JPH0556245B2 - - Google Patents

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JPH0556245B2
JPH0556245B2 JP61013544A JP1354486A JPH0556245B2 JP H0556245 B2 JPH0556245 B2 JP H0556245B2 JP 61013544 A JP61013544 A JP 61013544A JP 1354486 A JP1354486 A JP 1354486A JP H0556245 B2 JPH0556245 B2 JP H0556245B2
Authority
JP
Japan
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mold
foam
mold member
heat
belt
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61013544A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62170304A (ja
Inventor
Mitsuyoshi Aoyanagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IG Technical Research Inc
Original Assignee
IG Technical Research Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by IG Technical Research Inc filed Critical IG Technical Research Inc
Priority to JP61013544A priority Critical patent/JPS62170304A/ja
Publication of JPS62170304A publication Critical patent/JPS62170304A/ja
Publication of JPH0556245B2 publication Critical patent/JPH0556245B2/ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は有機材料および無機材料、殊に常温、
常圧で発泡可能なポリウレタン樹脂等の発泡体を
任意断面に、1対の上、下型部材に耐熱ベルトを
着脱容易に介在させることにより2〜3種の断面
の発泡体を連続的に成形するのに適した装置に関
するものである。 〔従来の技術〕 一般に高分子有機材料、無機発泡材料からなる
発泡体を型内で連続的に成形する装置としては、
未発泡状態の発泡体原料を挟み成形する上下の対
向した二つの型部材をそれぞれ無端帯に装備し、
順次向い合つてほぼ水平面上で所定の型を形成し
一方向へ移動して離間すると共に、この型内で成
形された発泡体を送出するいわゆるキヤタピラ
(登録商標名)式の成形機を具えた成形装置では、
発泡体の発泡圧の関係で発泡体の断面に応じた型
部材を用いて成形していた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来のこの種装置によつて例えば第11図a〜
cに示すような発泡体を形成するには、型部片を
3種類準備し、これら300〜400枚の型部片を用い
て無端の型部材を形成するように1枚当り4〜8
本のボルトを着脱する必要があつた。その結果、
1つの下型部材を形成するのに8人で10時間位の
時間を費やすと共に、稼動を一日位、停止させる
欠点があつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明はこのような欠点を除去するため、段差
のある型部材にスペーサ機能を有する無端の耐熱
ベルトを10分以下で極めて容易に着脱できるよう
にし、型部片の交換を皆無とした発泡体の成形装
置を提案するものである。 〔実施例〕 以下に、図面を用いて本発明に係る発泡体の成
形装置の一実施例について詳細に説明する。第1
図は本発明に係る発泡体の成形装置の概略を示す
側面図であり、は型で発泡体Aの断面形状に合
致した空隙を水平面上の型入口1aで形成し、そ
の型出口1bで解消することを繰り返すものであ
る。さらに説明すると、型は二つの無端の上、
下型部材2,3を上下に配置したものであり、上
型部材2は第2図aに拡大して示すようにフラツ
トタイプの型部片2a(スラツト)を多数個内、
外側リンク板4により連結した無端のスラツトコ
ンベア、もしくは図示しないスチールベルト、耐
熱布ベルト等の1種から構成したものである。下
片部材3は第2図bに拡大して示すように型部片
3aに段差部3bを形成したスラツトを多数個の
内、外側リンク板4により連結した無端のスラツ
トコンベアから構成したものである。3cは保護
材で必要に応じて下型部材3の表面、所謂型面に
コーテング、接着等によりゴム、フツ素樹脂層を
形成したものであり、また発泡体Aの面材Bに損
傷を与えるのを防止するためのものである。5は
フリーローラで上、下型部材2,3を少ない摩擦
で移動させるのに有用なものである。6,7は原
動輪で鎖車、あるいは原動輪6のみを図示しない
プーリで形成するものであり、8,9は従動輪で
鎖車、あるいは図示しないが従動輪8のみプーリ
からなり、上、下型部材2,3をオープンベルト
状に巻掛して一定方向(矢印方向)に定速で回転
させるものである。なお、内、外側リンク板4は
型部片2a,3aの対面する面、所謂片面には締
結具の固定用孔、締結具の頭を露出させないよう
に固定したものである。10はフレームで第3図
に示すように、上、下型部材2,3を案内部1
1、レール12を介して回転可能に支持するもの
である。13は受けローラで案内部11に接触
し、上、下部材2,3を案内するものである。1
4,15は温度制御部で上、下型部材2,3を20
〜120℃位に加温しうるものである。16はカバ
ー材でフレーム10の外側を囲んで熱損失を防止
する断熱構造のパネルからなるものである。17
は耐熱ベルトで例えばゴム、合成ゴム、フツ素樹
脂との1種と補強材(繊維)からなる発泡体Aの
発泡圧ではあまり圧縮されない弾性のある無端ベ
ルトからなり、この耐熱ベルト17は第4図に示
すように下型部材3の段差部3b部分をスペーサ
的に充填して下型部材3をこの場合実質上フラツ
トタイプになるように形成するものである。さら
に説明すると、耐熱ベルト17は下型部材3の段
差部3bに容易に着脱できるように下型部材3と
独立して、かつ下型部材3より長く形成し、下型
部材3の左右両端の少なくとも一端より突出(図
では両端)させて回転可能にガイド機構18に巻
回したものである。ガイド機構18は第5図に示
すように下型部材3のほぼ半径に対応する半円形
の軌跡上に下型部材3の幅の少なくとも所定以
上、図では1.5倍以上の軸19を介してフリーロ
ーラ20,21,22を直列に装着し、軸19は
両端を支持板23によつて固定し、この支持板2
3を流体圧シリンダ、図示しないねじ棒等のよう
に直線往復動可能な駆動源24に連結して耐熱ベ
ルト17にテンシヨン付加を容易に行うことによ
つて下型部材3の段差部3bに耐熱ベルト17を
容易に着脱しうるように構成したものである。な
お、フリーローラ21は下型部材3の延長した位
置の左、右端に、フリーローラ22はこれより耐
熱ベルト17の幅以上だけ外側方へ突出させた位
置に配設したものである。25はフリーローラで
第3図に示すように帰り方向の耐熱ベルト17を
下型部材3の段差部3bからあまり離脱しないよ
うに受けると共に、耐熱ベルト17を下型部材3
から離脱したときの載置部としても機能するもの
である。26は収納部で耐熱ベルト17を下型部
材3から離脱して収納するものであり、下型部材
3の外側方で、フレーム10に適宜間隔で配設し
た耐熱ベルト17の幅位の長さの回転子、あるい
は、端なるガイド片から構成したものである。2
7,28は搬送機で例えばロールコンベア、キヤ
タピラ(登録商標名)、ベルト等の1種以上から
なるものであり、搬送機27は発泡体Aの面材B
を型に送給するためのものであり、搬送機28
は発泡体Aを次工程に送出するためのものであ
る。29は発泡体原料供給機、30はガイドロー
ラ、31は成形機で裏面材Cを必要により成形す
るものである。32は基礎である。 次に本発明に係る発泡体の成形装置の動作につ
いて説明すると、いま第11図cに示す発泡体A
を第1図に示す装置で製造すると仮定する。この
場合、耐熱ベルト17はガイド機構18のフリー
ローラ21間に巻回され、かつ下型部材3の段差
部3bに載置された状態で下型部材3の駆動力に
よつて同調して回転するように支持板23を外側
方へ押圧して耐熱ベルト17にテンシヨンを付加
した状態にしたものである。 そこで、搬送機27上にある面材Bに発泡体原
料供給機29から発泡体原料aが吐出され、その
上に裏面材Cが積層され、型入口1aに供給され
る。この状態で型内を通過中に発泡体原料aが
発泡し、面材B−裏面材C間を充填し、型の型
出口1bから第11図cに示す断面の連続帯で送
出される。なお、型内では第4図に示すような
型部片2a−3a間に面材B−発泡体A−裏面材
Cを挟持し、発泡圧が型部片2a,3aに付加さ
れて、面材Bの変形を防止しうるものである。ま
た、第1図に示す装置において、第11図aに示
すような発泡体Aを製造するにはガイド機構18
を中心方向に引き寄せ、耐熱ベルト17を弛緩
し、次にフリーローラ22に耐熱ベルト17の再
屈曲部を移動し、その後で上、下型部材2,3を
矢印方向に回転すれば、下型部材3の段差部3b
に存在した耐熱ベルト17が回転に応じて下型部
材3から分離し、第3図、および第6図に示す位
置に収納されるものである。この構成にすると型
1は第7図に示す断面となり、第11図aに示す
発泡体Aを成形できるものである。なお、上型部
材には傾斜することもできるものである。また、
耐熱ベルト17を装着するには、耐熱ベルト17
の両屈曲部をガイド機構18のフリーローラ22
からフリーローラ21に移動させ、次に駆動源2
4を型の型入口、型出口1a,1b方向に押し
出して耐熱ベルト17にテンシヨンを付加し、次
に上、下型部材2,3を矢印方向回転し、第4図
に示すように下型部材3の段差部3bに耐熱ベル
ト17を収納させるものである。 以上説明したのは本発明に係る発泡体の製造装
置の一実施例にすぎず、下型部材3を上型部材2
より型入口1aにおいて、突出するように形成し
たり、裏面材Cを第8図に示すようにガイドロー
ラ33を複数個、勾配状に配列したり、第9図に
示すように耐熱ベルト17の上に紐状の補強ベル
ト17aを介在し、第11図bに示す発泡体Aを
形成したり、第10図に示すようにガイド機構
8をプーリ34とローラ35からなる構成とする
こともできる。 〔発明の効果〕 上述したように本発明に係る発泡体の成形装置
によれば、1つの剛性型部材に対し耐熱ベルトを
極めて容易に、所謂従前の数百分の1の時間と1
人か2人の作業員で所謂型部材を形成できると共
に、原状型への復帰も極めて簡単となる特徴があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る発泡体の成形装置の一実
施例を示す側面略図、第2図a,bは、型部片の
一例を示す説明図、第3図は第1図イ−イ線にお
ける断面図、第4図は型の一例を示す説明図、第
5図は型入口近傍とガイド機構を示す概略斜視
図、第6図は耐熱ベルトを不使用として収納状態
を示すガイド機構の斜視図、第7図、第9図は型
のその他の実施例を示す説明図、第8図は裏面材
の型入口への案内構成を示す説明図、第10図は
ガイド機構のその他の実施例を示す説明図、第1
1図a〜cは発泡体の一例を示す断面図である。 ……型、2……上型部材、3……下型部材、
3b……段差部、5……フリーローラ、17……
耐熱ベルト、18……ガイド機構、26……収納
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 断面の異なる二つの無端の型部材を上下に配
    置し、順次この型部材が向い合つてほぼ水平面上
    で一方向へ移動する型を成形しその中で発泡体を
    成形する装置において、上下いずれか一方の型部
    材のうち段差のある型部材を多数の分割された型
    部片により形成し、また該型部材の段差部には該
    段差を解消して前記型を任意型断面に形成する無
    端のスペーサ機能を有する耐熱ベルトを前記型部
    材の両端に該型部材から分離して設けたガイド機
    構を介して着脱容易に装着すると共に、前記型部
    材から分離し、かつ型から外側方へ突設した位置
    に着脱容易に上記ベルト不使用時の収納部を設け
    たことを特徴とする発泡体の成形装置。
JP61013544A 1986-01-23 1986-01-23 発泡体の成形装置 Granted JPS62170304A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61013544A JPS62170304A (ja) 1986-01-23 1986-01-23 発泡体の成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61013544A JPS62170304A (ja) 1986-01-23 1986-01-23 発泡体の成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62170304A JPS62170304A (ja) 1987-07-27
JPH0556245B2 true JPH0556245B2 (ja) 1993-08-19

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JP61013544A Granted JPS62170304A (ja) 1986-01-23 1986-01-23 発泡体の成形装置

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