JPH0556417U - 射出成形機の操作盤取付構造 - Google Patents
射出成形機の操作盤取付構造Info
- Publication number
- JPH0556417U JPH0556417U JP11320191U JP11320191U JPH0556417U JP H0556417 U JPH0556417 U JP H0556417U JP 11320191 U JP11320191 U JP 11320191U JP 11320191 U JP11320191 U JP 11320191U JP H0556417 U JPH0556417 U JP H0556417U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation panel
- recess
- machine base
- arm
- injection molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 機台側部の凹所内の操作盤を可動自在な支持
アームにより回動自在に支持し、操作盤を機台上に斜設
できるようにする。 【構成】 機台側部に操作盤4の凹所を設ける。その凹
所4の両側にL状形の一対の支持アーム7を設ける。凹
所上部に屈曲アーム7aの先端を回動自在に軸止して内
外に可動自在に設ける。支持アーム7と凹所壁面との間
にダンパー9を屈曲アーム7aと機台側とに軸止して設
ける。両支持アーム7の下端を上記操作盤4の下部両側
に軸止する。操作盤4の背面下部と凹所3の上壁側とに
わたり保持板13を設ける。
アームにより回動自在に支持し、操作盤を機台上に斜設
できるようにする。 【構成】 機台側部に操作盤4の凹所を設ける。その凹
所4の両側にL状形の一対の支持アーム7を設ける。凹
所上部に屈曲アーム7aの先端を回動自在に軸止して内
外に可動自在に設ける。支持アーム7と凹所壁面との間
にダンパー9を屈曲アーム7aと機台側とに軸止して設
ける。両支持アーム7の下端を上記操作盤4の下部両側
に軸止する。操作盤4の背面下部と凹所3の上壁側とに
わたり保持板13を設ける。
Description
【0001】
この考案は、射出成形機の成形条件を設定する場合に使用される制御装置の操 作盤の取付構造に関するものである。
【0002】
従来の操作盤の取付構造は、実開昭62−189114号公報、実開昭63− 27308号公報、実開昭63−146138号公報に記載されているように、 操作盤の上部を凹所上部に蝶着し、その蝶着部を支点としてダンパーにより出入 できる構造からなる。
【0003】
このような構造では、操作盤が上部の蝶着部を中心として円弧状に回動するこ とから、操作盤の引出しは水平位置に制限され、機台側部に大きく突出する。
【0004】 このため、作業員の移動スペースに加えて操作盤の突出スペースを機台側部に 確保せねばならず、また水平な表示面を斜め上方から見るため、工場内の照明の 位置によっては表示が見にくいなどの課題を有する。
【0005】 この考案は上記従来の課題を解決するために考えられたものであって、その目 的は可動自在な支持アームにより操作盤を回動自在に支持することによって、操 作盤を機台上に斜設することができる射出成形機の操作盤取付構造を提供するこ とにある。
【0006】
上記目的によるこの考案の特徴は、射出装置を載置した機台側部に操作盤の凹 所を設け、その凹所の両側にL状形の一対の支持アームを、凹所上部に屈曲アー ムの先端を回動自在に軸止して内外に可動自在に設け、その支持アームと凹所壁 面との間にダンパーを上記屈曲アームと機台側とに軸止して設けるとともに、両 支持アームの下端を上記操作盤の下部両側に軸止し、かつ操作盤の背面下部と凹 所の上壁側とにわたり保持板を設けてなることにある。
【0007】
上記構成では、凹所内の操作盤を手前に引くと、支持アームが屈曲アームの先 端を支点として回動するようになる。その回動にともないダンパーの支持アーム 側の軸止部も、屈曲アームと一緒に回動するようになるが、その回動方向が下方 のためダンパーは縮小する。
【0008】 このダンパーの縮小は、支持アームが更に回動されて上記軸着部が上向きに回 動するようになると伸長に変わり、ダンパーは支持アームを介して操作盤を支え るようになる。
【0009】 同時に保持板も操作盤に引張られて、凹所の上壁側の軸止部を支点として回動 するようになる。この保持板と支持アームの操作盤に対する軸止位置は共に操作 盤の下部ではあるが上下に相違し、その2点で支えられた操作盤は、両方の干渉 により縦の状態から上向きに傾斜する。
【0010】 また支持アームの回動は屈曲アームが反転して凹所上縁に接するところまで行 うことができ、これにより操作盤は機台上に位置するようになる。
【0011】
図中1は射出成形機の機台で、側部のフレーム2に四辺形の凹所3が形成して ある。この凹所3は機台側面に設けた制御部の扉に設けてもよい。
