JP2805203B2 - サスペンションダンパー組付け用スプリング圧縮装置 - Google Patents

サスペンションダンパー組付け用スプリング圧縮装置

Info

Publication number
JP2805203B2
JP2805203B2 JP1039955A JP3995589A JP2805203B2 JP 2805203 B2 JP2805203 B2 JP 2805203B2 JP 1039955 A JP1039955 A JP 1039955A JP 3995589 A JP3995589 A JP 3995589A JP 2805203 B2 JP2805203 B2 JP 2805203B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil spring
suspension damper
axis
moving
damper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1039955A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02220906A (ja
Inventor
義則 田原
英之 上杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP1039955A priority Critical patent/JP2805203B2/ja
Publication of JPH02220906A publication Critical patent/JPH02220906A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2805203B2 publication Critical patent/JP2805203B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G15/00Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type
    • B60G15/02Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring
    • B60G15/06Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper
    • B60G15/062Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper the spring being arranged around the damper

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、サスペンションダンパー組付け用スプリン
グ圧縮装置に関するものである。
「従来の技術」 サスペンションダンパーは、ショックアブソーバ及び
該ショックアブソーバに圧縮状態で取り付けられるコイ
ルスプリングから構成されており、該サスペンションダ
ンパーを組み立てる際には、サスペンションダンパー組
付け用スプリング圧縮装置が使用される。このスプリン
グ圧縮装置は、ショックアブソーバのシリンダ側に一端
が取り付けられ他端が開放状態であるコイルスプリング
を下方に圧縮し、コイルスプリングが圧縮された状態で
該コイルスプリングの他端をスプリング受け板(マウン
トブラケットを含む)を介してショックアブソーバのピ
ストンロッド側に取り付けるものである。
ところで、サスペンションダンパーにおいては、コイ
ルスプリングの軸線がダンパー軸線と一致しているよう
な形状だけでなく、コイルスプリングの軸線がダンパー
軸線に対して傾斜している形式もあり、更に、コイルス
プリングの軸線のダンパー軸線に対する傾斜角度は、サ
スペンションダンパーによって異なっている。このよう
なコイルスプリングの軸線がダンパー軸線に対して傾斜
している形式のサスペンションダンパーにおいて、ダン
パー軸線に沿ってコイルスプリングを圧縮したのでは、
コイルスプリングは、偏心方向に圧縮されることとな
り、このため、コイルスプリングの他端に配置されるマ
ウントブラケットをショックアブソーバのピストンロッ
ド側に取り付ける取付作業が困難になる。
そこで、上記問題を解決するために、ダンパー軸線に
沿ってコイルスプリングを圧縮するのではなく、コイル
スプリングの軸線に沿ってコイルスプリングを圧縮する
装置が提案されており、このような装置としては、例え
ば特開昭61−207278号公報に示されるものがある。
上記公報の装置において、サスペンションダンパーの
下端は、下部台に支持固定され、コイルスプリングの上
端は、移動機構を有する上部台に取り付けられ、該上部
台の移動機構は、コイルスプリングを下方に圧縮するよ
うになっている。そして、前記上部台は、ピンの回りで
揺動することができるようになっており、これにより、
移動機構の移動軌跡、すなわちコイルスプリングに対す
る圧縮の軸線がコイルスプリングの軸線に一致するよう
にしている。
