JPS62207609A

JPS62207609A - 発泡体の製造装置

Info

Publication number: JPS62207609A
Application number: JP61050009A
Authority: JP
Inventors: Takashi Ishikawa; 堯石川
Original assignee: IG Technical Research Inc
Current assignee: IG Technical Research Inc
Priority date: 1986-03-06
Filing date: 1986-03-06
Publication date: 1987-09-12
Also published as: JPH0562051B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は合成樹脂発泡体を芯材とし、その表、裏画面に
種々の断面形状に成形した部材を一体に形成した発泡体
を任意厚さに連続して製造するのに有用な発泡体の製造
装置に関するものである。

〔従来の技術〕

一般にこの種発泡体を成形するには、■スチールベルト
■ローラ、■キャタピラの３方式のいずれかを採用して
製造し、かつ板厚、形状は単一品を専用ラインで製造し
ていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

特に、キャタピラ方式ではチェーンとリンク板によって
スラットを支持する構造となっているため、複雑な構造
となり、しがも連結個所が多くガタが多く発生する不利
があった。また、下型材は弛みを防止するためフリーロ
ーラが、レール等を設置していたため、スラットの形状
が限定されるばかりでなく、表面に傷がつく等の不利が
あった。

さらに、上型材は全くの固定ガイド上に型材が装着され
ていたため、単一品しか生産できず、厚さの変更、形状
の変更ができず、しかも機構が複雑で、重く、エネルギ
、コスト等で不利があった。

さらに従前の装置ではガイドローラと型材を受けるロー
ラが同じであったため、より摩耗が激しかった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は下型部材を固定し、かつ上下型部材をスラット
とリンク板のみで連結してチェーンを排除し、その上ガ
イドローラと型受はローラを別個に装着し、型材のガタ
を抑制し、さらに、上型材を上下に変位できるようにし
て任意厚さの発泡体を容易に製造できるようにした発泡
体の製造装置を提案するものである。

〔実施例〕

以下に図面を用いて本発明に係る発泡体の製造装置の一
実施例について詳細に説明する。

第１図は上記発明に係る装置の概略を示す側面図、第２
図は第１図Ａ−Ａ線における切断面図である。図におい
て、上は上型部材で多数の上型部片２をリンク板連結用
プレート３を介してリンク板４．５を固定し、このリン
ク板間にガイド兼用のフリーローラ６を支承し、ガイド
兼用のフリーローラ６の主軸７の一端にカラー８を介し
て弛み防止用ヘアリング９を介して装着したものである
。

なお、これらの組み立て状態は第２図、第３図、第４図
のように構成したものである。特に、リンク板４．５は
チェーン的な機能とリンク連結用プレート装着材、上型
部片２の装着材として機能するものである。刊は下型部
材で上型部材上と同様の構成であり、部材を識別するた
めに、１１は下型部片、ｌｌａはリンク板連結用プレー
ト、１２．１３はリンク板、１４はガイドローラ兼用の
フリーローラ、１５はカラー、１６は主軸、１７は弛み
防止用ベアリングからなるものである。１８．１９はガ
イドレール、２０．２１はボックス台でダクト２２．２
３と上、下型部材上、川を装着するのに役立つものであ
る。２３ｂは固定片でトンネル状架台２４にボックス台
２１を固定するものである。特に、２２ａ、　　２３ａ
はガイド片であり弛み防止ローラのガイドとして機能す
るものである。２５は型で上、下型部材上、利によって
形成される空間であり、２６はボックス台ガイド片で第
５図（ａｌ〜（Ｃ１に示すように適宜個所に上下動する
支持棒２７を支承する構成とし、さらにトンネル状架台
２４にはスライドケース２８をボックス台ガイド片２６
に対応して多数個、装着するものである。

なお、ボックス台２０．２１の長さは２〜５ｍスパンで
ある。２９．３０は原動軸、３１．３２は従動輪、３３
はカバー、３４．３５は搬送機で発泡体の表面材Ｓ、、
面材Ｒ１発泡体Ｂをそれぞれの部位で次工程に搬送する
ものである。

次に本発明に係る発泡体の製造装置の動作について説明
する。いま、第６図（ａｌに示す発泡体を製造すると仮
定する。なお、図においてＳはカラー鋼板、Ｂはポリウ
レタンフォーム、Ｒはアルミクラフト紙からなる複合パ
ネルである。そこで、原、従動輪２９．３０．３１．３
２（スプロケット）が矢印方向に回転し、型部片２．１
１が５０℃に加温され、型２５が第６図（ａ）に合致す
る厚さに設定されている。

この場合、下型部材用は固定されているため、上型部材
上とボックス台２０、ダクト２２を支持棒２７によって
上昇したものである。勿論、リンク板４．５．１２．１
３は従前のチェーン的機能も具備するものである。そこ
で、表面材Ｓ上にポリウレタンフォーム原料Ｂを吐出し
、その上に裏面材Ｒを積層してガイドローラ、延展装置
Ｔを介して型２５に送給し、この型２５を通過中に原料
Ｂが反応、発泡して成形され、その出口から第６図（ａ
）に示す発泡体として連続して送出されるものである。

この場合、上、下型部材上、川はガタがなく、規定寸法
の発泡体が製造できた。また、弛み防止用ベアリング９
．１７は上、下型部材上、刊の弛みを完全に防１しして
いると共に、上、下型部材上、利の変位を抑制していた
。さらに、上、下型部材上、則が従前より軽量、かつ動
力の伝動を直接的にしたため、エネルギーロスもなく、
効率よく製造できる。また、第６図（ｂ）に示すような
発泡体を製造するには支持棒２７を左右、同じ高さまで
上昇させ、次に表面材Ｓ、裏裏面材器間芯材Ｂを積層し
一ζ型２５に送給するとその出口から第６図（ｂ）に示
す発泡体が送出されるものである。

以上説明したのは本発明に係る発泡体の製造装置の一実
施例にすぎず、下型部材をスチールヘルド、ローラ等の
型材で（１４成することもできる。

〔発明の効果〕

一ト述したように本発明に係る発泡体の製造装置によれ
ば、■動力の伝動が直接なため効率がよく、かつ各構成
部のガタが発泡体の寸法に悪影古を与えない。■下型部
材を固定し、上型部材を上下動可能としたため任意厚さ
の発泡体を同一装置で容易に製造できる。■ダクトと上
下型部材ガイド用のボックス台を同一物で構成したため
、ダクトカバー、型材ガイド用部材を別個に設ける必要
がなくコストダウンが図れる。■上下型部材の表面が発
泡体以外と接触しないため、寿命が長く、かつ美しい仕
上面を得ることができる。笠の特徴がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る発泡体の製造装置の一実施例を示
す概略側面図、第２図は第１図Ａ−Ａ線における切断面
図、第３図、第４図はリンク仮、リンク板連結用プレー
ト、ガイドローラ兼用のフリーローラの装着部を示す説
明図、第５図（ａｌ〜（Ｃ１は上型部材、ボックス台ガ
イド片の構成を示す説明図、第６図（ａｌ、（ｂｌは発
泡体、例えば複合板の一例を示す斜視図である。上・・・上型部材、２・・・上型部片、３・・・リンク
板連結用プレート、６・・・ガイドローラ兼用のフリー
ローラ、１７・・・弛み防止用ベアリング、２０．２１
・・・ボックス台、２２．２３・・・ダクト、２５・・
・型、２８・・・スライドケース。第　ｌ　ｒＡ八１上ｉ邦材Ｗ、下型都丁不第２図第３図第＋図第５図ＣＣ）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）二つの型部材をそれぞれ無端に形成して上下に配
置し、順次この型部材が向い合ってほぼ水平面上で一方
向へ移動する型を形成しその中で発泡体を形成する装置
において、前記上下型部材はトンネル状架台内部に上下
に配設し、かつ下型部材はダクトと型材案内も兼ねるボ
ックス台をトンネル状架台に固定して載置し、また上型
部材はダクトと型案内も兼ねる上下動可能なボックス台
に装着し、さらに上下型部材はリンク板と上下型部片に
のみによって無端帯状に形成し、かつ上下型部材のガイ
ドを前記ボックス台に設けたガイドレールと、ガイドロ
ーラ兼用のフリーローラと弛み防止用ベアリングによっ
て行なうように構成したことを特徴とする発泡体の製造
装置。