【0012】 上記凹所3の内部には同形の操作盤4が周辺に所要の間隙を設けて収容してあ る。この操作盤4は表面に射出成形機の制御に必要な多数の操作キー5と表示部 6とを有する。
【0013】 凹所3の両側には、L状形の一対の支持アーム7,7が、屈曲アーム7a,7 aを上側にし、その屈曲アーム7a,7aの先端を支軸8,8により機台側に回 動自在に止着して、内外に可動自在に設けてある。
【0014】 また支持アーム7と凹所3の壁面との間には、ダンパー9,9がシリンダ側の 端部を上記屈曲アーム7aの屈曲部近傍に、伸縮ロッド側の端部を凹所下部の機 台側にそれぞれ支軸10,11により回動自在に止着して設けてある。
【0015】 上記支持アーム7,7の下端は、凹所内の上記操作盤4の下部両側に支軸12 により回動自在に軸止してある。また操作盤4の背面下部と凹所3の上壁側とに わたり前側に若干折曲した保持板13が設けてある。
【0016】 この保持板13は両支持アーム7,7の間に設けられ、また両端部は操作盤4 及び凹所上壁にそれぞれ設けた受座14,15に蝶番16,17をもって回動自 在に取付けてある。
【0017】 上記構造において、凹所内の操作盤を手前に引くと、支持アーム7,7が屈曲 アーム7a,7aの先端の支軸8,8を支点として回動する。同時にダンパーの 支持アーム側の軸止部も、屈曲アーム7a,7aと一緒に回動するようになるが 、その回動方向が下方のためダンパー9は縮小する。
【0018】 更に操作盤4が引出されると、支持アーム7,7の回動量も増してダンパー9 の上記軸止部が上方へ回動するようになり、伸縮ロッドは縮小から伸長に変わっ てダンパー9が支持アーム7,7を介して操作盤4を支えるようになる。
【0019】 同時に保持板13も操作盤4に引張られて、凹所3の上壁側の軸止部を支点と して回動するようになる。この保持板13と支持アーム7,7の下端の操作盤4 に対する軸止位置は共に操作盤4の下部ではあるが上下に相違し、その2点で支 えられた操作盤4は、その両方の干渉により下部両側を支えられながら垂直状態 から上向きの傾斜状態に変化して行く。
【0020】 また支持アーム7,7の回動は屈曲アーム7a,7aが反転して凹所上縁に接 する所まで生じ、これにより操作盤4は図3に示すように機台上に斜めに位置す るようになる。
【0021】
この考案は上述のように、凹所3の両側にL状形の一対の支持アーム7,7を 、凹所上部に屈曲アーム7a,7aの先端を回動自在に軸止して内外に可動自在 に設け、その支持アーム7,7と凹所壁面との間に設けたダンパー9,9の両端 部を屈曲アーム7aと機台側とに軸止するとともに、両支持アーム7,7の下端 を上記操作盤4の下部両側に軸止し、さらに操作盤4の背面下部と凹所3の上壁 側とにわたり保持板13を設けて、操作盤4を機台上に引出せるようにしたこと から、使用時において操作盤が従来のように機台側部に突出することがない。
【0022】 また操作盤が機台上に達する過程においても、操作盤は縦に上方に移動するの で機台からあまり突出せず、したがって射出成形機の側部スペースも狭く済む。 しかも機台上の操作盤は上向きに斜めに位置し、その位置も機台側部に突出さ せた場合に比べて高いので表示などがこれまでよりも見やすく、制御キーの操作 も前こごみの姿勢で行う必要もないので、従来構造よりも操作し易いなどの特長 を有する。
図面はこの考案に係る射出成形機の操作盤取付構造の1
実施例を示すものである。
実施例を示すものである。
【図1】操作盤収容時の正面図である。
【図2】同上の縦断面図である。
【図3】操作盤を機台上に引出したときの縦断面図であ
る。
る。
1 機台 2 側部フレーム 3 凹所 4 操作盤 7 支持アーム 7a 屈曲アーム 8 屈曲アーム先端の支軸 9 ダンパー 10 ダンパーのシリンダ側の支軸 11 ダンパーの伸縮ロッド側の支軸 12 支持アーム下端の支軸 13 保持板
Claims (1)
- 【請求項1】 射出装置を載置した機台側部に操作盤の
凹所を設け、その凹所の両側にL状形の一対の支持アー
ムを、凹所上部に屈曲アームの先端を回動自在に軸止し
て内外に可動自在に設け、その支持アームと凹所壁面と
の間にダンパーを屈曲アームと機台側とに軸止して設け
るとともに、両支持アームの下端を上記操作盤の下部両
側に軸止し、かつ操作盤の背面下部と凹所の上壁側とに
わたり保持板を設けてなることを特徴とする射出成形機
の操作盤取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11320191U JPH0742689Y2 (ja) | 1991-12-28 | 1991-12-28 | 射出成形機の操作盤取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11320191U JPH0742689Y2 (ja) | 1991-12-28 | 1991-12-28 | 射出成形機の操作盤取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0556417U true JPH0556417U (ja) | 1993-07-27 |