「発明が解決しようとする課題」 上記公報の装置において、コイルスプリングの軸線の
ダンパー軸線に対する傾斜角度が大きい場合には、上部
台は、ダンパー軸線(これはほぼ垂直である)からかな
り傾斜するように揺動することとなる。このように上部
台が垂直なダンパー軸線からかなり傾斜した状態で、該
上部台の移動機構がコイルスプリングを圧縮すると、コ
イルスプリングの傾斜のために、移動機構は、コイルス
プリングを円滑に圧縮することができず、また、コイル
スプリングが移動機構から外れるという事態が生じるこ
とがある。
本発明の目的は、コイルスプリングを垂直方向から大
きく傾斜させることなく、コイルスプリングを円滑に圧
縮することができ、各種のサスペンションダンパーの組
付けを容易に行うことができるサスペンションダンパー
組付け用スプリング圧縮装置を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 本発明は、ショックアブソーバ及び該ショックアブソ
ーバに圧縮状態で取り付けられるコイルスプリングを有
するサスペンションダンパーの組み立てにおいて使用さ
れ、ショックアブソーバに一端が取り付けられ他端が開
放状態であるコイルスプリングを圧縮するサスペンショ
ンダンパー組付け用スプリング圧縮装置において、 前記サスペンションダンパーの下端を固定するクラン
プを有する下部受台と、 該下部受台をサスペンションダンパーの中心軸線とコ
イルスプリングの中心軸線とを通る面に平行に揺動させ
る揺動手段と、 前記コイルスプリングに係合する圧縮爪を有する上部
台と、 該上部台をほぼ上下方向に移動させる上下方向移動手
段と、 前記上部台をサスペンションダンパーの中心軸線に対
するコイルスプリングの中心軸線とのオフセット方向に
移動させる前後方向移動手段と、を含み、 前記揺動手段は、下部受台により固定されたサスペン
ションダンパーのコイルスプリングの軸線が上部台の上
下移動方向に平行になるように、下部受台を揺動させる
ように構成されていることを特徴とする。
「作 用」 本発明においては、下部受台により固定されたサスペ
ンションダンパーのコイルスプリングの軸線が上部台の
上下移動方向に平行になるように、揺動手段は、下部受
台を揺動させる。それゆえ、上下方向移動手段により上
部台が下方に移動するときには、上部台は、コイルスプ
リングをその軸線に沿って下方に圧縮することとなる。
「実施例」 以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明す
る。
第1、2、3、4図には、サスペンションダンパーが
示されている。
図において、サスペンションダンパー10は、ショック
アブソーバ12及び該ショックアブソーバ12に圧縮状態で
取り付けられるコイルスプリング14から構成されてい
る。ショックアブソーバ12は、シリンダ16及びピストン
ロッド18から構成され、前記コイルスプリング14は、シ
リンダ16側のスプリング受け板20とピストンロッド18側
のスプリング受け板22との間に、圧縮状態にて挟持され
ている。
ここで、符号24は、コイルスプリング14が開放状態に
あるときの該コイルスプリング14の上端を示す。従っ
て、サスペンションダンパー10を組み立てる際には、コ
イルスプリング14を圧縮し、ピストンロッド18側のスプ
リング受け板22の位置まで、該コイルスプリング14の上
端24を持ってくる必要があることが理解される。このよ
うにコイルスプリング14を圧縮してサスペンションダン
パー10を組み立てるために、サスペンションダンパー組
付け用スプリング圧縮装置が使用される。
ところで、サスペンションダンパー10においては、第
1図に示されるように、コイルスプリング14の軸線L1が
ダンパー軸線L2と一致しているような形式だけでなく、
第2、3、4図に示されるように、コイルスプリング14
の軸線L1がダンパー軸線L2に対して傾斜している形式が
ある。更に、第2、3、4図に示されるように、コイル
スプリング14の軸線L1のダンパー軸線L2に対する傾斜角
度は、サスペンションダンパーによって異なっており、
第2、3、4図において、傾斜角度θは、それぞれ、2
度23分、6度20分、8度30分である。また、この傾斜角
度θの相違に加えて、ダンパー軸線に対するコイルスプ
リングのオフセット量(図中A、B間の寸法)も異なっ
ている。
このようなコイルスプリング14の軸線L1がダンパー軸
線L2に対して傾斜している形式のサスペンションダンパ
ー10において、ダンパー軸線L2に沿ってコイルスプリン
グ14を圧縮したのでは、コイルスプリング14は、偏心方
向に圧縮されてしまう。このような課題に鑑みて、以下
に述べられる本発明の実施例によるサスペンションダン
パー組付け用スプリング圧縮装置が提供されている。。
第5、6図には、それぞれ、本発明の実施例によるサ
スペンションダンパー組付け用スプリング圧縮装置の側
面、正面が示され、第7図には、装置の側面の要部か一
部破断状態にて示されている。
第5、6、7図において、サスペンションダンパー組
付け用スプリング圧縮装置は、ベース26を含み、該ベー
ス26から上方に立設して、逆L字状のフレーム28が設け
られている。なお、フレーム28は、垂直方向から若干前
方に傾斜している。
前記ベース26の上方であってフレーム28の前方には、
下部受台30が配置され、該下部受台30は、サスペンショ
ンダンパー10の下端32(すなわちショックアブソーバ12
のシリンダ16の下端)を支持固定している。すなわち、
下部受台30は、パレット34と、及び、該パレット34の上
部に設けられたクランプ36とを含み、サスペンションダ
ンパー10の下端32は、パレット34の受け部34a及びクラ
ンプ36のアーム36a、36bにより、支持固定されることと
なる。
前記下部受台30は、ベース26に設けられた揺動手段35
により支持されており、該揺動手段35により、下部受台
30は、軸38の回りで前後方向に揺動可能に支持されるこ
ととなる。なお、この揺動手段35については、後に詳述
する。
前記下部受台30の上方であってフレーム28の前方に
は、上部台40が配置され、該上部台40は、コイルスプリ
ング14の上端24を支持している。なお、この上部台40に
ついては、後に詳述する。
前記上部台40をほぼ上下方向及びほぼ前後方向に移動
させるために、上下方向移動手段42及び前後方向移動手
段44が設けられている。以下、該上下方向移動手段42及
び前後方向移動手段44について説明する。
フレーム28には、ほぼ上下方向に伸びるガイドレール
46、46が設けられ、該ガイドレール46、46には、逆L字
状の移動フレーム48のガイド体50、50、50、50が係合案
内されている。移動フレーム48には、ほぼ前後方向に伸
びるガイドレール52、52が設けられ、該ガイドレール5
2、52には、前記上部台40の上端40aに固定されたガイド
体54、54、54、54が係合案内されている。それゆえ、上
部台40を移動フレーム48に対して前後方向に移動させ、
移動フレーム48をフレーム28に対して上下方向に移動さ
せることにより、上部台40を前後方向及び上下方向の所
望の位置に移動させることができる。
次に、上部台40を移動フレーム48に対して前後方向に
移動させるための構成について説明する。
第7図に示されるように、移動フレーム48には、モー
タ56が取り付けられ、また、移動フレーム48には、軸受
け体58、58が固定され、該軸受け体58、58には、ボール
ネジ60が軸支されており、該ボールネジ60の端部60a
は、結合体62を介して前記モータ56の駆動シャフト64に
結合されている。このボールネジ60に螺合するように、
ナット体66が配置され、該ナット体66は、上部台40の上
端40aに固定されている。
従って、モータ56の駆動により、駆動シャフト64が回
転してボールネジ60が回転する。これにより、ナット体
66が移動フレーム48に対して移動し、それゆえ、上部台
40は、ガイドレール52、52、及び、ガイド体54、54、5
4、54により案内されながら、移動フレーム48に対して
前後方向に移動することとなる。
次に、移動フレーム48をフレーム28に対して上下方向
に移動させるための構成について説明する。
フレーム28には、モータ68が取り付けられ、該モータ
68の駆動シャフト70には、プーリ72が固定されている。
また、フレーム28には、ほぼ上下方向にボールネジ組立
体74が設けられ、該ボールネジ組立体74の上シャフト76
には、プーリ78が固定されており、該プーリ78及び前記
駆動シャフト70のプーリ72には、伝達ベルト80が掛け渡
されている。ボールネジ組立体74の下シャフト82は、そ
の先端が拡大され、該先端拡大部82aは、前記移動フレ
ーム48の受け部84に係合している。なお、この係合状態
は、フローティング状態であってもよい。
従って、モータ68の駆動により、駆動シャフト70が回
転すると、この回転は、プーリ72、伝達ベルト80、及
び、プーリ78を介して、ボールネジ組立体74の上シャフ
ト76に伝達され、該上シャフト76の回転により、ボール
ネジ組立体74の下シャフト82は、上下方向に移動する。
これにより、移動フレーム48は、ガイドレール46、46、
及び、ガイド体50、50、50、50により案内されながら、
フレーム28に対して上下方向に移動し、それゆえ、上部
台40は、フレーム28に対して上下方向に移動することと
なる。
以上のようにして、モータ56、68の駆動により、上部
台40は、移動フレーム48に対して前後方向に移動し、移
動フレーム48及び上部台48は、フレーム28に対して上下
方向に移動することとなる。
次に、第5、6、7、8図を参照しながら、上部台40
について説明する。なお、第8図は、コイルスプリング
に係合するアームを示す。
上部台40には、前方に突出する2つのプレート86、86
が設けられ、該上プレート86、下プレート88には、上下
に伸びるシャフト90、92が軸支されている。シャフト9
0、92には、それぞれ、スイングアーム94、及び、スイ
ングアーム96、96が固定され、該アーム94の先端の内側
には、コイルスプリング14に係合して該コイルスプリン
グ14を圧縮するための圧縮爪98が設けられている。ま
た、アーム96、96に掛け渡された昇降ガイドロッド97に
は、移動体101が上下方向に移動可能に設けられ、該移
動体101には、コイルスプリング14に係合して該コイル
スプリング14を圧縮するための圧縮爪100が設けられて
いる。
アーム96には、その下部にモータ102が取り付けら
れ、該モータ102の駆動は、移動体101に螺合しているボ
ールネジ99に伝達されるようになっている。そして、モ
ータ102の駆動により、ボールネジ99が回転すると、移
動体101及びその圧縮爪100は、他方の圧縮爪98に対し
て、その上下方向位置が変化し、これにより、圧縮爪9
8、100は、コイルの間隔の異なる各種のコイルスプリン
グ14に適切に係合することができる。
上部台40には、取付ブラケット106が固定され、該取
付ブラケット106には、モータ108が取り付けられてい
る。モータ108の駆動シャフト110には、ギア112が固定
され、該ギア112は、シャフト90の上端に固定されたギ
ア114に螺合し、該ギア114は、シャフト92の上端に固定
されたギア116に螺合している。
従って、モータ108の駆動により、ギア112、114、116
が回転すると、アーム94と96、96とが閉じたり開いたり
する。これにより、該アーム94及びアーム96、96の圧縮
爪98、100は、互いに近づいたり離れたりし、コイルス
プリング14に係合したり該コイルスプリング14から係合
解除したりする。
次に、第9、10図を参照しながら、揺動手段35につい
て説明する。なお、第9、10図は、それぞれ、揺動手段
35の側面、正面を示す。
第9、10図において、ベース26には、支持プレート11
8、118が立設され、該支持プレート118、118には、シャ
フト38(第5図も参照)が掛け渡され、該軸38には、揺
動体122が揺動可能に垂架されている。すなわち、揺動
体122は、フレームプレート124、126、128、及び、130
から構成され、フレームプレート124の上部に固定され
た受け体132、132が前記軸38に軸支されている。
フレームプレート126の下部には、ブラケット134、13
4が固定され、該ブラケット134、134には、互いに向き
合うようにピン136、136が設けられ、該ピン136、136に
は、ナット体138が軸支されている。一方、ベース26に
は、ブラケット140、140が固定され、該ブラケット14
0、140のピン142、142には、モータ144が軸支され、該
モータ144の駆動シャフトに結合されたボールネジ146
は、前記ナット体138に螺合している。
従って、モータ144の駆動により、ボールネジ146が回
転すると、ナット体138は、前後方向に移動し、これに
より、揺動体122は、軸38の回りで揺動することとな
る。
前記フレームプレート124には、ガイド環148、148、1
48、148が設けられ、該ガイド環148、148、148、148に
は、シャフト150、150、150、150が貫通しその上下方向
の移動がガイドされる。シャフト150、150、150、150の
上端は、固定具152、152、152、152により、前記パレッ
ト34を支持し、また、シャフト150、150、150、150の下
端は、固定具154、154、154、154により、プレート15
6、156を支持している。また、フレームプレート124に
は、シリンダ158、158が取り付けられ、該シリンダ15
8、158の駆動シャフト160、160の先端拡大部162、162
は、前記プレート156、156の上部の係合部164、164に係
合している。
従って、シリンダ158、158の駆動により、駆動シャフ
ト160、160が上下方向に移動すると、プレート156、15
6、及び、シャフト150、150、150、150を介して、パレ
ット34が上下方向に移動し、これにより、パレット34を
上昇させることができる。
前記フレームプレート126には、シリンダ166が設けら
れ、更に、フレームプレート126のガイド部168、168に
は、移動板170が前後方向に移動可能に配置され、該移
動板170のシャフト172は、前記シリンダ166の駆動シャ
フト174に、結合体176を介して、結合されている。そし
て、移動板170は、その上部に受け部178、178、178、17
8を有し、該受け部178、178、178、178は、前記プレー
ト156、156の下部180、180、180、180を受けるようにな
っている。
そして、シリンダ158、158の駆動によりパレット34を
上下方向に移動させ該パレット34を上昇させた後、シリ
ンダ166を駆動させて移動板170を移動させ、該移動板17
0の受け部178、178、178、178がプレート156、156の下
部180、180、180、180を受けるようにする。このように
すると、パレット34から下方に加わる荷重は、移動板17
0を介して、フレームプレート126により受けられること
となる。
本発明の実施例による装置は、以上の構成から成り、
以下、その作用を説明する。
まず、所定のサスペンションダンパ10を載置固定した
パレット34がスプリング圧縮装置の真下に搬送される前
に、組み付けるべきサスペンションの種類に応じた信号
を受けて、モータ56、68、102が駆動される。それらの
