JPH0555843A - 高周波回路用半導体装置 - Google Patents

高周波回路用半導体装置

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Publication number
JPH0555843A
JPH0555843A JP21202791A JP21202791A JPH0555843A JP H0555843 A JPH0555843 A JP H0555843A JP 21202791 A JP21202791 A JP 21202791A JP 21202791 A JP21202791 A JP 21202791A JP H0555843 A JPH0555843 A JP H0555843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
local
source
gate
drain
Prior art date
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Pending
Application number
JP21202791A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Sakai
幸雄 堺
Michio Tsuneoka
道朗 恒岡
Takeshi Sato
毅 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP21202791A priority Critical patent/JPH0555843A/ja
Publication of JPH0555843A publication Critical patent/JPH0555843A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ローカル緩衝増巾器などの広帯域の高周波回路
用半導体装置に関して、製造上の理由でトランジスタの
しきい値が変動した場合でも、安定した増巾器を提供す
る。 【構成】メインの差動対を構成するトランジスタ13,
14のそれぞれのドレインを電源18に接続し、ゲート
はローカル入力16とし、ソースはローカル出力17と
する。更にトランジスタ11,12のドレインをそれぞ
れトランジスタ13,14のソースに接続し、ゲート及
びソースはトランジスタ15のドレインに接続する。ト
ランジスタ15のゲート及びソースは接地する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はローカル増幅器ならびに
ローカル緩衝増幅器などの広帯域の周波数特性をもつ増
幅器として用いられる高周波回路用半導体装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の高周波回路を集積化した
半導体装置は図3に示すように構成されていた。すなわ
ち、ローカル入力端子6に第1のトランジスタ3、第2
のトランジスタ4のゲートを接続し、この第1,第2の
トランジスタ3,4のドレインどうしを接続するととも
に電源端子8に接続し、さらに第1,第2のトランジス
タ3,4のソースをそれぞれローカル出力端子7に接続
するとともにそれぞれ第1,第2の抵抗1,2に接続
し、この第1,第2の抵抗1,2の他端どうしを接続す
るとともに第3のトランジスタ5のドレインに接続し、
この第3のトランジスタ5のゲートとソースをアースに
接続して構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成とした場
合、半導体装置の製造上から生じるトランジスタのしき
い値が変動し、それに伴って電流の変化が起きたとき、
負荷を構成している第1の抵抗1及び第2の抵抗2によ
る電圧降下が変化するので第3のトランジスタ5のドレ
イン−ソース間電圧VDSが変化してしまい結果としてロ
ーカル緩衝増幅器が動作しなくなるという問題があっ
た。
【0004】これらの制限のために設定したトランジス
タのしきい値の変動に対する生産の歩留まりが極めて低
かった。
【0005】そこで本発明は、トランジスタのしきい値
が変動した場合においても安定したローカル緩衝増幅器
などの高周波回路用半導体装置の生産の歩留まり向上を
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、少なくとも2つ以上のトランジスタで構成
された差動増幅器の第1のトランジスタのソースと第2
のトランジスタのソースを接続するとともに第5のトラ
ンジスタのドレインを接続し、前記第1のトランジスタ
のゲートを第1のトランジスタのソースに接続し、前記
第2のトランジスタのゲートを第2のトランジスタのソ
ースに接続し、前記第1のトランジスタのドレインに第
3のトランジスタのソースを接続すととともにローカル
出力端子とし、前記第2のトランジスタのドレインに第
4のトランジスタのソースを接続するとともにローカル
出力端子とし、前記第3のトランジスタのゲートと前記
第4のトランジスタのゲートをローカル入力端子とし、
前記第3のトランジスタのドレインと前記第4のトラン
ジスタのドレインを接続するとともに電源端子に接続し
たものである。
【0007】
【作用】以上の構成とした場合、全く同じ特性のトラン
ジスタを用いることにより、トランジスタのドレイン−
ソース間電圧VDSは常に3等分されるのでトランジスタ
のしきい値が変動しても安定したDCバイアスを保つこ
とが可能となり、その結果安定したローカル緩衝増幅器
を提供することができ、高周波回路用半導体装置の生産
の歩留まり向上を提供することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0009】図1は本発明による高周波回路を集積化し
た高周波回路用半導体装置の一実施例であり、ローカル
入力端子16には第3,第4のトランジスタ13,14
のゲートが接続され、この第3,第4のトランジスタ1
3,14のそれぞれのドレインどうしは接続されしかも
電源端子18に接続されている。また、この第3,第4
のトランジスタ13,14のソースはそれぞれローカル
出力端子17に接続されるとともに第1,第2のトラン
ジスタ11,12のドレインにそれぞれ接続され、この
第1,第2のトランジスタ11,12のそれぞれのゲー
トとソースは接続され、この接続点どうしが互いに接続
されるとともに第5のトランジスタ15のドレインに接
続されている。この第5のトランジスタ15のゲートと
ソースはアースに接続されている。
【0010】上述のように差動対である第3のトランジ
スタ13と第4のトランジスタ14はローカル緩衝増幅
器19を構成しており、その特性はしきい値−0.4
V、相互コンダクタンス200mS/mm、ゲート幅250
μmのGaAsMESFET(メタルショットキーゲー
ト電界効果トランジスタ)である(以降、トランジスタ
はゲート幅以外、全て同じ特性を有するGaAsMES
FETを用いるものとする。)。第3のトランジスタ1
3のゲート及び第4のトランジスタ14のゲートをロー
カル入力端子16としている。第5のトランジスタ15
はローカル緩衝増幅器19の定電流源であり、そのゲー
ト幅は500μmである。図1に示すごとく、本実施例
においては第1のトランジスタ11及び第2のトランジ
スタ12を用いた。この第1のトランジスタ11及び第
2のトランジスタ12はローカル緩衝増幅器19の負荷
であり、そのゲート幅はローカル緩衝増幅器19を構成
するトランジスタと同様の250μmにしている。そし
てこの状態において第1のトランジスタ11のゲートと
ソースが接続され、第2のトランジスタ12のゲートと
ソースが接続されている。
【0011】このように、ソースファロア型増幅器の負
荷をゲートとソースが接続されているアクティブロード
で構成することによりトランジスタのしきい値が変動し
ても、常に安定したドレイン−ソース間電圧VDSが保た
れ、DCバイアスの変動がなくなり、歩留まりの向上し
たローカル緩衝増幅器を供給することができる。
【0012】実際には図2に示すようにローカル緩衝増
幅器19の入力側にローカル増幅器20を接続し、ロー
カル系の増幅器を構成している。ここで実施例に示すよ
うに、ローカル増幅器20もアクティブロードで構成し
ており、この2つの増幅器はトランジスタのしきい値の
変動に対して全く影響の受けない回路構成にしている。
さらにローカル緩衝増幅器19を構成する第3のトラン
ジスタ13と第4のトランジスタ14は、そのゲート幅
をローカル出力端子17の後段に接続されるダブルバラ
ンスドミキサ回路のゲート幅と同等以上の250μmに
設定しており、ローカル信号の歪を抑制させる効果をも
たしている。また、第1の抵抗21をローカル出力端子
17の間に接続させており、差動増幅器であるローカル
緩衝増幅器19のDCバイアスの安定性をより強固なも
のにすると同時にローカル出力端子17の後段に接続さ
れるダブルバランスドミキサ回路の入力側のトランジス
タのゲートのDCバイアスも安定になるようにしてい
る。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明の高周波回路用半導
体装置は少なくとも2つ以上のトランジスタで構成され
た差動増幅器の第1のトランジスタのソースと第2のト
ランジスタのソースを接続するとともに第5のトランジ
スタのドレインを接続し、前記第1のトランジスタのゲ
ートを第1のトランジスタのソースに接続し、前記第2
のトランジスタのゲートを第2のトランジスタのソース
に接続し、前記第1のトランジスタのドレインに第3の
トランジスタのソースを接続するとともにローカル出力
端子とし、前記第2のトランジスタのドレインに第4の
トランジスタのソースを接続するとともにローカル出力
端子とし、前記第3のトランジスタのゲートと前記第4
のトランジスタのゲートをローカル入力端子とし、前記
第3のトランジスタのドレインと前記第4のトランジス
タのドレインを接続したものであるので、トランジスタ
のドレイン−ソース間電圧VDSは常に3等分されトラン
ジスタのしきい値が変動しても安定したDCバイアスを
保つことが可能となり、その結果安定したローカル緩衝
増幅器を提供することができ、高周波回路用半導体装置
の生産の歩留まり向上を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高周波回路用半導体装置の一実施例に
おける電気回路図
【図2】本発明の第二の実施例における電気回路図
【図3】従来の電気回路図
【符号の説明】
11 第1のトランジスタ 12 第2のトランジスタ 13 第3のトランジスタ 14 第4のトランジスタ 15 第5のトランジスタ 16 ローカル入力端子 17 ローカル出力端子 18 電源端子 19 ローカル緩衝増幅器 20 ローカル増幅器 21 第1の抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2つ以上のトランジスタで構成
    された差動増幅器の第1のトランジスタのソースと第2
    のトランジスタのソースを接続するとともに第5のトラ
    ンジスタのドレインを接続し、前記第1のトランジスタ
    のゲートを第1のトランジスタのソースに接続し、前記
    第2のトランジスタのゲートを第2のトランジスタのソ
    ースに接続し、前記第1のトランジスタのドレインに第
    3のトランジスタのソースを接続するとともにローカル
    出力端子とし、前記第2のトランジスタのドレインに第
    4のトランジスタのソースを接続するとともにローカル
    出力端子とし、前記第3のトランジスタのゲートと前記
    第4のトランジスタのゲートをローカル入力端子とし、
    前記第3のトランジスタのドレインと前記第4のトラン
    ジスタのドレインを接続するとともに電源端子に接続し
    た高周波回路用半導体装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の高周波回路をローカル緩
    衝増幅器とし、このローカル緩衝増幅器の入力端子にロ
    ーカル増幅器を接続した高周波回路用半導体装置。
JP21202791A 1991-08-23 1991-08-23 高周波回路用半導体装置 Pending JPH0555843A (ja)

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JP21202791A JPH0555843A (ja) 1991-08-23 1991-08-23 高周波回路用半導体装置

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