形部を基端側から前記収
容室内に挿入するために十分な開口面積を有する
開口部と、 を備え、 前記ライトガイドフアイバーの出射側端部を基
端側から前記開口部内に挿入し前記曲げ成形部を
前記収容室内に位置させて固定したことを特徴と
する内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60062346A JPS61219923A (ja) | 1985-03-27 | 1985-03-27 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60062346A JPS61219923A (ja) | 1985-03-27 | 1985-03-27 | 内視鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61219923A JPS61219923A (ja) | 1986-09-30 |
JPH0556487B2 true JPH0556487B2 (ja) | 1993-08-19 |
Family
ID=13197471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60062346A Granted JPS61219923A (ja) | 1985-03-27 | 1985-03-27 | 内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61219923A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111654598A (zh) * | 2019-03-04 | 2020-09-11 | 株式会社腾龙 | 观察摄像装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05199989A (ja) * | 1991-10-25 | 1993-08-10 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡の先端部 |
JP3370912B2 (ja) * | 1997-11-14 | 2003-01-27 | 松下電器産業株式会社 | 撮像装置 |
JP5191461B2 (ja) * | 2009-07-30 | 2013-05-08 | Hoya株式会社 | 光ファイバの接続構造 |
JP7251940B2 (ja) * | 2018-09-28 | 2023-04-04 | i-PRO株式会社 | 斜視内視鏡 |
-
1985
- 1985-03-27 JP JP60062346A patent/JPS61219923A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111654598A (zh) * | 2019-03-04 | 2020-09-11 | 株式会社腾龙 | 观察摄像装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61219923A (ja) | 1986-09-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6019719A (en) | Fully autoclavable electronic endoscope | |
JP3985466B2 (ja) | 内視鏡のレンズ装置 | |
US11382490B2 (en) | Tip part for a vision device | |
US20060036132A1 (en) | Method for assembling an endoscope | |
JPH05199989A (ja) | 内視鏡の先端部 | |
US20230380666A1 (en) | Tip part for a vision device | |
US11311184B2 (en) | Tip part for a vision device | |
JP4222785B2 (ja) | 内視鏡 | |
JPH0556487B2 (ja) | ||
JP2665441B2 (ja) | 内視鏡 | |
JPS6069621A (ja) | 内視鏡 | |
JP2002159438A (ja) | 内視鏡用撮像ユニット | |
JP4253369B2 (ja) | 電子内視鏡 | |
JP3569342B2 (ja) | 内視鏡の先端部 | |
JP2006223763A (ja) | 内視鏡 | |
JPH0511604B2 (ja) | ||
JPH0445809B2 (ja) | ||
JPH07275194A (ja) | 電子内視鏡の先端部 | |
JPS63155016A (ja) | 固体撮像素子を用いた内視鏡 | |
JP3903737B2 (ja) | 内視鏡の挿入部 | |
JPH0641528Y2 (ja) | 内視鏡 | |
JP2005218614A (ja) | 光ファイバ内蔵カメラ | |
JPS61177414A (ja) | 内視鏡 | |
JP3814055B2 (ja) | 前方視型細径内視鏡の先端部 | |
JP2003230533A (ja) | 撮像装置 |