JPH0742689Y2 - 射出成形機の操作盤取付構造 - Google Patents

射出成形機の操作盤取付構造

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JPH0742689Y2
JPH0742689Y2 JP11320191U JP11320191U JPH0742689Y2 JP H0742689 Y2 JPH0742689 Y2 JP H0742689Y2 JP 11320191 U JP11320191 U JP 11320191U JP 11320191 U JP11320191 U JP 11320191U JP H0742689 Y2 JPH0742689 Y2 JP H0742689Y2
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JP
Japan
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operation panel
recess
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injection molding
molding machine
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荒井秀一
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Nissei Plastic Industrial Co Ltd
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Nissei Plastic Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、射出成形機の成形条
件を設定する場合に使用される制御装置の操作盤の取付
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の操作盤の取付構造は、実開昭62
−189114号公報、実開昭63−27308号公
報、実開昭63−146138号公報に記載されている
ように、操作盤の上部を凹所上部に蝶着し、その蝶着部
を支点としてダンパーにより出入できる構造からなる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような構造では、
操作盤が上部の蝶着部を中心として円弧状に回動するこ
とから、操作盤の引出しは水平位置に制限され、機台側
部に大きく突出する。
【0004】このため、作業員の移動スペースに加えて
操作盤の突出スペースを機台側部に確保せねばならず、
また水平な表示面を斜め上方から見るため、工場内の照
明の位置によっては表示が見にくいなどの課題を有す
る。
【0005】この考案は上記従来の課題を解決するため
に考えられたものであって、その目的は可動自在な支持
アームにより操作盤を回動自在に支持することによっ
て、操作盤を機台上に斜設することができる射出成形機
の操作盤取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの考案
の特徴は、射出装置を載置した機台側部に操作盤の凹所
を設け、その凹所の両側にL状形の一対の支持アーム
を、凹所上部に屈曲アームの先端を回動自在に軸止して
内外に可動自在に設け、その支持アームと凹所壁面との
間にダンパーを上記屈曲アームと機台側とに軸止して設
けるとともに、両支持アームの下端を上記操作盤の下部
両側に軸止し、かつ操作盤の背面下部と凹所の上壁側と
にわたり保持板を設けてなることにある。
【0007】
【作 用】上記構成では、凹所内の操作盤を手前に引く
と、支持アームが屈曲アームの先端を支点として回動す
るようになる。その回動にともないダンパーの支持アー
ム側の軸止部も、屈曲アームと一緒に回動するようにな
るが、その回動方向が下方のためダンパーは縮小する。
【0008】このダンパーの縮小は、支持アームが更に
回動されて上記軸着部が上向きに回動するようになると
伸長に変わり、ダンパーは支持アームを介して操作盤を
支えるようになる。
【0009】同時に保持板も操作盤に引張られて、凹所
の上壁側の軸止部を支点として回動するようになる。こ
の保持板と支持アームの操作盤に対する軸止位置は共に
操作盤の下部ではあるが上下に相違し、その2点で支え
られた操作盤は、両方の干渉により縦の状態から上向き
に傾斜する。
【0010】また支持アームの回動は屈曲アームが反転
して凹所上縁に接するところまで行うことができ、これ
により操作盤は機台上に位置するようになる。
【0011】
【実施例】図中1は射出成形機の機台で、側部のフレー
ム2に四辺形の凹所3が形成してある。この凹所3は機
台側面に設けた制御部の扉に設けてもよい。
【0012】上記凹所3の内部には同形の操作盤4が周
辺に所要の間隙を設けて収容してある。この操作盤4は
表面に射出成形機の制御に必要な多数の操作キー5と表
示部6とを有する。
【0013】凹所3の両側には、L状形の一対の支持ア
