JPH0556258A - フアクシミリ装置 - Google Patents

フアクシミリ装置

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Publication number
JPH0556258A
JPH0556258A JP21109591A JP21109591A JPH0556258A JP H0556258 A JPH0556258 A JP H0556258A JP 21109591 A JP21109591 A JP 21109591A JP 21109591 A JP21109591 A JP 21109591A JP H0556258 A JPH0556258 A JP H0556258A
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JP
Japan
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black
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area
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Prior art date
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Pending
Application number
JP21109591A
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English (en)
Inventor
Mutsuaki Takahashi
睦明 高橋
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿用紙上の汚れのデータを除去して、それ
が印刷されるのを防止する。 【構成】 CPU1及びROM2により認識手段及び変
換手段を構成する。それらはROM2内のプログラムに
従い、ビットメモリ12に記憶された画像のデータの中
から、2個以下の黒ランレングスの有無を認識して、そ
の黒ランレングスを含む黒画素の領域を調べ、その黒画
素の領域が所定の大きさ以下の場合で、且つその黒画素
領域の周囲の所定範囲内に他の黒画素が存在しない場合
には、その黒画素領域の黒画素を汚れとして判断する。
そして、CPU1は前記のように汚れとして判断された
黒画素を白画素に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿用紙上の汚れを表
す画像情報データを除去することができるファクシミリ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置においては、原稿用紙
上の画像情報がイメージセンサで読み取られて、その画
像情報のデータが受信側装置において印刷ヘッドにより
印刷用紙上に印刷されるようになっている。そして、原
稿用紙上の画像情報の読み取りの際には、その用紙上の
汚れも同時に読み取られて、受信側装置ではその汚れも
画像情報とともに印刷用紙上に印刷される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、その汚れのた
めに、印刷後の印刷用紙が汚くなり、印刷された画像情
報が見にくくなるという問題がある。
【0004】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、原稿用紙上の汚れのデ
ータを除去して、それが印刷されるのを防止することが
できるファクシミリ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、画像情報のデータを記憶する画素
メモリと、その画像情報のデータの中から所定長さ以下
の黒ランレングスを認識する認識手段と、その黒ランレ
ングスを含む黒画素の領域が所定の大きさ以下の場合
で、且つその黒画素領域の周囲の所定範囲内に他の黒画
素が存在しない場合には、その黒画素領域の黒画素を白
画素に変換する変換手段とを設けたものである。
【0006】
【作用】従って、本発明によれば、画素メモリに記憶さ
れた画像情報のデータの中から、認識手段により所定長
さ以下の黒ランレングスが認識され、その黒ランレング
スを含む黒画素の領域が所定の大きさ以下の場合で、且
つその黒画素領域の周囲の所定範囲内に他の黒画素が存
在しない場合には、その黒画素領域の黒画素が白画素に
変換される。従って、原稿用紙上の画像情報とともに汚
れが読み取られても、その汚れのデータが印刷用紙上に
印刷されない。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。図1にこの実施例のファクシミリ装
置の回路構成を示す。CPU(中央処理装置)1はRO
M(リードオンリメモリ)2に記憶されたプログラムに
基づいてファクシミリ装置全体の動作を制御する。RA
M(ランダムアクセスメモリ)3はファックス番号のデ
ータ等を記憶する。
【0008】トーン発生回路4はファクシミリ通信用の
トーン信号を発生する。即ち、ファクシミリ装置が発呼
局となる場合には、このトーン信号として、1100H
zの呼出し音(CNG)等が発生される。一方、ファク
シミリ装置が被呼局となる場合には、トーン信号とし
て、前記CNGに対応する2100Hzの被呼局識別信
号(CED)等が発生される。
【0009】NCU(ネットワークコントロールユニッ
ト)5には前記トーン発生回路4、トーン検出回路6及
びモデム7が接続されるとともに、付属電話機8が接続
されている。前記トーン検出回路6は、トーン発生回路
4により発生した各トーン信号を検出してCPU1に入
力する。モデム7は送受信信号の変復調を行う。NCU
5は電話回線との接続を制御するとともに、相手先のF
AX番号等に対応したダイヤルパルスの呼出し及び着信
を検出する機能を有している。
【0010】尚、この実施例では、呼出し信号としてダ
イヤルパルス回線用のダイヤルパルスを送出している
が、プッシュボタン回線用のDTMF信号を送出するよ
うに構成してもよい。
【0011】読取装置9は原稿用紙上の画像を読み取る
ためのものであり、記録装置10は受信された画像デー
タに基づいて印刷用紙上に画像を印刷するためのもので
ある。符号・復号化回路部11は受信された画像の符号
化データを復号化するとともに、送信される画像データ
を符号化する。画素メモリを構成するビットメモリ12
はリングバッファよりなり、前記読取装置9で読み取ら
れた画像のデータを1ラインごとに多数ライン分記憶す
る。バッファメモリ14は前記符号・復号化回路部11
で符号化された画像データを記憶する。
【0012】キー入力部15にはFAX番号を入力した
りするための複数の数字キーや、原稿用紙上の画像を読
み取る際にその読取密度を選択するための読取モード選
択キー15a等が設けられている。即ち、このファクシ
ミリ装置においては、原稿の読取モードとして、スタン
ダードモード、ファインモード、及びスーパーファイン
モードの3つの読取モードが用意されており、読取モー
ド選択キー15aの操作により、読取装置9が所望の読
取モードに切り換えられる。そして、スタンダードモー
ドにおいては、3.85ライン/mm、ファインモード
においては、3.85×2=7.7ライン/mm、スー
パーファインモードにおいては、3.85×4=15.
4ライン/mmの線密度でそれぞれ読み取りが行われ
る。
【0013】CPU1及びROM2は認識手段及び変換
手段を構成し、それらはROM2内のプログラムに従
い、図4に示すように、前記ビットメモリ12に記憶さ
れた画像のデータの中から、所定長さ以下の黒ランレン
グス(この実施例では連続する黒画素の数が2個以下の
もの)の有無を認識して、その黒ランレングスを含む黒
画素の領域を調べ、その黒画素の領域が所定の大きさの
黒画素領域N以下の場合で、且つその黒画素領域の周囲
の所定範囲の検索範囲Mを検索してその範囲M内に他の
黒画素が存在しない場合には、その黒画素領域の黒画素
を汚れとして判断する。そして、CPU1は前記のよう
に汚れとして判断された黒画素を白画素に変換する。
【0014】ここで、前記所定の大きさの黒画素領域N
及び検索範囲Mについて説明すると、図4及び図5に示
すように、黒画素領域Nの大きさは、その主走査方向の
幅Nxが画素数にして2個分、つまり8画素で1mmで
あるので、ほぼ0.25mmとなる。又、副走査方向の
幅Nyは、図5(a)に示すように、読取モードがスタ
ンダードモードの場合においては1ライン分、つまり
3.85ライン/mmの線密度であるので、ほぼ0.2
6mmとなる。即ち、幅Nx及び幅Nyはそれぞれ画素
数、ライン数で表すことができる。そして、副走査方向
の幅Nyは、図5(b)に示すようにファインモードの
場合においては2ライン分、図5(c)に示すようにス
ーパーファインモードの場合においては4ライン分とな
る。
【0015】又、図4に示すように、検索範囲Mの大き
さは、その主走査方向の幅Mxが、画素数にして80個
分、つまりほぼ1cmとなる。又、副走査方向の幅My
は、読取モードがスタンダードモードの場合においては
38ライン分、つまりほぼ1cmとなる。そして、その
幅Myは、ファインモードの場合においては77ライン
分、スーパーファインモードの場合においては154ラ
イン分となる。尚、前記ビットメモリ12は154ライ
ン以上の画像データを記憶する。
【0016】つまり、画像の読み取り時において、黒画
素が読み取られた場合、その黒画素がほぼ0.25mm
四方の領域N以下の非常に小さな黒点であり、且つ同黒
点の周囲のほぼ1cm四方の範囲M内に他の黒画素がな
い場合は、その黒画素は汚れと判断されて消去される。
【0017】次に、上記のように構成されたファクシミ
リ装置について作用を説明するさて、この実施例のファ
クシミリ装置の画像読み取り時にはCPU1の制御のも
とでROM2内のプログラムに従い図2及び図3のフロ
ーチャートに示すような動作が行われる。即ち、読取モ
ード選択キー15aにより、所定の読取モードが選択さ
れ(ステップS1)、黒画素領域Nの副走査方向の幅N
y及び検索範囲Mの副走査方向の幅Myを示すデータが
それぞれRAM3に格納される。そして、スタンダード
モードの場合は同幅Ny,Myがそれぞれ1ライン、3
8ラインに設定され(ステップS2)、ファインモード
の場合はそれぞれ2ライン、77ラインに設定され(ス
テップS3)、スーパーファインモードの場合はそれぞ
れ4ライン、154ラインに設定される(ステップS
4)。
【0018】次に、パラメータの初期設定が行われ、読
取ラインL=1のデータがRAM3内に設定されるとと
もに、演算ラインK=1のデータがビットメモリ12内
に設定される(ステップS5)。そして、読取装置9に
より第Lラインの読み取りが行われ、その読み取られた
ラインの画像データがビットメモリ12に転送されて第
Lラインに対応する第Kラインの領域に記憶される(ス
テップS6〜S7)。そして、ビットメモリ12に記憶
されたライン数が幅My/2、つまり検索範囲Mにおけ
る副走査方向のライン数の1/2以下の場合は、前記パ
ラメータが読取ラインL←L+1と設定されて(ステッ
プS8〜S9)、ステップS6に戻り次のラインの読み
取りが行われる。
【0019】又、前記ライン数が幅My/2より多くな
った場合は、ビットメモリ12内の演算ラインKについ
て、幅Nx以下の黒ランレングスの有無、つまり連続す
る黒画素の数が2個以下のランレングスの有無が認識さ
れる(ステップS10)。そして、2個以下の黒ランレ
ングスが認識された場合には、その黒ランレングスを含
む黒画素の領域の大きさが認識され、その黒画素領域が
所定の黒画素領域N以下か否かが判断される(ステップ
S11)。認識された黒画素領域が所定の黒画素領域N
以下の場合は、その黒画素領域の周囲の所定の検索範囲
Mが検索され、その検索範囲M内に他の黒画素が存在す
るか否かが判断される(ステップS12〜S13)。
【0020】そして、検索範囲M内に他の黒画素がない
場合には、前記黒画素領域の黒画素は汚れと判断され、
その黒画素は白画素に変換される。その後、汚れに対応
する黒画素データが消滅された演算ラインKは符号化さ
れる(ステップS14〜S15)。又、前記ステップS
10において2個以下の黒ランレングスが認識されない
場合、ステップS11において認識された黒画素領域が
所定の黒画素領域Nより大きい場合、及びステップS1
3において検索範囲M内に他の黒画素が存在する場合に
は、黒画素領域の黒画素は文字等の必要な画像の一部と
して判断され、演算ラインKはそのまま符号化される。
そして符号化された演算ラインKはバッファメモリ14
に転送、記憶される(ステップS16)。
【0021】その後、用紙端検出に基づく1ページ終了
か否かが判断され(ステップS17)、終了でない場合
は前記パラメータが演算ラインK←K+1と設定されて
(ステップS18)、ステップS9に戻って前記の動作
が繰り返される。1ページ終了の場合は、演算ラインK
=読取ラインLになったか否か、即ちビットメモリ12
に記憶されている全ての読取ラインについて演算が行わ
れたか否かが判断され(ステップS19)、K=Lでな
い場合はパラメータが演算ラインK←K+1と設定され
て(ステップS20)、ステップS10に戻って前記の
動作が繰り返される。又、K=Lになった場合は、検出
手段(図示しない)からの信号に基づいて終了ページの
次に続きのページがあるか否かが判断され(ステップS
21)、続きのページがある場合には前記ステップS5
に戻り、続きのページがない場合にはプログラムが終了
する。
【0022】尚、原稿上の画像読み取り時において、原
稿の上下左右縁部に近い位置で所定の黒画素領域N以下
の黒画素領域が認識されたときには、その周囲の所定の
検索範囲Mを検索できない場合があるが、その場合には
図示しないルーチンにおいて原稿の上下左右縁部の外側
が全て白画素とみなされて処理が行われる。
【0023】以上のように、この実施例のファクシミリ
装置においては、画像の読み取り時において、黒画素が
読み取られた場合、その黒画素が所定の大きさ以下の非
常に小さな黒点であり、且つ同黒点の周囲の所定の範囲
M内に他の黒画素がない場合は、その黒画素は汚れと判
断されて白画素に変換される。従って、原稿上の画像情
報とともに同原稿上の汚れが読み取られても、その汚れ
のデータが除去された状態で画像データの送信が行われ
るので、受信側装置の印刷用紙上には汚れが印刷される
ことがなく必要な画像のみが印刷され、印刷後の印刷用
紙が汚くなったり、画像が見にくくなったりすることが
ない。
【0024】尚、この発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば所定の黒画素領域N及び検索範囲M
の大きさを変更したり、受信側のファクシミリ装置にお
いて図2及び図3と同様な汚れ消去のプログラムを行っ
たりするなど、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各
部の構成を任意に変更して具体化することも可能であ
る。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、原
稿用紙上の汚れのデータを除去することができ、よって
受信側において印刷後の印刷用紙が汚くなったり、画像
が見にくくなったりすることがないという優れた効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化したファクシミリ装置の回路構
成を示すブロック図である。
【図2】ファクシミリ装置の画像読み取り時における動
作を示すフローチャートである。
【図3】ファクシミリ装置の画像読み取り時における動
作を示すフローチャートである。
【図4】黒画素領域及び検索範囲についての説明図であ
る。
【図5】黒画素領域についての説明図である。
【符号の説明】
1 認識手段及び変換手段を構成するCPU、2 認識
手段及び変換手段を構成するROM、12 画素メモリ
を構成するビットメモリ、N 黒画素領域、M検索範
囲。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報のデータを記憶する画素メモリ
    と、その画像情報のデータの中から所定長さ以下の黒ラ
    ンレングスを認識する認識手段と、その黒ランレングス
    を含む黒画素の領域が所定の大きさ以下の場合で、且つ
    その黒画素領域の周囲の所定範囲内に他の黒画素が存在
    しない場合には、その黒画素領域の黒画素を白画素に変
    換する変換手段とを設けたことを特徴とするファクシミ
    リ装置。
JP21109591A 1991-08-22 1991-08-22 フアクシミリ装置 Pending JPH0556258A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21109591A JPH0556258A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 フアクシミリ装置

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JP21109591A JPH0556258A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 フアクシミリ装置

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JPH0556258A true JPH0556258A (ja) 1993-03-05

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ID=16600334

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JP21109591A Pending JPH0556258A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 フアクシミリ装置

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