JPH0742689Y2 JPH0742689Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=14606119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11320191U Expired - Fee Related JPH0742689Y2 (ja) | 1991-12-28 | 1991-12-28 | 射出成形機の操作盤取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742689Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010089371A (ja) * | 2008-10-08 | 2010-04-22 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | 射出成形機におけるフレーム |
JP2012111972A (ja) * | 2010-11-19 | 2012-06-14 | Shin Zu Shing Co Ltd | ヒンジ素子及びそれを使った電子装置 |
KR20180017601A (ko) * | 2016-08-10 | 2018-02-21 | 엘에스엠트론 주식회사 | 사출성형기 |
-
1991
- 1991-12-28 JP JP11320191U patent/JPH0742689Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010089371A (ja) * | 2008-10-08 | 2010-04-22 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | 射出成形機におけるフレーム |
JP2012111972A (ja) * | 2010-11-19 | 2012-06-14 | Shin Zu Shing Co Ltd | ヒンジ素子及びそれを使った電子装置 |
KR20180017601A (ko) * | 2016-08-10 | 2018-02-21 | 엘에스엠트론 주식회사 | 사출성형기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0742689Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3930594A (en) | Pivot hinge for an apparatus cover hood | |
JPH0742689Y2 (ja) | 射出成形機の操作盤取付構造 | |
JPH08182543A (ja) | 移動式収納家具 | |
JPH074308Y2 (ja) | 吊戸具 | |
JP3241564U (ja) | 物干し装置 | |
JP3584301B2 (ja) | 顕微鏡用架台 | |
JPH0234080Y2 (ja) | ||
JPS5836776Y2 (ja) | ピボツトヒンジ | |
JPH0415456Y2 (ja) | ||
CN213352470U (zh) | 一种具有定位功能的力臂 | |
JP2805203B2 (ja) | サスペンションダンパー組付け用スプリング圧縮装置 | |
JP4800464B2 (ja) | 曲げ機械 | |
JPH0647105Y2 (ja) | 回転窓障子の軸装置 | |
KR20010108910A (ko) | 각도 조절과 높이 조절이 동시에 이루어지는 엘시디모니터 스탠드 지지구조. | |
JPH074312Y2 (ja) | 上吊りローラ | |
JPS6034868Y2 (ja) | 傾斜台装置 | |
JPH0349029Y2 (ja) | ||
JPS6022827Y2 (ja) | ライテイングデスクのワ−クトツプ受装置 | |
JPH0755625Y2 (ja) | オペレータコンソール | |
JPS5914735Y2 (ja) | 秤量機 | |
JPS6149015B2 (ja) | ||
JPS5815881Y2 (ja) | 極薄型体重計における0点調節装置 | |
KR200360436Y1 (ko) | 나사봉을 이용한 수평조절부 | |
JPS6118744Y2 (ja) | ||
JPH0118313Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |