JPH055627U - 自動車用デフロスタ - Google Patents

自動車用デフロスタ

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Publication number
JPH055627U
JPH055627U JP6162791U JP6162791U JPH055627U JP H055627 U JPH055627 U JP H055627U JP 6162791 U JP6162791 U JP 6162791U JP 6162791 U JP6162791 U JP 6162791U JP H055627 U JPH055627 U JP H055627U
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JP
Japan
Prior art keywords
defroster
opening portion
nozzle
instrument panel
holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP6162791U
Other languages
English (en)
Inventor
祐輔 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP6162791U priority Critical patent/JPH055627U/ja
Publication of JPH055627U publication Critical patent/JPH055627U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デフロスタノズル14に相応する部分のイン
ストルメントパネル11に非開口部16が存在しても、
短時間のうちに晴れモードを山型にする。 【構成】 インストルメントパネル11の下側にデフロ
スタノズル14が設けられ、デフロスタノズルに相応す
る部分のインストルメントパネルに多数のデフロスタ孔
12と非開口部16がウインドシールドガラス13に沿
って形成された自動車用デフロスタに関し、デフロスタ
ノズル14内にウインドシールドガラスにエアを案内す
るためのガイドフィン24を有するデフロスタガーニッ
シュ25が設けられ、少なくとも非開口部16に隣接す
るデフロスタガイドフィン24が非開口部16の方向に
傾斜して形成される。非開口部16に隣接するデフロス
タガイドフィン24が非開口部16の上方にもエアを案
内する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車のインストルメントパネルの下側に設けられるデフロスタに関 する。更に詳しくはデフロスタノズルから吹出すエアを案内するデフロスタガイ ドフィンを備えたデフロスタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4〜図6に示すように、従来、この種のデフロスタでは、インストルメント パネル1に多数のデフロスタ孔2がウインドシールドガラス3に沿って形成され 、これらのデフロスタ孔2の下側にはデフロスタノズル4が設けられている。デ フロスタノズル4から吹出したエアはデフロスタ孔2を通ってウインドシールド ガラス3に当たり、ガラス3内面に付着した露を蒸発させたり、或いは外面に張 付いた霜や氷を解かすことにより、ガラスの曇りを晴らして視界を確保している 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、図6に示すように、従来のデフロスタ孔2の間隔は、インストルメン トパネル1のこの部分を成形するための型の強度や構造上の制約から、均等にす ることができず、デフロスタ孔間に非開口部6を残していた。 このため、デフロスタノズル4からデフロスタ孔2を通ってウインドシールド ガラス3にエアが供給されるときに、図4に示すように曇り部分7と晴れ部分8 の境界パターンである晴れモード9が波型を示し、非開口部6の上方のガラス部 分の曇りが晴れるまでの時間がかかる不具合があった。 本考案の目的は、デフロスタノズルに相応する部分のインストルメントパネル に非開口部が存在しても、短時間のうちに晴れモードを山型にする自動車用デフ ロスタを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 図1に示すように、本考案は自動車のインストルメントパネル11の下側にデ フロスタノズル14が設けられ、デフロスタノズルに相応する部分のインストル メントパネルに多数のデフロスタ孔12がウインドシールドガラス13に沿って 形成されデフロスタ孔間に非開口部16を有する自動車用デフロスタの改良であ る。 その特徴ある構成は、デフロスタノズル14内にウインドシールドガラスにエ アを案内するためのガイドフィン24を有するデフロスタガーニッシュ25が設 けられ、少なくとも非開口部16に隣接するデフロスタガイドフィン24が非開 口部16の方向に傾斜して形成されたことにある。
【0005】
【作用】
非開口部16に隣接するデフロスタガイドフィン24が非開口部16の上方に もエアを案内し、晴れモード19を山型にする。
【0006】
【実施例】
次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳しく説明する。 図1〜図3に示すように、自動車のインストルメントパネル11がウインドシ ールドガラス13の下端に延びて設けられる。ガラス13の下端はウエザストリ ップ21を介してカウルトップアウタパネル22及びカウルインナパネル23に 接続される。 インストルメントパネル11の下側には樋状のデフロスタノズル14が設けら れ、デフロスタノズル14に相応する部分のインストルメントパネル11にはこ の例ではそれぞれ8個連なった3組のデフロスタ孔12が2つの非開口部16を 挟んでウインドシールドガラス13に沿って形成される。各デフロスタ孔12は 仕切枠12aで仕切られる。
【0007】 デフロスタノズル14の内部にはウインドシールドガラス13にエアを案内す るための複数枚のデフロスタガイドフィン24を有するデフロスタガーニッシュ 25が設けられる。このためにデフロスタガーニッシュ25はデフロスタ孔に臨 む位置に設けられる。インストルメントパネル11、デフロスタガーニッシュ2 5及びデフロスタノズル14はそれぞれポリプロピレンの成形体であって、ガー ニッシュ25及びノズル14は各端縁を熱により溶かしてインストルメントパネ ル11の下面に固着される。 複数枚のデフロスタガイドフィン24はガーニッシュ25内に設けられ、その うち少なくとも非開口部16に隣接するデフロスタガイドフィン24が非開口部 16の方向に傾斜して形成される。この例では中央の8個連なったデフロスタ孔 12に対して5枚設けられ、5枚のうち真ん中のガイドフィン24のみ鉛直方向 に、他の4枚は非開口部16の方向に傾斜してそれぞれ形成される。また左右の 8個連なったデフロスタ孔12に対しては3枚ずつ設けられ、そのうち2枚は非 開口部16の方向に、他の1枚はウインドシールドガラス13の端部の方向に傾 斜してそれぞれ形成される。
【0008】 このような構成のデフロスタでは、デフロスタノズル14に送られてきたエア 26はノズル14の内面に沿って自動車の幅方向に広がり、次いでガイドフィン 24により案内されてウインドシールドガラス13に供給される。ここでガイド フィン24の多くは非開口部16の方向に傾斜し、両端のガイドフィン24はウ インドシールドガラス13の端部に傾斜しているため、非開口部16の上方にも エア26は吹出され、ガラス13に供給されるエア26は車幅方向において概ね 均一になり、図1に示すように晴れモード19はなだらかな山型となる。
【0009】 なお、上記例で示したデフロスタ孔の数又は連なった孔の組数或いは非開口部 の数は一例であって、本考案はこれに限るものではない。 また、デフロスタ孔に対するデフロスタガイドフィンの数、又は非開口部の方 向に傾斜するデフロスタガイドフィンの数は上記例に限らず、例えばガイドフィ ンはデフロスタ孔毎に設けてもよい。
【0010】
【考案の結果】
以上述べたように、従来のデフロスタでは、デフロスタ孔の非開口部によりエ アの吹出しが妨げられ、晴れ残しのある波型の晴れモードを生じた後、時間の経 過とともに山型の晴れモードになっていたものが、本考案によれば、デフロスタ ガイドフィンがデフロスタノズルからのエアをデフロスタ孔の非開口部の上方に も導くので、ウインドシールドガラスには均一にエアが当たり、波型の晴れモー ドを経ることなく直ちに山型の晴れモードが得られ、運転者の前方の視界が迅速 に晴れわたる。 また、インストルメントパネルの下面のデフロスタ孔の周縁にガイドフィンを 有するデフロスタガーニッシュを溶着することにより、インストルメントパネル 全体の剛性を高めて、インストルメントパネルの質感を向上させることもできる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例の自動車用デフロスタの断面
図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図2のデフロスタの分解斜視図。
【図4】従来例デフロスタの図1に対応する断面図。
【図5】従来例デフロスタの図2に対応する断面図。
【図6】従来例デフロスタの図3に対応する分解斜視
図。
【符号の説明】
11 インストルメントパネル 12 デフロスタ孔 13 ウインドシールドガラス 14 デフロスタノズル 16 非開口部 19 晴れモード 24 デフロスタガイドフィン 25 デフロスタガーニッシュ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 自動車のインストルメントパネル(11)の
    下側にデフロスタノズル(14)が設けられ、前記デフロス
    タノズルに相応する部分のインストルメントパネルに多
    数のデフロスタ孔(12)がウインドシールドガラス(13)に
    沿って形成され前記デフロスタ孔間に非開口部(16)を有
    する自動車用デフロスタにおいて、 前記デフロスタノズル内に前記ウインドシールドガラス
    にエアを案内するためのガイドフィン(24)を有するデフ
    ロスタガーニッシュ(25)が設けられ、 少なくとも前記非開口部(16)に隣接するデフロスタガイ
    ドフィン(24)が前記非開口部(16)の方向に傾斜して形成
    されたことを特徴とする自動車用デフロスタ。
JP6162791U 1991-07-10 1991-07-10 自動車用デフロスタ Pending JPH055627U (ja)

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JP6162791U JPH055627U (ja) 1991-07-10 1991-07-10 自動車用デフロスタ

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JP6162791U JPH055627U (ja) 1991-07-10 1991-07-10 自動車用デフロスタ

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JPH055627U true JPH055627U (ja) 1993-01-26

Family

ID=13176615

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JP6162791U Pending JPH055627U (ja) 1991-07-10 1991-07-10 自動車用デフロスタ

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JP (1) JPH055627U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60248459A (ja) * 1984-05-21 1985-12-09 Nippon Soken Inc 車両用デフロスタ装置
JPS6242249A (ja) * 1985-08-20 1987-02-24 Nec Corp アドレス変換装置試験方式
JPS6325255U (ja) * 1986-08-02 1988-02-19

Patent Citations (3)

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