JPH0556426B2 - - Google Patents

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JPH0556426B2
JPH0556426B2 JP59157389A JP15738984A JPH0556426B2 JP H0556426 B2 JPH0556426 B2 JP H0556426B2 JP 59157389 A JP59157389 A JP 59157389A JP 15738984 A JP15738984 A JP 15738984A JP H0556426 B2 JPH0556426 B2 JP H0556426B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle speed
vehicle
speed
control device
speed sensor
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59157389A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6138252A (ja
Inventor
Yoshio Kimura
Yoichi Shimazu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP15738984A priority Critical patent/JPS6138252A/ja
Publication of JPS6138252A publication Critical patent/JPS6138252A/ja
Publication of JPH0556426B2 publication Critical patent/JPH0556426B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、車両の自動変速制御装置に関する。
〈従来の技術〉 最近、電子制御装置によつて制御される油圧駆
動機構を用いて歯車変速機のギヤ切り替えを行う
自動変速機が提案されている。
かかる自動変速機では、車速やセレクトレバー
位置、内燃機関の回転速度に応じて最適段に自動
的にギヤシフトするようになつているが、上記車
速を検出する車速センサは、通常車輪駆動側にの
み設けられており、従つて駆動輪の回転速度は検
出するが、非駆動輪側には設けられていないの
で、非駆動輪の回転速度を検出するようにはなつ
ていない。
このように車速センサが駆動輪の回転速度のみ
検出するようになつているため、車両の走行上次
のような問題点を生ずる。即ち、 (1) 滑りやすい路面を車両が走行しているとき、
アクセルを強く踏み込むと駆動輪が空転してし
まう。
(2) 上記(1)の状態では、実際の車速と比較してか
なり高い車速として検出されてしまう。
(3) 電子制御装置のメモリに記憶したシフトマツ
プによつて決定した車速に達すると、駆動輪が
スリツプ中にもかかわらずギヤ段を自動的にシ
フトアツプしてしまう。
(4) また、スリツプ中にアクセルを離せば駆動輪
の空転はおさえられるが、再びアクセルを踏む
と、ギヤ段がシフトダウン(キツクダウン)
し、スリツプが更に著しくなる。
(5) 滑りやすい路面を走行中の車両では、上記の
ような変速操作が繰り返される。
そして、これらのことから、特に滑りやすい路
面を10Km/h前後で走行中の場合や発進時などで
は、前記変速操作の繰り返しが車両の安全走行を
妨げていた。
このような危険を避けるため、例えば特開昭58
−38347号公報に示された車両用エンジン集中制
御システムのように、前輪の回転により車速を検
出する前輪車速センサと、後輪の回転により車速
を検出する後輪車速センサと、車両の機能に関す
る各種の情報を検出するセンサ群からの検出信号
によりエンジンへの燃料供給量及び変速機のギヤ
位置を制御する制御部とを含み、制御部は前輪車
速センサの車速検出信号と後輪車速センサの車速
検出信号との差が所定値(例えば車速で20Km/h
相当)を越えたときエンジンから駆動輪への伝達
トルクを低下させる制御を行うものがある。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、前記特開昭公報に示された技術
では、車両のスリツプ状態の判断を前輪車速セン
サの車速検出信号と後輪車速センサの車速検出信
号との差に求めているため、路面状況によつて
は、空転しやすい駆動輪(前輪または後輪の一
方)と非駆動輪との回転差はすぐに前記所定値を
超えてしまい、前述の変速操作(シフトダウン)