移動量は、各モータと対に設けられたロータリエンコー
ダにより検出され、夫々、予定値になると停止する。
パレット34が圧縮作業位置に搬入されると、シリンダ
158が作動して、パレット34をコンベアから上昇させる
とともに、位置決めする。その後、シリンダ166が作動
して、シャフト150の下方に移動板170の受け部178が位
置する。
これらの作動完了の後に、サスペンションの種類に応
じた信号によりモータ144が正転または逆転し、この回
転量をロータリエンコーダで検出して、その後に載置す
べきコイルスプリング14の軸線L1が上部台40のガイドレ
ール46、46と平行になるまで、揺動体122を揺動させ
る。
その後、サスペンションダンパ10のスプリング受け板
20にコイルスプリング14を載置する。
この状態で、起動ボタンを押すと、モータ108の駆動
により、アーム94、及び、96、96を閉じ、該アーム94、
96、96の圧縮爪98、100が互いにコイルスプリング14の
リード間に同等の間隙を介して、挿入される。
その結果、コイルスプリング14の中心軸線L1は、上部
台40のガイドレール46と平行となり、また、アーム94、
96の閉じ状態の圧縮爪98、100の位置は、サスペンショ
ンダンパ10のオフセット量に応じた位置となり、さら
に、圧縮爪98、100の相対的な上下方向の位置は、コイ
ルスプリング14に応じた位置となる。
そして、モータ68が駆動されると、移動フレーム48及
び上部台40は、ガイドレール46、46、及び、ガイド体5
0、50、50、50により案内されながら、フレーム28に対
して下方に移動する。そして、ダンパー10のピストンロ
ッド18の上端に対してコイルスプリング14の上縁を、後
のマウントブラケット21、スプリング受け板22を装着す
る上で支障のない高さとなるまで押し下げる。このと
き、サスペンションダンパー10のコイルスプリング14の
軸線L1が、移動フレーム48及び上部台40の移動方向に平
行になっており、かつアーム94、96の閉じによりコイル
スプリングの保持中心が各コイルスプリングの中心線と
一致しているので、移動フレーム48及び上部台40の下方
への移動により、コイルスプリング14は、その軸線L1に
沿って円滑に圧縮されることとなる。
これにより、マウントブラケット21、スプリング受け
板22のダンパー10のピストンロッド18の先端への装着が
円滑になる。
なお、この実施例によれば、サスペンションダンパー
10の軸線L2に対するコイルスプリング14の軸線L1の傾斜
角θが大きくても、コイルスプリング14を載置しても不
用意に倒れることもない。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、下部受台によ
り固定されたサスペンションダンパーのコイルスプリン
グの軸線が上部台の上下移動方向に平行になるように、
揺動手段は、下部受台を揺動させるように構成されてい
る。そして、上下方向移動手段により上部台が下方に移
動するときには、上部台は、コイルスプリングをその軸
線に沿って下方に圧縮する。
従って、揺動手段が下部受台を揺動させるような構成
であるので、上部台を揺動させることなく、サスペンシ
ョンダンパー全体を揺動させることができる。それゆ
え、コイルスプリングを垂直方向から大きく傾斜させる
ことなく、コイルスプリングを円滑に圧縮することがで
き、ダンパー軸線に対するコイルスプリングの軸線の傾
斜角並びにオフセット量が異なっても、各種のサスペン
ションダンパーの組付けを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1、2、3、4図は、各種のサスペンションダンパー
の説明図、 第5、6図は、それぞれ、本発明の実施例によるサスペ
ンションダンパー組付け用スプリング圧縮装置の側面
図、正面図、 第7図は、装置の側面の要部が一部破断状態にて示され
ている図、 第8図は、コイルスプリングに係合するアームを示す
図、及び、 第9、10図は、それぞれ、揺動手段の側面図、正面図で
ある。 10……サスペンションダンパー、 12……ショックアブソーバ、 14……コイルスプリング、 16……シリンダ、 18……ピストンロッド、 26……ベース、 28……フレーム、 30……下部受台、 35……揺動手段、 38……揺動手段の軸、 40……上部台、 42……上下方向移動手段、 44……前後方向移動手段、 48……移動フレーム、 94、96、96……アーム、 98、100……圧縮爪、 L1……コイルスプリングの軸線、 L2……ダンパー軸線。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ショックアブソーバ及び該ショックアブソ
    ーバに圧縮状態で取り付けられるコイルスプリングを有
    するサスペンションダンパーの組み立てにおいて使用さ
    れ、ショックアブソーバに一端が取り付けられ他端が開
    放状態であるコイルスプリングを圧縮するサスペンショ
    ンダンパー組付け用スプリング圧縮装置において、 前記サスペンションダンパーの下端を固定するクランプ