ーム7,7が、屈曲アーム7a,7aを上側にし、その
屈曲アーム7a,7aの先端を支軸8,8により機台側
に回動自在に止着して、内外に可動自在に設けてある。
【0014】また支持アーム7と凹所3の壁面との間に
は、ダンパー9,9がシリンダ側の端部を上記屈曲アー
ム7aの屈曲部近傍に、伸縮ロッド側の端部を凹所下部
の機台側にそれぞれ支軸10,11により回動自在に止
着して設けてある。
【0015】上記支持アーム7,7の下端は、凹所内の
上記操作盤4の下部両側に支軸12により回動自在に軸
止してある。また操作盤4の背面下部と凹所3の上壁側
とにわたり前側に若干折曲した保持板13が設けてあ
る。
【0016】この保持板13は両支持アーム7,7の間
に設けられ、また両端部は操作盤4及び凹所上壁にそれ
ぞれ設けた受座14,15に蝶番16,17をもって回
動自在に取付けてある。
【0017】上記構造において、凹所内の操作盤を手前
に引くと、支持アーム7,7が屈曲アーム7a,7aの
先端の支軸8,8を支点として回動する。同時にダンパ
ーの支持アーム側の軸止部も、屈曲アーム7a,7aと
一緒に回動するようになるが、その回動方向が下方のた
めダンパー9は縮小する。
【0018】更に操作盤4が引出されると、支持アーム
7,7の回動量も増してダンパー9の上記軸止部が上方
へ回動するようになり、伸縮ロッドは縮小から伸長に変
わってダンパー9が支持アーム7,7を介して操作盤4
を支えるようになる。
【0019】同時に保持板13も操作盤4に引張られ
て、凹所3の上壁側の軸止部を支点として回動するよう
になる。この保持板13と支持アーム7,7の下端の操
作盤4に対する軸止位置は共に操作盤4の下部ではある
が上下に相違し、その2点で支えられた操作盤4は、そ
の両方の干渉により下部両側を支えられながら垂直状態
から上向きの傾斜状態に変化して行く。
【0020】また支持アーム7,7の回動は屈曲アーム
7a,7aが反転して凹所上縁に接する所まで生じ、こ
れにより操作盤4は図3に示すように機台上に斜めに位
置するようになる。
【0021】
【考案の効果】この考案は上述のように、凹所3の両側
にL状形の一対の支持アーム7,7を、凹所上部に屈曲
アーム7a,7aの先端を回動自在に軸止して内外に可
動自在に設け、その支持アーム7,7と凹所壁面との間
に設けたダンパー9,9の両端部を屈曲アーム7aと機
台側とに軸止するとともに、両支持アーム7,7の下端
を上記操作盤4の下部両側に軸止し、さらに操作盤4の
背面下部と凹所3の上壁側とにわたり保持板13を設け
て、操作盤4を機台上に引出せるようにしたことから、
使用時において操作盤が従来のように機台側部に突出す
ることがない。
【0022】また操作盤が機台上に達する過程において
も、操作盤は縦に上方に移動するので機台からあまり突
出せず、したがって射出成形機の側部スペースも狭く済
む。しかも機台上の操作盤は上向きに斜めに位置し、そ
の位置も機台側部に突出させた場合に比べて高いので表
示などがこれまでよりも見やすく、制御キーの操作も前
こごみの姿勢で行う必要もないので、従来構造よりも操
作し易いなどの特長を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る射出成形機の操作盤取付構造の1
実施例を示すものである。
【図1】操作盤収容時の正面図である。
【図2】同上の縦断面図である。
【図3】操作盤を機台上に引出したときの縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 機台 2 側部フレーム 3 凹所 4 操作盤 7 支持アーム 7a 屈曲アーム 8 屈曲アーム先端の支軸 9 ダンパー 10 ダンパーのシリンダ側の支軸 11 ダンパーの伸縮ロッド側の支軸 12 支持アーム下端の支軸 13 保持板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出装置を載置した機台側部に操作盤の
    凹所を設け、その凹所の両側にL状形の一対の支持アー
    ムを、凹所上部に屈曲アームの先端を回動自在に軸止し
    て内外に可動自在に設け、その支持アームと凹所壁面と
    の間にダンパーを屈曲アームと機台側とに軸止して設け
    るとともに、両支持アームの下端を上記操作盤の下部両
    側に軸止し、かつ操作盤の背面下部と凹所の上壁側とに
    わたり保持板を設けてなることを特徴とする射出成形機
    の操作盤取付構造。
JP11320191U 1991-12-28 1991-12-28 射出成形機の操作盤取付構造 Expired - Fee Related JPH0742689Y2 (ja)

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JP5264867B2 (ja) * 2010-11-19 2013-08-14 新日興股▲分▼有限公司 ヒンジ素子及びそれを使った電子装置
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