を繰り返す恐れがある。
本発明は上記問題点を解決しようとするもの
で、その目的とするところは、滑りやすい路面を
走行中の車両における駆動輪の空転時には、非駆
動輪の回転速度データを車速データとして最適ギ
ヤ段を設定するようにして不必要な変速操作(シ
フトダウン等)を繰り返さないようにした車両の
自動変速制御装置を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するための本発明車両の自動変
速制御装置は、自動変速機を介し駆動される駆動
輪と、駆動されない非駆動輪を備えた車両におけ
る前記駆動輪に設けた第1の車速センサと、前記
非駆動輪に設けた第2の車速センサと、該両セン
サからの車速データに基づき変速機の最適ギヤ段
を選択し変速アクチユエータに出力する電子制御
装置を備え、且つ該電子制御装置は前記駆動輪の
回転数が前記非駆動輪の回転数より所定回転数超
過した場合には前記第2の車速センサのデータに
より前記変速機の最適ギヤ段の設定を行い、また
非駆動輪の回転数が駆動輪の回転数より所定回転
数超過したときは第1の車速センサを故障とみな
すようにしたことを特徴とする。
〈作用〉 本発明車両の自動変速制御装置においては、先
ず、非駆動輪4側に設けられた第2の車速センサ
3から得られる車速=SPEED:FがaKm/h(例
えばa=2〜3)以下であるか否かが判定され
(ステツプa)、aKm/h以下と判定された場合に
は、SPEED:Fを無視して、駆動輪2側に設け
られた第1の車速センサ1から得られる車速=
SPEED:Dをすべての制御下で用いる車速とす
る(ステツプb)。
次に、 SPEED:F−SPEED:D>d(但し、bは実
験データをもとに決定した定数(Km/h))であ
るかどうかが判定され(ステツプc)、 SPEED:F−SPEED:D>b であると判定された場合には、第1の車速センサ
1が故障であると判定し、自己診断の場合にのみ
SPEED:Dを用い、自己診断以外のすべての制
御にはSPEED:Fを用いる。(ステツプd)。
続いて、 SPEED:D−SPEED:F>c(但し、cは実
験データをもとに決定した定数(Km/h))であ
るかどうかが判定され(ステツプe)、 SPEED:D−SPEED:F>c と判定された場合には、駆動輪2が路面に対しス
リツプしながら空転しているとみなし、最適ギヤ
段を決定する際に用いる車速としてSPEED:F
を用いる(ステツプf)。なお、SPEED:Dとの
差がcm/h以内となれば、すべての制御下に用い
る車速をSPEED:Dとする。
〈実施例〉 第1図は本発明を説明するための自動変速制御
装置のブロツク接続図である。同図において、1
は車両Cの駆動輪2の回転速度を検出する第1の
車速センサ、3は非駆動輪4の回転速度を検出す
る第2の車速センサで、これらの各車速センサ
1,3の出力は電子制御装置Pのデータメモリに
記憶される。エンジン5には、エンジン回転数を
検出するエンジン回転センサ6が設けられてい
る。
7は変速機で、その入力軸(インプツトシヤフ
ト)には入力軸の回転数を検出するインプツトシ
ヤフト回転センサ13が設けられている。
8は変速機7に連設された車輪駆動機構で、通
常、この車輪駆動機構8の出力側に上記第1の車
速センサ1が設けられる場合が多い。9はアクセ
ルペダル10の踏み込み量を検出するアクセルセ
ンサであり、上記センサ6,9の出力も上記電子
制御装置Pのデータメモリに記憶されるようにな
つている。
上記電子制御装置Pは、上記第1の車速センサ
1または第2の車速センサ3と、他のエンジン回
転センサ6、インプツトシヤフト回転センサ13
およびアクセルセンサ9等の検出信号を受けて、
リード・オンリ・メモリに予め格納したシフトマ
ツプに基づいた最適ギヤ段を処理決定し、そのギ
ヤ段信号によつて変速機アクチユエータ11を作
動して、変速機7のギヤ段変更を自動的に行うも
のである。
また、電子制御装置Pは、車速センセ1,3の
出力を常時監視してその車速差を求め、これらの
両車速センサ1,3の大小関係及び上記車速差の
大きさに応じて上記変速機のギヤ段設定用信号と
して、車速センサ1,3のいずれの出力を用いる
かを決定するプログラムメモリ及び処理装置を有
する。
次に、本発明の自動変速制御動作を第2図の流
れ図にしたがつて説明する。
先ず、駆動輪2側に設けられた第1の車速セン
サ1から得られる車速をSPEED:D、非駆動輪
4側に設けられた第2の車速センサ3から得られ
る車速をSPEED:Fとした上で、ステツプaで
は、SPEED:FがaKm/h(例えばa=2〜3)
以下であるか否かが判定され、aKm/h以下と判
定された場合には、非駆動輪4側で得られる
SPEED:Fを無視して、SPEED:Dをすべての
制御下で用いる車速とする(ステツプb)。これ
は、非駆動輪4側の車速センサ3が故障している
場合や車検などでシヤシダイナモ上を走行させる
場合に、変速しなくなるのを防ぐためである。
次に、 SPEED:F−SPEED:D>b(但し、bは実
験データをもとに決定した定数(Km/h))であ
るかどうかが判定され(ステツプc)、 SPEED:F−SPEED:D>b であると判定された場合には、第1の車速センサ
1が故障であると判定し、自己診断の場合にのみ
SPEED:Dを用い、自己診断以外のすべての制
御にはSPEED:Fを用いる(ステツプd)。
続いて、 SPEED:D−SPEED:F>c(但し、cは実
験データをもとに決定した定数(Km/h))であ
るかどうかが判定され(ステツプe)、 SPEED:D−SPEED:F>c と判定された場合には、駆動輪2が路面に対しス
リツプしながら空転しているとみなし、最適ギヤ
段を決定する際に用いる車速としてSPEED:F
を用いる(ステツプf)。なお、SPEED:Dとの
差がc Km/h以内となれば、すべての制御下に
用いる車速をSPEED:Dとする。
〈発明の効果〉 本発明の車両の自動変速制御装置は、自動変速
機を介し駆動される駆動輪と、駆動されない非駆
動輪を備えた車両における前記駆動輪に設けた第
1の車速センサと、前記非駆動輪に設けた第2の
車速センサと、該両センサからの車速データに基
づき変速機の最適ギヤ段を選択し変速アクチユエ
ータに出力する電子制御装置を備え、且つ該電子
制御装置は前記駆動輪の回転数が前記非駆動輪の
回転数より所定回転数超過した場合には前記第2
の車速センサのデータにより前記変速機の最適ギ
ヤ段の設定を行い、また非駆動輪の回転数が駆動
輪の回転数より所定回転数超過したときは第1の
車速センサを故障とみなすようにしたので、滑り
やすい路面を走行中の車両における駆動輪の空転
時には、非駆動輪の回転速度データを車速データ
として変速機の最適ギヤ段を設定するようにして
不必要な変速操作(シフトダウン)を繰り返さな
いようにした車両の自動変速制御装置を提供する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる車両の自動変速制御装
置のブロツク接続図、第2図は本発明の自動変速
制御装置による自動変速動作の流れを示す図であ
る。 1;第1の車速センサ、2;第2の車速セン
サ、3;駆動輪、4;非駆動輪、C;車両、P;
電子制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自動変速機を介し駆動される駆動輪と、駆動
    されない非駆動輪を備えた車両における前記駆動
    輪に設けた第1の車速センサと、前記非駆動輪に
    設けた第2の車速センサと、該両センサからの車
    速データに基づき変速機の最適ギヤ段を選択し変
    速アクチユエータに出力する電子制御装置を備
    え、且つ該電子制御装置は前記駆動輪の回転数が
    前記非駆動輪の回転数より所定回転数超過した場
    合には前記第2の車速センサのデータにより前記
    変速機の最適ギヤ段の設定を行い、また非駆動輪
    の回転数が駆動輪の回転数より所定回転数超過し
    たときは第1の車速センサを故障とみなすように
    したことを特徴とする車両の自動変速制御装置。
JP15738984A 1984-07-30 1984-07-30 車両の自動変速制御装置 Granted JPS6138252A (ja)

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JP15738984A JPS6138252A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 車両の自動変速制御装置

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JPS6138252A JPS6138252A (ja) 1986-02-24
JPH0556426B2 true JPH0556426B2 (ja) 1993-08-19

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JPS62227843A (ja) * 1986-03-28 1987-10-06 Honda Motor Co Ltd アンチロツク制御方法
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