    を有する下部受台と、 該下部受台をサスペンションダンパーの中心軸線とコイ
    ルスプリングの中心軸線とを通る面に平行に揺動させる
    揺動手段と、 前記コイルスプリングに係合する圧縮爪を有する上部台
    と、 該上部台をほぼ上下方向に移動させる上下方向移動手段
    と、 前記上部台をサスペンションダンパーの中心軸線に対す
    るコイルスプリングの中心軸線とのオフセット方向に移
    動させる前後方向移動手段と、を含み、 前記揺動手段は、下部受台により固定されたサスペンシ
    ョンダンパーのコイルスプリングの軸線が上部台の上下
    移動方向に平行になるように、下部受台を揺動させるよ
    うに構成されていることを特徴とするサスペンションダ
    ンパー組付け用スプリング圧縮装置。
JP1039955A 1989-02-20 1989-02-20 サスペンションダンパー組付け用スプリング圧縮装置 Expired - Fee Related JP2805203B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1039955A JP2805203B2 (ja) 1989-02-20 1989-02-20 サスペンションダンパー組付け用スプリング圧縮装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1039955A JP2805203B2 (ja) 1989-02-20 1989-02-20 サスペンションダンパー組付け用スプリング圧縮装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02220906A JPH02220906A (ja) 1990-09-04
JP2805203B2 true JP2805203B2 (ja) 1998-09-30

Family

ID=12567379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1039955A Expired - Fee Related JP2805203B2 (ja) 1989-02-20 1989-02-20 サスペンションダンパー組付け用スプリング圧縮装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2805203B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4771349B2 (ja) * 2001-07-04 2011-09-14 中央発條株式会社 ショックアブソーバへのコイルばねの組付方法及びその装置
JP6354819B2 (ja) * 2016-11-02 2018-07-11 マツダ株式会社 ストラットアセンブリの組立方法及びストラットアセンブリの組立に用いられる組立装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02220906A (ja) 1990-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106607706B (zh) 板料翻转机构和板料加工设备
CN108801521B (zh) 底盘测功机的车轮固定机构
JP2805203B2 (ja) サスペンションダンパー組付け用スプリング圧縮装置
CN209566083U (zh) 一种用于电子产品微动开关装配的弹簧片插装及压紧机构
CN218747782U (zh) 一种钩针式机械手
CN1690683A (zh) 一种门窗试验机
US4062284A (en) Friction press
CN213356164U (zh) 一种翻转移位装置
CN210524311U (zh) 一种汽车支架焊接转台
CN216334962U (zh) 一种自动加紧及翻转装置
JPH0383631A (ja) タイヤ構成部材の圧着装置
CN112474686A (zh) 一种可调节清洗夹具
CN218809022U (zh) 液晶玻璃屏幕上下料装置
JP2713850B2 (ja) 板状体の移載装置
JPH11501896A (ja) ガラス形成機用のフィーダ内にプランジャーを移動させる駆動装置
US5906261A (en) Device for processing objects
CN219224119U (zh) 缓冲器寿命检测装置
CN221364709U (zh) 一种可翻转的触摸屏检测台
JP3004148B2 (ja) ガラス板の転倒装置
CN111572253B (zh) 一种利用大数据的智能化雕刻装置
CN217831702U (zh) 一种活塞加工锻压机
SU1370047A1 (ru) Захват-кантователь дл изделий
JPH0428664Y2 (ja)
SU1161202A1 (ru) Устройство дл испытаний шпиндел прокатного стана
JPH083840Y2 (ja) 高圧容器の弁着脱装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees